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第1章 魔王辺境へ降り立つ
ギルド登録
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メインストリート沿いの中央広場にほど近い場所にその建物はあった。
丁度、領主館と中央広場を挟んで反対側に位置している四階建ての石造りの建物は、ゾルダの街で領主館の次に大きい建物だ。
石造りの4階建てで、5人は並んで通れるような扉は木造で鋼で補強されているが開け放たれている。
一人で開閉できるような大きさではない。
「砦と言っても問題ないレベルだな、これ」
扉を抜けると、朝市かと思うほどの人口密度だ。
中央正面には巨大な掲示板が幾つも並び、左右の壁側にはカウンターが設えられている。
新人登録用の専用窓口があってもよさそうだが、それらしい窓口は見当たらない。
全ての窓口に長い列ができていた。
経済の授業か何かで見た昭和の証券取引所のような光景に呆気にとられていると、ギルド職員らしい人から声をかけられた。
「失礼します。ギルド証の提示をお願いします」
「いえ、持っていません。というか、それが欲しくて来たんですが、どこへ行けば良いのか……」
気弱そうな感じを醸していく。
不遜な態度などは問題外だ。
目立たず、悟られずに。
「そうですか。でしたら4階ですね。こちらへどうぞ」
案内されるままに、4階の一室まで着いていくと、その部屋にはカウンターと3つの席があった。
その内の右の一つは塞がっている。
残った中央と左の席の左の席を選び、腰を掛ける。
「よ、思ったより早かったな」
「あ、あんたは!そりゃギルドに詳しい訳だ」
カウンターの内側に現れたのは、門まで同道した男だった。
「改めてよろしくな。俺の名前はヒューゴ、ギルド員であり、ギルドの職員でもある」
「は、はあ。カズマです。よろしくお願いします、」
「ギルドへようこそ。歓迎するよ。で、カズマはどんなタイプのギルド員になりたいんだ?」
「どんなタイプ?」
「そうか、そこからだな。まずは、通商タイプ、1階で見ただろ。あれだ。契約書に書かれた品物をあちこちから買い付けてくるんだ。ギルドの買取価格も契約書に書かれてるから安く仕入れた分だけ儲けになる。ただ、元手がない奴には無理だな。
二つ目は、職人だ。注文の依頼に対して物を作って納めるんだ。買取価格と品質が書かれてるから、物作りの技能が必要だな。薬とか携帯食料なんかもこれに入る。
三つ目は戦闘要員だな。討伐や護衛、危険な地域での採取や希少素材のなんかが仕事になるギルドの花形だ」
「元手もないですし、職人みたいな技能もありませんので、戦闘要員でお願いします」
「おーそうか!じゃこの赤い申し込み用紙に書きこんでくれ。なーに戦闘要員だからって通商や職人の仕事をしちゃダメだって訳じゃないから安心しな」
差し出された用紙を眺めると文字は理解できる。
名前も書けるようだ。読み書きは問題ないらしい。
「よし、じゃタグを作って来るから、暫く待っててくれよ。あと、登録料は銀貨1枚な。」
武器屋の残してくれた銀貨を差し出す、書き上がった書類に不備がない事を確認したヒューゴは、踊るようなステップで奥の扉へと消えていった。
「赤タグ登録とは珍しいですね。私は通商の白タグで登録しましたアーセルと申します。お見知りおきください。出来れば懇意にしていただきたい。では、失礼します」
同じタイミングで受付が終わった右のカウンターの男が、随分と丁寧な挨拶をして、去っていった。
え?どういう事?
程なく、ヒューゴがギルド証を携えて戻ってきた。
「ほいよ、赤タグ。これで、カズマも今日からギルド員だ」
「なにか赤タグが強調されてる気がするんですけど」
先程された丁寧過ぎる挨拶も赤タグが関係していることは判る。
「そうかもな。なにしろギルドで赤タグ登録は7カ月ぶりだからな」
「え?」
「え?」
勝手に殆どが赤タグで登録しているものだと思い込んでいた。
そうだろ?転移ものといったら魔物退治の職につくのは、既に様式美じゃないか。
実際には、依頼料を少なくするためにその殆どが通商の白タグで登録をしているらしい。
通商の白タグとはいえ、物を作っても構わないし、魔物を狩って素材を売っても構わないからだ。
同様に、戦闘を生業と定めた赤タグといえども、物を仕入れて売っても、物を作っても構わない。
その面だけ見れば、どのタグでも同じである様に感じられるが、赤タグには義務がついて回る。
街の防衛である。
戦争以外の襲撃や闘争、重大な脅威の排除の時に民間から戦力として動員されるのである。
「たいした違いは無いさ。赤タグだと避けられない戦闘もあるってだけで」
「なんだか騙された感が満載なんだが、他のタグの方が自由気ままな気がするな」
「そんな事はないさ。本当に自由気ままなのは赤タグだよ」
「ホントかぁ?」
どうにも騙されている感が拭えない。
「ああそうさ。通商と工業は、最低でも年2回の依頼達成か、その倍の依頼を出さなければならないんだ。でも赤タグにはその制限がない、別に依頼を受けなくたって構わないのさ。まあ、特別な脅威がない限りはだがな」
「いや、普通に仕事してれば年2回とか簡単だろ」
「いやいや、それがそうでもない。同じ品質なら高い値段で売りたいし、低い値段で買いたいだろ。その相場を読めないと、高く買って安く売るはめにあうのさ」
「なるほど、適正な価格を知って、それで更に利鞘を稼がないとならない訳か。その年2回の依頼達成にしても倍の依頼提出にしても赤字になる事も多いだろうな」
「お、鋭いね。この説明でそこまで理解できるのなら白タグでもいけたかもな」
「いや、元手がないからな」
「そうか、どのみち赤タグだったって事だな」
「そういうことになる」
「いやあ、説明を忘れてた事項があったからヒヤヒヤしたけど、結果オーライって事だなっ」
「言葉が足りないな。説明を『故意に』忘れてた事項があったんじゃないのか?」
「いやだなあ、仮にもギルド職員が『故意に』忘れたりするはずないじゃないか」
「まあいいさ、一つ貸しにしとこう」
「心当たりはないが、一つ借りにしておくよ」
「ところで、赤タグ加入者は無料で戦闘能力テストが受けられるんだけど、どうする?」
うん、受けよう。
正直、自分でも何ができて何ができないのか分かっていないし。
「受けたいと思う」
その後、案山子を殴ったり、玉に手をあてたりしてテストを受けた。
案山子が吹っ飛んだのとか、玉の台座が異常振動を動起こして割れたりしたのは老朽化のせいだろう。
きっとそうだ。
そうだと決めた。
「判定がでたぞ」
ヒューゴが書類を見て、目を見開いている。
「どうだった?」
「すげえな。腕力『A』、素早さ『A』、魔力量『S』、魔力制御『S』、魔力抵抗『S』だ。普通は『A』が一つでもあれば期待の新人ってとこなんだが、最低が『A』とか見たことねえ……」
まずい、気合いを入れすぎたか。
特に魔法関係の素質が高すぎる。
魔王の転生体だとバレてしまうんじゃないだろうか。
「そ、それはほら変な振動とかで、測定が間違ってるんじゃないかな?」
「そうか、その可能性もあるか……。ま、これは自分の素質を知って長所を伸ばした方が長生きできますよ的な資料だからな。本人に知らせる以外に使い道はないし」
「あ、そうなんだ」
セーフ、ギルドマスターとかの目に止まって面倒なことになるパターンは回避できたようだ。
なんだか、俺って自意識過剰なのだろうか?
「これでギルドへの登録は終わりだ。あとは、掲示板見てできそうな依頼をこなして早くランクを上げてくれ」
わかったよ。期待に添えるかどうかはわからないけどな。
「失礼、カズマ様でしょうか?」
一階に降りて、掲示板を眺めようとすると、声をかけられた。
「ええ、私はカズマといいますが……」
声をかけて来たのは、妙に姿勢のいい老紳士だった。
丁度、領主館と中央広場を挟んで反対側に位置している四階建ての石造りの建物は、ゾルダの街で領主館の次に大きい建物だ。
石造りの4階建てで、5人は並んで通れるような扉は木造で鋼で補強されているが開け放たれている。
一人で開閉できるような大きさではない。
「砦と言っても問題ないレベルだな、これ」
扉を抜けると、朝市かと思うほどの人口密度だ。
中央正面には巨大な掲示板が幾つも並び、左右の壁側にはカウンターが設えられている。
新人登録用の専用窓口があってもよさそうだが、それらしい窓口は見当たらない。
全ての窓口に長い列ができていた。
経済の授業か何かで見た昭和の証券取引所のような光景に呆気にとられていると、ギルド職員らしい人から声をかけられた。
「失礼します。ギルド証の提示をお願いします」
「いえ、持っていません。というか、それが欲しくて来たんですが、どこへ行けば良いのか……」
気弱そうな感じを醸していく。
不遜な態度などは問題外だ。
目立たず、悟られずに。
「そうですか。でしたら4階ですね。こちらへどうぞ」
案内されるままに、4階の一室まで着いていくと、その部屋にはカウンターと3つの席があった。
その内の右の一つは塞がっている。
残った中央と左の席の左の席を選び、腰を掛ける。
「よ、思ったより早かったな」
「あ、あんたは!そりゃギルドに詳しい訳だ」
カウンターの内側に現れたのは、門まで同道した男だった。
「改めてよろしくな。俺の名前はヒューゴ、ギルド員であり、ギルドの職員でもある」
「は、はあ。カズマです。よろしくお願いします、」
「ギルドへようこそ。歓迎するよ。で、カズマはどんなタイプのギルド員になりたいんだ?」
「どんなタイプ?」
「そうか、そこからだな。まずは、通商タイプ、1階で見ただろ。あれだ。契約書に書かれた品物をあちこちから買い付けてくるんだ。ギルドの買取価格も契約書に書かれてるから安く仕入れた分だけ儲けになる。ただ、元手がない奴には無理だな。
二つ目は、職人だ。注文の依頼に対して物を作って納めるんだ。買取価格と品質が書かれてるから、物作りの技能が必要だな。薬とか携帯食料なんかもこれに入る。
三つ目は戦闘要員だな。討伐や護衛、危険な地域での採取や希少素材のなんかが仕事になるギルドの花形だ」
「元手もないですし、職人みたいな技能もありませんので、戦闘要員でお願いします」
「おーそうか!じゃこの赤い申し込み用紙に書きこんでくれ。なーに戦闘要員だからって通商や職人の仕事をしちゃダメだって訳じゃないから安心しな」
差し出された用紙を眺めると文字は理解できる。
名前も書けるようだ。読み書きは問題ないらしい。
「よし、じゃタグを作って来るから、暫く待っててくれよ。あと、登録料は銀貨1枚な。」
武器屋の残してくれた銀貨を差し出す、書き上がった書類に不備がない事を確認したヒューゴは、踊るようなステップで奥の扉へと消えていった。
「赤タグ登録とは珍しいですね。私は通商の白タグで登録しましたアーセルと申します。お見知りおきください。出来れば懇意にしていただきたい。では、失礼します」
同じタイミングで受付が終わった右のカウンターの男が、随分と丁寧な挨拶をして、去っていった。
え?どういう事?
程なく、ヒューゴがギルド証を携えて戻ってきた。
「ほいよ、赤タグ。これで、カズマも今日からギルド員だ」
「なにか赤タグが強調されてる気がするんですけど」
先程された丁寧過ぎる挨拶も赤タグが関係していることは判る。
「そうかもな。なにしろギルドで赤タグ登録は7カ月ぶりだからな」
「え?」
「え?」
勝手に殆どが赤タグで登録しているものだと思い込んでいた。
そうだろ?転移ものといったら魔物退治の職につくのは、既に様式美じゃないか。
実際には、依頼料を少なくするためにその殆どが通商の白タグで登録をしているらしい。
通商の白タグとはいえ、物を作っても構わないし、魔物を狩って素材を売っても構わないからだ。
同様に、戦闘を生業と定めた赤タグといえども、物を仕入れて売っても、物を作っても構わない。
その面だけ見れば、どのタグでも同じである様に感じられるが、赤タグには義務がついて回る。
街の防衛である。
戦争以外の襲撃や闘争、重大な脅威の排除の時に民間から戦力として動員されるのである。
「たいした違いは無いさ。赤タグだと避けられない戦闘もあるってだけで」
「なんだか騙された感が満載なんだが、他のタグの方が自由気ままな気がするな」
「そんな事はないさ。本当に自由気ままなのは赤タグだよ」
「ホントかぁ?」
どうにも騙されている感が拭えない。
「ああそうさ。通商と工業は、最低でも年2回の依頼達成か、その倍の依頼を出さなければならないんだ。でも赤タグにはその制限がない、別に依頼を受けなくたって構わないのさ。まあ、特別な脅威がない限りはだがな」
「いや、普通に仕事してれば年2回とか簡単だろ」
「いやいや、それがそうでもない。同じ品質なら高い値段で売りたいし、低い値段で買いたいだろ。その相場を読めないと、高く買って安く売るはめにあうのさ」
「なるほど、適正な価格を知って、それで更に利鞘を稼がないとならない訳か。その年2回の依頼達成にしても倍の依頼提出にしても赤字になる事も多いだろうな」
「お、鋭いね。この説明でそこまで理解できるのなら白タグでもいけたかもな」
「いや、元手がないからな」
「そうか、どのみち赤タグだったって事だな」
「そういうことになる」
「いやあ、説明を忘れてた事項があったからヒヤヒヤしたけど、結果オーライって事だなっ」
「言葉が足りないな。説明を『故意に』忘れてた事項があったんじゃないのか?」
「いやだなあ、仮にもギルド職員が『故意に』忘れたりするはずないじゃないか」
「まあいいさ、一つ貸しにしとこう」
「心当たりはないが、一つ借りにしておくよ」
「ところで、赤タグ加入者は無料で戦闘能力テストが受けられるんだけど、どうする?」
うん、受けよう。
正直、自分でも何ができて何ができないのか分かっていないし。
「受けたいと思う」
その後、案山子を殴ったり、玉に手をあてたりしてテストを受けた。
案山子が吹っ飛んだのとか、玉の台座が異常振動を動起こして割れたりしたのは老朽化のせいだろう。
きっとそうだ。
そうだと決めた。
「判定がでたぞ」
ヒューゴが書類を見て、目を見開いている。
「どうだった?」
「すげえな。腕力『A』、素早さ『A』、魔力量『S』、魔力制御『S』、魔力抵抗『S』だ。普通は『A』が一つでもあれば期待の新人ってとこなんだが、最低が『A』とか見たことねえ……」
まずい、気合いを入れすぎたか。
特に魔法関係の素質が高すぎる。
魔王の転生体だとバレてしまうんじゃないだろうか。
「そ、それはほら変な振動とかで、測定が間違ってるんじゃないかな?」
「そうか、その可能性もあるか……。ま、これは自分の素質を知って長所を伸ばした方が長生きできますよ的な資料だからな。本人に知らせる以外に使い道はないし」
「あ、そうなんだ」
セーフ、ギルドマスターとかの目に止まって面倒なことになるパターンは回避できたようだ。
なんだか、俺って自意識過剰なのだろうか?
「これでギルドへの登録は終わりだ。あとは、掲示板見てできそうな依頼をこなして早くランクを上げてくれ」
わかったよ。期待に添えるかどうかはわからないけどな。
「失礼、カズマ様でしょうか?」
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