聖職より堕ちた教師 純一の場合

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取り残され苦悶する教師ーそして回想 青春時代へ SIDE:純一

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シャワーブースの扉がしまり生徒の姿が磨りガラス越しのシルエットとなった瞬間、純一の体勢がガラッと変わる。

背筋を伸ばし、足を肩幅に広げた礼を取る姿から、ケツをギュッと絞め、内股になり、上半身が腰を中心にくねるという情けない姿になる。

男らしい筋肉美の姿には不似合いな体勢だが、本人は大真面目だ。

下半身を襲う排泄したいという衝動、そして切ない苦痛。

表情が苦悶に歪んでいる。

下腹部は膨れ、キュルキュルと音がしている。

今すぐにぶっぱなしたい衝動が沸き起こる。

だが、若者は耐える。

必死で。

教師として、大人として、男として、せめてもの矜持を保っているのだ。

もう既にボロボロに切り裂かれた矜持だったが、、、

凛々しく男らしい顔を鬼のような形相に歪めながら外へ出るタイミングを待つ。

本当は今すぐに排泄したい。

シャワーブースの扉を開け、目の前のトイレに飛び込みたい。

だが、必死の形相で耐える。

すぐに飛び出せば、まだそこにいる生徒達はその姿を指差し笑うだろう。

そして、排泄の音を聴いて笑い、臭いを嗅いでクセェとさらに笑う。

分かっている。

だから先ほども歯を食い縛り耐えた。

本当は、漏らす一歩手前の状態で、トイレに行くことを嘆願したかった。

しかし、そんなことをしようものなら、、、

浜田なら「漏らせっ!」と言いかねない。

浜田の言動を純一は予想できない。

時に異常に優しく、時に異常に厳しい。

もし、浜田に、あの低い声で厳しく命令されたら、自分は漏らしてしまうだろう。

ケツの穴から汚れた水を噴射し、足を汚し、床を汚してしまうだろう。

それを生徒達に間近で見られる。

そして更なる屈辱、罵声、嘲笑を受けるのだろう。

そして何よりも情けないのが、その蔑みの声を聴き、自分が間違いなく、欲情を高め、暗い喜びに身もだえてしまうことだ。

自分自身の堕ちきった姿。。。

その姿だけは避けたい。

もう堕ちるところまで堕ちきっているのだが、、、

だが、せめてもの矜持であった。

だから、屈辱的な腰振りダンスにも必死で耐え、腹を襲う苦痛を我慢した。

磨りガラスの向こう、ようやく人影が消える。

純一に余裕があれば、影が3人ではなく4人であるということに気付いたはずだ。

しかし、そこまでを必死な状態の若者に求めるのは酷だ。

やがてロッカールームの扉が閉まる音がした。

純一はブースの扉を勢い良く開け、目の前の教員用のトイレに飛び込む。

純一は、想像もしていないが、そのトイレの隣に位置する用具入れに、純一の可愛がるサッカー部の部員が潜んでいた。

便座の蓋を開けるのももどかしくケツを便器にのせ、排出する。

下腹を襲っていた苦痛が軽減されていき、ホウッと大きな溜め息をつく。

見られずに済んだ。

いったんは排泄が終わる。

トイレットペーパーを取り掛け、純一は手を止める。

一度では済まないか、、、

ウォシュレットの操作をし、ケツの穴にあてる。

清潔になるまで、洗浄を続けるのだ。

同時に腹をマッサージする。

途中で出すなと言っておきながら、生徒はシャワーの放水を止めなかった。

水が奥まで達しているのは、浜田達も分かっているはずだ。

彼らの前で行為中の粗相をすることは避けたかった。

少しでも絞り出さないと、、、

そして、さらに純一が情けなかったのは、そんな状況でも頭をもたげて我慢汁を流し続ける股間の自分自身の分身の姿だ。

心の中に期待している自分がいる。

理性から解放されて思い切りよがり声を上げ、肉体を思う存分いじくられ、浜田の身体にしがみつき、何度も絶頂を向かえたい自分がいるのだ。

彼の教師としての意志と浜田から与えられる肉体の快楽を欲する身体の意志が、お互いを押さえつけようと純一の中でせめぎあっているのだ。

今日、土曜の午後もそうだった。

今の教師としての純一が唯一心を解放するできるサッカー部の活動。

彼を慕うかわいい生徒と共にトレーニングにいそしむ。

組を分けて行うハードな練習も、身体を休めることなく全ての組に参加し、身体を酷使した。

しかし、教師としての純一にとって、それは、嬉しい時間だった。

キツいようと言いながらも、食らいついてくる部員達。

身体を動かし、汗を流す喜び。

永遠に続いて欲しい。

だが、無情にも時間は過ぎ、部活の終了時間は近付いてくる。

「最後に気合を入れて、校庭5周。気合掛けは、水島ッ」

純一は部員の中でも特に部活に熱心で、自分に懐いてくれている水島に向かって言った。

陽が落ちていく。

ランニングを終え、解散。

他の運動部員達も去った。

だからグラウンドには純一だけだ。

純一は、ぐっと身体を伸ばすストレッチをした後、全力で校庭を疾走した。

部活帰りの生徒が、道路からフェンス越しに疾走する若き青年教師の美しい姿に見とれている。

純一は、部活で疲れた身体をさらに追い込むようにまるで自らを追い詰めるように走る。

ジリジリと身体の下部の奥底から頭をもたげてくる焦燥に似た感覚を抑えるためだ…

煩悩…

肉欲に塗れた煩悩…

自分自身の身体の奥底が欲するもの、、、

純一の理性は己の性欲を煩悩と呼ぶ。

何故、性欲などというものがあるのだろう…

純一の中の理性が言う。

無理せず素直に身を任せろ、、、

純一の中の煩悩が言う。

夕闇が迫ってくる。

それでも純一はトレーニングを終えなかった。

陸上部がトレーニングに使うラインでの反復横飛び…ゆっくりと時間をかけた腕立て伏せ…そして、長身の体を反り返してのブリッジ…股も避けよといわんばかりの開脚ストレッチ…腕の振るえも気にせず必死の形相で何度も何度も繰り返した懸垂…

トレーニングメニューもなにもなく、ただ己の身体を疲れさせ、煩悩を押さえるための鍛練の数々。

純一の顎から汗がしたたり落ちる。

サッカーシャツも汗に濡れ身体にへばりついている。

肉体の酷使。

だが、煩悩は去らない。

純一の中のジリジリした感触は納まらない。

用務員さんがやって来て、そろそろ時間ですと告げる。

いつまでもトレーニングをしているわけにはいかないのだ。

純一は、とうとう諦め校庭を後にし教員室に向かう…

噴き出る汗をスポーツタオルで拭いながら…

股間が己の理性に反し、うずうずと力と存在を膨らませ、歩きにくくなるのを感じながら…

どうしちまったんだ…俺は…

もう何度繰り返したかわからない自問をする。

答えはない。

自分のこの数か月の変化。

それを責める教師としての理性。

肉体の喜びに身を浸すことの快感を喜ぶ精力に溢れた若者としての本音。

理性と本心が真逆になりせめぎ合っている不安定な状態。

純一の精神と肉体は分離していた。

校舎か近付くにつれ気分は重くなる。

グラウンドから教員室に続く扉を開けた。

教員室には間もなく定年の宮田が居る。

純一は不自然に膨らんだ股間を悟られぬよう、スポーツタオルで前部を隠す。

そのボリュームのある股間。

中学の後半くらいから部活や合宿、修学旅行でデカいデカいとからかわれてきた。

もちろんその頃の純一は恥ずかしかったが、確かに風呂で同級生や先輩たちのものを見ると自分のものが大きく、立派な存在感を示している自覚はあった。

現在の状態では、邪魔でしかなかったが。

いつものことだが、宮田は今日は自分が当番のはずの最終セキュリティの確認を純一に任す。

純一にとっては望むところだった。

早く一人になりたかったのだ。

一人で教員室でゆっくりしたかった。

教員用ロッカーが近づくにつれ心臓がバクバクしてくるのが解る。

教師としての理性は不安を感じ、若き青年としての本能は期待している。

真っ二つに分かれた心。

彼には似つかわしくない怯えたような何かを期待するような複雑な表情。

生徒達が知っている爽やかさはない。

ロッカー室に入る。

ソファの下の生徒に気付く余裕はない。

来生と名札のあるロッカーの扉を開ける。

まず純一はスマホを取り出した。

ラインには新着メッセージはなかった。

他のアプリも確認する。

浜田は、ライン、インスタ、ショートメッセージと手段を決めず、送ってくる。

息が粗くなる。

確認したが彼らからのものはない。

ほうっと大きな溜め息をつく。

今夜はゆっくり過ごせるだろうか…

だが、下半身は満足してない…

この数日、浜田、菊池、栗山は近づいてこなかった。

連絡もない。

校内で彼らの姿を見かけ、ズキンと胸が高鳴ったこともあるが、純一からは近付かなかった。

高ぶる下半身を無視し、場を立ち去った。

一方で、彼らと会わないと言うことは、この数日間、禁欲していたということでもある。

煩悩を否定する理性は肉欲をも否定し、自慰行為を避けた。

そして煩悩は、生徒からきつく言い渡された自慰行為の禁止を頑なに守っている。

その結果、どんなに身体が火照ろうとも、下半身が荒ぶろうとも、両手を下におろすことはせず、耐えたのだ。

意志と煩悩が珍しく一致したのだ。

だが、結果として、若い肉体の性欲はギリギリまで高まっている。

ストイックすぎるほどの生活をしていた以前の純一ならば、この程度の禁欲期間は当たり前だった。

だが生徒の手により肉体の喜びを開放された今、禁欲生活は苦痛でしかなかった。

会いたい…弄られたい…出したい…

それが身体の本心だ。

純一はそんな己が情けなかった。

急にロッカールームの扉が開く。

宮田が先に帰ると伝えに来たのだ。

純一はスポーツタオルを股間の膨らみを隠すため、不自然な位置に持っていった。

短く挨拶をすると宮田は消えた。

鞄なしで登下校をする宮田はこのままさっさと学校を後にするだろう。

一人きりの時間の始まり。

教員室のセキュリティロックは掛けたと言っていた。

この時間には、まず教師は戻ってこない。

来たとしても己の机から忘れ物をとるだけで、ロッカー室には来ないだろう。

何より、立派なデスクがあるので、このロッカー室は少人数の教師しか利用していない。

だから、気を遣うこと無く一人きりで居られるのだ。

自宅も生徒達に知られてしまっている今、本当に一人でくつろぐことができるのはこの空間だけだ。

この教員用ロッカールームが純一にとっての聖域なのだ。

もっとも、ソファの下に水島が潜んでいたのだが、純一は知らない。

ぐったりと力を抜く。

純一は何も考えたくなかった。

ただぐったりとしていたかった。

今日は、このままここに泊まってしまおうか…

シャワーも、トイレも、仮眠用ソファもある。

だが、いきなりの呼び出しがあったら…

急に家に訪ねてこられたら、、、

そもそも、教師が用もなく無断で学校に泊まってもいいのか…

筋肉は疲れ切っている。

身体も汗と校庭の砂ぼこりで汚れている…

考えるのは後にしてまずはすっきりしよう。

シャワーを浴びよう。

教師はおもむろに立ち上がると、サッカーシャツの裾に手をかけた。

シャツ、サッカーパンツを降ろし、靴下も脱ぐ。

そして、身に着けることに抵抗感が薄れつつある褌の捩った紐を解き始める。

程なく勢いよく屹立した自分自身の分身が布を跳ね退けて現れる。

純一は、そんな自分自身が情けない。

こんな時、自分の逸物が人並みより大きいということが呪わしくなる。

鎮まれッ…

鎮まれっ…

何度か平手打ちにする。

だが鎮まらない。

そうだ…シャワーの冷水だ。

純一はロッカーの中に置かれた新しいタオルを手に取ると、全裸のままシャワールームに向かった。

彼としては自分の聖域となったと思いこんでいるこのロッカールームで秘部を隠す必要を感じていなかったのだ。

ソファの下からくまなく見られていることも知らずに。

おっ立った逸物を隠すこともなく、美しい姿態を無防備に晒したままロッカールームを横切る。

ドアの横にタオルを掛け、純一はシャワーブースに入る。

まずは冷水だ。

冷水が迸る。

トレーニングで疲れた身体に心地いい。

全身にざっとかけた後、猛りの衰えない肉棒とその周囲にゆっくりと水を掛け、深呼吸をする。

おさまれ、、、

おさまれ、、、

ようやく逸物は力を失い、頭を下げ始めた。

猛りが収まってきたのだ。

それを確認すると純一は、水の温度を上げ適温にするとゆっくりと全身にシャワーを浴びせる。

筋肉がほぐれていく。

平穏な一時…

いったんシャワーを止め備え付けのボディシャンプーを手に届く範囲に塗る。

マッサージも兼ね、筋肉をいやすようにゆっくりと揉みほぐしながら…

そして、再び、お湯を全身に掛ける。

ボディシャンプーの泡とともに、汗と汚れが落ちる。

純一のトレーニングでパンプアップされた胸筋、腹筋、大腿筋に透明なお湯が流れていく。

至福の時間。。。

純一はリラックスしきっていた。

ぼんやりと自分ひとり、、、と思い込んでいる時間に浸っていた。

身体にゆっくりとシャワーの飛沫を浴びながら、、、

その時、扉が乱暴に開いた。

驚いて振り向くと、そこに、屈強な身体を持つ野性的な風貌の生徒が立っていた。

何故…何故…浜田が、ここに…このロッカールームに…

生徒の登場に、教師としての理性は、毅然としなければ、この無礼を咎めなければ、、思う。

しかし、本能は目の前に立つ太い眉と鼻、鋭い眼、雄っぽい顔立ち、格闘技で鍛えた骨太の体格を持つ生徒の姿に喜び惹かれ、このあとに続くはずの時間を期待し始める。

出来ることなら抱きつきたい程の衝動も起こる。

その証拠に純一の下半身が再び猛り始めた。

今夜も理性が煩悩に負け始めたのだ。

「よぉっ、元気だったか?純一」

教え子とは思えない無礼な言葉に理性は反発するが、本能はその言葉、そして浜田の声を愛撫のように感じ、身体の芯をゾクッとした痺れに似た快感が駆け抜ける。

そして、いつものように頭がジンジンとかき乱され、性欲が理性を打ち破る。

猛烈に肉体が反応を始める。

「ちんたら水浴びしてんじゃねーよっ」

続けざまの罵声は純一の理性にとっては屈辱だが、本能にとっては前戯と同じだ。

そして肉棒を握られ、脳天まで駆け上がる快感を覚える。

待っていた…

これを待っていた…

純一の理性が否定したい本能が喜ぶ。

エロ教師ッ…性欲の塊…

耳を覆いたくなる罵りの言葉。

悔しい…恥ずかしい…やめてくれ、、、そう思うのと同時に、投げ掛けられた言葉に暗い喜びを感じ、理性に向かい、その通りだ、早く諦めて己に素直に生きろと詰め寄る自分が居る。

理性と本能は真逆に反応している。

そして肉体は、本能…性欲に従う。

「センセイ、この学校のセキュリティ、ヤバいよ。宮田のヤツ、最終セキュリティボタン押してんのに、先生に用があるって言ったら、あっさり教員室にいれてくれた。危機管理が甘いなぁ」

栗山の言葉に、「あぁ、、、」と天を仰ぎたくなる。

それで、浜田達はこのロッカールームに入ってこれたのか。

守られていると思っていたのに。

が、肉体は喜ぶ。

浜田の号令、屈辱的な声掛けに、服従の姿勢を取り、ひたすら大声でオーッと答え続ける。

身体の芯が痺れるような焦れるような感覚が脳みそを駆け巡り、興奮で息が粗くなる。

屈辱的なシャワ浣の強制、それに続く直腸に水を入れたままの腰ふりダンスの強制…

肉体の喜びは、まだ本番が始まったわけでもないのにドンドン高ぶる。

「よしっ、そこまでだ。今日はお前の好きなあそこで可愛がってやる。支度が出来たらさっさと来いよッ」

排泄欲の苦痛に耐えながらも、扉が閉められる際に掛けられた言葉に、さらに期待している自分。



シューッ、、、

最後に尻回りを清潔にするためのウォシュレットを終え、トイレットペーパーで拭う。

最初はそんなことを信じられず、生徒に強要され気が狂うような屈辱を覚えながらしたシャワ浣。

だが、いつの間にかそのやり方には慣れてしまっていた。

むしろ、シャワ浣で手を抜き生徒たちの肉棒に己の汚れを微かにこびり付かせ、汚いと野次られる恥ずかしさに比べればましだと思うようになっている…

「ほら、センセイ、力を抜いて、、、ゆっくり息をして、、、そしたらお尻もほぐれて良く水を飲み込むよ、、、」

栗山、、、10歳近く年の離れた生徒にシャワ浣を教え込まれた。

いつのまにか上手くなっている。

そんな自分を喜んでいいのか悪いのか…

汚物が流され自分の秘孔の奥が綺麗になったのを確かめ、シャワーブースに戻り転がったノズルと本体を元に戻す。

その間も股間はギンギンに反応したままだ。

落ち着く気配もない。

もうタオルで前を隠す気もなく、生まれたままの姿で自分のロッカーの前に行く。

開かれたままのロッカーに置いてある鞄の中から折りたたまれた白地の布を手に取る。

替えの褌だ。

さっと布を開く。

長い長方形の純白の生地。

2つに折り、片方の端を肩から背中にかけ、そのまま下に降ろした生地でオッ立った大きな逸物を臍下に押し付けて被い、もう片方の端を股の間から双尻の間へと回す。

褌の結び方も手慣れたものになった。

あの日。

教師の矜持を守るためのささやかな抵抗をしたあの日。

嫌な顔をされても、まさか怒らせるなど思っていなかった。

だが命令無視を怒り、鬼のような形相になった浜田。

キレた生徒にいきなり激しい平手打ちを純一は食らい、鳩尾を拳で打たれ、足をキックで払われた。

格闘技に長けているだけあって見事なローキック。

身長の高い純一の身体が、宙を舞い、受け身を取る暇もなくコンクリートの床に打ち付けられた。

その衝撃に息を詰まらせる。

浜田は、無表情で床に転がる純一に近付くと、純一の服を引きちぎっていった。

ジャケットが裂ける、、、続いてシャツのボタンがブチブチっと音を立て外れ、まるで包装紙のように簡単にグチャグチャに剥がされる。

続いて、ベルトに手がかけられる。

やめて、、、やめてぇ、、、

教師の叫びを無視して荒々しく引きちぎるようにベルトを外し、ズボンもあっさりと脱がされる。

白いタンクトップも引き裂かれる。

靴や靴下も剥ぎ取られる。

抵抗すると容赦なく重い平手打ちが放たれ、純一の動きを止める。

教師が生徒の手により、スーツから裸に剥かれていく。

最後に残ったのは浜田を怒らせた紺色のボクサーパンツだ。

                 ※
「純一、さっさと褌一丁になれっ」

「褌?今日は登校日だから褌は着けてこなかったよ」

この浜田の父が所有する廃ビル、間もなく取り壊される廃ビルの最上階に着いたときの会話。

「はぁ?」

「ボクサーパンツを履いてるよ」

「ふざけんなっ!」

浜田は、いきなりキレた。

                       ※
諍いの原因となったボクサーパンツを除き素っ裸に剥かれた教師。

浜田は凄まじい形相で、その紺のボクサーパンツに手を掛けるとビリッと一瞬で引きちぎった。

純一の股間が露になる。

こんなときでも勃起している。

純一は心の底から怯えていた。

目の前に立つ猛者に圧倒されている。

その怒りの形相、震える大柄の体が心底恐ろしかった。

浜田が近付いてくる。

悲鳴を上げたかったが、体が動かない。

浜田は無言のまま、全裸で床に転がる純一の、尻に、脇腹に、背に蹴りをいれる。

ガスッ、、、ガスッ、、、

鈍く思い音。

続けざまの暴力に思わず悲鳴を上げる。

「ヒッ、、、すまないっ、すまないっ、ヒッギャッ、、、許してくれっ!、、、イヤだぁ、、、やめて、、、おねがいだぁ、勘弁してくれぇ、、、」

純一は、惨めな嘆願の悲鳴を上げながら、床を転がる。

なぜこんなに生徒が怒るのか解らない。

防御しようと身体を動かすと、先に読んでそこに攻撃が来る。

惨めに悲鳴に近い声を上げ転がり続けることしか出来ない。

「やべえよ、純一、謝れ。浜さん、こうなると手がつけられない」

「浜田さん、落ち着いてっ。センセイも転がってないで、早くちゃんと謝って」

菊池・栗山が浜田をどうにか押さえ、純一は、恥も外聞もなく素っ裸のまま土下座をした。

「許してくれっ、この通りだ。許してくれ」

動きを止めた浜田。

ホッとしたように力を緩める菊池と栗山。

だか、怒りのオーラを纏いながら浜田は、ゆっくりと土下座をする純一に近付く。

手を伸ばし髪を掴んで純一の顔をぐいと上げる。

純一は脅えている。

生徒の気迫に呑まれている。

「ゆ、許してくれ、、、頼む、俺が悪かった、、、フンドシは必ずつける、、、これからは必ず、、、信じて、、、おねがい、、、信じてぇぇぇ、、、」

生徒は無言だ。

だから、恐ろしい。

浜田は、掴んだ純一の髪をさらに持ち上げ、横に全力で投げる。

ウキャァッ、、、、

純一は、惨めな悲鳴を上げ、無様に仰向けに転がる。 

転がった純一の両足の間に浜田は進み、内側からまず右足首、続いて左足の脛を蹴り、純一は大股を開く格好となる。

その瞬間、純一の股間に重い衝撃が走った。

浜田が革靴で2つの睾丸が収まる袋を踏みつけたのだ。

激痛。

ガッギャッギッィぎぃヒィぁアおぁぁぁぉウおぉあぉぉがギギぃぁぁぉぉはぅぉぉぉ・・・・

とんでもない悲鳴、絶叫をあげたと、あとで栗山から聴かされた。

鍛えられた均整のとれた裸体が浜田に踏みつけられた部分を中心に跳ね上がる。

その瞬間、踏みつけた浜田の革靴の下からビュルルルルルと白い液体が凄まじい勢いで吹き出し、腹、胸はおろか、顔までも汚したらしい。

純一はその瞬間をはっきりとは覚えていない。

ただし、それまで味わったことのない激痛が脳髄まで駆け上がると同時に、とんでもない快感も同時に身体を駆け抜ける、いや、身体が快楽の爆発したようなとんでもない快感を味わったような記憶がある。

絶叫にも似た悲鳴を上げ、射精をしながら純一は白眼を剥き、失神してしまったのだ。

栗山の言葉によれば、口の端からはヨダレと白い泡が吹き出していたらしい。

そう…生徒に暴行を受けながら、股間はずっと立ったままだったのだ。

失神したあとの記憶は頬を張られる痛みを感じたところから戻る。

目の前に浜田がいる。

まだ意識がもうろうとしていた純一は浜田にすがり付き、言うことを聞くから、言い付けは守るから、優しくして、、、と言ってしまった。

言い終わったあと完全に正気を取り戻した純一は、何てことを口走ったのだと浜田から離れようとしたが、浜田はグイッと純一を抱き締め、唇を奪った。

そして、純一は、力を抜き、生徒に身を任せたのだ。

ずきずきと股間が痛むが、痛みの中でも逸物は屹立した。

菊池と栗山が呆れたように見守る中、純一は、浜田と愛し合った。

剥き出しのコンクリートの床の上でた。

純一の身体は貪られ、純一も浜田の舌を、股間の鎌首を上げたコブラを思わせる逸物を、胸を、腕を何度も何度も貪った。

浜田の愛撫に喜びの喘ぎ声を上げ、四つん這いになり、ケツを掘られて、おぉ、、うおぉ、、と雄叫びを上げる。

その時は浜田が生徒だとか、年下だとかと言うことは頭を過らず、ひたすら男と男として全力で絡み合った。

「気持ちいいか?純一」

「き、気持ちいい、気持ちいい。。。好き、好きです。もっと、、、もっと、、、好きぃ、、、」

獣のように四つん這いになり、生徒に向けて尻を突き上げ、歓びの声をあげ続けた。

浜田の腰の動きに合わせて、ヒッ、ヒィッ、オォゥッと短いよがり声をあげる。、

浜田が焦らしてその巨根を抜こうとすると「ダメ、抜かないで、、お願い、入れたままにしてぇ、、、」などと、嬌声をあげてしまった。

思い出すと頭を掻きむしりたくなる。

恥ずかしい。

だが、本心を出してしまったのも事実だ。

そして、強烈な快感と抱かれる歓びを覚えていたことも事実だった。

そのことは、純一の理性も理解している。

その日、浜田を怒らせたのは、下着は褌しか許さないと言われたのにボクサーパンツを身に付けていたことだった。

その後、さらなる屈辱的な罰を受け、純一は、浜田に従うことを誓った。

そして、その日から、純一は律儀に六尺褌を纏い続けている。

そして、今夜も職場である学校のロッカールームで真っ新な布地をきりりと身に着けた純一。

シャワーで洗われた恵まれた身体によく似合っている。

だが、褌一丁でロッカールームを出るわけにはいかない。

たとえすぐに脱ぐことになると分かっていても、そんな浅ましい恰好で生徒たちの前に出ることは出来なかった。

スポーツウェアは汗で汚れている。

通勤用のビジネス・カジュアルで行くしかない。

シャツを羽織る。

次はズボンだ。

純一は怒張しきった逸物を抑え込みながら苦労してチャックを上げる。

靴下そして革靴。

教師は股間の膨らみを除けば教壇に立ってもおかしくない格好になる。


いよいよロッカールームを出る瞬間が来た。

これからあの三人にやられる。

職場である学校で、生徒に弄ばれる。

教師として、一人の成人男子として、そんなことでいいのか…

理性は考える。

だが、股間の猛りは、胸の高まりは、これからの悦楽に期待してかき回されるような脳の痺れは止まらない。

純一の中の理性と本能の葛藤。

中学・高校・大学・そして教師生活をはじめ三年目を迎えるまで人一倍ストイックだった純一。

だがその馬鹿がつくほどの生真面目さ故に、爽やかで凛凛しい外見とは裏腹な複雑な性的な欲望が生まれてしまったのは皮肉なことだった。

そして、純一はロッカールームから教員室に向かうドアへと歩きはじめる。

もちろん純一は彼の可愛がっているサッカー部員の一人である水島も三人と一緒と言うことを知らない。

話は彼の学生時代に遡る。




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漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

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