91 / 310
・・・『始動』・・・
・・営業本部壮行会・・8・・
しおりを挟む
「・・せんぱ~い・・?!・何でそんな所で1人で飯なんか食ってるんですか・?!・・主役がいないと盛り上がんないじゃないですか・・早く席に戻って下さいよ~・・?・・」
・・スコットとマーリーが連れ立って私を呼びに来る・・。
「・・飯ぐらい食わせろよ・・カラオケで歌うとか、ウチのスタッフに頼んで記念のセルフィー撮影でもさせて貰えよ・・そうしてる内には行くからさ・・」
「・・駄目ですよ、先輩~・・『アドル・エルク艦長に訊く100の質問』って企画が持ち上がっちゃって、もう盛り上がっちゃって、早く連れて来いって大変なんですから、戻ってくださいよ~・・」
「・!・スコット・!・何だよ、それは・!?・・ははぁ・?・さてはお前らだな!?・それを発案したのは・?!・冗談じゃないよぉ・!?・今まで色々散々訊かれ続けて、もういい加減に飽きてるんだよ・!?・勘弁してくれないかなぁ・・・」
「・!・はっ!?・・さすがは先読みのアドル・エルク・・じゃなかった!・・そんな事ある訳ないじゃないですか・??!・・まあとにかく戻って下さいよ・・皆、また歌も聴きたがってますから・・」
「・・スコット!・マーリー!・この事は貸しにして置くからな!?・いつか返して貰うぞ・!!・・」
「・・はいはい、何でも好いですから、戻って下さい・・」
「・・灰皿と、ここで一番ヴィンテージの好いモルトのボトルを持って来いよ・!?・一服点けなきゃやってられねぇからな・?!・・」
「・・はいはい、承知致しました・・何でも結構でございます・・」
「・・ハンナ達が戻って来たら、ゲイルの様子を訊いておいてくれるかな・・?・・」
・・そうシエナに言って、取り皿とフォークを預ける・・。
「・・分かりました・・楽しんで来て下さい・(笑)・?・・」
「・・楽しかぁないよ・・」
・・そう応えながら、シエナの顔を軽く睨んで歩き出す・・席に着くと口笛と歓声が挙がる・・。
「・・ライトは眩しいからいらないよ・・もう皆、結構飲んでるのか・・?・・俺はまだ食い足りないし、飲み足りないよ・・それじゃあね・・(ギターを取って構え、音程を確かめる)」
・・気の抜けたライトビアを飲み干してグラスを置き、イントロに入る・・曲は『初恋』・・青春の日の淡くて甘くて切なく酸っぱい初恋の思い出を、バラードで情感込めて歌い上げる・・皆、また携帯端末で動画を撮っている・・歌い終るとギターをスタンドに立て掛ける・・また拍手が湧き起こる・・スコットが灰皿とモルトのボトルを持って来る・・右手を挙げて謝意を示し、ボトルを取り上げてラベルを観る・・。
「・・まあまあだな・・」
・・キャップを外してグラス3分の1程にモルトを注ぎ、キャップを閉めてボトルを置いてからグラスを取り上げて香りを確かめて一口含む・・ポケットからプレミアムシガーのボックスとライターを取り出して置く・・。
「・・なかなか旨いね・・」
・・そう言って一本を咥えると火を点ける・・アンブローズ・ターリントン女史が、取り皿に料理を盛り付けてフォークと一緒にテーブルに置いてくれる・・。
「・・ああ、ありがとう・・助かります・・」
・・フォークで一口分を取って食べ、モルトを一口含む・・。
「・・それで・・?・・何が訊きたい・・?・・言って置くけど機密事項には答えられないからね・・?・・」
「・・もし結婚していなかったら、クルーの中の誰と結婚する・(笑)?・・」
「・・副長だな・・俺のいない『ディファイアント』を任せられるのは、彼女だけだからね・・」
・・と、シガーを一服燻らせながら応える・・。
「・・ギャラは幾ら貰うんだ・・?・・」
「・・ギャラの話は、まだ聴いてないんだよ・・番組の制作発表会見で、その話があると思うんだけどね・・」
・・またもう一口飲んで、もう一服燻らせる・・。
「・・正直、どこまでやれると思ってるんだ・・?・・」
「・・う~ん・・ファーストシーズンが終わるまでは健在でいたいと思ってるんだがね・・こればっかりは、終わってみないと分からんな・・だから・・最初の2日間では沈まない・・ってだけは約束しよう・・」
「・・重巡や戦艦を観掛けたらどうする・・?・・」
「・・すっ飛んで逃げる・・一択だな・・」
「・・クルーの中で、誰が一番好みだ・・?・・」
「・・悪いな・・機密事項だ・・」
・・スコットとマーリーが連れ立って私を呼びに来る・・。
「・・飯ぐらい食わせろよ・・カラオケで歌うとか、ウチのスタッフに頼んで記念のセルフィー撮影でもさせて貰えよ・・そうしてる内には行くからさ・・」
「・・駄目ですよ、先輩~・・『アドル・エルク艦長に訊く100の質問』って企画が持ち上がっちゃって、もう盛り上がっちゃって、早く連れて来いって大変なんですから、戻ってくださいよ~・・」
「・!・スコット・!・何だよ、それは・!?・・ははぁ・?・さてはお前らだな!?・それを発案したのは・?!・冗談じゃないよぉ・!?・今まで色々散々訊かれ続けて、もういい加減に飽きてるんだよ・!?・勘弁してくれないかなぁ・・・」
「・!・はっ!?・・さすがは先読みのアドル・エルク・・じゃなかった!・・そんな事ある訳ないじゃないですか・??!・・まあとにかく戻って下さいよ・・皆、また歌も聴きたがってますから・・」
「・・スコット!・マーリー!・この事は貸しにして置くからな!?・いつか返して貰うぞ・!!・・」
「・・はいはい、何でも好いですから、戻って下さい・・」
「・・灰皿と、ここで一番ヴィンテージの好いモルトのボトルを持って来いよ・!?・一服点けなきゃやってられねぇからな・?!・・」
「・・はいはい、承知致しました・・何でも結構でございます・・」
「・・ハンナ達が戻って来たら、ゲイルの様子を訊いておいてくれるかな・・?・・」
・・そうシエナに言って、取り皿とフォークを預ける・・。
「・・分かりました・・楽しんで来て下さい・(笑)・?・・」
「・・楽しかぁないよ・・」
・・そう応えながら、シエナの顔を軽く睨んで歩き出す・・席に着くと口笛と歓声が挙がる・・。
「・・ライトは眩しいからいらないよ・・もう皆、結構飲んでるのか・・?・・俺はまだ食い足りないし、飲み足りないよ・・それじゃあね・・(ギターを取って構え、音程を確かめる)」
・・気の抜けたライトビアを飲み干してグラスを置き、イントロに入る・・曲は『初恋』・・青春の日の淡くて甘くて切なく酸っぱい初恋の思い出を、バラードで情感込めて歌い上げる・・皆、また携帯端末で動画を撮っている・・歌い終るとギターをスタンドに立て掛ける・・また拍手が湧き起こる・・スコットが灰皿とモルトのボトルを持って来る・・右手を挙げて謝意を示し、ボトルを取り上げてラベルを観る・・。
「・・まあまあだな・・」
・・キャップを外してグラス3分の1程にモルトを注ぎ、キャップを閉めてボトルを置いてからグラスを取り上げて香りを確かめて一口含む・・ポケットからプレミアムシガーのボックスとライターを取り出して置く・・。
「・・なかなか旨いね・・」
・・そう言って一本を咥えると火を点ける・・アンブローズ・ターリントン女史が、取り皿に料理を盛り付けてフォークと一緒にテーブルに置いてくれる・・。
「・・ああ、ありがとう・・助かります・・」
・・フォークで一口分を取って食べ、モルトを一口含む・・。
「・・それで・・?・・何が訊きたい・・?・・言って置くけど機密事項には答えられないからね・・?・・」
「・・もし結婚していなかったら、クルーの中の誰と結婚する・(笑)?・・」
「・・副長だな・・俺のいない『ディファイアント』を任せられるのは、彼女だけだからね・・」
・・と、シガーを一服燻らせながら応える・・。
「・・ギャラは幾ら貰うんだ・・?・・」
「・・ギャラの話は、まだ聴いてないんだよ・・番組の制作発表会見で、その話があると思うんだけどね・・」
・・またもう一口飲んで、もう一服燻らせる・・。
「・・正直、どこまでやれると思ってるんだ・・?・・」
「・・う~ん・・ファーストシーズンが終わるまでは健在でいたいと思ってるんだがね・・こればっかりは、終わってみないと分からんな・・だから・・最初の2日間では沈まない・・ってだけは約束しよう・・」
「・・重巡や戦艦を観掛けたらどうする・・?・・」
「・・すっ飛んで逃げる・・一択だな・・」
「・・クルーの中で、誰が一番好みだ・・?・・」
「・・悪いな・・機密事項だ・・」
0
あなたにおすすめの小説
『真説・宇宙世紀・明日へと放たれた矢』
トーマス・ライカー
SF
地球は、誰も知らなかったプラネット・サイクルの段階に入り…加速した循環流磁束帯磁気流(じゅんかんりゅうじそくたいじきりゅう)とマントル対流が地球そのものを加熱し始め、その後85年で赤熱マグマ・オーシャンの惑星となった。
辛くも生き延びた人類は、地球と月との引力均衡点と……太陽と地球との引力均衡点にも、スペース・コロニーを築いて…何とか落ち着いて生活が出来るようにはしていった。
だがそれからの250年で人口空間内での生活に疲れ始め…300年を過ぎる頃から再び地上での生活を夢見、望むようになっていった。
地球が焔の球となって310年目に、大型の探査機を外宇宙に送り出す事が決定された。
作者がリアリスティックに予想・構想する宇宙開発史に基付いて構築した物語のシリーズなので『真説・宇宙世紀』と名付けました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
タイムカプセル~思い出探し~
桜 花音
青春
宮原が通う新谷高校は、今年度で廃校となることが決まっている。
25期生で最後の卒業生となる思い出作りとしてタイプカプセルに手紙を入れることになった。
テーマは『学校生活で楽しかったこと。25歳の自分に向けて』
屋上から眺める校庭では楽しそうに笑って高校生活最後を満喫している生徒たち。
そんな輝く思い出がない私に、楽しかったことと言われても。
そう思っていたらそこにクラスメイトの庄野くんがやってきた。
「ちょっとした探し物ゲームしよう。リミットは卒業式」
探し物をしながら思い出す学校生活とは。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
不快、不可解、午後三時
不幸中の幸い
ホラー
新しい部署に異動してきた主人公。与えられた席の袖机には、古びた紙が一枚貼られていた。
何気なく剥がしてしまったその日から、職場の空気にひそむ奇妙な違和感に気づき始める。
午後三時。周囲が何事もなく働く中、ただひとり、決まって不可解な行動を繰り返す先輩の姿。
机の下で囁かれる声、裏返しの拍手、そしてその直後に必ず報じられる死亡事故。
誰も気に留めないのに、自分にだけ迫ってくる不快な影。
やがて明らかになる“過去”と“儀式”の意味。
逃げ場を失った主人公は、やがてその時刻を迎えてしまう――。
不快と不可解が重なり合う午後三時、あなたの背後にも忍び寄る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる