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一覧(人とか)~4つの点が(略)まで *ネタバレあり*

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※鬼の首32時点
(多分)大体登場順


工藤くどう 俊朗としろう
登場/イージー:偽兎の草原 工藤俊朗
どこにでもいたような学生。友人が同じダンジョンにいたラッキーボーイ……かと思いきや、繋がりがある人間とやってたせいで後のショックも大きくなった。
死に戻りに耐性がなかった。ショックから立ち直る主人公補正もなかった。
復讐をエネルギーとして動いた結果、復讐自体は終わったが、PKがいなくなるまでクリアもできない羽目に。
終わらないPK処理に明け暮れている。特別なPKKと化した彼はPKに対して大きくアドバンテージ持っている。が、それでも全部のPK狩るのは土台無理がある。PK以外には弱くなる弱点もばれて対処されるから難しくなる一方。
友人たちと一緒に乗り越えようとしてたらそんな羽目にはなってなかったのかもしれない。アドを自分で捨てていった形。


奥山おくやま 麻人あさひと
登場/ノーマル:石と罠 奥山麻人
人間関係ガチャに失敗した。なんだかんだトラブルが起きるまで見捨てきれなかったのは下心や人間関係を壊したくなかったとかというよりは、『年下っぽい女の子』がいなくなることが知らずにトラウマになっていたからというのが強い。
当初、昭に対して信頼感があったのは人を見る目がないというよりは、雨宮等頼りがいがあると感じている年上の知り合いがいたため。
後にPKになった。理由は人間関係トラブル。
中山が麻人が輪を広げようとするの(何度も相談はしたが、納得せず)を良しとせず→PT解散を持ちかけて数度目で奥山を刺す→反射的に反撃して殺す(つもりはなかったが結果的に)→多田野はもともと下心から一緒にいたため一方的に奥山を悪者にして攻撃を執拗に繰り返すようになる→多田野とその仲間たちも殺す。
といった具合。
工藤とやりあっている。割と強い。剣道とかやってるが、そういうのじゃなく意識していないけど大体雨宮のおかげせい
三木光太(室内爆散とは知らない)とは友人。なぜか気まずいから事故後より距離をとりがち。仲良くしたいとは思っているが、記憶操作の影響で奇妙な罪悪感だけが消えない状態。
雨宮敬一郎(おっさんとは知らない)とは一応師弟。あんまり意識してない。近所のおじさんとこいってるくらいの感覚よ。なんか習い事とかしてた? と聞かれてもこれはあげないよなってレベルの意識。
なお、三木雨宮がいた場合、PTを組めればヘルでも問題はほぼ起きず起きてもするっと解決する低ストレスクリアできたもよう。


中山なかまや 美憂みゆう
登場/ノーマル:石と罠 奥山麻人
クラス内カーストは高めだった外見もそこそこ整っている自分に自信あり系女子。がじがじ齧られて傷つくことにトラウマを持った。正直、無理のない話ではあるだろう。
知ってる顔であった奥山に依存した。カースト内が高かったし、私から話しかけられて、頼られて嬉しいでしょ当たり前でしょ、という思考だったもよう。今までの常識が抜けておらず、我儘の範囲がわかっておらず、奥山のストレスであり続けた。
結果、病んで奥山を刺した。多田野のかっこつけ年上ムーブしながらの下心に気付いていたのもあって他者を拒むのが加速した結果。奥山も下心はあったが、トラウマから好みじゃないのも重なってあまり感じなかったもよう。
三木光太(室内爆散とは知らない)とは顔見知り程度。
奥山に限らず、顔見知りがいない場合は他の人間に依存して時間経過で爆発していただろう地雷。


多田野ただの あきら
登場/ノーマル:石と罠 奥山麻人
奥山と中山の学生山コンビより少しだけ年上。中山の顔が好みだったため、頼れる年上ムーブしてかっこつけかましていた。割と素直な奥山に対しても最初は優しかったし気遣いもしていた。
しかし、一向になびかないどころか距離を取り始める中山に苛立ち、ついでに奥山に嫉妬していった下心溢れすぎたマン。
刺して相談に来た時点でちゃんとお話聞いてあげていれば上手くいったというか、奥山が落ちすぎなく、中山とも一応会話による解決の可能性はまだあった。だがもうなくなった。
奥山が強めなだけで、何気に多数で襲い掛かって負けているが別に特別雑魚だったわけではない。


・『運営』
登場/全面真っ白け
『運営役』の誰か。
攫ったのはこいつじゃないし、ダンジョン作ったのもこいつじゃないし、目的設定したのもこいつじゃない。
こいつもプレイヤーと同じ犠牲者枠。
色々足掻くためにイベントを起こしたり、いじれる範囲でいじってなんとかしようと変則PKK産み出したりしていた。
結局なんともならなかった。


雨宮あまみや 啓一郎けいいちろう
登場/クソゲ:修羅求道鬼ヶ島 雨宮啓一郎
一般人と比べるとチート級のはずなのになんだかんだな目にあってばかりの人。
戦闘狂と思い込む自己暗示バフとか、運動関係の技術に関しての習熟度とか、色々人外じみている――のに無双とかはできないマン。
デスペナへの耐性は高め。でも自己暗示はもう解け気味。大体復讐終えちゃって燃え尽きからのダンジョンだから、仕方ないね。
『なりそこない』といわれる枠の超常能力者の中でも一応上位。肉体系だから超能力的なものは使えない。
妻子をなくしている。その復讐は一応果たせた。色々あったが、墓を守って終わりたいと思っていた――ところでダンジョンに。帰りたい。その一心で頑張ってる。暗示できなくなってきたからもう無心でやってる。
三木には申し訳ない気持ちがある。奥山には奥山で申し訳ない気持ちがある。
三木光太、三木妹、奥山麻人とは緩いとはいえ師弟関係であり、子供のように思ってい部分もある。ゲームとかサブカル方面知ってるの彼らからというのも結構ある。
『少年』とも知り合い関係。


龍宮寺りゅうぐうじ エレナ
登場/ハード:救世主の王国 龍宮寺エレナ
自分本位。人間不信。容姿は端麗。容姿だけなら登場人物中最上位クラス。
ここに来るまでに、疎んじられ続けてきた。容姿や生まれに色々あったらしい。性格も大きいのだが、本人には自覚無し。
相手が人の形をしていてどんな性別で年齢だろうがすぱっと殺せる。
幼いころから人が味方に思えなく、動物セラピー的なものはあまり好きでもなかったが、こちらにきてペットスキルにはまった。理由は人から与えられたものではなく、自分で手に入れて自分で一方的にいう事をきかせられるから。これも自覚はない。
運動能力全般の才能は低い。ペットもちとはいえ、ソロでそこそこ行けていたのは躊躇のなさがプラスに働いていた形。
たまゆらへのペットスキルを切られ、奪われた。嫉妬や傲慢ぶりの結果敵を作りすぎた。そして逃亡、アイナ達と合流した。ペットスキル覚醒してアイナ達の利用せんとべったべたに依存状態に。
そこをスマ子(如月)にいじられ、覚醒/変化。一応、傲慢ながらも『そいつやべーやつだからやめとこうぜマジで!』と本心から心配して嘘なく警告してたんだけど、それも手のひらの上だったから仕方ないね。結局、欲しかった関係も信頼も友情もものは得られなかった。
アイナ達を従属化させたのが終わりの合図で、そこからは一直線に全てを支配下にしていった。
一応、理解し合えるというか、平和に終われる可能性はあった。


・たまゆら
登場/ハード:救世主の王国 龍宮寺エレナ
ペットスキルで従属させられていた生物。
そらスキルとけたら反乱するよ。エサやってりゃ野生動物が簡単に懐くなんて幻想ですよ。
ころころ相手かえられて大変だった。結構育ってたから強い。


・ルフィナ ハートフィールド
登場/ナイトメア:落ちる銀嶺は夢の中 ルフィナ
脳筋姉御系。大雑把。考えるの苦手。食べるのスキー。というわかりやすめの人。ガキ大将というか、世話好きではあるが相手に上から目線で行きがちな性格だった。ダンジョンでそれがきっかけでのトラブル等々色々あり、反省して改善傾向。その辺素直ではある。治せるとは言ってない。
なかなか治らぬ悪癖を知っても付き合ってくれているアイナに友情を感じ、感謝している。相手がどう思っていようが、友人と言い切り、命を懸けることがことができるほど信頼を寄せている。むしろアイナを優先的に考えている。
見守り隊がいたくらいには容姿が整っているし目立っていた。
性格改善した結果、エレナに世話好き発動しちゃった上に何とも言いきれず、困ったなぁしてたら如月に荒らされる結果になってしまった。脳筋ナチュラル上から目線のままかむしろ極まっていたら うるさい! 死ねぇ! で回避してた可能性はあった。それが幸せなのか? というのは別として。


・アイナ コールドウェル
登場/ナイトメア:落ちる銀嶺は夢の中 アイナ
打算的に自覚的になろうとしてなりきれない人。ルフィナには苛立っていないわけではなかったが、
デスペナ耐性はルフィナにも言ってないが低め。エレナの性格を結構見抜いていて、初手から警戒していた。
ただ、ルフィナへの情が湧いていて、薄情だと思われたくない等の感情が強く、冷徹になりきれなかった。
『なりそこない』低位。直感が効くときは効くような自覚ができる、というレベル。自在にそれを操ったりはできない。
なお、それでもガンガン警報なるレベルの厄ネタエレナちゃんだったんだから、その時点で離れられれば助かってる。やろうとしてできたかどうかは別として。


梶原かじわら 銀之丞ぎんのじょう
登場/ノーマル:海と魚 梶原 銀之丞
サハギンとしてネタキャラやってたら変化して人以外になっちゃって色々ぐちゃぐちゃにしちゃったプレイヤー。
元々は公務員だった人。
若手で評判も良い人物だった。最初にネタキャラと認知されていたように、本来はノリだって悪くはない人。
人間至上主義――とはいえ、普通に生活を送る上なら特に問題なかった。同種を優先するのは何もおかしなことはないし、思想的に他種に感情が湧かずとも口に出さず行動もしなければ問題にもならない。
人間至上主義――というより実は同種至上主義だったから人以外になった瞬間に人がどうということもない存在に落ちてしまった。魚人も別に、ではあるが人よりましだからそっちに、という程度。
作中でも言われてたけど、安全確認もできないもの食べたりなんかしてみたりするのはやめとこうな。遊ばなければ何も問題なかったプレイヤー。


本上ほんじょう 如月きさらぎ
登場/ナイトメア:落ちる銀嶺は夢の中 本上如月
ダンジョン終了案件を2件発生させた張本人諸悪の根源。人間関係クラッシャー。
もともとは感情が希薄であり、全てが薄っぺらいものに感じながらそれでも善良といえる毎日を過ごしていた。
が、ダンジョンにきて目覚めてしまった。全てのものが濃く色づいた世界で、無邪気にそれを求めだした結果、色々ぶっ壊している。
アイナルフィナエレナの三人娘も、アベル由紀子らへんとか、こいつがかき回さなければ上手くいく可能性はあった。
描写される中では一番楽しんでダンジョンにいるかもしれない。悪意という悪意より、ただおもちゃではしゃいでいる子供。存分にたっのしー! してる。もっとしたかったけどクリアした。
『なりそこない』上位。来る前に目覚めていたらやらかしていた可能性があったかもしれない。


・『少年』
登場/雨の日
名前がでてこない系登場人物。能力があればチートというなら、人間という枠の中ではチートオブチートといっていい。現実世界でそれやって楽しいかどうかはともかく、無双も楽々できるよ!
酷い具合に虐待されていたようだ。親は登場済み。
他がなりそこないなら、これがなったものとして覚醒した生き物である。なお、覚醒しなければ死んでいる。
しかし、すぐには出来上がらなかったのか、未完成のようなふらふらした状態が続く。スペックを使いこなせていない状態でも、その世界では生き物としては敵はいない。例えばなりそこないがいくつ束になってもどうにもできない存在。終わりに生まれる、生まれたら終わり、生まれずに終わる場合もある、みたいに、何かにおわせる風で作中で言われている。どうやら『同類』とされる存在がいるらしい。
結構ぽんぽん思うままぶっ殺してるあたり、倫理観等は一般的なそれとはずれている。が、かといって『同類』と呼ばれるものほど極まっていない節がある。『同類』はそうなる傾向にあるらしいが……
そして、どうやらそうされてもいるようにも見える。


・『スカウト』
登場/そこだけ晴れの日
『少年』の『同類』。文字通りスカウトしにきたらしい。
スカウトが生きがいらしい。『同類』集めに拘っている? が、情がないわけでもないように見える? どこか、『少年』のことを哀れに思っている風にも見える。でも思うだけで止めたりはしてないみたい。


由紀子ゆきこ
登場/ 悩まぬ変容
アベルとわちゃわちゃした結果両想いっぽくなったりしてた鳥に憧れ鳥(?)になった女。大体瞳のハイライトオフってるハイライトオフ子ちゃん。大暴れした。
色々なことがあったから、そこから飛び立てる鳥になりたかった。かつて救いを求めた人からも裏切られたから、基本的には人間不信だった。
でもちょっと似ているような子供のような人と出会って少し柔らかくなり、そのタイミングで優しくしてくれた友達になれる、なる方法があるよと言われたから、それにのってしまった。本質的には誰かを信じたい人だったからと思われる。
騙す人さえいなければ平和に優しさをばらまいて生きれただろうタイプの人。いっきに変質して怒りや恨みに飲まれていなかったのは根元がそういうタイプだったから。
色々引き返しポイントはあったけど、選ばせてもらえなかった。だいたい如月のせい。いなければ話して落ち着いてハッピーエンドもあったよ。


加治屋かじや アベル
登場/4つの点がそこにある。出来上がるのは三角形
所謂托卵によって日本人の父を持つが日本人の血は全く入っていない人。産んだ方の女からはいらないものにされ、産ませた方の男はそんな興味すら認めていない。
彼は悪くないし、父親だって悪いとは言い切れない。誰が悪いってそら托卵した奴らと、父親が悪い部分っていうなら人を見る目かな。
そんなこんなで愛情というものをよく知らないまま育った。だから亨恵からのそれが間違っていても逆らい難いものになったりしてた。後に下半身ネタ丸出しマンになったのは大体この辺の影響が強い。
家族関係はともかく、本人は能力的には平均より上だったようだ。が、それも天才ではなく秀才にとどまる。努力はちゃんとしてきたから、それにともなう成果がある程度には才能はあった。ダンジョンでもそれは発揮されている。割と強い。
ダンジョンに来る前に限界を迎えて色々はじけている。ダンジョンにいかなかった場合は多分そのうち病気になって死んでる人でもある。
由紀子に出会い、好きになることを知った。産まれたくなかった、が、産まれてきてよかった、になってきていたんだけど色々と間に合わなかった。だいたい如月のせい。いなければハッピーエンドルートも多分あったよ。


加治屋かじや 蒼生そうせい 
登場/4つの点がそこにある。出来上がるのは三角形
アベル父。結果的にアベルを歪ませた一人。変な責任感とか周りからの目を気にせず施設にでもつっこんだほうがアベルはまっすぐ育っただろう。自分の子供じゃないのに引き取ってちゃんと育てようとした、ところまでは立派だと思うけど。
色々と内心は複雑。
正直、ただ嫌いとか憎いいう言葉だけでは現せない思いがあった。言わなきゃ誰にも伝わらないけども。
いなくなってすっきり! とはならず、複雑のまま。でも必死こいて探したりはしない。はっちゃけきれない。多分、そのまま不満抱えながら亨恵と夫婦やってると思う。
どうでもいいが、こいつも名前出てないし、そもそも一家もろとも苗字が本編中ではでてない。


加治屋かじや 亨恵ゆきえ
登場/4つの点がそこにある。出来上がるのは三角形
アベル義母。ノータッチは守れこの野郎。何してんだ馬鹿野郎。子供好きの意味をはき違えるな。の人。父はやっぱり見る目がない。
アベルを歪ませた一人。子供もできてアベルからちょっと離れていたけど、それは見つかりそうになったからだったりする。子供もできたし、そっちに集中したけどやっぱり気になってはいた。それが実子に向けるような愛情なら何も問題なかったのにね。
海にアベルについて言われて衝撃を受けたが、びっくりするなよ、言わせたの君らだぞ。
いなくなったらなったで、それを理由にじぶんかわいそー、ってできるありふれた大人。実の息子までなくなったが、それでもそれなりにやっていくだろう。


加治屋かじや かい
登場/4つの点がそこにある。出来上がるのは三角形
アベル弟。大人に振り回され続けた子供。
アベルを妬み、恨むようになった。なにせそう仕向けられてるから。
アベルのことを他人だと思っている。わざわざ他人にお前は他人だと激昂していうかどうかはおいておこう。
本人の性質もあるけど、やっぱり親の対応が悪い部分が大きかった。兄は優しい人であることもちゃんと記憶にあった。例えば、父親なり母親なりが仕事に行っているときに逆のほうが悪口を仕込んだらどうなるだろう。ありがちだけど、それは洗脳みたいなものなのだ。それをやられた子供は、自然そっちのほうを悪く思うしかないのだ。やめようね。気付かれたときひっくり返るよ。
彼に関して言えば、気付いた時には遅い。遅かった。気付かなかったほうが幸せかもしれないくらいに。
その後、家庭教師の加賀かが千都子ちづこにシンパシーそのほかを感じて近寄るも、やっぱり拒絶される。それは優しさを含んだものだったが、彼には関係ないし届かなかった。家庭教師よりカウンセラーが必要だったかもしれない。


・キール
登場/4つの点がそこにある。出来上がるのは三角形4
一覧(掲示板)クソゲ・ヘル勢参照。そんな感じ。だいたい如月のせい。


譲司じょうじ
登場/4つの点がそこにある。出来上がるのは三角形4
一覧(掲示板)クソゲ・ヘル勢参照。そんな感じ。ツンデレ。口悪いけどいい人。巻き添え。だいたい如月のせい。
一番巻き添え食らってる風。多分、アベルその他の中では一番まともというか、悪ぶってるだけで人には優しいというか、厳しく当たりすぎて後悔するタイプ。


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