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リライト 要望書2〜屋上で舞う筋肉
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土曜の昼の陽光から逃げるように照明のついていない体育教官室に飛び込む。
学年主任白川の命令により、体育教師たちが整理整頓したばかりの教官室は、いつもの雑然とした空気では無く、妙に冷ややかな無機質の空気が漂い、和彦の孤独を増す。
デスクに座っても、やるべきことは何一つない。
寂寞と無常感が、ただ座るだけの和彦を蝕んでいく。
かつては、この椅子に座り、授業の内容を組み立てるのが楽しかった。
そして、業務をこなしている最中というのに、休み時間や、放課後の生徒達が、“杉山先生”、“カズ先生”とやって来て、ゲームや無駄話に興じた。
しかし今は、ただ脱力し、虚空を見つめることしかできない。
つぅ、と一筋の涙が、和彦の凛々しく少年の面影を残し丸みを帯びる頬を伝った。
俺って、こんなにダメな存在だったのか、、、
どれほどの間、そうしていただろう、、、
ふと、和彦が顔を上げる。
ダメだ、、、
ネガティブになっちゃダメだ、、、
和彦の中の、辛うじて残る“男”としての矜持が、萎れかけた心に鞭を打った。
負け意識を持てば、そこで終わりだ、、、
そうだ、身体を動かすんだ、、、
身体を動かし、汗を流せ、、、
このドロドロと落ち込んだ思考も、トレーニングで生み出した熱で焼き、汗と共に流しされるはずだっ!
今までだって、そうやって辛い時を乗り越えただろうっ!
和彦は、立ち上がり、震える手でキーボックスから体育館の屋上の鍵を取り出した。
体育教官室は白川の命令で、私物は置けなくなった。
だから、ここには着替えのジャージも、身体を拭うタオルすらも残っていない。
「私物の放置は不衛生だ」「体操着の置きっぱなしは不潔の極みだ」と執拗な糾弾を体育科教師達は受け、タオル一枚に至るまで学年主任が管理できる本校舎の教員室に置き、必要なものを必要な時間に持ち帰りするよう命じられていた。
今の和彦は午前の授業終わりのスーツ姿。
運動には適していない。
だが、今の和彦には、そんなことはどうでもよかった。
自分を極限まで追い込んでやりたいという衝動に支配されている。
和彦は教官室を飛び出て、体育館の階段を、一段飛ばしで駆け上がった。
屋上へと続く重い鉄扉の鍵を開ける。
目の前に広がったのは、吸い込まれるような青空だった。
初夏の風が吹き抜け、彼の短く切り揃えられた髪を揺らす。
和彦は大きく、肺の形が変わるほど深呼吸を繰り返した。
落ち込んだ反動か、急な高揚感が和彦を包む。
まずはローファーを脱ぎ捨て、靴下を剥ぎ取る。
コンクリートのザラついた熱が、裸足の裏にダイレクトに伝わってくる。
その熱さが心地良い。
ジャケットを毟るように脱ぎ、鉄の扉の前に放り投げる。
そして、ワイシャツのボタンを指先で弾くように外すと、タンクトップ姿になる。
和彦はその場に両手を突き、腕立て伏せの姿勢をとった。
「一、二、三、、、!」
声を出してカウントする。
深く、顎がコンクリートに触れる寸前まで身体を沈める。
和彦の二の腕が、はち切れんばかりの筋肉の塊となって膨らむ。
上腕三頭筋がのたうち、広背筋が左右に広がる。
三十五、三十六、三十七、、、
規則正しく刻まれる運動。
うなじから溢れ出した汗が、太い首筋をなぞり、コンクリートの床に垂れ落ち、黒いシミを作っていく。
ふぅーっ、はぁっ!
立ち上がった和彦の身体からは、湯気が立つほどの熱気が放たれていた。
汗を吸って肌に張り付いたタンクトップが、彼の大胸筋の輪郭を浮き彫りにしている。
初夏の日差しが、和彦の肌に浮かんだ汗を輝かす。
風が吹く。
空にはうっすらと白い雲もなびき爽快だ。
景色も良い。
3階建てで、それぞれの階が球技のために背が高く設計されているため、体育館の屋上が校内で一番高いところにある。
だから、遮るものがなく回りを見渡せる。
和彦は大きく深呼吸をする。
嫌なことは、今、忘れよう。
身体を動かし、自分自身を奮い立たせるんだっ!
和彦は迷うことなく濡れたシャツを脱ぎ捨てた。
剥き出しになった肩の三角筋、胸筋がパンプアップされ、まるで防弾チョッキでも仕込んでいるかのように大きく盛り上がっている。
“筋肉しか取り柄がない、、、”
“脳ミソまで筋肉だもんな、、、”
ふいに脳裏をよぎる生徒たちの嘲笑。
和彦の顔が屈辱でビクンと痙攣する。
だが、その心の傷を塞ぐように、温かい声がリフレインした。
“カズ先生、らしくないよ。自信を持たなきゃ、その筋肉に失礼だよ”
藤崎竜之介の言葉、、、
彼は和彦の肩に図々しく腕を回し、顔をクシャッとさせて笑ったのだ。
“カズ先生の腕って、近くで見ると本当に太いよね、、、さわって良い? 、、、やった! ずっと触りたかったんだ”
少年の掌の熱。
筋肉の溝を確かめるように這った指先の感触。
和彦を「不潔」と罵る連中とは正反対の、混じりけのない敬意と憧憬、、、
そうだ、、、この肉体が出来上がるまでに、俺はどれほどの汗を流してきた?
自問自答。
別に筋肉を発達させようとして来たわけではない。
体操選手を目指し、トレーニングを続けた毎日。
一つの技を会得すれば、それよりも難易度の高い技に挑戦するルーティン。
その努力の結果、出来上がった筋肉だ。
他人の評価などどうでもいい、、、
俺の過去の努力の結果が、この筋肉なんだっ!
和彦は、自身の筋肉を見下ろす。
これまでの幾千、いや、幾万の歯を食いしばった鍛錬の結晶として出来上がった彫刻のような肉体。
和彦の高揚は増す。
スラックスのベルトまでを外し、下半身を拘束していたズボンも脱ぎ捨てた。
屋上の中心、遮るもののない太陽の下で、和彦はついにブリーフ一枚の姿となった。
それは黄色を基調とし、鮮やか青いラインがアクセントで走る若々しいデザインのボクサーブリーフだ。
逞しい大腿四頭筋がブリーフの裾を食い込ませ、股間のボリュームは、はち切れんばかりに盛り上がっている。
俺は、男だ!
体育の教師だ!
裸を晒して、鍛錬して何が恥ずかしいっ!
和彦は、ウオーッと吠えるように叫ぶと、その場で爆発的な跳躍を見せた。
空中で完璧な円を描くバク宙。
着地と同時に、バネのような脚力で連続バク転を三回、四回、五回、、、。
コンクリートの上を肉体が舞う。
続いて、両腕で倒立し、そこからゆっくりと両脚を水平に開いてピタリと静止する開脚倒立に入る。
長い静止、、、
う、ぐっ、うぅっ、、、!
顔面が鬱血し、腕、腹、脚、、、全身の筋肉が激しく痙攣する。
ブリーフ一枚の肉体に、筋肉が浮き上がっていく。
己の忍耐力の限界を試すような表情。
この数日の心労で余分な脂肪が落ちたのだろう、今の和彦の肉体は、かつてないほどに研ぎ澄まされていた。
そして、震えが全身に広がる頃、和彦は足を閉じ、降ろすと、見事なブリッジの姿勢となる。
筋肉が引き絞られたその姿は、まるで太い鋼のロープを緻密に編み上げ、滑らかな肌でコーティングしたギリシャ神話の青年神のようだ。
そして、立ち上がると今度はY字バランスを決める。
軸足となる左脚の筋肉が、地面を掴むように力強く盛り上がる。
高く掲げた右脚は、耳の横にぴったりと吸い付く。
ブリーフ一枚のその姿は、野性的でありながら、体操選手特有の洗練されたしなやかさを放っていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、、、まだだ、まだだ、、、」
呪文のような呟き。
続いて、和彦は入念なストレッチをする。
大股を開き、身体を倒す。
大股で立ち、上半身を左右前後に丁寧に動かし筋肉を伸ばす。
そして、彼は再び床運動の試技を開始した。
脳内に蘇ろうとする和彦を否定する生徒達の言葉を、肉体の軋む音でかき消すように。
和彦の肉体が、体育館の屋上で力強く動き続ける。
学年主任白川の命令により、体育教師たちが整理整頓したばかりの教官室は、いつもの雑然とした空気では無く、妙に冷ややかな無機質の空気が漂い、和彦の孤独を増す。
デスクに座っても、やるべきことは何一つない。
寂寞と無常感が、ただ座るだけの和彦を蝕んでいく。
かつては、この椅子に座り、授業の内容を組み立てるのが楽しかった。
そして、業務をこなしている最中というのに、休み時間や、放課後の生徒達が、“杉山先生”、“カズ先生”とやって来て、ゲームや無駄話に興じた。
しかし今は、ただ脱力し、虚空を見つめることしかできない。
つぅ、と一筋の涙が、和彦の凛々しく少年の面影を残し丸みを帯びる頬を伝った。
俺って、こんなにダメな存在だったのか、、、
どれほどの間、そうしていただろう、、、
ふと、和彦が顔を上げる。
ダメだ、、、
ネガティブになっちゃダメだ、、、
和彦の中の、辛うじて残る“男”としての矜持が、萎れかけた心に鞭を打った。
負け意識を持てば、そこで終わりだ、、、
そうだ、身体を動かすんだ、、、
身体を動かし、汗を流せ、、、
このドロドロと落ち込んだ思考も、トレーニングで生み出した熱で焼き、汗と共に流しされるはずだっ!
今までだって、そうやって辛い時を乗り越えただろうっ!
和彦は、立ち上がり、震える手でキーボックスから体育館の屋上の鍵を取り出した。
体育教官室は白川の命令で、私物は置けなくなった。
だから、ここには着替えのジャージも、身体を拭うタオルすらも残っていない。
「私物の放置は不衛生だ」「体操着の置きっぱなしは不潔の極みだ」と執拗な糾弾を体育科教師達は受け、タオル一枚に至るまで学年主任が管理できる本校舎の教員室に置き、必要なものを必要な時間に持ち帰りするよう命じられていた。
今の和彦は午前の授業終わりのスーツ姿。
運動には適していない。
だが、今の和彦には、そんなことはどうでもよかった。
自分を極限まで追い込んでやりたいという衝動に支配されている。
和彦は教官室を飛び出て、体育館の階段を、一段飛ばしで駆け上がった。
屋上へと続く重い鉄扉の鍵を開ける。
目の前に広がったのは、吸い込まれるような青空だった。
初夏の風が吹き抜け、彼の短く切り揃えられた髪を揺らす。
和彦は大きく、肺の形が変わるほど深呼吸を繰り返した。
落ち込んだ反動か、急な高揚感が和彦を包む。
まずはローファーを脱ぎ捨て、靴下を剥ぎ取る。
コンクリートのザラついた熱が、裸足の裏にダイレクトに伝わってくる。
その熱さが心地良い。
ジャケットを毟るように脱ぎ、鉄の扉の前に放り投げる。
そして、ワイシャツのボタンを指先で弾くように外すと、タンクトップ姿になる。
和彦はその場に両手を突き、腕立て伏せの姿勢をとった。
「一、二、三、、、!」
声を出してカウントする。
深く、顎がコンクリートに触れる寸前まで身体を沈める。
和彦の二の腕が、はち切れんばかりの筋肉の塊となって膨らむ。
上腕三頭筋がのたうち、広背筋が左右に広がる。
三十五、三十六、三十七、、、
規則正しく刻まれる運動。
うなじから溢れ出した汗が、太い首筋をなぞり、コンクリートの床に垂れ落ち、黒いシミを作っていく。
ふぅーっ、はぁっ!
立ち上がった和彦の身体からは、湯気が立つほどの熱気が放たれていた。
汗を吸って肌に張り付いたタンクトップが、彼の大胸筋の輪郭を浮き彫りにしている。
初夏の日差しが、和彦の肌に浮かんだ汗を輝かす。
風が吹く。
空にはうっすらと白い雲もなびき爽快だ。
景色も良い。
3階建てで、それぞれの階が球技のために背が高く設計されているため、体育館の屋上が校内で一番高いところにある。
だから、遮るものがなく回りを見渡せる。
和彦は大きく深呼吸をする。
嫌なことは、今、忘れよう。
身体を動かし、自分自身を奮い立たせるんだっ!
和彦は迷うことなく濡れたシャツを脱ぎ捨てた。
剥き出しになった肩の三角筋、胸筋がパンプアップされ、まるで防弾チョッキでも仕込んでいるかのように大きく盛り上がっている。
“筋肉しか取り柄がない、、、”
“脳ミソまで筋肉だもんな、、、”
ふいに脳裏をよぎる生徒たちの嘲笑。
和彦の顔が屈辱でビクンと痙攣する。
だが、その心の傷を塞ぐように、温かい声がリフレインした。
“カズ先生、らしくないよ。自信を持たなきゃ、その筋肉に失礼だよ”
藤崎竜之介の言葉、、、
彼は和彦の肩に図々しく腕を回し、顔をクシャッとさせて笑ったのだ。
“カズ先生の腕って、近くで見ると本当に太いよね、、、さわって良い? 、、、やった! ずっと触りたかったんだ”
少年の掌の熱。
筋肉の溝を確かめるように這った指先の感触。
和彦を「不潔」と罵る連中とは正反対の、混じりけのない敬意と憧憬、、、
そうだ、、、この肉体が出来上がるまでに、俺はどれほどの汗を流してきた?
自問自答。
別に筋肉を発達させようとして来たわけではない。
体操選手を目指し、トレーニングを続けた毎日。
一つの技を会得すれば、それよりも難易度の高い技に挑戦するルーティン。
その努力の結果、出来上がった筋肉だ。
他人の評価などどうでもいい、、、
俺の過去の努力の結果が、この筋肉なんだっ!
和彦は、自身の筋肉を見下ろす。
これまでの幾千、いや、幾万の歯を食いしばった鍛錬の結晶として出来上がった彫刻のような肉体。
和彦の高揚は増す。
スラックスのベルトまでを外し、下半身を拘束していたズボンも脱ぎ捨てた。
屋上の中心、遮るもののない太陽の下で、和彦はついにブリーフ一枚の姿となった。
それは黄色を基調とし、鮮やか青いラインがアクセントで走る若々しいデザインのボクサーブリーフだ。
逞しい大腿四頭筋がブリーフの裾を食い込ませ、股間のボリュームは、はち切れんばかりに盛り上がっている。
俺は、男だ!
体育の教師だ!
裸を晒して、鍛錬して何が恥ずかしいっ!
和彦は、ウオーッと吠えるように叫ぶと、その場で爆発的な跳躍を見せた。
空中で完璧な円を描くバク宙。
着地と同時に、バネのような脚力で連続バク転を三回、四回、五回、、、。
コンクリートの上を肉体が舞う。
続いて、両腕で倒立し、そこからゆっくりと両脚を水平に開いてピタリと静止する開脚倒立に入る。
長い静止、、、
う、ぐっ、うぅっ、、、!
顔面が鬱血し、腕、腹、脚、、、全身の筋肉が激しく痙攣する。
ブリーフ一枚の肉体に、筋肉が浮き上がっていく。
己の忍耐力の限界を試すような表情。
この数日の心労で余分な脂肪が落ちたのだろう、今の和彦の肉体は、かつてないほどに研ぎ澄まされていた。
そして、震えが全身に広がる頃、和彦は足を閉じ、降ろすと、見事なブリッジの姿勢となる。
筋肉が引き絞られたその姿は、まるで太い鋼のロープを緻密に編み上げ、滑らかな肌でコーティングしたギリシャ神話の青年神のようだ。
そして、立ち上がると今度はY字バランスを決める。
軸足となる左脚の筋肉が、地面を掴むように力強く盛り上がる。
高く掲げた右脚は、耳の横にぴったりと吸い付く。
ブリーフ一枚のその姿は、野性的でありながら、体操選手特有の洗練されたしなやかさを放っていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、、、まだだ、まだだ、、、」
呪文のような呟き。
続いて、和彦は入念なストレッチをする。
大股を開き、身体を倒す。
大股で立ち、上半身を左右前後に丁寧に動かし筋肉を伸ばす。
そして、彼は再び床運動の試技を開始した。
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