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愛されSubは尽くしたい
二度目のプレイ3
「僕もむやみに相手を傷つけるのは好きじゃない。でも、汐君がわるい子になったら……この前みたいに」
透明なリボンで縛られている汐とは対照に、深見の手は自由に動く。言いざま、双丘とその谷間へ指を滑らせた。以前、尻を打ってもらった記憶を思い出し、身が竦むと同時に淡い期待も浮かび上がる。怖いのと気持ちいいの……全く似ていなくて、アンバランスに揺れる両者から生まれる欲求で、心が蕩かされそうになる。
──たぶん、このリボンをほどいたら……。
Stayを破る悪い子になったら、深見はまたお仕置きをするつもりなのだろう。
Commandに背いてみたい気持ちと、このまま深見の言うことを聞いていたい気持ちの最中で、汐の理性は天秤のように振れていた。
──お仕置き……してもらえるかな。
「あっ、あぁ……っ!」
「脱がせやすいように、腰を浮かせてごらん。……ああ、力が入らないのだったかな」
後ろでふっと笑いを漏らす音が聞こえる。ボトムと下着を途中まで下げて、深見は「頑張って」と悪戯に囁く。強いGlareを浴びたせいで、下肢にはまるで力が入らない。そのうえ、両手は縛られているため、指示通りに動くのは難しい。
後方にいる深見に体重を預け、汐は足を踏ん張らせた。柔らかいベッドへ着地する前に、深見がタイミングよく下着ごと取り払ってしまった。
「……あっ」
ウエストのゴムに弾かれて、汐のものが勢いよく跳ね返る。
「Good」
脱がせてもらって……まるで子供みたいだ。
後ろに熱を孕んだ剛直を感じ、汐は赤面してしまう。
──誠吾さんの……あたってる。
彼のものをこの目で見たことがない。今まで付き合っていた男も、汐の身体に触れるうちにそこを大きくしていた。セックス自体を嫌悪していた汐は、男のそんな反応が気持ち悪いと感じていた。
──誠吾さんの、早く見たい……。
深見もこのプレイを楽しんでくれているのが嬉しい。この前も、深見の中心は今のように昂ぶっていたのだろうか。
「あ……あぁ、あっ……」
汐はとうとうCommandを破ってしまった。
胸の前に掲げていた腕を下ろし、自身を手の中に包んだ。手首はリボンで結ばれたままで、汐は激しくそれを擦り上げる。
「それで気持ちよくなれる?」
「やぁ……」
──『それほど強く結んでないから、汐君の力で簡単に解ける』
どうしよう、と汐は中途半端に昂らせたものを握り込んで、迷った。
もっと気持ちよくなりたい。触りたい。……触って、欲しい。
「せい、ごさん……。いっぱい、気持ちよくして……っ」
汐の要求に、深見はとびきり強いGlareを漏らした。
……────。
「あっ、あ、あぁ……んっ。いくっ、いっちゃうぅ」
尻を高く上げたままStayを命じられ、快感で膝が震えると、軽い平手が飛んできた。痛みも気持ちいい。打たれる度に、汐は先走りをシーツに飛ばした。
深見は袋を破り、新品のプラグを取り出した。半透明のピンク色で、挿入する先は細く、中腹は膨らみがある。一人用なのだろう。反対側は輪っかがついていた。
オイルを垂らす様子を肩越しに振り返りながら、汐は涙目になる。
「は、初めてするからっ……」
「何が?」
「……お尻、はじめてつかう……」
勇気を振り絞った告白に、深見は「そう」と短く返事をする。深見はプレイに没入すると、サディスティックな一面を見せる。演技なのか素でやっているのかは分からないが、汐は甘やかされるよりも、裏の顔の深見に惹かれていた。
後孔を一撫でされただけで、喘ぎが口の端から漏れる。
「指とかで、慣らさないの……?」
「こんなにぱくぱくさせてるし、大丈夫だよ」
「あっ!」
左右に割って広げられ、深見はそこをよく観察している。先ほど濡らした器具の先端が当たると、汐は身体を強張らせた。
「ま、待って……! 誠吾さんの、膝の上がいい」
「お行儀よく出来る?」
「え……」
「もぞもぞ動いたり、僕の膝を汐君ので汚したりしないと、約束するなら。Crawl」
この前はなかなか素直になれなかったCommandが、今は使われるのがこんなにも嬉しい。深見の膝の上へ身体を跨がらせると、汐は臆することもなく、秘部を晒した。
ちゅぷ、ぐちゅん、と、プラグを飲み込ませていく。気持ちよさはまだなくて、異物感が勝っている。
「ん……んん!」
「……狭い。本当に初めてなんだな。たくさん遊び慣れてるのかと思ってた」
「そういうふうに、見られるようにっ、してた……」
遊ぶときは常に島長と一緒だったし、汐自身も派手に見られていた。Domをからかう悪い遊びも、島長といれば怖くなかった。Subが弱い立場だというのを、認めたくなかったから──。
「あっ、あ、あ、あぁ……!」
入れるときに緩んで、抜けるときにはきゅう、と切なく締め上げる。無機物なものに、意識しなくても反応している自分の身体が信じられなかった。プラグを握っている深見が、呼吸を合わせてくれているせいなのかもしれない。
「僕が言わなくても上手だ。偉いね。いい子」
「やっ、だめっ。腰、なでないで……っ」
達しそうになり、汐は根元を指で握り込んだ。挿入を繰り返す度に、汐の腰はがくがくと震え、あれほど汚してはいけない、と窘められたのに、深見の太腿には濃い染みをつくってしまっていた。
ぬるぬるした先端が、深見の肌触りのいい生地に擦れるのがよくて、汐は言いつけを守れないでいた。
それでも、深見は汐を叱ったりしない。どうしてだろう、と疑問が湧いたものの、後ろからくる快感ですぐに吹き飛んでしまう。
透明なリボンで縛られている汐とは対照に、深見の手は自由に動く。言いざま、双丘とその谷間へ指を滑らせた。以前、尻を打ってもらった記憶を思い出し、身が竦むと同時に淡い期待も浮かび上がる。怖いのと気持ちいいの……全く似ていなくて、アンバランスに揺れる両者から生まれる欲求で、心が蕩かされそうになる。
──たぶん、このリボンをほどいたら……。
Stayを破る悪い子になったら、深見はまたお仕置きをするつもりなのだろう。
Commandに背いてみたい気持ちと、このまま深見の言うことを聞いていたい気持ちの最中で、汐の理性は天秤のように振れていた。
──お仕置き……してもらえるかな。
「あっ、あぁ……っ!」
「脱がせやすいように、腰を浮かせてごらん。……ああ、力が入らないのだったかな」
後ろでふっと笑いを漏らす音が聞こえる。ボトムと下着を途中まで下げて、深見は「頑張って」と悪戯に囁く。強いGlareを浴びたせいで、下肢にはまるで力が入らない。そのうえ、両手は縛られているため、指示通りに動くのは難しい。
後方にいる深見に体重を預け、汐は足を踏ん張らせた。柔らかいベッドへ着地する前に、深見がタイミングよく下着ごと取り払ってしまった。
「……あっ」
ウエストのゴムに弾かれて、汐のものが勢いよく跳ね返る。
「Good」
脱がせてもらって……まるで子供みたいだ。
後ろに熱を孕んだ剛直を感じ、汐は赤面してしまう。
──誠吾さんの……あたってる。
彼のものをこの目で見たことがない。今まで付き合っていた男も、汐の身体に触れるうちにそこを大きくしていた。セックス自体を嫌悪していた汐は、男のそんな反応が気持ち悪いと感じていた。
──誠吾さんの、早く見たい……。
深見もこのプレイを楽しんでくれているのが嬉しい。この前も、深見の中心は今のように昂ぶっていたのだろうか。
「あ……あぁ、あっ……」
汐はとうとうCommandを破ってしまった。
胸の前に掲げていた腕を下ろし、自身を手の中に包んだ。手首はリボンで結ばれたままで、汐は激しくそれを擦り上げる。
「それで気持ちよくなれる?」
「やぁ……」
──『それほど強く結んでないから、汐君の力で簡単に解ける』
どうしよう、と汐は中途半端に昂らせたものを握り込んで、迷った。
もっと気持ちよくなりたい。触りたい。……触って、欲しい。
「せい、ごさん……。いっぱい、気持ちよくして……っ」
汐の要求に、深見はとびきり強いGlareを漏らした。
……────。
「あっ、あ、あぁ……んっ。いくっ、いっちゃうぅ」
尻を高く上げたままStayを命じられ、快感で膝が震えると、軽い平手が飛んできた。痛みも気持ちいい。打たれる度に、汐は先走りをシーツに飛ばした。
深見は袋を破り、新品のプラグを取り出した。半透明のピンク色で、挿入する先は細く、中腹は膨らみがある。一人用なのだろう。反対側は輪っかがついていた。
オイルを垂らす様子を肩越しに振り返りながら、汐は涙目になる。
「は、初めてするからっ……」
「何が?」
「……お尻、はじめてつかう……」
勇気を振り絞った告白に、深見は「そう」と短く返事をする。深見はプレイに没入すると、サディスティックな一面を見せる。演技なのか素でやっているのかは分からないが、汐は甘やかされるよりも、裏の顔の深見に惹かれていた。
後孔を一撫でされただけで、喘ぎが口の端から漏れる。
「指とかで、慣らさないの……?」
「こんなにぱくぱくさせてるし、大丈夫だよ」
「あっ!」
左右に割って広げられ、深見はそこをよく観察している。先ほど濡らした器具の先端が当たると、汐は身体を強張らせた。
「ま、待って……! 誠吾さんの、膝の上がいい」
「お行儀よく出来る?」
「え……」
「もぞもぞ動いたり、僕の膝を汐君ので汚したりしないと、約束するなら。Crawl」
この前はなかなか素直になれなかったCommandが、今は使われるのがこんなにも嬉しい。深見の膝の上へ身体を跨がらせると、汐は臆することもなく、秘部を晒した。
ちゅぷ、ぐちゅん、と、プラグを飲み込ませていく。気持ちよさはまだなくて、異物感が勝っている。
「ん……んん!」
「……狭い。本当に初めてなんだな。たくさん遊び慣れてるのかと思ってた」
「そういうふうに、見られるようにっ、してた……」
遊ぶときは常に島長と一緒だったし、汐自身も派手に見られていた。Domをからかう悪い遊びも、島長といれば怖くなかった。Subが弱い立場だというのを、認めたくなかったから──。
「あっ、あ、あ、あぁ……!」
入れるときに緩んで、抜けるときにはきゅう、と切なく締め上げる。無機物なものに、意識しなくても反応している自分の身体が信じられなかった。プラグを握っている深見が、呼吸を合わせてくれているせいなのかもしれない。
「僕が言わなくても上手だ。偉いね。いい子」
「やっ、だめっ。腰、なでないで……っ」
達しそうになり、汐は根元を指で握り込んだ。挿入を繰り返す度に、汐の腰はがくがくと震え、あれほど汚してはいけない、と窘められたのに、深見の太腿には濃い染みをつくってしまっていた。
ぬるぬるした先端が、深見の肌触りのいい生地に擦れるのがよくて、汐は言いつけを守れないでいた。
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