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欲望と快楽の日々
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時はあっという間に過ぎていく。
吉平は今まで知らなかった世界に舞い上がり、堪能している。
慈善パーティーの夜以降、吉平は欲望の奔流に身を任せ、夜の街と秘密のパーティーを往復する生活に溺れていた。
柔道で鍛えた肉体と清廉な顔立ちを武器に、彼は金持ちの男たち、、、実業家、芸能プロデューサー、裏社会の顔役を次々と籠絡していく。
車代という名の札の入った封筒が次々と舞い込む。
だが、その金は前川から課せられた借金の返済には回らず、吉平の新たな遊び場へと消えていく。
大学や柔道部は、遠い過去の記憶となりつつあった。
吉平はこれまでの自分を不思議に思う。
物心がついた時には、厳しい柔道家の父の元、すでに柔道着を着ていた。
朝練、夕練、道場にいて身体を動かすのが当たり前の日常だった。
何も疑問を感じなかった。
しかし、小学校に上がった頃から、だんだん他の子供とは違う生活を送っていることに気付いてきた。
しかし、それが吉平を調子づかせた。
大人達は柔道一筋の吉平をエライと褒め、自分の子供達に見習えと言う。
子供達は腕っぷしの強い吉平を尊敬の目で見て、従う。
俺は特別な存在だ、、、
子供時代の吉平は思う。
それが、ついこの間まで続いた。
しかし、そんな柔道一筋のストイックな生活の外にこんな楽しい生活があったとは、、、、
吉平の夜は、前川から呼ばれてVIP客と共に高級料理店の個室で料理に舌鼓を打つか、高級クラブのVIPルームに案内されるかのどちらかで始まる。
高級料理店の個室、VIPルーム、どちらにしても彼は鍛えられた身体を誇示し、称賛の声を受ける。
男たちの視線が吉平の厚い胸板や引き締まった腹筋を這い、彼はそれに酔いしれる。
個室では前川が上客相手に胡散臭いビジネスの話を始める。
クラブでは「すげぇ身体だな」と囁く男を連れ、高級ホテルのスイートに雪崩れ込む。
ベッドの上で、吉平は欲望を解放し、柔道の規律や誇りを忘れる。
金は湯水のように流れ、借金の利息は膨らむが、吉平の目は快楽に曇り、気づかない。
個室では、吉平は前川の指示でVIP客を転がす術を磨く。
作り笑いが上手くなる。
実業家が吉平の腕を撫で、プロデューサーが腰に手を回す。
「後藤、君は金のなる木だよ」
前川が笑う。
車代と称した札が吉平に入る。
出ていく金と入る金。
バランスは次第に崩れる。
授業や柔道部の練習には一度も顔を出さず、大学からの連絡も無視する。
携帯には柔道部員や友人達の未読のメッセージが溜まり、かつての仲間からの「どこにいるんだ?このままじゃまずい」という声は吉平には届かない。
夜の街へ繰り出しては、クラブで新たな男をナンパし、高級ホテルのベッドで欲望を貪る。
吉平のスタミナ溢れる身体。
次第に、前川に座敷に呼ばれた日も、座敷前に一人、そして、座敷がはね、前川と別れた後にも一人、あるいは複数の男をピックアップし、遊ぶ。
借金の利息は膨らみ、前川の支配は強まるっているのだが、吉平の目は快楽に曇り、気づかない。
ある夜、ホテルの部屋で目を覚ました吉平は、スマホを見る。
前川、あるいは、上客からのメッセージを確認するためだ。
前川は、レスポンスが遅いことを嫌う。
だから、スマホのメッセージチェックは頻繁にする。
そして、大学の事務局からメールを見つける。
読めば「授業および部活動への長期欠席による除籍勧告」の文字。
そして、その前後の父親からの膨大な数のメッセージ。
おそらく、吉平と連絡がつかないため、父親の元に事務局が連絡したのだろう。
一瞬、心がズキッとしたが、すぐにスマホを傍らに投げる。
フッ、、、大学なんて、どうでもいいや、、、小うるさいオヤジも、、、
幼少期からの鍛錬、柔道部での日々、仲間との汗と笑顔、、、
俺は、前川さんと一緒に、もっと大きな世界で生きるんだ、、、
彼は鏡に映る自分を見つめる。
汗と快楽に濡れた肉体、欲望に輝く目。
柔道青年の純粋さは消え、遊びと金の虜となった男がそこにいる。
翌日、吉平はジムでのトレーニングの後、前川のオフィスを訪れる。
スーツ姿の前川は、ニヤリと笑い、吉平を迎える。
「どうした、後藤? 何か面白い話か?」
吉平は胸を張り、力強く言う。
「俺、決めたんです。前川さんの片腕としてもっと働きますっ!。全部手伝います。俺の実力を試してみたいんだ」
前川の目が光る。
「ハハッ、いい心意気だ! 君なら、俺の右腕として大物になれる。さぁ、次のパーティーの準備だ。VIP客が待ってるぞ」
吉平は頷き、欲望の海にさらに深く飛び込む。
吉平は今まで知らなかった世界に舞い上がり、堪能している。
慈善パーティーの夜以降、吉平は欲望の奔流に身を任せ、夜の街と秘密のパーティーを往復する生活に溺れていた。
柔道で鍛えた肉体と清廉な顔立ちを武器に、彼は金持ちの男たち、、、実業家、芸能プロデューサー、裏社会の顔役を次々と籠絡していく。
車代という名の札の入った封筒が次々と舞い込む。
だが、その金は前川から課せられた借金の返済には回らず、吉平の新たな遊び場へと消えていく。
大学や柔道部は、遠い過去の記憶となりつつあった。
吉平はこれまでの自分を不思議に思う。
物心がついた時には、厳しい柔道家の父の元、すでに柔道着を着ていた。
朝練、夕練、道場にいて身体を動かすのが当たり前の日常だった。
何も疑問を感じなかった。
しかし、小学校に上がった頃から、だんだん他の子供とは違う生活を送っていることに気付いてきた。
しかし、それが吉平を調子づかせた。
大人達は柔道一筋の吉平をエライと褒め、自分の子供達に見習えと言う。
子供達は腕っぷしの強い吉平を尊敬の目で見て、従う。
俺は特別な存在だ、、、
子供時代の吉平は思う。
それが、ついこの間まで続いた。
しかし、そんな柔道一筋のストイックな生活の外にこんな楽しい生活があったとは、、、、
吉平の夜は、前川から呼ばれてVIP客と共に高級料理店の個室で料理に舌鼓を打つか、高級クラブのVIPルームに案内されるかのどちらかで始まる。
高級料理店の個室、VIPルーム、どちらにしても彼は鍛えられた身体を誇示し、称賛の声を受ける。
男たちの視線が吉平の厚い胸板や引き締まった腹筋を這い、彼はそれに酔いしれる。
個室では前川が上客相手に胡散臭いビジネスの話を始める。
クラブでは「すげぇ身体だな」と囁く男を連れ、高級ホテルのスイートに雪崩れ込む。
ベッドの上で、吉平は欲望を解放し、柔道の規律や誇りを忘れる。
金は湯水のように流れ、借金の利息は膨らむが、吉平の目は快楽に曇り、気づかない。
個室では、吉平は前川の指示でVIP客を転がす術を磨く。
作り笑いが上手くなる。
実業家が吉平の腕を撫で、プロデューサーが腰に手を回す。
「後藤、君は金のなる木だよ」
前川が笑う。
車代と称した札が吉平に入る。
出ていく金と入る金。
バランスは次第に崩れる。
授業や柔道部の練習には一度も顔を出さず、大学からの連絡も無視する。
携帯には柔道部員や友人達の未読のメッセージが溜まり、かつての仲間からの「どこにいるんだ?このままじゃまずい」という声は吉平には届かない。
夜の街へ繰り出しては、クラブで新たな男をナンパし、高級ホテルのベッドで欲望を貪る。
吉平のスタミナ溢れる身体。
次第に、前川に座敷に呼ばれた日も、座敷前に一人、そして、座敷がはね、前川と別れた後にも一人、あるいは複数の男をピックアップし、遊ぶ。
借金の利息は膨らみ、前川の支配は強まるっているのだが、吉平の目は快楽に曇り、気づかない。
ある夜、ホテルの部屋で目を覚ました吉平は、スマホを見る。
前川、あるいは、上客からのメッセージを確認するためだ。
前川は、レスポンスが遅いことを嫌う。
だから、スマホのメッセージチェックは頻繁にする。
そして、大学の事務局からメールを見つける。
読めば「授業および部活動への長期欠席による除籍勧告」の文字。
そして、その前後の父親からの膨大な数のメッセージ。
おそらく、吉平と連絡がつかないため、父親の元に事務局が連絡したのだろう。
一瞬、心がズキッとしたが、すぐにスマホを傍らに投げる。
フッ、、、大学なんて、どうでもいいや、、、小うるさいオヤジも、、、
幼少期からの鍛錬、柔道部での日々、仲間との汗と笑顔、、、
俺は、前川さんと一緒に、もっと大きな世界で生きるんだ、、、
彼は鏡に映る自分を見つめる。
汗と快楽に濡れた肉体、欲望に輝く目。
柔道青年の純粋さは消え、遊びと金の虜となった男がそこにいる。
翌日、吉平はジムでのトレーニングの後、前川のオフィスを訪れる。
スーツ姿の前川は、ニヤリと笑い、吉平を迎える。
「どうした、後藤? 何か面白い話か?」
吉平は胸を張り、力強く言う。
「俺、決めたんです。前川さんの片腕としてもっと働きますっ!。全部手伝います。俺の実力を試してみたいんだ」
前川の目が光る。
「ハハッ、いい心意気だ! 君なら、俺の右腕として大物になれる。さぁ、次のパーティーの準備だ。VIP客が待ってるぞ」
吉平は頷き、欲望の海にさらに深く飛び込む。
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