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1章
第6話
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『史朗、聞こえる?』
声は、目の前のひなたから聞こえ……
間違いなくひなたがしゃべっているのに、無邪気なひなたでも、神秘的なひなたでもなかった。
「ふぶ……き?」
『そうだよ!史朗!』
――――本当に?
俺は反射的に、両手でひなたの頬に触れていた。
――――嘘でもいい。騙されていてもいい。
これがひなたが見せている幻影だというなら、偽物だとわかるまで吹雪だと思わせていて欲しかった。
もう二度と聞くことが出来ないと思っていた声……
熱く、こみあげてくる想いがある。
『史朗……。私だってわかる……?』
不安そうな声。
「……。わかるよ……」
『あ、その言い方!実は信じてないでしょ~!わかるんだからねっ!返事の前にちょっと間があった!』
「……」
会話のテンポやテンションは、確かに吹雪に似ている……が、、、
こんな現実離れしたこと、すぐに信じられる方がおかしいだろ!と突っ込んでいいものか迷った。
――――そもそも見た目がひなただし……。
ひなた……いや吹雪は、むーっとした表情で口をとがらせた。
『じゃあ二人だけが知ってる個人情報ばらすね!1回目のキスは音楽室で私から。2回目のキスは帰り道史朗から。3回目のキスは……』
「ちょっ……!まっ……!!わかった!わかったから!もういいよ!!」
音楽室には他に誰もいないが、そういえばドアは開けっ放しになっている。
万が一誰かが聞いていたら、さすがに恥ずかしい……!!
俺は思わず吹雪の……いや、ひなたの口を手でふさぎそうになった。
「……本当に、、、吹雪なのか……?」
焦りすぎて、涙はとっくに飛んでしまっていた。
次は目からじゃなく、毛穴から汗という名の涙が出そうだが……。
『私だよー!何ならもっと恥ずかしいことだって言うよー!!キスの時に舌……』
「わーーーー!!」
『あと史朗が、……の時に胸をさわ……』
「わかった!信じる!!信じるから!!!それ以上言うなー!!」
穴があったら飛び込みたいくらい恥ずかしかった。むしろ今すぐドリルで地球の裏側まで掘りたいくらいだ。
室内は寒いはずなのに、精神的には汗だくになってしまっていた。
――――まぁ確かに、これは二人にしかわからないことでは……ある……な。
恥ずかし過ぎて顔をそらした俺に、ひなたの姿の吹雪が抱き着いついてきた。
『史朗……会いたかった。ずっとずっと会いたかった。突然いなくなってごめんね……!!』
「……っほんとだよ……」
俺も強く抱きしめ返した。
『……でもまたすぐにお別れの時間が来るの……ごめんね……』
「……」
――――そう、だよな……。
頭のどこかでは、多分そうだろうとわかってた……。
吹雪自身の身体は、、、もう存在しないのだから――――。
『史朗……』
今にも泣き出しそうな吹雪の声に、俺は首を振った。
「ごめんねは、いらない……」
『じゃあ、大好き』
「うん。俺もだ」
『大好き、史朗……』
「うん。大好きだ、吹雪……」
――――本当は、
どこかのドラマで観るような「愛してる」とか言ってみたかった。
だけど、「愛してる」は、俺にはまだよくわからない。
それはきっと吹雪も同じだろう……。
――――だけど伝わってる……。
離れたくないと、離したくないと……
今この瞬間が永遠であればいいと……
お互いに……伝わってる――――
『……あのね、史朗』
「うん……」
吹雪の声はもう……落ち着いていた。
そして、抱きしめているはずのひなたの体が少しずつ軽く……透けていくのを感じ、俺は吹雪とのお別れが近いことを……悟り始めていた。
『私、絶対に生まれ変わるよ。そしたらまた史朗に会いたいな……』
「そっか。待つよ。ずっと待ってる……」
俺の言葉に、今度は吹雪が首を振った。
『それはダメ。待たないで……』
「吹雪……?」
俺は驚いて、吹雪を見つめた。
『私の言葉で史朗を縛るなんて……そんなの辛い……から』
「ふぶ……」
言いかけた俺の口を、ひなたの小さな手が塞いだ。吹雪は笑顔だった。
『いつか史朗と会う時は、幸せな史朗が見たい……』
しかし笑顔とは裏腹に、吹雪の……ひなたの瞳から、涙があふれ出して来た。
震える手足で笑って……笑顔のまま泣いていた。
『ダンディになった史朗でも、よぼよぼのおじーちゃんになった史朗でもいいの。また誰かを愛して、幸せに生きてきたよって笑って言える人生を送った史朗に会いたい……。そしたらきっと生まれ変わった私も安心できるから……だから……待たないで……』
言いながら吹雪は……だんだん笑顔を維持できなくなり、大声で泣き出した。
『……だから……っ!待っちゃ……ダメ……!!……ダメだから……!!!』
最後の方はもう、悲鳴に近かった。
俺は、再度吹雪を抱きしめ……その腕に力を込めた。
――――わかってるよ。
吹雪が無理していることなんか、最初からわかってた。
毎日毎日一緒にいた。1日の大半を吹雪と一緒に過ごしてきた。
つきあい始めてからの日々は、家族よりもきっとずっと長い時間、吹雪と一緒に過ごしてきた。
どれだけ表情を見てきたと思ってる?どれだけ言葉を聞いてきたと思ってる?
俺に待って欲しい気持ちも、俺に待って欲しくない気持ちも、どっちも本当なんだってわかってる。
――――わかってるんだよ……
『それにね?史朗……。私、絶対女の子に生まれ変わるとは限らないんだよ?』
何も言えなかった俺に、吹雪は明るく付け足した。
顔を見ると、もう泣いてなかった。そして笑顔だった。
喧嘩後に仲直りした時の笑顔と同じだ。「また仲良くしようね」って頑張ってる時の笑顔だ。
「はは……。確かにそうだな……」
だから俺も、頑張って笑った。
――――最後だから……。
今の吹雪と会えるのは……これがきっと最後だから……。
「吹雪……」
俺は手を伸ばし。
もう……だいぶ透けてしまったひなたの頬に触れると、吹雪は目を閉じて……その手に頬ずりした。
『史朗のこと、ずっと空から見守ってて、いっぱい考えたの。伝えたかった……』
「うん……ありがとう……」
『いつか、また会おうね!』
「うん」
『幸せに生きてね……』
「うん……」
大好き史朗。
……ううん、大好きだった。史朗……
だいす……
……
吹雪の声は小さくなって、やがて聞こえなくなり……
透けていたひなたの身体も完全に俺の腕の中から消え去って……何もなくなった。
「吹雪……」
俺は、自分の両手を見つめて座ったまま……その場からしばらく動けなかった。
たった、数分のことだったと思う。
静まり返った音楽室には、俺ひとり……。
力の入らない足でよろよろと立ち上がると……そのままぼんやりと、窓の外を眺めていた。
――――まるで……幻のような時間だった……
――――いや、実際に……幻だったんだろうけど……
何気なく室内を見回すと、転がったままの鞄と体操着の袋が目についた。
そういえば……と思い出し、持ってきた酒とキーホルダーを確認してみた。
すると中身は消えていて、包装紙や新聞紙のみが残されていた。
「はは……」
思わず笑みがこぼれる。
「貰った酒と100円ショップで買える金の鈴か……。絶対に必要だってわかってたら、もっと値の張るものにしたのに……俺、かっこ悪いな……」
苦笑いでつぶやく。
ひなたは『気持ちのこもったその品』と言っていたから値段は関係ないんだろうけど、俺は情けないやら恥ずかしいやらで、肩をすくめて笑ってしまった。
そして再び、涙がこぼれ落ちる。
『また誰かを愛して、幸せに生きてきたよって笑って言える人生を送った史朗に会いたい……』
吹雪の残した言葉が、心に響き渡る……。
幸せがどういうものなのか、俺にはまだわからない。
だけど吹雪が望んでくれたから……ちゃんと考えるよ。
いつか生まれ変わった吹雪と会った時に、そう言えるように……
――――ちゃんと考えるから……
――――今日だけは、今だけは……
吹雪との思い出に、ひたってもいいかな……?
『大好きだよ、史朗……』
――――俺も大好きだ、吹雪……。
この場所で、吹雪のためにピアノを弾きたかった。
吹雪が弾けるようになったなら、一緒に弾いてみたかった。
俺の左手と、吹雪の右手で弾いて、、、
互いの空いている手は絡めて繋いで、ちょっとしたミスで音が止まった瞬間に……きっと二人で見つめ合って、笑いながらキスをしたんだ。
――――でもその想いは、今日ここに置いていく……。
俺も吹雪も、少しずつ前に進めるように。
いつかまた出会った時に、別々の人生を歩んでいても、二人とも……本当の笑顔でいられるように……。
――――大好きだった……吹雪……。
俺は音楽室を出てドアをしめ、振り向かずに歩き出した。
もう……大丈夫な気がした。
吹雪と過ごした日々を……きっと素敵な思い出に変えていける……。
廊下の窓から見えた空は、雪が降っているのにも関わらず晴れてきて、雲の合間から光が見え隠れしていた。
――――ひなたも無事に空に帰れただろうか……。
――――きっと空でも、「ひなたの曲弾いて」とか言って飛び跳ねているのだろう。
そんなことを考えて、フッと笑った。
その後、俺は授業以外で音楽室へ行くことはなくなり……。
やがて、吹雪の楽譜と共に通った高校を……卒業した――――。
-続く-
声は、目の前のひなたから聞こえ……
間違いなくひなたがしゃべっているのに、無邪気なひなたでも、神秘的なひなたでもなかった。
「ふぶ……き?」
『そうだよ!史朗!』
――――本当に?
俺は反射的に、両手でひなたの頬に触れていた。
――――嘘でもいい。騙されていてもいい。
これがひなたが見せている幻影だというなら、偽物だとわかるまで吹雪だと思わせていて欲しかった。
もう二度と聞くことが出来ないと思っていた声……
熱く、こみあげてくる想いがある。
『史朗……。私だってわかる……?』
不安そうな声。
「……。わかるよ……」
『あ、その言い方!実は信じてないでしょ~!わかるんだからねっ!返事の前にちょっと間があった!』
「……」
会話のテンポやテンションは、確かに吹雪に似ている……が、、、
こんな現実離れしたこと、すぐに信じられる方がおかしいだろ!と突っ込んでいいものか迷った。
――――そもそも見た目がひなただし……。
ひなた……いや吹雪は、むーっとした表情で口をとがらせた。
『じゃあ二人だけが知ってる個人情報ばらすね!1回目のキスは音楽室で私から。2回目のキスは帰り道史朗から。3回目のキスは……』
「ちょっ……!まっ……!!わかった!わかったから!もういいよ!!」
音楽室には他に誰もいないが、そういえばドアは開けっ放しになっている。
万が一誰かが聞いていたら、さすがに恥ずかしい……!!
俺は思わず吹雪の……いや、ひなたの口を手でふさぎそうになった。
「……本当に、、、吹雪なのか……?」
焦りすぎて、涙はとっくに飛んでしまっていた。
次は目からじゃなく、毛穴から汗という名の涙が出そうだが……。
『私だよー!何ならもっと恥ずかしいことだって言うよー!!キスの時に舌……』
「わーーーー!!」
『あと史朗が、……の時に胸をさわ……』
「わかった!信じる!!信じるから!!!それ以上言うなー!!」
穴があったら飛び込みたいくらい恥ずかしかった。むしろ今すぐドリルで地球の裏側まで掘りたいくらいだ。
室内は寒いはずなのに、精神的には汗だくになってしまっていた。
――――まぁ確かに、これは二人にしかわからないことでは……ある……な。
恥ずかし過ぎて顔をそらした俺に、ひなたの姿の吹雪が抱き着いついてきた。
『史朗……会いたかった。ずっとずっと会いたかった。突然いなくなってごめんね……!!』
「……っほんとだよ……」
俺も強く抱きしめ返した。
『……でもまたすぐにお別れの時間が来るの……ごめんね……』
「……」
――――そう、だよな……。
頭のどこかでは、多分そうだろうとわかってた……。
吹雪自身の身体は、、、もう存在しないのだから――――。
『史朗……』
今にも泣き出しそうな吹雪の声に、俺は首を振った。
「ごめんねは、いらない……」
『じゃあ、大好き』
「うん。俺もだ」
『大好き、史朗……』
「うん。大好きだ、吹雪……」
――――本当は、
どこかのドラマで観るような「愛してる」とか言ってみたかった。
だけど、「愛してる」は、俺にはまだよくわからない。
それはきっと吹雪も同じだろう……。
――――だけど伝わってる……。
離れたくないと、離したくないと……
今この瞬間が永遠であればいいと……
お互いに……伝わってる――――
『……あのね、史朗』
「うん……」
吹雪の声はもう……落ち着いていた。
そして、抱きしめているはずのひなたの体が少しずつ軽く……透けていくのを感じ、俺は吹雪とのお別れが近いことを……悟り始めていた。
『私、絶対に生まれ変わるよ。そしたらまた史朗に会いたいな……』
「そっか。待つよ。ずっと待ってる……」
俺の言葉に、今度は吹雪が首を振った。
『それはダメ。待たないで……』
「吹雪……?」
俺は驚いて、吹雪を見つめた。
『私の言葉で史朗を縛るなんて……そんなの辛い……から』
「ふぶ……」
言いかけた俺の口を、ひなたの小さな手が塞いだ。吹雪は笑顔だった。
『いつか史朗と会う時は、幸せな史朗が見たい……』
しかし笑顔とは裏腹に、吹雪の……ひなたの瞳から、涙があふれ出して来た。
震える手足で笑って……笑顔のまま泣いていた。
『ダンディになった史朗でも、よぼよぼのおじーちゃんになった史朗でもいいの。また誰かを愛して、幸せに生きてきたよって笑って言える人生を送った史朗に会いたい……。そしたらきっと生まれ変わった私も安心できるから……だから……待たないで……』
言いながら吹雪は……だんだん笑顔を維持できなくなり、大声で泣き出した。
『……だから……っ!待っちゃ……ダメ……!!……ダメだから……!!!』
最後の方はもう、悲鳴に近かった。
俺は、再度吹雪を抱きしめ……その腕に力を込めた。
――――わかってるよ。
吹雪が無理していることなんか、最初からわかってた。
毎日毎日一緒にいた。1日の大半を吹雪と一緒に過ごしてきた。
つきあい始めてからの日々は、家族よりもきっとずっと長い時間、吹雪と一緒に過ごしてきた。
どれだけ表情を見てきたと思ってる?どれだけ言葉を聞いてきたと思ってる?
俺に待って欲しい気持ちも、俺に待って欲しくない気持ちも、どっちも本当なんだってわかってる。
――――わかってるんだよ……
『それにね?史朗……。私、絶対女の子に生まれ変わるとは限らないんだよ?』
何も言えなかった俺に、吹雪は明るく付け足した。
顔を見ると、もう泣いてなかった。そして笑顔だった。
喧嘩後に仲直りした時の笑顔と同じだ。「また仲良くしようね」って頑張ってる時の笑顔だ。
「はは……。確かにそうだな……」
だから俺も、頑張って笑った。
――――最後だから……。
今の吹雪と会えるのは……これがきっと最後だから……。
「吹雪……」
俺は手を伸ばし。
もう……だいぶ透けてしまったひなたの頬に触れると、吹雪は目を閉じて……その手に頬ずりした。
『史朗のこと、ずっと空から見守ってて、いっぱい考えたの。伝えたかった……』
「うん……ありがとう……」
『いつか、また会おうね!』
「うん」
『幸せに生きてね……』
「うん……」
大好き史朗。
……ううん、大好きだった。史朗……
だいす……
……
吹雪の声は小さくなって、やがて聞こえなくなり……
透けていたひなたの身体も完全に俺の腕の中から消え去って……何もなくなった。
「吹雪……」
俺は、自分の両手を見つめて座ったまま……その場からしばらく動けなかった。
たった、数分のことだったと思う。
静まり返った音楽室には、俺ひとり……。
力の入らない足でよろよろと立ち上がると……そのままぼんやりと、窓の外を眺めていた。
――――まるで……幻のような時間だった……
――――いや、実際に……幻だったんだろうけど……
何気なく室内を見回すと、転がったままの鞄と体操着の袋が目についた。
そういえば……と思い出し、持ってきた酒とキーホルダーを確認してみた。
すると中身は消えていて、包装紙や新聞紙のみが残されていた。
「はは……」
思わず笑みがこぼれる。
「貰った酒と100円ショップで買える金の鈴か……。絶対に必要だってわかってたら、もっと値の張るものにしたのに……俺、かっこ悪いな……」
苦笑いでつぶやく。
ひなたは『気持ちのこもったその品』と言っていたから値段は関係ないんだろうけど、俺は情けないやら恥ずかしいやらで、肩をすくめて笑ってしまった。
そして再び、涙がこぼれ落ちる。
『また誰かを愛して、幸せに生きてきたよって笑って言える人生を送った史朗に会いたい……』
吹雪の残した言葉が、心に響き渡る……。
幸せがどういうものなのか、俺にはまだわからない。
だけど吹雪が望んでくれたから……ちゃんと考えるよ。
いつか生まれ変わった吹雪と会った時に、そう言えるように……
――――ちゃんと考えるから……
――――今日だけは、今だけは……
吹雪との思い出に、ひたってもいいかな……?
『大好きだよ、史朗……』
――――俺も大好きだ、吹雪……。
この場所で、吹雪のためにピアノを弾きたかった。
吹雪が弾けるようになったなら、一緒に弾いてみたかった。
俺の左手と、吹雪の右手で弾いて、、、
互いの空いている手は絡めて繋いで、ちょっとしたミスで音が止まった瞬間に……きっと二人で見つめ合って、笑いながらキスをしたんだ。
――――でもその想いは、今日ここに置いていく……。
俺も吹雪も、少しずつ前に進めるように。
いつかまた出会った時に、別々の人生を歩んでいても、二人とも……本当の笑顔でいられるように……。
――――大好きだった……吹雪……。
俺は音楽室を出てドアをしめ、振り向かずに歩き出した。
もう……大丈夫な気がした。
吹雪と過ごした日々を……きっと素敵な思い出に変えていける……。
廊下の窓から見えた空は、雪が降っているのにも関わらず晴れてきて、雲の合間から光が見え隠れしていた。
――――ひなたも無事に空に帰れただろうか……。
――――きっと空でも、「ひなたの曲弾いて」とか言って飛び跳ねているのだろう。
そんなことを考えて、フッと笑った。
その後、俺は授業以外で音楽室へ行くことはなくなり……。
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