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冒険者Dと近隣国
塩漬け案件2ー漁
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海獣リバイスがやってくる方に俺は船を飛び降りた。勿論、水面に立つ。
背後でハルッツの動揺を感じるが海獣リバイスに向かって駆ける。インベントリから両手持ちの魔剣を取り出して右手下段に構える。切っ先が水面を撫で水飛沫を飛ばす。
後10m程の距離で海獣リバイスが水面から飛び跳ねた。
うおっ!こいつ俺の殺気に反応しやがった。
大きいな、20m程だ。
俺は腹の燦めく海獣リバイスの鱗を見ながらそんな感想を持つ。このまま落下を待てば押し潰される。
俺は手にした魔剣を振り上げた。
まだ、海獣リバイスに届く距離ではないが魔剣から飛んだ剣撃が海獣リバイスの腹を撃つ。頑強な鱗は剣撃を物ともしないが衝撃は伝わる。
俺は魔剣を8の字を描くように連続して剣撃を飛ばすと落ちてくる筈の海獣リバイスが空中に留まるだけでなく、間を置かない剣撃が海獣リバイスを打ち上げ始めた。
驚いたのは海獣だ。
押し潰すどころが吹き飛ばされそうになった事で身を捩って剣撃を避けようとする。
それをさせないように俺は右や左にステップして位置を調整して移動する。
そして更に斬撃の回転数を上げる。魔力も更に込めて斬撃の力を強めてやれば海獣リバイスがほぼ立ち上がってしまった。
グエーグエーと鳴き声を上げながら体を光らせた。
魔力が籠もった光で、何かをしようとしていると気付くと、足元の海水面が持ち上がっていることに気が付いた。
どうやら海水を操ろうとしているようだ。
俺が魔剣による斬撃を止めてその場から離れようとすると海水が逆瀑布のように海獣リバイスに向かって行く。海水の力で俺を近付けないようにしているのだろう。
だが、これはチャンスだ。
俺はその海水の逆瀑布を駆け上がって行き、そのまま飛び上がった。
海獣リバイスの鼻面を掠めてその上に躍り上がる。
前転をして海獣リバイスの頭頂に立つと魔剣を逆さ持ちして眉間と思われる場所に突き刺す。
カツンと音を立てて鱗に当たるが構わず魔力を全力で込めてやると、魔剣が灼熱し始めた。
後数秒で逆瀑布が海獣リバイスを飲み込む。時間があまり無い。魔剣からの灼熱が海獣リバイスの鱗を焼き、鱗が黒く変色してバガンと音を立てて割れるとあっさり魔剣は海獣リバイスの頭に吸い込まれた。
ギャギャギャーと海獣リバイスの悲鳴が上がり逆瀑布が崩れるのと同時に立ち上がっていた姿勢が落下していく。
俺はそれには付き合わず空中に留まる。
魔剣は自然と引き抜かれ、海獣リバイスの体液が溢れた。ドッバッシャーンと言う大音響と共に海獣が海面に叩き付けられる。
一旦沈んた海獣リバイスが少しして浮いてくる。
俺は静かにその上に降りると海獣リバイスを倒せた事を確認してインベントリに収納した。
ランドルトに見せたらきっと喜ぶだろう。海獣リバイスが落ちた衝撃の波に揺られる小舟の上でハルッツが腰を抜かしていた。
まぁもう用がハルッツには無いな。このことをきっと誰かに吹聴するだろうが誰も信じないだろう。というよりハルッツには話す相手が居なかったか。
スキルも使って腹も減って来たがこのまま海の魔物狩りと行こうか。
俺は沖合に向かって少し走った。
港湾から1000mも離れた場所で俺はハルッツのスキル『ジュンカ』を使った。意識して円周を描くように広げる。
暫くして10m超のサーペントが数匹集まって来た。そう、このスキルは魔物を呼び寄せるのだ。
俺がスキルを使った感覚では純粋な魔力を垂れ流す感覚だ。名前が示すように海水なら純水に変えていそうだが普通より魔力が流れ易くなってそれに魔物が釣られるのだろうと思う。
まぁアミバはスキル『ジュンカ』の力を魔石の不純物を取り除くのに使って居たようだ。錬金術師ランドルトも魔石の純度には煩いからな。
おっとそうだ、サーペントだった。
俺は魔剣でなく長細い槍の様な銛をインベントリから取り出した。長さはおおよそ5mほどになる。刃先とは逆の端を掴み、魔力を込めて振り回す。
銛ではあるが魔力によって操作される武器だ。感覚で掴んだサーペントの方向に投げると波間を突き抜けて海中に突き刺さり、投げた軌跡のまま手元に戻った。
俺は何度か同じ事を繰り返すと浮いて来たサーペントをインベントリに仕舞って行く。サーペントは全て眉間を撃ち抜かれて絶死していた。
この銛は名前を『絶死』と言って、適当に投げても相手の弱点を貫き、手元に戻って来るとんでも無い武器なのだ。
ただ、相手によっては威力が不足するのでサーペントの様な皮膚の柔い魔物にしか使えないのだ。
ちなみに両手剣の魔剣は『灼熱』と言い、込める魔力量に応じて熱量が増えるものだ。
沈んでいたサーペントの1匹の体液で寄って来たのか、20m超級のクラーケンが現れた。
イカ頭を海上に出し、白い触手が俺の仕留めたサーペントを掴み上げる。
だらりとしたサーペントをそのまま頭頂にある牙だらけの口に近付てむしゃむしゃ始めた。うん、今が狙い目だな。
氷魔法が使えれば大抵の魔物は行動不能にできるが、どっちかと言うと俺は魔法が得意じゃねえ。
得意なのはスキルさ。
ということで俺はスキル『固定』を使ってクラーケンの周りの海上を固定する。
海上の異変を感知したのかクラーケンが咀嚼を止めて、周りを見て俺に視線を止めた。
クアォーンと叫び声を上げて身を攀じる。うわっ汚ぇな。
物を口に入れたまま叫ぶんじゃあねぇ!
サーペントの体液やら肉塊が周りに飛び散った。
背後でハルッツの動揺を感じるが海獣リバイスに向かって駆ける。インベントリから両手持ちの魔剣を取り出して右手下段に構える。切っ先が水面を撫で水飛沫を飛ばす。
後10m程の距離で海獣リバイスが水面から飛び跳ねた。
うおっ!こいつ俺の殺気に反応しやがった。
大きいな、20m程だ。
俺は腹の燦めく海獣リバイスの鱗を見ながらそんな感想を持つ。このまま落下を待てば押し潰される。
俺は手にした魔剣を振り上げた。
まだ、海獣リバイスに届く距離ではないが魔剣から飛んだ剣撃が海獣リバイスの腹を撃つ。頑強な鱗は剣撃を物ともしないが衝撃は伝わる。
俺は魔剣を8の字を描くように連続して剣撃を飛ばすと落ちてくる筈の海獣リバイスが空中に留まるだけでなく、間を置かない剣撃が海獣リバイスを打ち上げ始めた。
驚いたのは海獣だ。
押し潰すどころが吹き飛ばされそうになった事で身を捩って剣撃を避けようとする。
それをさせないように俺は右や左にステップして位置を調整して移動する。
そして更に斬撃の回転数を上げる。魔力も更に込めて斬撃の力を強めてやれば海獣リバイスがほぼ立ち上がってしまった。
グエーグエーと鳴き声を上げながら体を光らせた。
魔力が籠もった光で、何かをしようとしていると気付くと、足元の海水面が持ち上がっていることに気が付いた。
どうやら海水を操ろうとしているようだ。
俺が魔剣による斬撃を止めてその場から離れようとすると海水が逆瀑布のように海獣リバイスに向かって行く。海水の力で俺を近付けないようにしているのだろう。
だが、これはチャンスだ。
俺はその海水の逆瀑布を駆け上がって行き、そのまま飛び上がった。
海獣リバイスの鼻面を掠めてその上に躍り上がる。
前転をして海獣リバイスの頭頂に立つと魔剣を逆さ持ちして眉間と思われる場所に突き刺す。
カツンと音を立てて鱗に当たるが構わず魔力を全力で込めてやると、魔剣が灼熱し始めた。
後数秒で逆瀑布が海獣リバイスを飲み込む。時間があまり無い。魔剣からの灼熱が海獣リバイスの鱗を焼き、鱗が黒く変色してバガンと音を立てて割れるとあっさり魔剣は海獣リバイスの頭に吸い込まれた。
ギャギャギャーと海獣リバイスの悲鳴が上がり逆瀑布が崩れるのと同時に立ち上がっていた姿勢が落下していく。
俺はそれには付き合わず空中に留まる。
魔剣は自然と引き抜かれ、海獣リバイスの体液が溢れた。ドッバッシャーンと言う大音響と共に海獣が海面に叩き付けられる。
一旦沈んた海獣リバイスが少しして浮いてくる。
俺は静かにその上に降りると海獣リバイスを倒せた事を確認してインベントリに収納した。
ランドルトに見せたらきっと喜ぶだろう。海獣リバイスが落ちた衝撃の波に揺られる小舟の上でハルッツが腰を抜かしていた。
まぁもう用がハルッツには無いな。このことをきっと誰かに吹聴するだろうが誰も信じないだろう。というよりハルッツには話す相手が居なかったか。
スキルも使って腹も減って来たがこのまま海の魔物狩りと行こうか。
俺は沖合に向かって少し走った。
港湾から1000mも離れた場所で俺はハルッツのスキル『ジュンカ』を使った。意識して円周を描くように広げる。
暫くして10m超のサーペントが数匹集まって来た。そう、このスキルは魔物を呼び寄せるのだ。
俺がスキルを使った感覚では純粋な魔力を垂れ流す感覚だ。名前が示すように海水なら純水に変えていそうだが普通より魔力が流れ易くなってそれに魔物が釣られるのだろうと思う。
まぁアミバはスキル『ジュンカ』の力を魔石の不純物を取り除くのに使って居たようだ。錬金術師ランドルトも魔石の純度には煩いからな。
おっとそうだ、サーペントだった。
俺は魔剣でなく長細い槍の様な銛をインベントリから取り出した。長さはおおよそ5mほどになる。刃先とは逆の端を掴み、魔力を込めて振り回す。
銛ではあるが魔力によって操作される武器だ。感覚で掴んだサーペントの方向に投げると波間を突き抜けて海中に突き刺さり、投げた軌跡のまま手元に戻った。
俺は何度か同じ事を繰り返すと浮いて来たサーペントをインベントリに仕舞って行く。サーペントは全て眉間を撃ち抜かれて絶死していた。
この銛は名前を『絶死』と言って、適当に投げても相手の弱点を貫き、手元に戻って来るとんでも無い武器なのだ。
ただ、相手によっては威力が不足するのでサーペントの様な皮膚の柔い魔物にしか使えないのだ。
ちなみに両手剣の魔剣は『灼熱』と言い、込める魔力量に応じて熱量が増えるものだ。
沈んでいたサーペントの1匹の体液で寄って来たのか、20m超級のクラーケンが現れた。
イカ頭を海上に出し、白い触手が俺の仕留めたサーペントを掴み上げる。
だらりとしたサーペントをそのまま頭頂にある牙だらけの口に近付てむしゃむしゃ始めた。うん、今が狙い目だな。
氷魔法が使えれば大抵の魔物は行動不能にできるが、どっちかと言うと俺は魔法が得意じゃねえ。
得意なのはスキルさ。
ということで俺はスキル『固定』を使ってクラーケンの周りの海上を固定する。
海上の異変を感知したのかクラーケンが咀嚼を止めて、周りを見て俺に視線を止めた。
クアォーンと叫び声を上げて身を攀じる。うわっ汚ぇな。
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