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21話
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祐介「てかさー、お前ってなんで彼女作らないの?」
駿「……」
祐介「あーごめん。これ聞かない方が良かった?」
駿「いや、別に大丈夫だ」
祐介「じゃあ、聞くけど好きな子とかいないのか?」
駿「……いるよ」
祐介「まじ!?誰!?」
駿「教えない」
祐介「ケチ」
駿「……」
祐介「まあ、いいや。じゃあ、そろそろ帰るわ」
駿「おう、じゃあまた明日」
祐介「ああ、また明日」
そう言って祐介は帰って行った。
僕もそろそろ帰ろうと思い、立ち上がった。
歩き始めると
千夏「あれ、駿くん?」
千夏先輩が立っていた。
千夏先輩は、いつもの制服ではなく私服だった。
千夏「何してるの?」
駿「ちょっと散歩です」
千夏「へー」
駿「千夏先輩は?」
千夏「私は仕事をしない誰かさんを探してるの」
誰のことかすぐ頭に浮かぶ
駿「見つけてどうするの?」
千夏「息何秒止めれるか計る」
駿「殺したいの?」
千夏「まさか、ただのお仕置きよ」
駿「おー怖い」
駿(また明日とか言ってたけどあいつに明日あんのかな)
千夏「まったく、普通にしてればちょっとはかっこいいのに」
駿「先生の事好きなの?」
千夏「....」
少し長い沈黙で当たりだとわかった
駿(つまりあの時のヤンデレ化は僕に対する好意がどれだけ低かろうがヤンデレになるということか)
駿「どういうとこが好きなの?」
千夏「いや、別に好きじゃ...」
駿「僕と先生仲良いから手伝えるかもなー」
千夏「っぅーーー」
駿「で、どこが好きなの?」
千夏「朝に弱くて寝癖が跳ねてて可愛いとことか」
駿「ほうほう」
千夏「私がほんとに困ってる時は1番に声掛けてくれたり」
駿「なるほど」
千夏「意外と生徒思いなところ」
駿「ほー」
千夏「それに、優しいし」
駿「確かに」
千夏「あと顔も」
駿「え?」
千夏「あっ、いや、なんでもない」
駿「ふむふむ、あ、ひとつ思い出したんだけどさー」
千夏「え?」
駿「さっき先生と喋っててさー、あっちに行ったよー」
先生が逃げたのと真逆の方に指を指す。
千夏「ありがと」
駿「いえいえ」
千夏先輩は走っていった。
さて
駿「さっきからつけて来てんのバレバレだぞー」
祐介「マジかー」
駿「聞いたか?千夏先輩の事」
祐介「できれば聞かなかったことにしたいわー」
駿「なんで?」
祐介「懲戒免職行き超特急新幹線切符手に入れたんだぞ」
駿「漢字多いわバカ」
祐介「うるせぇー」
駿「……」
祐介「あーごめん。これ聞かない方が良かった?」
駿「いや、別に大丈夫だ」
祐介「じゃあ、聞くけど好きな子とかいないのか?」
駿「……いるよ」
祐介「まじ!?誰!?」
駿「教えない」
祐介「ケチ」
駿「……」
祐介「まあ、いいや。じゃあ、そろそろ帰るわ」
駿「おう、じゃあまた明日」
祐介「ああ、また明日」
そう言って祐介は帰って行った。
僕もそろそろ帰ろうと思い、立ち上がった。
歩き始めると
千夏「あれ、駿くん?」
千夏先輩が立っていた。
千夏先輩は、いつもの制服ではなく私服だった。
千夏「何してるの?」
駿「ちょっと散歩です」
千夏「へー」
駿「千夏先輩は?」
千夏「私は仕事をしない誰かさんを探してるの」
誰のことかすぐ頭に浮かぶ
駿「見つけてどうするの?」
千夏「息何秒止めれるか計る」
駿「殺したいの?」
千夏「まさか、ただのお仕置きよ」
駿「おー怖い」
駿(また明日とか言ってたけどあいつに明日あんのかな)
千夏「まったく、普通にしてればちょっとはかっこいいのに」
駿「先生の事好きなの?」
千夏「....」
少し長い沈黙で当たりだとわかった
駿(つまりあの時のヤンデレ化は僕に対する好意がどれだけ低かろうがヤンデレになるということか)
駿「どういうとこが好きなの?」
千夏「いや、別に好きじゃ...」
駿「僕と先生仲良いから手伝えるかもなー」
千夏「っぅーーー」
駿「で、どこが好きなの?」
千夏「朝に弱くて寝癖が跳ねてて可愛いとことか」
駿「ほうほう」
千夏「私がほんとに困ってる時は1番に声掛けてくれたり」
駿「なるほど」
千夏「意外と生徒思いなところ」
駿「ほー」
千夏「それに、優しいし」
駿「確かに」
千夏「あと顔も」
駿「え?」
千夏「あっ、いや、なんでもない」
駿「ふむふむ、あ、ひとつ思い出したんだけどさー」
千夏「え?」
駿「さっき先生と喋っててさー、あっちに行ったよー」
先生が逃げたのと真逆の方に指を指す。
千夏「ありがと」
駿「いえいえ」
千夏先輩は走っていった。
さて
駿「さっきからつけて来てんのバレバレだぞー」
祐介「マジかー」
駿「聞いたか?千夏先輩の事」
祐介「できれば聞かなかったことにしたいわー」
駿「なんで?」
祐介「懲戒免職行き超特急新幹線切符手に入れたんだぞ」
駿「漢字多いわバカ」
祐介「うるせぇー」
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