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2章
53 side ギィ ★
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昨夜のカイトはいつもと様子が違った。見知らぬ冒険者が俺といたからかもしれないが、普段は人懐っこいというほど積極的にかかわるわけではなくとも拒否するそぶりは見せないのに、妙に人見知りをしている様子だった。
ダスが食堂でミルクに入れるシロップを仕入れることにしたがカイトが好きな味はどれだろう?とか聞いてくるから一緒に選んでいたんだが、こんなことなら後日にさせればよかった。
少し席を離れている間にあいつらが何か言ったのか?
カイトは初めて一人で帰ると言ってきた。頑なな表情で一人で帰ると言い張るのでそれ以上反対することもできず了承したが、心配でその後の話などほとんど頭に入っていない。早く解散しろという俺の圧に気づいたのか、サウロが酔いつぶれた風を装って飲み会を終了させてくれて助かった。あいつは普段パーティーの女2人に顎で使われているが、やればできる男だったんだな。この恩は忘れない。
結局、カイトは疲れが溜まっていたんだろう。体ではなく心の疲労は本人ですら気づきにくいものだ。いつもなら気にならない些細なことで不安になったりするようなときは、日常から離れてゆっくりするのが一番だ。というわけでカイトがまだ眠っている間にギルドへ行ってカイトの休みを伝え、帰りに食事を買い込んで部屋に戻ってきた。
今日は2人で部屋に籠って過ごす。さらにいうなら、カイトはベッドからも出さない。昨夜のカイトは不安からかいつも以上に甘えて強請ってきてたまらなかった。俺の自制心はまた鍛えられることになったが、今日は非日常を味わう日だ。思う存分甘やかしてカイトにもっと俺を知ってもらおう。
眠るカイトの横に滑り込んで懐に抱え込む。意識が浮上してきたのかカイトの黒くて長いまつげが震えてゆっくりと瞼があがる様を至近距離から眺める。
「おはよう、カイト」
挨拶のキスをこめかみに、鼻先に、唇に贈る。カイトはまだぼんやりしていてされるがままだ。
「今日は休みにしよう。2人だけで過ごす休みだ」
「2人だけ…?いいよ」
ふわふわ笑うカイトが愛おしい。だが理性を飛ばすわけにはいかない。
「腹は減ってないか?」
「うん。大丈夫。今日は何するの?」
「今日はな、カイトが俺を味わう日だ」
俺の肩口に頭を乗せた寝起きの体勢のままだったカイトの体に力が戻る。完全に目覚めたな。
「な、な、なんっ?…うんーっ」
赤くなって叫ぼうとしたカイトの顎を掴んで深く口付ける。ゆっくりじっくり口の中を堪能して舌を絡めて吸い上げる。あぁ、気持ちいい。
真っ赤な顔で睨んでくるが、カイトも気持ちよかっただろ?男の体はわかりやすいからな。
「カイトに俺をもっと知ってもらいたい。カイトは俺の体に興味はないか?
今日は1日2人だけの休日だからカイトの好きに調べたらいい」
カイトが時々俺の体を感嘆の眼差しで見ているのには気づいていた。背丈も厚みもカイトと俺では随分違う。そもそもの骨格や筋肉量が違うのだからそんなものだと思うのだが、男らしいと表現される体格にカイトは憧れているようだ。そんなカイトの興味を掻き立てるように腕を曲げて筋肉を誇示して誘う。
「…ちょっとだけ、触ってもいい?」
掛かった!
「もちろんだ。俺は寝てればいいか?シャツは脱ぐか?」
「えっとー。寝たままで。ぁー…シャツは脱いで」
速攻シャツを脱ぎ捨てて仰向けに横たわる。
「ぉぉぉ…。生シックスパック」
カイトはベッドの上に正座をしてそっと右手の人差し指で俺の腹筋を撫でた。
随分長い時間カイトは俺の上半身を観察している。
あちこちについた傷跡を指先でひとつずつ撫でてみたり、手の平で筋肉の隆起を摩ってみたり、わき腹を覗き込んでここも割れてるって呟いたり。
ゆっくり表面をくすぐるようにたどられて、もういい加減限界だ。
「カイト…きついから下も脱いでもいいか?」
思った以上に掠れた声が出た。
「ぇ?下?…ぁっ。ぁぁぁ、あの、うん」
「はは。真っ赤だな。カイトのせいだぞ。カイトだって気持ちよかったらこうなるだろ」
「えっ。あっ。う、うん、そ、そうだね」
耳まで真っ赤で目が泳いでる。キスもしたことなかったんだしな。かわいい。
「ここは調べなくていいのか?」
「えええっ?いや、そんな…そこは…」
「遠慮するな。隅々まで調べてもらってカイトの嫌なとこがないか確かめてもらわないとな」
目線を逸らすカイトの手を解放した俺の陰茎に導く。もう完全に立ち上がってしまってるな。カイトがかわいいのが悪い。
「ぇ、おっきぃ…ぇ?」
そっと握らすと感触に驚いたのか握る手にちょっと力が入って、俺のはまたちょっと大きくなってしまう。
思わずといった感じで喉を鳴らしたカイトは恐る恐る手を動かし始めた。カイトも男だ。どこが感じる場所かはわかっているのだろう。高ぶらせようと触ってくる刺激に思わず息が漏れる。
「ギィ…」
「おいで。俺だけ裸なのは恥ずかしいだろ」
そんなことさらさら思ってないが、こういえばカイトはきっと断らない。
カイトの寝巻は膝丈のシャツ一枚だから脱がすのは簡単だ。下着も取り払ってしまうと俺の腹の上に乗せる。
カイトの陰茎も緩く立ち上がっている。体格に応じたサイズのそれはまだほとんど使われたことがなさそうだ。恥ずかしさからか緊張からか体を固くしているカイトの背中をゆっくりと摩りながら、上体を俺の体に腹ばいになるように倒させる。ぴったりと胸を合わせてキスをする。カイトの心臓が壊れそうに脈打っている。あぁ、かわいい。
ゆっくりとカイトが好きな啄むキスを繰り返し、カイトの体から力が抜けてきたところで体を起こして向かい合わせに座った姿勢にもっていく。キスを続けたままカイトの陰茎をそっと握って優しく擦る。
「んぅ。ふっ。んん」
小さな鼻声を漏らしながら眉根を寄せて唇を離そうとするが、逃がさない。
陰茎の先端に指先を立てるように鈴口を擽ってカイトに声を上げさせる。俺の肩を強く握って額を押し当ててきたカイトを抱き寄せて擦るスピードを速めると、小さな悲鳴を上げて白濁を飛ばした。
「カイト、もっとだ。一緒に」
正気に戻る余裕は与えない。息の整わないカイトに小さなキスをいくつも贈りながら、手を俺の陰茎に導く。カイトの痴態に俺のはもうはち切れそうになっている。
柔らかくなっているカイトの陰茎をゆっくりと擦るとすぐに立ち上がってきた。カイトの白濁で先ほどより滑りは良くなっている。皮を剝くように先を抉る。
カイトの両手も恐る恐る俺の陰茎を摩り始めた。顔を上げさせて上気した顔を覗き込む。大きな黒曜の瞳が潤んで艶めかしい。
「気持ちいいな…」
囁きかけると泣きそうな表情でカイトからキスをしてきた。カイトからのキス。初めての。
そこからは理性が飛んだ。夢中でカイトの唇を貪り陰茎をしごく。2本あわせて擦り上げカイトの悲鳴が上がっても先を撫でる手を止めてやれない。
カイトは何度達ったのか、俺も1度ではやめられなかった。体もベッドもドロドロでひどい有様だ。
荒い息で俺の上に突っ伏しているカイトの背中を撫でながらこっそり洗浄魔法をかける。
ぁー、暴走してしまった。まだ最後まではいってないがここまで激しくするつもりもなかったのだが。
カイトがゆっくり顔を上げる。何を言われるか、柄にもなく緊張する。
「ギィ…俺、嫌なとこはなかったよ」
カイト、お前まだ足りなかったと見えるな。
ダスが食堂でミルクに入れるシロップを仕入れることにしたがカイトが好きな味はどれだろう?とか聞いてくるから一緒に選んでいたんだが、こんなことなら後日にさせればよかった。
少し席を離れている間にあいつらが何か言ったのか?
カイトは初めて一人で帰ると言ってきた。頑なな表情で一人で帰ると言い張るのでそれ以上反対することもできず了承したが、心配でその後の話などほとんど頭に入っていない。早く解散しろという俺の圧に気づいたのか、サウロが酔いつぶれた風を装って飲み会を終了させてくれて助かった。あいつは普段パーティーの女2人に顎で使われているが、やればできる男だったんだな。この恩は忘れない。
結局、カイトは疲れが溜まっていたんだろう。体ではなく心の疲労は本人ですら気づきにくいものだ。いつもなら気にならない些細なことで不安になったりするようなときは、日常から離れてゆっくりするのが一番だ。というわけでカイトがまだ眠っている間にギルドへ行ってカイトの休みを伝え、帰りに食事を買い込んで部屋に戻ってきた。
今日は2人で部屋に籠って過ごす。さらにいうなら、カイトはベッドからも出さない。昨夜のカイトは不安からかいつも以上に甘えて強請ってきてたまらなかった。俺の自制心はまた鍛えられることになったが、今日は非日常を味わう日だ。思う存分甘やかしてカイトにもっと俺を知ってもらおう。
眠るカイトの横に滑り込んで懐に抱え込む。意識が浮上してきたのかカイトの黒くて長いまつげが震えてゆっくりと瞼があがる様を至近距離から眺める。
「おはよう、カイト」
挨拶のキスをこめかみに、鼻先に、唇に贈る。カイトはまだぼんやりしていてされるがままだ。
「今日は休みにしよう。2人だけで過ごす休みだ」
「2人だけ…?いいよ」
ふわふわ笑うカイトが愛おしい。だが理性を飛ばすわけにはいかない。
「腹は減ってないか?」
「うん。大丈夫。今日は何するの?」
「今日はな、カイトが俺を味わう日だ」
俺の肩口に頭を乗せた寝起きの体勢のままだったカイトの体に力が戻る。完全に目覚めたな。
「な、な、なんっ?…うんーっ」
赤くなって叫ぼうとしたカイトの顎を掴んで深く口付ける。ゆっくりじっくり口の中を堪能して舌を絡めて吸い上げる。あぁ、気持ちいい。
真っ赤な顔で睨んでくるが、カイトも気持ちよかっただろ?男の体はわかりやすいからな。
「カイトに俺をもっと知ってもらいたい。カイトは俺の体に興味はないか?
今日は1日2人だけの休日だからカイトの好きに調べたらいい」
カイトが時々俺の体を感嘆の眼差しで見ているのには気づいていた。背丈も厚みもカイトと俺では随分違う。そもそもの骨格や筋肉量が違うのだからそんなものだと思うのだが、男らしいと表現される体格にカイトは憧れているようだ。そんなカイトの興味を掻き立てるように腕を曲げて筋肉を誇示して誘う。
「…ちょっとだけ、触ってもいい?」
掛かった!
「もちろんだ。俺は寝てればいいか?シャツは脱ぐか?」
「えっとー。寝たままで。ぁー…シャツは脱いで」
速攻シャツを脱ぎ捨てて仰向けに横たわる。
「ぉぉぉ…。生シックスパック」
カイトはベッドの上に正座をしてそっと右手の人差し指で俺の腹筋を撫でた。
随分長い時間カイトは俺の上半身を観察している。
あちこちについた傷跡を指先でひとつずつ撫でてみたり、手の平で筋肉の隆起を摩ってみたり、わき腹を覗き込んでここも割れてるって呟いたり。
ゆっくり表面をくすぐるようにたどられて、もういい加減限界だ。
「カイト…きついから下も脱いでもいいか?」
思った以上に掠れた声が出た。
「ぇ?下?…ぁっ。ぁぁぁ、あの、うん」
「はは。真っ赤だな。カイトのせいだぞ。カイトだって気持ちよかったらこうなるだろ」
「えっ。あっ。う、うん、そ、そうだね」
耳まで真っ赤で目が泳いでる。キスもしたことなかったんだしな。かわいい。
「ここは調べなくていいのか?」
「えええっ?いや、そんな…そこは…」
「遠慮するな。隅々まで調べてもらってカイトの嫌なとこがないか確かめてもらわないとな」
目線を逸らすカイトの手を解放した俺の陰茎に導く。もう完全に立ち上がってしまってるな。カイトがかわいいのが悪い。
「ぇ、おっきぃ…ぇ?」
そっと握らすと感触に驚いたのか握る手にちょっと力が入って、俺のはまたちょっと大きくなってしまう。
思わずといった感じで喉を鳴らしたカイトは恐る恐る手を動かし始めた。カイトも男だ。どこが感じる場所かはわかっているのだろう。高ぶらせようと触ってくる刺激に思わず息が漏れる。
「ギィ…」
「おいで。俺だけ裸なのは恥ずかしいだろ」
そんなことさらさら思ってないが、こういえばカイトはきっと断らない。
カイトの寝巻は膝丈のシャツ一枚だから脱がすのは簡単だ。下着も取り払ってしまうと俺の腹の上に乗せる。
カイトの陰茎も緩く立ち上がっている。体格に応じたサイズのそれはまだほとんど使われたことがなさそうだ。恥ずかしさからか緊張からか体を固くしているカイトの背中をゆっくりと摩りながら、上体を俺の体に腹ばいになるように倒させる。ぴったりと胸を合わせてキスをする。カイトの心臓が壊れそうに脈打っている。あぁ、かわいい。
ゆっくりとカイトが好きな啄むキスを繰り返し、カイトの体から力が抜けてきたところで体を起こして向かい合わせに座った姿勢にもっていく。キスを続けたままカイトの陰茎をそっと握って優しく擦る。
「んぅ。ふっ。んん」
小さな鼻声を漏らしながら眉根を寄せて唇を離そうとするが、逃がさない。
陰茎の先端に指先を立てるように鈴口を擽ってカイトに声を上げさせる。俺の肩を強く握って額を押し当ててきたカイトを抱き寄せて擦るスピードを速めると、小さな悲鳴を上げて白濁を飛ばした。
「カイト、もっとだ。一緒に」
正気に戻る余裕は与えない。息の整わないカイトに小さなキスをいくつも贈りながら、手を俺の陰茎に導く。カイトの痴態に俺のはもうはち切れそうになっている。
柔らかくなっているカイトの陰茎をゆっくりと擦るとすぐに立ち上がってきた。カイトの白濁で先ほどより滑りは良くなっている。皮を剝くように先を抉る。
カイトの両手も恐る恐る俺の陰茎を摩り始めた。顔を上げさせて上気した顔を覗き込む。大きな黒曜の瞳が潤んで艶めかしい。
「気持ちいいな…」
囁きかけると泣きそうな表情でカイトからキスをしてきた。カイトからのキス。初めての。
そこからは理性が飛んだ。夢中でカイトの唇を貪り陰茎をしごく。2本あわせて擦り上げカイトの悲鳴が上がっても先を撫でる手を止めてやれない。
カイトは何度達ったのか、俺も1度ではやめられなかった。体もベッドもドロドロでひどい有様だ。
荒い息で俺の上に突っ伏しているカイトの背中を撫でながらこっそり洗浄魔法をかける。
ぁー、暴走してしまった。まだ最後まではいってないがここまで激しくするつもりもなかったのだが。
カイトがゆっくり顔を上げる。何を言われるか、柄にもなく緊張する。
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