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第064話(軽挙妄動?!)
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「それでは、また厨房をお借りします」
僕はクーフェさんにそう断ると、料理の仕込みを始めようとする。先程部屋に逃げていったポメも戻ってきており、僕の横に大量の野菜を何処からか取り出している。
いつもなんだけど、僕が視線を外して、戻した瞬間に大量のものが出てきているのはビックリする。もうかなりの間、同じことされているのに、中々慣れない。
僕は大きい寸胴鍋に水を張ると、香味野菜というか香りや味の強い野菜を乱切りにしてその中に放り込んでいく。味が染み出しにくい野菜には、隠し包丁を入れて味を染み出しやすくする。
そしてメイン食材である一角兎は、夕飯に使った残りの部分を使うのだが、骨に肉をかなり残しつつ、骨から離れた所は大きめのブロック状に切り出していく。そして肉のかなり残った骨の部分を焦げ付かないようにじっくり焼いてから寸胴鍋に投入する。
厨房には香りの強い野菜と一角兎の肉の香りが混ざり、お腹いっぱい食べた後なのに食欲をそそる香りに包まれる。
「あとは火加減を見るのと適宜灰汁を取っていく作業かな」
肉を煮るとどうしても灰汁が出て、これをきちんと取らないと雑味が多くなって期待する味にならない。また一角兎の肉から旨味を全部抽出するには、かなりの時間煮込む必要がある。
「じっくり煮るから薪より炭のほうが良いんだけど……」
顎に手を当てながら考えていると、急に閃いた。
「よし……召喚!火蜥蜴の精霊!」
僕は火力を弱く持続時間を長くした火蜥蜴の精霊を召喚する。着火のときよりリアリティが低く、若い個体に見える火蜥蜴の精霊が召喚される。
十分な魔力を与えられて召喚された火蜥蜴の精霊は、僕の指示通り竈の中で待機する。
火蜥蜴の精霊は存在するだけで燃えている。しかもその温度はなにかのアクションを取らない限り一定だ。つまり火力調節に丁度良く、一定の温度を常に放出し続けるから都合が良いのだ。
「……精霊召喚だけでもビックリなのに、精霊を焜炉代わりにするって……」
額を抑えながら、奇異なものを見るような目で僕を見て、頭を振るクーフェさん。
「そんなにおかしいことをしているかな……?」
「世界広しと言えど、火蜥蜴の精霊で火加減を調整するとか考える、頭のネジがぶっ飛んだ人間なんて御主人様だけなのです」
クーフェさんと同様にポメも疲れた顔で僕のことをジト目で見る。
「ま、まぁ便利だから良いじゃないか」
「普通は精霊召喚なんて10分も維持できれば良いほうなのです。それを一晩中火の見張りをさせるとか、頭がおかしいにもほどがあるのです」
ポメのジト目攻撃を受けながら火蜥蜴の精霊を見ると、退屈なのかアクビを一つすると、ゴロンと横になって体を丸めて眠ってしまう。魔力もいっぱい与えてもらって満足しているようだ。
「まぁ、寝ててもずっと燃え続けているから寝てても大丈夫か」
僕の意図通りなのは間違いないのでスルーする。
「召喚されて眠りこける精霊って……」
「もう俺らの常識に当てはめると疲れるからやめよう……」
毒気を抜かれたような顔になったクーフェさんとキリクさんは、疲れた顔をしながら部屋に戻っていくのだった。
そして僕たちだけになった厨房で、灰汁を取っては掬うのを繰り替す。僕の足元にいるファングはつまらなくなったのか、竈の側で丸まって寝てしまう。その輪っかの中に入るようにとビークもファングに包まれて寝てしまう。火蜥蜴の精霊の熱が丁度心地よい暖かさのようだ。
僕も単純な灰汁取り作業を続けていたが、疲れてきたのでうまいこと行かないか考え、魔導人形でも作ってみるかと思い立つ。
「まず材料となる鉱物を作り出す……」
僕は両手を前に突き出し、魔粒子が溜まっている魔導器から魔素を抽出し、魔力に変換。そして材料をイメージしながら樹鉱属性の魔導回路に魔力を流し込む。
僕の突き出した両手が交差する点の所に魔力が集約していき、茶色と銀色の光の玉が生み出されて明滅を繰り返す。
そして加工しやすそうで実際目にして触れていた、僕が転生した施設に置いてあった青銀鉱インゴットをイメージしつつ更に魔力を放出していく。
明確な意思を伝えられた魔力が、世界の理を捻じ曲げ事象を発露させる。茶色と銀色の光の玉が不定形から定形へと姿を変えていく。まるでスライムが身を震わせるようなウニョウニョとした動きをしながらインゴットの形へと姿を変えていく。
そして僕のイメージが魔力を媒体に事象を完全に具現化する。
ゴカンッ
硬く重い金属が床に落ちて鈍い音が響く。
僕は落ちたそれを軽く拾い上げようとするが、思ったより重くて持ち上げるのに力が必要だった。力を入れて持ち上げながら、成功したことに安堵する。
「うん。なんとなく成功したような気がする」
僕が振り向いてポメを見ると、ポメは目と口を見開いた面白い顔をしながら、まるで時間が止まったかのように固まっている。
「おーい、ポメ?これの成分を調べてほしいんだけど?」
僕が声をかけるが、面白い顔のまま固まっている。
「なななななななな何しているんですかっ!御主人様!!」
面白い顔のまま、口だけが別の生き物のように動いて言葉を紡ぐ。いつも直ぐに毒舌を吐いてくるポメにしては新鮮な感じだ。
「んあ?青銀鉱インゴットを作ってみたんだけど。これちゃんと青銀鉱になってるかなぁ?」
「そうじゃなくてっ!無から有を生み出すとか!ありえないのです!!」
「えー?でも普通の魔法も無から有を生み出してるじゃない。火とか氷とか」
「火は発火という自然現象、氷は凝固という自然現象を利用したのであって、無から有を生んでるわけではないのです!」
「じゃぁ石礫は?」
「石礫は地面の土や岩を圧縮した塊を使うか、近辺から手頃な岩を引き寄せて射出する魔法なのです!」
「あれ?石を作り出して射出するんじゃなかったっけ?」
「そんなのは無理なのです!無から有を作り出すなぞ、神の所業なのです!」
「本気かー。まぁ、出来ちゃったものは出来ちゃったんだから、出来るって言うことで」
「……その調子でバカスカ作ってたら、世の中の相場が激変してしまうのです。そして、それを売るだけで数ヶ月働かなくても生活できてしまうのです」
肩をがっくり落としたポメが疲れた声で呟く。そして僕の作った青銀鉱インゴットを重さを感じさせずに手に取ると、更に大きなため息をつく。
「極上品の混じりっ気の無い完璧すぎる青銀鉱インゴットなのです。しかも魔力から作られたせいか、魔力の伝導率が尋常じゃないのです」
「じゃぁ、成功ということで。これだけだと魔導人形を作るのに足りないから。えいっ」
「ちょっ!まっ!待つのです!御主人様!!」
一回やってコツを掴んだ僕は、一気に魔力を使って青銀鉱インゴットを生成する。
ゴガガガガッ!ガキンッキンッキンッ!!
僕の突き出した手の先から、幾つもの青銀鉱インゴットが生成されて床に積み上げられる。
「ん?ポメ、何か言った?」
「もう良いのです……」
目の前にできた青銀鉱インゴットのピラミッドに満足する僕と、目から滂沱と涙を流しながら呆れ果てるポメ。
「ちなみに、それ1本の価格はご存知なのです?」
「え?知らないよ。売っているの見たこと無いし」
「……最低でも金貨10枚なのです」
「え゛?!本気?」
「本気なのです」
「じゃぁ、これだけあったら?」
「……金貨150枚なのです」
確か金貨は1枚で10万円相当だから……1,500万円?!あーうん、田舎に家建つね。
軽挙妄動はいけないなぁ。でもやってしまったものは仕方ないので有効活用しようとポジティブに僕は考えるのだった。
僕はクーフェさんにそう断ると、料理の仕込みを始めようとする。先程部屋に逃げていったポメも戻ってきており、僕の横に大量の野菜を何処からか取り出している。
いつもなんだけど、僕が視線を外して、戻した瞬間に大量のものが出てきているのはビックリする。もうかなりの間、同じことされているのに、中々慣れない。
僕は大きい寸胴鍋に水を張ると、香味野菜というか香りや味の強い野菜を乱切りにしてその中に放り込んでいく。味が染み出しにくい野菜には、隠し包丁を入れて味を染み出しやすくする。
そしてメイン食材である一角兎は、夕飯に使った残りの部分を使うのだが、骨に肉をかなり残しつつ、骨から離れた所は大きめのブロック状に切り出していく。そして肉のかなり残った骨の部分を焦げ付かないようにじっくり焼いてから寸胴鍋に投入する。
厨房には香りの強い野菜と一角兎の肉の香りが混ざり、お腹いっぱい食べた後なのに食欲をそそる香りに包まれる。
「あとは火加減を見るのと適宜灰汁を取っていく作業かな」
肉を煮るとどうしても灰汁が出て、これをきちんと取らないと雑味が多くなって期待する味にならない。また一角兎の肉から旨味を全部抽出するには、かなりの時間煮込む必要がある。
「じっくり煮るから薪より炭のほうが良いんだけど……」
顎に手を当てながら考えていると、急に閃いた。
「よし……召喚!火蜥蜴の精霊!」
僕は火力を弱く持続時間を長くした火蜥蜴の精霊を召喚する。着火のときよりリアリティが低く、若い個体に見える火蜥蜴の精霊が召喚される。
十分な魔力を与えられて召喚された火蜥蜴の精霊は、僕の指示通り竈の中で待機する。
火蜥蜴の精霊は存在するだけで燃えている。しかもその温度はなにかのアクションを取らない限り一定だ。つまり火力調節に丁度良く、一定の温度を常に放出し続けるから都合が良いのだ。
「……精霊召喚だけでもビックリなのに、精霊を焜炉代わりにするって……」
額を抑えながら、奇異なものを見るような目で僕を見て、頭を振るクーフェさん。
「そんなにおかしいことをしているかな……?」
「世界広しと言えど、火蜥蜴の精霊で火加減を調整するとか考える、頭のネジがぶっ飛んだ人間なんて御主人様だけなのです」
クーフェさんと同様にポメも疲れた顔で僕のことをジト目で見る。
「ま、まぁ便利だから良いじゃないか」
「普通は精霊召喚なんて10分も維持できれば良いほうなのです。それを一晩中火の見張りをさせるとか、頭がおかしいにもほどがあるのです」
ポメのジト目攻撃を受けながら火蜥蜴の精霊を見ると、退屈なのかアクビを一つすると、ゴロンと横になって体を丸めて眠ってしまう。魔力もいっぱい与えてもらって満足しているようだ。
「まぁ、寝ててもずっと燃え続けているから寝てても大丈夫か」
僕の意図通りなのは間違いないのでスルーする。
「召喚されて眠りこける精霊って……」
「もう俺らの常識に当てはめると疲れるからやめよう……」
毒気を抜かれたような顔になったクーフェさんとキリクさんは、疲れた顔をしながら部屋に戻っていくのだった。
そして僕たちだけになった厨房で、灰汁を取っては掬うのを繰り替す。僕の足元にいるファングはつまらなくなったのか、竈の側で丸まって寝てしまう。その輪っかの中に入るようにとビークもファングに包まれて寝てしまう。火蜥蜴の精霊の熱が丁度心地よい暖かさのようだ。
僕も単純な灰汁取り作業を続けていたが、疲れてきたのでうまいこと行かないか考え、魔導人形でも作ってみるかと思い立つ。
「まず材料となる鉱物を作り出す……」
僕は両手を前に突き出し、魔粒子が溜まっている魔導器から魔素を抽出し、魔力に変換。そして材料をイメージしながら樹鉱属性の魔導回路に魔力を流し込む。
僕の突き出した両手が交差する点の所に魔力が集約していき、茶色と銀色の光の玉が生み出されて明滅を繰り返す。
そして加工しやすそうで実際目にして触れていた、僕が転生した施設に置いてあった青銀鉱インゴットをイメージしつつ更に魔力を放出していく。
明確な意思を伝えられた魔力が、世界の理を捻じ曲げ事象を発露させる。茶色と銀色の光の玉が不定形から定形へと姿を変えていく。まるでスライムが身を震わせるようなウニョウニョとした動きをしながらインゴットの形へと姿を変えていく。
そして僕のイメージが魔力を媒体に事象を完全に具現化する。
ゴカンッ
硬く重い金属が床に落ちて鈍い音が響く。
僕は落ちたそれを軽く拾い上げようとするが、思ったより重くて持ち上げるのに力が必要だった。力を入れて持ち上げながら、成功したことに安堵する。
「うん。なんとなく成功したような気がする」
僕が振り向いてポメを見ると、ポメは目と口を見開いた面白い顔をしながら、まるで時間が止まったかのように固まっている。
「おーい、ポメ?これの成分を調べてほしいんだけど?」
僕が声をかけるが、面白い顔のまま固まっている。
「なななななななな何しているんですかっ!御主人様!!」
面白い顔のまま、口だけが別の生き物のように動いて言葉を紡ぐ。いつも直ぐに毒舌を吐いてくるポメにしては新鮮な感じだ。
「んあ?青銀鉱インゴットを作ってみたんだけど。これちゃんと青銀鉱になってるかなぁ?」
「そうじゃなくてっ!無から有を生み出すとか!ありえないのです!!」
「えー?でも普通の魔法も無から有を生み出してるじゃない。火とか氷とか」
「火は発火という自然現象、氷は凝固という自然現象を利用したのであって、無から有を生んでるわけではないのです!」
「じゃぁ石礫は?」
「石礫は地面の土や岩を圧縮した塊を使うか、近辺から手頃な岩を引き寄せて射出する魔法なのです!」
「あれ?石を作り出して射出するんじゃなかったっけ?」
「そんなのは無理なのです!無から有を作り出すなぞ、神の所業なのです!」
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「……その調子でバカスカ作ってたら、世の中の相場が激変してしまうのです。そして、それを売るだけで数ヶ月働かなくても生活できてしまうのです」
肩をがっくり落としたポメが疲れた声で呟く。そして僕の作った青銀鉱インゴットを重さを感じさせずに手に取ると、更に大きなため息をつく。
「極上品の混じりっ気の無い完璧すぎる青銀鉱インゴットなのです。しかも魔力から作られたせいか、魔力の伝導率が尋常じゃないのです」
「じゃぁ、成功ということで。これだけだと魔導人形を作るのに足りないから。えいっ」
「ちょっ!まっ!待つのです!御主人様!!」
一回やってコツを掴んだ僕は、一気に魔力を使って青銀鉱インゴットを生成する。
ゴガガガガッ!ガキンッキンッキンッ!!
僕の突き出した手の先から、幾つもの青銀鉱インゴットが生成されて床に積み上げられる。
「ん?ポメ、何か言った?」
「もう良いのです……」
目の前にできた青銀鉱インゴットのピラミッドに満足する僕と、目から滂沱と涙を流しながら呆れ果てるポメ。
「ちなみに、それ1本の価格はご存知なのです?」
「え?知らないよ。売っているの見たこと無いし」
「……最低でも金貨10枚なのです」
「え゛?!本気?」
「本気なのです」
「じゃぁ、これだけあったら?」
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