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冒険者Dとダドンの街
塩漬け案件2-危機
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気が付くとベットの上にいた。
いつの間に寝てしまったのかしら。
アンナは頭に手をやろうとして手が鎖に繋がれている事に気がついた。
「え?どういう事?」
手を上げるとジャラジャラと音をたてる。ある程度の自由はある様だが反対の手も足も同様な様だ。しかも口には猿轡のような物をされている。
私は確か街長ゴルバカに呼ばれて•••
そうか、あの紅茶には睡眠薬が入って居たのか。
どういうつもりでゴルバカが自分を捕らえたのか気付いてアンナは怖気を震った。Dの事を聴きたいなんておためごかしだったのだろう。
嵌められた。来るんじゃ無かった。
後悔したが遅かった。
窓から差し込む日差しが大分高くなった頃にドアが開いた。
◆◆D視点◆◆
冒険者証を提示して通用門から街中に入ると俺は冒険者ギルドに直行した。
アンナに会いたかったからだ。
夜の冒険者ギルドは閑散としていたが誰も居ない訳では無かった。併設されている酒場には飲み潰れた者や宿直の受付嬢がいた。
「よう、アンナは何処だ?」
どっかりと肘を#受付机_カウンター_#に置き身を乗り出してマリリンと言う名札の受付嬢に言う。マリリンは唇を付き出し文句を言う。
「アンナさんは帰りましたぁ~ •••違った、夕方にサブマスターのトンブリさんと何処かに出掛けてから見てないですねぇ~」
額に人差し指を当てながら受付嬢マリリンは言った。
「はぁ?なんだそりゃ。じゃあそのサブマスターとやらは何処だよ!」
すると受付嬢マリリンは指で上を指した。どうやら建物の二階、詰まりサブギルドマスター室にいるらしい。
「ふん!そいつに会ってくる!」俺は#受付机_カウンター_#横の隙間を抜けてどかどかと入り込み、階段を登って行く。
後ろから静止する様な声がしたが無視だ!無視!
腹が立つのと同時に嫌な予感しかしない。
登り切るとギルドマスター室の隣にサブギルドマスターと書かれたドアが合った。俺は遠慮なしにドアを開けた。
目の前には執務机らしきものがあったが誰も居なかった。周りを見回すと横にドアがある。仮眠室でもあるのかと中に入って行って開けてみるとベットが一つあって男が寝ていた。
こいつがサブギルドマスターか。
俺はベッドを蹴った。
ドガッと音がして盛大にベッドが揺れ寝ていた男がベッドから落ちた。
「フガッ!?な、何だぁ~!!」
男の言葉を無視して俺は詰め寄った。
「アンナは何処だよ!言わないと唯じゃ置かねぇ!」
「なん、なんだぁ~?お前誰だ?こんな事して只じゃ済まないぞ!」
男はようやく自分が何をされたのか分かったようでベッドの脇で
半立ちになって言った。
「私を誰だと思ってる!サブギルドマスターのトンブリ様だぞ!」
「知るか!アンナと何処かに出掛けたんだろぉ!何処に行った!アンナは何処だよ!」
俺の怒涛の詰め寄りに恐れを成したのか急にトンブリは声を落とした。
「アンナ嬢?わ、私は知らない。副街長ゴルバカ様の所へ行ってから会ってないぞぉ~?」挙動不審になったトンブリの頭を鷲掴みにする。
「あ、アイタタタタ!ヒィ!ホントに知らにゃぁい~」
頭の痛さでトンブリは気絶してしまった。
「チッ!」
俺は舌打ちをして振り返った。そこにはドアの隙間から除いている受付嬢マリリンがいた。
ビクビク怯えるマリリンに俺は言った。
「副街長ゴルバカのいる場所を知らないか?」
血の気が引けて青い顔をしたマリリンは答えた。
「多分、街長庁舎の御宅では?」
俺は場所を知らない。
「悪いが案内を頼む。アンナが危ないかも知れないんだ。」
真剣な俺の声にマリリンは頷いた。
それから30分くらい掛かってマリリンの案内で街長庁舎に到着した。
遅くなってしまったので幾らか握らせてマリリンは返す。マリリンは受け取れないと言ったが無理やり受け取らせる。
もう深夜に近い。仕事でも無いのに無理に突き合せたのだからこれくらいはしないとな。
マリリンの姿が見えなくなった所で俺は街長庁舎の門番に近づいた。
「こんばんわ」
不審そうに門番は俺を見る。門番に近づき俺は金を握らせて聞いた。
「今日、冒険者ギルドのトンブリさんとアンナさんが来ましたよね?」
門番は掌を開いて眉を顰めて言った。
「どうだったかなぁ~」
顔は上を向いて目だけ掌を見る芸当をみせた。俺は更に大銀貨を握らせて手の上から優しく握る。
「ああ、そう言えば来てたなあ~アハハ」
「それでアンナさんは何処へ?」
「か、帰ったんじゃないのかなぁ~アハハ」
握る手の力を込める。
「ほんとか?」
「え~とぉ」
更に俺は力を込めた。
「本当の事を言わないとどうなっても知らないぞ!」
苦痛に耐えかねた門番は泣き出しながらトンブリは帰ったがアンナ帰っていないと言った。
俺が固有スキル『無貌』を使わなかったのは街中で誰に見られるのか分からないし、大事にすると不味いからだ。
兎に角アンナがまだ街長庁舎か併設されてるゴルバカの邸宅に居るのは間違いない。
俺は思案しながらそこを離れてある場所を探して歩く事にした。
いつの間に寝てしまったのかしら。
アンナは頭に手をやろうとして手が鎖に繋がれている事に気がついた。
「え?どういう事?」
手を上げるとジャラジャラと音をたてる。ある程度の自由はある様だが反対の手も足も同様な様だ。しかも口には猿轡のような物をされている。
私は確か街長ゴルバカに呼ばれて•••
そうか、あの紅茶には睡眠薬が入って居たのか。
どういうつもりでゴルバカが自分を捕らえたのか気付いてアンナは怖気を震った。Dの事を聴きたいなんておためごかしだったのだろう。
嵌められた。来るんじゃ無かった。
後悔したが遅かった。
窓から差し込む日差しが大分高くなった頃にドアが開いた。
◆◆D視点◆◆
冒険者証を提示して通用門から街中に入ると俺は冒険者ギルドに直行した。
アンナに会いたかったからだ。
夜の冒険者ギルドは閑散としていたが誰も居ない訳では無かった。併設されている酒場には飲み潰れた者や宿直の受付嬢がいた。
「よう、アンナは何処だ?」
どっかりと肘を#受付机_カウンター_#に置き身を乗り出してマリリンと言う名札の受付嬢に言う。マリリンは唇を付き出し文句を言う。
「アンナさんは帰りましたぁ~ •••違った、夕方にサブマスターのトンブリさんと何処かに出掛けてから見てないですねぇ~」
額に人差し指を当てながら受付嬢マリリンは言った。
「はぁ?なんだそりゃ。じゃあそのサブマスターとやらは何処だよ!」
すると受付嬢マリリンは指で上を指した。どうやら建物の二階、詰まりサブギルドマスター室にいるらしい。
「ふん!そいつに会ってくる!」俺は#受付机_カウンター_#横の隙間を抜けてどかどかと入り込み、階段を登って行く。
後ろから静止する様な声がしたが無視だ!無視!
腹が立つのと同時に嫌な予感しかしない。
登り切るとギルドマスター室の隣にサブギルドマスターと書かれたドアが合った。俺は遠慮なしにドアを開けた。
目の前には執務机らしきものがあったが誰も居なかった。周りを見回すと横にドアがある。仮眠室でもあるのかと中に入って行って開けてみるとベットが一つあって男が寝ていた。
こいつがサブギルドマスターか。
俺はベッドを蹴った。
ドガッと音がして盛大にベッドが揺れ寝ていた男がベッドから落ちた。
「フガッ!?な、何だぁ~!!」
男の言葉を無視して俺は詰め寄った。
「アンナは何処だよ!言わないと唯じゃ置かねぇ!」
「なん、なんだぁ~?お前誰だ?こんな事して只じゃ済まないぞ!」
男はようやく自分が何をされたのか分かったようでベッドの脇で
半立ちになって言った。
「私を誰だと思ってる!サブギルドマスターのトンブリ様だぞ!」
「知るか!アンナと何処かに出掛けたんだろぉ!何処に行った!アンナは何処だよ!」
俺の怒涛の詰め寄りに恐れを成したのか急にトンブリは声を落とした。
「アンナ嬢?わ、私は知らない。副街長ゴルバカ様の所へ行ってから会ってないぞぉ~?」挙動不審になったトンブリの頭を鷲掴みにする。
「あ、アイタタタタ!ヒィ!ホントに知らにゃぁい~」
頭の痛さでトンブリは気絶してしまった。
「チッ!」
俺は舌打ちをして振り返った。そこにはドアの隙間から除いている受付嬢マリリンがいた。
ビクビク怯えるマリリンに俺は言った。
「副街長ゴルバカのいる場所を知らないか?」
血の気が引けて青い顔をしたマリリンは答えた。
「多分、街長庁舎の御宅では?」
俺は場所を知らない。
「悪いが案内を頼む。アンナが危ないかも知れないんだ。」
真剣な俺の声にマリリンは頷いた。
それから30分くらい掛かってマリリンの案内で街長庁舎に到着した。
遅くなってしまったので幾らか握らせてマリリンは返す。マリリンは受け取れないと言ったが無理やり受け取らせる。
もう深夜に近い。仕事でも無いのに無理に突き合せたのだからこれくらいはしないとな。
マリリンの姿が見えなくなった所で俺は街長庁舎の門番に近づいた。
「こんばんわ」
不審そうに門番は俺を見る。門番に近づき俺は金を握らせて聞いた。
「今日、冒険者ギルドのトンブリさんとアンナさんが来ましたよね?」
門番は掌を開いて眉を顰めて言った。
「どうだったかなぁ~」
顔は上を向いて目だけ掌を見る芸当をみせた。俺は更に大銀貨を握らせて手の上から優しく握る。
「ああ、そう言えば来てたなあ~アハハ」
「それでアンナさんは何処へ?」
「か、帰ったんじゃないのかなぁ~アハハ」
握る手の力を込める。
「ほんとか?」
「え~とぉ」
更に俺は力を込めた。
「本当の事を言わないとどうなっても知らないぞ!」
苦痛に耐えかねた門番は泣き出しながらトンブリは帰ったがアンナ帰っていないと言った。
俺が固有スキル『無貌』を使わなかったのは街中で誰に見られるのか分からないし、大事にすると不味いからだ。
兎に角アンナがまだ街長庁舎か併設されてるゴルバカの邸宅に居るのは間違いない。
俺は思案しながらそこを離れてある場所を探して歩く事にした。
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