朝起きたら女体化してました

たいが

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10話

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「むーー」
『とりあえず、朝ごはん食べます?』
「うん」
~数分後~
『はい、できましたよー』
僕は作った料理をテーブルに置いた
「美味しそうな匂いがするわ」
『簡単なものしか作れませんけどね』
「いただきます」
『どうぞ、召し上がれ』
「おいしいわ」
『ありがとうございます』
「あのさ駿くん、一つお願いがあるんだけど」
『はい、なんですか?』
「結婚しない?」
『じゃあ、そろそろ行きましょうか』
「えっ?無視?」
『じゃあ、行きましょうか』
「無視ぃー」
僕は先輩の手を掴んで引っ張った。すると先輩も諦めてついてきた。
そして、大輝と優衣、二人と合流しの四人は学校に向かって歩き出した。
「なあ、しゅ、」
「駿君、私と付き合わない?私何でも言う事聞くからさ」
『ごめんなさい、先輩とは付き合えないです』
「そっかー、残念だなー」
「おい、俺を無視するなよ」
「あら、いたの?気づかなかったわ」
「前世の俺は何をやらかした?」
『それがお主の定めよ』
「うるせえ童貞」
『貴様、さては…』
「ふ、」
[駿くん、気にしないでいいわ、どうせ童貞よ]
「お前ら覚えておけよ」
『おお怖い怖い、てか女子の前でなんて話ししてんだよ』
「サイテー」
[よくない]
『死ね』
「うっせぇ!バーカバーカ」
『お前小学生か!』
「あはは、面白いねー君たち」
「千夏先輩も笑わないでくださいよ」
「あはは、ごめんごめん」
そんな会話をしていたら学校についた
「じゃあ、また後でね~」
「うーす」
[また後でー]
『がんばー』
千夏先輩は階段を上がり三年生の教室に向かった
『さてと、僕たちも行くか』
僕達も自分たちのクラスへと向かった。
すべての授業が終わりあとは帰るだけとなった。ちなみに今は帰りのホームルーム中だ。
先生が喋っている間、僕は後ろを向いて小声で大輝に話しかけた
『帰りゲーセンいかね?』
「いいね、行こうぜ」
先生の話が終わり僕たちは校門へと向かっていた
[二人ともどこ行くのー?]
後ろから優衣がいきなり話しかけてきた
『びっくりした~』
「ゲーセンだよ、お主も来るか?」
[いくー]
『よし、決まりだな』
「ああ」
『おっ、あれって千夏先輩じゃないか?』
「ホントだ、先輩だ、ちょっと行ってくるわ」
『おう』
「先輩、一緒にゲーセンいきません?」
「ん?良いよ」
「先輩って部活とか入ってるんですか?」
「んー、一応陸上部に入ってるかなー」
「へー、先輩速いんすか?」
「いや、わたしは走り幅跳びだよ」
「へー、そうなんすね」
「あら?駿くんと優衣ちゃんは?」
「あー、後ろにいますよ、合流しましょうか」
「そうね」
「連れてきたよー」
『おかえりー』
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