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王都のQT
キュウの仕事ー大工仕事と狩り
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棟梁のドルトルさんのところの大工の仕事は順調に進む。
キュウの仕事は煉瓦積みが主だが、木材の運搬も熟せる事が分かると手伝う様になった。
棟梁のドルトルさんの動きやスキルを『まねまね』したり、ダイワ、セキスの木材加工技術を『まねまね』することでどんどん上手になっていくのがQTにも分かった。
何事も経験だねとの弁はヨハンナさんだ。Dはあたしの固有スキル『まねまね』に興味があるらしく、スキルチェックは毎日して、変化があったら教えろと言われている。何かを期待しているようにも思えた。
午後からのパーティ破軍の星のお手伝いも楽しい。
時間が多くないので西の魔森でも浅い所でしか狩りをしないけど、もっと馴れたら深い所まで行くからとローリエに言われている。
狩るのは主にグレイベアかグレイウルフである。グレイベアからは魔石の他、肉や毛皮が素材として取れる。グレイウルフは肉が旨くないので魔石と毛皮である。
解体をメンバーのみんなから習うが人によって手順か違ったり、何処を重視しているか分かる。
クレソンは魔法使いらしく、魔石は丁寧に綺麗に取り出して欲しいと言う。ベルクはお肉が好きらしく解体時の血抜きは厳重に、丁寧にする。
ローリエは素早さを優先し、多少雑でも良いとも言うのだ。急ぎの時は解体すらしなくて良いと言うのだ。
Dの様に空間倉庫が使えれば凄く便利そうだが、どうにも『まねまね』出来る気がしない。他にもローリエから教えて貰った『収納』なる魔法があるらしいが見たことが無いので『まねまね』出来なくて残念と思う。
そんな充実した数日を過ごして10日程で大工の仕事が完了した。
出来た家は2階建ての魔導具の雑貨屋である。1階はお店で2階が居住空間だ。
完成時に注文主さんにあったが凄く裕福そうな人だが、目が細く抜け目無さそうに見えた。まぁ、あたしには関係無いけど。
午前の仕事が終わったから、破軍の星だけの仕事に移行するかと思えたが、ヨハンナさんはあたしのランクがD級になるまでは駄目だと言う。これはDからも注意されていると言うのだ。
破軍の星のみんなも残念がっていたが、あたしが参加してから魔森の浅い場所でもそれなりの狩りが出来ていることで収入が安定したので余り文句は無いようだ。
ヨハンナさんからはあと半月程度はE級で頑張らないと進級は無理と言われている。
それで次にヨハンナさんから指示された街中の依頼は商業ギルドのお手伝いだった。荷物や手紙の配達が主な仕事である。
王都東地区冒険者ギルドの筆頭受付嬢ランさんからの手紙を王都東地区商業ギルドのギルドマスターのドネツクさんに渡す事から始まった。
ドネツクさんはさん付けで呼びたくないような人物だった。身長は低く、ハゲデブだった。しかも目つきが嫌らしい。
あたしみたいな貧相な身体でさえ舐めるように見てくるのは下心ありありだろう。渡した手紙を胡乱な目で見て、こういったのだ。
「で、本当に使い物になんのかよ、オメェ!」
グダグダ文句を言いつつ、配送係のソーロさんの所に連れていき、新しい手伝いだと紹介して、さっさと居なくなった。
居なくて返って安心出来た。
配送係のソーロさんはちょっと痩せ気味で気の弱そうな小声の人だった。
商業ギルドでは加入している商人同士の連絡や簡単な物品の受け渡しをしている。これは王都に店を構えている商人だけに向けたサービスらしく、露店や屋台などの人や都市間の移動商人には与えられて居ない。その分年会費が高いようだ。金額は知らないが。
配送係のソーロさんに依ると物量そのものは余り多くないが商人と店の場所を覚えるのが大変なのだと言う。他の商業ギルドから人材が来るまでの繋として冒険者ギルドに依頼したらしい。
期間はほぼ半月であたしの条件にも当て嵌まったらしい。
最初に受けたのは手紙で王都全域の商人に対する連絡物だった。与えられたカバンに満杯の手紙と商人リストを渡された。商人の数は78人。期間は2日と余り時間が無い。
商人リストには商人の名前と王都の住所が書かれている。かなり重要なリストで無くしたら金貨5枚の罰金らしい。
受け取るにも手が震える程だった。
最初はアンリさんの『ヨロコビ』という名前の花屋さんだった。行ってみるとあの大工の仕事をした隣の店だったのは偶然だろう。
王都内を走り回り、手紙を配り回って、半日で31人迄だった。
昼ごはんを軽く屋台で食べて破軍の星のみんなと合流したけど疲れのせいか、余り狩りも芳しく無かった。
ローリエさん達も心配してくれて早めに狩りを終えた。
このままDの邸宅に帰ろうとも思ったが、配送が半分も満たなかった事が気掛かりでかなり迷った。
迷った末に明日は早くから配送を始める事にした。破軍の星のみんなも無理だったら明日は休んで良いとも言ってくれたからだ。
キュウの仕事は煉瓦積みが主だが、木材の運搬も熟せる事が分かると手伝う様になった。
棟梁のドルトルさんの動きやスキルを『まねまね』したり、ダイワ、セキスの木材加工技術を『まねまね』することでどんどん上手になっていくのがQTにも分かった。
何事も経験だねとの弁はヨハンナさんだ。Dはあたしの固有スキル『まねまね』に興味があるらしく、スキルチェックは毎日して、変化があったら教えろと言われている。何かを期待しているようにも思えた。
午後からのパーティ破軍の星のお手伝いも楽しい。
時間が多くないので西の魔森でも浅い所でしか狩りをしないけど、もっと馴れたら深い所まで行くからとローリエに言われている。
狩るのは主にグレイベアかグレイウルフである。グレイベアからは魔石の他、肉や毛皮が素材として取れる。グレイウルフは肉が旨くないので魔石と毛皮である。
解体をメンバーのみんなから習うが人によって手順か違ったり、何処を重視しているか分かる。
クレソンは魔法使いらしく、魔石は丁寧に綺麗に取り出して欲しいと言う。ベルクはお肉が好きらしく解体時の血抜きは厳重に、丁寧にする。
ローリエは素早さを優先し、多少雑でも良いとも言うのだ。急ぎの時は解体すらしなくて良いと言うのだ。
Dの様に空間倉庫が使えれば凄く便利そうだが、どうにも『まねまね』出来る気がしない。他にもローリエから教えて貰った『収納』なる魔法があるらしいが見たことが無いので『まねまね』出来なくて残念と思う。
そんな充実した数日を過ごして10日程で大工の仕事が完了した。
出来た家は2階建ての魔導具の雑貨屋である。1階はお店で2階が居住空間だ。
完成時に注文主さんにあったが凄く裕福そうな人だが、目が細く抜け目無さそうに見えた。まぁ、あたしには関係無いけど。
午前の仕事が終わったから、破軍の星だけの仕事に移行するかと思えたが、ヨハンナさんはあたしのランクがD級になるまでは駄目だと言う。これはDからも注意されていると言うのだ。
破軍の星のみんなも残念がっていたが、あたしが参加してから魔森の浅い場所でもそれなりの狩りが出来ていることで収入が安定したので余り文句は無いようだ。
ヨハンナさんからはあと半月程度はE級で頑張らないと進級は無理と言われている。
それで次にヨハンナさんから指示された街中の依頼は商業ギルドのお手伝いだった。荷物や手紙の配達が主な仕事である。
王都東地区冒険者ギルドの筆頭受付嬢ランさんからの手紙を王都東地区商業ギルドのギルドマスターのドネツクさんに渡す事から始まった。
ドネツクさんはさん付けで呼びたくないような人物だった。身長は低く、ハゲデブだった。しかも目つきが嫌らしい。
あたしみたいな貧相な身体でさえ舐めるように見てくるのは下心ありありだろう。渡した手紙を胡乱な目で見て、こういったのだ。
「で、本当に使い物になんのかよ、オメェ!」
グダグダ文句を言いつつ、配送係のソーロさんの所に連れていき、新しい手伝いだと紹介して、さっさと居なくなった。
居なくて返って安心出来た。
配送係のソーロさんはちょっと痩せ気味で気の弱そうな小声の人だった。
商業ギルドでは加入している商人同士の連絡や簡単な物品の受け渡しをしている。これは王都に店を構えている商人だけに向けたサービスらしく、露店や屋台などの人や都市間の移動商人には与えられて居ない。その分年会費が高いようだ。金額は知らないが。
配送係のソーロさんに依ると物量そのものは余り多くないが商人と店の場所を覚えるのが大変なのだと言う。他の商業ギルドから人材が来るまでの繋として冒険者ギルドに依頼したらしい。
期間はほぼ半月であたしの条件にも当て嵌まったらしい。
最初に受けたのは手紙で王都全域の商人に対する連絡物だった。与えられたカバンに満杯の手紙と商人リストを渡された。商人の数は78人。期間は2日と余り時間が無い。
商人リストには商人の名前と王都の住所が書かれている。かなり重要なリストで無くしたら金貨5枚の罰金らしい。
受け取るにも手が震える程だった。
最初はアンリさんの『ヨロコビ』という名前の花屋さんだった。行ってみるとあの大工の仕事をした隣の店だったのは偶然だろう。
王都内を走り回り、手紙を配り回って、半日で31人迄だった。
昼ごはんを軽く屋台で食べて破軍の星のみんなと合流したけど疲れのせいか、余り狩りも芳しく無かった。
ローリエさん達も心配してくれて早めに狩りを終えた。
このままDの邸宅に帰ろうとも思ったが、配送が半分も満たなかった事が気掛かりでかなり迷った。
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