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騒乱
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◆芋女が芋精霊に
何が芋女に起きたと言うのか分からない。例えばミリアと仲良くしていたからと言う事が理由かも知れない。王家の人間を始めとした色々な人々との接触が理由なのかも知れない。当の本人にも分からない事だったのかも知れない。
芋女が芋精霊になったのだ。確かに肉体とも言うべき物質でも触れる事も出来た芋女が半透明の精霊の様な姿に変わったのだ。芋女の時からミリアが言葉を教えて、片言を話してはいたが精霊となった今は思念を送る事が出来るようになった。
<アゼスト様、スィートポテトは嬉しいです>
スィートポテトって誰だよ、芋女にこんな名前を付けたのは!
「何がだ」
俺が芋精霊に聞けば答えが頭の中に響いた。
<芋の魔物のわたしを大事にしてくださったのが嬉しいのです>
そりゃあまあ、生活の糧だからな。それにぞんざいに扱ったら芋蔓に絡め取られそうだったからよ。
砂漠のサンドスォームを芋蔓が絡め取って自分の肥料にしているのを見れば怖いでしょ。幼体のサンドスウォームならデカくても3mは越えないから対処のしようもあるけど、成体の10m越えすらしばき倒すのを見たら普通に怖いでしょ。
<それでもです。精霊となった今はアゼスト様が芋畑から離れても弱体化しません。それに芋掘りもお手伝い出来るようになりました>
おお、それは朗報だ。
幾ら体力のある俺でもこれだけ広くなった芋畑の収穫は朝から晩まで掛かるからな。少しでも手伝いがあると嬉しいわ。
◆荒野を制した芋畑が魔の森を侵食
そんなこんなで芋畑は勝手に荒野に広がって行ったけど、砂漠から先へは広がらなかった。
砂場には生育出来んのかも知れないな。まぁ良い。その代わり今度は森に向かって広がり始めたぜ。都市側の森じゃなくて荒野に接していた森が芋畑に代わって行ったんだ。
巨木が倒され、草木が消えて芋畑になっていく。乾燥しすぎているのも、湿度が高いのも苦手なのかそんなに早くは無いけど着実に侵食して行ったよ。
広大な魔の森の一部分が芋畑になってから更に半年で1割程が侵食されていったんだ。お陰で森に住む生き物の生息場所も変わってきた。
川沿いには侵食しないのに木々の少ない平地に広がって行く。そのせいだろう草を喰う魔物の生息場所が変わって、それを狙う肉食の魔物の居場所も変わって行ったよ。
多分そのせいだろう、魔物の大移動スタンピードが隣国グラシアスに起こったんだ。
◆魔の森の魔物が隣国グラシアスに逃げ出す
最初は小さな鼠の魔物キラーマウスが隣国グラシアスに増えた。魔の森近くの村々で穀物を荒らされる事になり、税収が減ったと帝国皇帝は報告を受けた。
その後にブルネットスネークがキラーマウスを追って現れた。餌が森に無くなれば魔物だって追うものだ。スネーク類を好むサファイアウィーゼルも増え、ブラックウルフとダブルヘッドベアが見境なく現れて来た。
ブルネットスネークは長さが1~2mくらいで褐色の短毛を持った蛇の魔物だ。キラーマウスは体長20cmくらいで尻尾が体長より長い黒色の鼠の魔物だが森の中でヴァンデッタと言う栗鼠の魔物の競争相手だ。共に固い実を食べる。
サファイアウィーゼルはブルネットスネークの天敵で同じくらいの大きさの四足の魔物でとても凶暴な魔物だ。似ている魔物は貂だろう。額にサファイアみたいな魔石を宿しているし毛皮は高額で取引される。
ブラックウルフは文字通り黒色の毛皮のオオカミの魔物だし、体長は2mを越えて鋭い牙を持ってる。
ダブルヘッドベアは頭がふたつある熊の魔物だ。こっちはもっとデカくて立ち上がれば3mくらいになるだけでなくタフで生命力も高い。C級冒険者のパーティーでも苦戦する相手だ。
ブルネットスネークやサファイアウィーゼルが現れても冒険者達が喜んで相手をしていたがさすがにブラックウルフが集団で町中に現れ始めて事の重大さに気付いた。ダブルヘッドベアが彷徨き街の人々は逃げ惑った。
そのためにグラシアス帝国の騎士達が冒険者に混じって対応する羽目になった。
事態が収束するのに数ヶ月掛かり、原因調査に乗り出したのは半年後くらいだった。そして魔の森を抜けて俺の芋畑を見つけたのだ。
◆隣国が芋畑を奪いに戦争を起こす
隣国グラシアス帝国皇帝は軍団長ライアスをして騎士団を3個大隊派兵した。それに対して我がレーデン王国は何もしなかった。ええっ何もしないのぉー!
どうやらレーデン王国に侵攻したのではなく芋畑を破壊するためと言って芋畑を守る為に軍を派兵したら本格的に戦争するぞと脅したらしい。まぁガイウス•ブル•レーデン国王は芋畑の恐ろしさを知ってるからな。って、俺任せかよ!
事情は黄金都市にまだ居座ってたガイウス王から聞いたぜ。てか、何で俺に説明してんだよ。
「アゼストしか芋畑に認められていないのだろ?都市長コステロから防衛は全て任せてあると聞いたぞ」
ふざけやがってコステロの奴。
確かにハズレ村の時からそうだけどよう。一応都市に鞍替えした時に衛兵は雇ったよ、外壁を守る為に1000人くらいな。交代勤務だから実際の守備に付くのは300人程度だけど。今回は芋畑を襲うらしいから守る必要は無いかもだけど。
◆芋畑が隣国の騎士達を蹂躙
魔の森の薄い場所から川沿いに芋畑にグラシアス帝国の騎士達は侵入して来た。芋蔓を切る為に剣や槍を大鉈に持ち替えて伐採するように戦い始めたらしい。俺は芋精霊になったスィートポテトから聞いた。
俺は出来るだけグラシアス帝国の騎士を殺さないようにスィートポテトに頼んだ。捕まえたなら砂漠に放り投げるようにして貰ったのだ。矢鱈と殺すとこちらに殺意が無くても相手に憎悪を与えてしまいそうだったからだ。
でもそれが逆効果だったらしく、怪我などすぐに治して再度向かって来たらしいぜ。全くどこの戦闘狂だよ。
騎士の栄養で育った芋なんか売りたくないぜ。
何が芋女に起きたと言うのか分からない。例えばミリアと仲良くしていたからと言う事が理由かも知れない。王家の人間を始めとした色々な人々との接触が理由なのかも知れない。当の本人にも分からない事だったのかも知れない。
芋女が芋精霊になったのだ。確かに肉体とも言うべき物質でも触れる事も出来た芋女が半透明の精霊の様な姿に変わったのだ。芋女の時からミリアが言葉を教えて、片言を話してはいたが精霊となった今は思念を送る事が出来るようになった。
<アゼスト様、スィートポテトは嬉しいです>
スィートポテトって誰だよ、芋女にこんな名前を付けたのは!
「何がだ」
俺が芋精霊に聞けば答えが頭の中に響いた。
<芋の魔物のわたしを大事にしてくださったのが嬉しいのです>
そりゃあまあ、生活の糧だからな。それにぞんざいに扱ったら芋蔓に絡め取られそうだったからよ。
砂漠のサンドスォームを芋蔓が絡め取って自分の肥料にしているのを見れば怖いでしょ。幼体のサンドスウォームならデカくても3mは越えないから対処のしようもあるけど、成体の10m越えすらしばき倒すのを見たら普通に怖いでしょ。
<それでもです。精霊となった今はアゼスト様が芋畑から離れても弱体化しません。それに芋掘りもお手伝い出来るようになりました>
おお、それは朗報だ。
幾ら体力のある俺でもこれだけ広くなった芋畑の収穫は朝から晩まで掛かるからな。少しでも手伝いがあると嬉しいわ。
◆荒野を制した芋畑が魔の森を侵食
そんなこんなで芋畑は勝手に荒野に広がって行ったけど、砂漠から先へは広がらなかった。
砂場には生育出来んのかも知れないな。まぁ良い。その代わり今度は森に向かって広がり始めたぜ。都市側の森じゃなくて荒野に接していた森が芋畑に代わって行ったんだ。
巨木が倒され、草木が消えて芋畑になっていく。乾燥しすぎているのも、湿度が高いのも苦手なのかそんなに早くは無いけど着実に侵食して行ったよ。
広大な魔の森の一部分が芋畑になってから更に半年で1割程が侵食されていったんだ。お陰で森に住む生き物の生息場所も変わってきた。
川沿いには侵食しないのに木々の少ない平地に広がって行く。そのせいだろう草を喰う魔物の生息場所が変わって、それを狙う肉食の魔物の居場所も変わって行ったよ。
多分そのせいだろう、魔物の大移動スタンピードが隣国グラシアスに起こったんだ。
◆魔の森の魔物が隣国グラシアスに逃げ出す
最初は小さな鼠の魔物キラーマウスが隣国グラシアスに増えた。魔の森近くの村々で穀物を荒らされる事になり、税収が減ったと帝国皇帝は報告を受けた。
その後にブルネットスネークがキラーマウスを追って現れた。餌が森に無くなれば魔物だって追うものだ。スネーク類を好むサファイアウィーゼルも増え、ブラックウルフとダブルヘッドベアが見境なく現れて来た。
ブルネットスネークは長さが1~2mくらいで褐色の短毛を持った蛇の魔物だ。キラーマウスは体長20cmくらいで尻尾が体長より長い黒色の鼠の魔物だが森の中でヴァンデッタと言う栗鼠の魔物の競争相手だ。共に固い実を食べる。
サファイアウィーゼルはブルネットスネークの天敵で同じくらいの大きさの四足の魔物でとても凶暴な魔物だ。似ている魔物は貂だろう。額にサファイアみたいな魔石を宿しているし毛皮は高額で取引される。
ブラックウルフは文字通り黒色の毛皮のオオカミの魔物だし、体長は2mを越えて鋭い牙を持ってる。
ダブルヘッドベアは頭がふたつある熊の魔物だ。こっちはもっとデカくて立ち上がれば3mくらいになるだけでなくタフで生命力も高い。C級冒険者のパーティーでも苦戦する相手だ。
ブルネットスネークやサファイアウィーゼルが現れても冒険者達が喜んで相手をしていたがさすがにブラックウルフが集団で町中に現れ始めて事の重大さに気付いた。ダブルヘッドベアが彷徨き街の人々は逃げ惑った。
そのためにグラシアス帝国の騎士達が冒険者に混じって対応する羽目になった。
事態が収束するのに数ヶ月掛かり、原因調査に乗り出したのは半年後くらいだった。そして魔の森を抜けて俺の芋畑を見つけたのだ。
◆隣国が芋畑を奪いに戦争を起こす
隣国グラシアス帝国皇帝は軍団長ライアスをして騎士団を3個大隊派兵した。それに対して我がレーデン王国は何もしなかった。ええっ何もしないのぉー!
どうやらレーデン王国に侵攻したのではなく芋畑を破壊するためと言って芋畑を守る為に軍を派兵したら本格的に戦争するぞと脅したらしい。まぁガイウス•ブル•レーデン国王は芋畑の恐ろしさを知ってるからな。って、俺任せかよ!
事情は黄金都市にまだ居座ってたガイウス王から聞いたぜ。てか、何で俺に説明してんだよ。
「アゼストしか芋畑に認められていないのだろ?都市長コステロから防衛は全て任せてあると聞いたぞ」
ふざけやがってコステロの奴。
確かにハズレ村の時からそうだけどよう。一応都市に鞍替えした時に衛兵は雇ったよ、外壁を守る為に1000人くらいな。交代勤務だから実際の守備に付くのは300人程度だけど。今回は芋畑を襲うらしいから守る必要は無いかもだけど。
◆芋畑が隣国の騎士達を蹂躙
魔の森の薄い場所から川沿いに芋畑にグラシアス帝国の騎士達は侵入して来た。芋蔓を切る為に剣や槍を大鉈に持ち替えて伐採するように戦い始めたらしい。俺は芋精霊になったスィートポテトから聞いた。
俺は出来るだけグラシアス帝国の騎士を殺さないようにスィートポテトに頼んだ。捕まえたなら砂漠に放り投げるようにして貰ったのだ。矢鱈と殺すとこちらに殺意が無くても相手に憎悪を与えてしまいそうだったからだ。
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騎士の栄養で育った芋なんか売りたくないぜ。
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