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★ピタラス諸島第一、イゲンザ島編★
239:驚かせてやるぞぉっ!!!
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「アギャー! ギャギャギャ!!」
「殺せぇっ! アギャギャギャッ!!」
「アギャッ! アギャッ!! やっちまえぇっ!!!」
有尾人達は、奇妙な鳴き声を上げながら、その手に物干し竿のような長い棒を持ち、ギンロを迎え撃つ。
その姿はまるで、西遊記に出てくる孫悟空!?
有尾人ってもしかして、孫悟空の仲間っ!??
なんて、俺が馬鹿な事を考えている間に、ギンロは三匹の有尾人を斬り捨てた。
「アギャアァァ~!!???」
赤黒い血が飛び散って、悲鳴をあげながら、地面に倒れる有尾人達。
しかし、三匹倒したくらいじゃ奴らは怯まない。
なんてったって、その数は数百匹にものぼるのだ。
ギンロ一人の手に負える数じゃない。
だけどギンロは、果敢に剣を振るい続ける。
一匹、また一匹と、向かい来る有尾人を斬り捨てて、ギンロの周りには倒れた有尾人の輪が出来上がっていく。
だが、多勢に無勢とはこの事だ。
有尾人達は、わらわらわらと集まって、大きな鳴き声を上げながら、次々とギンロに飛びかかって行く。
ギンロが少しでも気を抜いたり、疲れてしまえばもうおしまいだ。
お願い……、カービィ! ノリリア!!
早く来てぇっ!!!
心の中でそう叫んだ時、俺はそれを目に捉えてしまった。
ギンロが剣を振るう向こう側、有尾人達の群れのその先にいる邪猿グノンマルが、なんとか逃げようと身をよじるグレコに、ジリジリと近付いているのだ。
その顔には、弱者を甚振って楽しんでいるかのような、ひん曲がった笑みを浮かべている。
あのままじゃグレコが危ないっ!?
しかし、ギンロは大勢の有尾人達を相手にするので、精一杯。
騎士団のみんなは未だ惚けているし、カービィとノリリアはまだ現れない。
くっそぉ~……、俺しかいないじゃないかぁっ!??
俺は、羽織っていたローブをサッと裏返しに纏い、フードを被って頭をスッポリと隠す。
このローブは、神様から貰った魔法アイテムの一つ、隠れ身のローブ。
裏返して着る事で、周りの景色に同化して姿を消す事が出来る優れものである。
たがしかし、俺には少し丈が長いのか、しばしば裾を踏んづけて転んでしまうので要注意だ!
グレコ……、俺が助けてあげるからねっ!
勇気を振り絞り、万呪の杖を握り締めて、俺は駆け出した。
有尾人達は、双剣を手に暴れるギンロをなんとかしようと、必死になって襲いかかって行く。
しかし、さすが魔獣フェンリルの血を引くギンロだ。
敵が前から来ようとも、後ろから来ようとも、左右から来ようとも、木に登って上から来ようとも、剣が届く範囲にいる者は全て、悉く斬り捨てていく。
周りに死体の山が出来ようが気にせず、返り血も気にせずに、鬼神の如く剣を振るう。
ひぇ~……、なんちゅう悲惨な光景だこと……
出来るだけ見ないようにしよう……
目線を周囲に泳がせながら、体を斬り裂かれ、大量の血を流し、内臓やらなんやらが飛び出した状態のまま地面でもがき苦しむ有尾人達の横を、ソソソ~っと走り抜ける俺。
有尾人達はもちろん、ギンロさえも、透明になった俺には全く気付かない。
よし、いいぞ!
このままグレコの所まで一直線だ!!
昼間の疲れはなんのその、この戦場の空気にアドレナリンが大放出しているらしい俺は、タタタタッ! とグレコの元へ駆けて行く。
「こっちへおいでよ、子猫ちゃ~ん」
自分を守って戦っている有尾人達の事など御構い無しに、グノンマルはニヤニヤと笑いながら、クネクネとしたいやらしい腰の動きをしながら、グレコにゆっくりと近づいていく。
「来ないでっ! それ以上近付いたら、その喉元に喰らいついてやるっ!!」
手足が縛られて身動きがとれない状態でも、勇ましく言い放ったグレコ。
しかし俺は思う……
グノンマルの血なんか絶対に吸っちゃ駄目っ!
蜥蜴神の時みたいに、また訳わかんない呪いをもらっちゃうよっ!?
出来る限りの全速力で走り、有尾人達の群れを抜けて、グノンマルとグレコの元へと辿り着いた俺。
グノンマルとグレコの間の距離は、もう1トールほどしかない。
早くなんとかしないとっ!
幸いにも、双方共に相手を見ることに必死で、俺には気づく様子もない。
いや、姿を消しているわけだから、気づくわけが無いんだけど……
今助けるからね、グレコ!
万呪の杖の先を、グノンマルに向ける俺。
さてさて、何の呪いをかけようか?
パッと思いついたその呪いは、きっとこいつにピッタリのはず。
五百年も生きているだって?
なのにその見た目はおかしいだろう??
ならば、俺がかける呪いはこの一つだっ!!!
「元の姿に戻れっ!!!!!」
声に出して叫ぶと同時に、グノンマルがこちらを振り向いて、一瞬ではあるが、俺と目が合った気がした。
だがしかし、万呪の杖から放たれた呪いはグノンマルに届いたようだ。
すぐさまそのナイスバディな体からは、真っ黒な煙が立ち登り始めた。
「なっ!? なんだこれはっ!?? 何が……!? 誰がこんな事をっ!?? どこだっ!? どこにいるぅっ!?? 姿を現せぇっ!!!!」
黒い煙を全身から発しながら、叫ぶグノンマル。
姿を現せって言われて、は~い僕で~す! なんて、現れるわけがないだろうこんにゃろめっ!
こちとら戦う気なんて最初からさらさらないんだよぅっ!!
「うっ、ぐぅ~!? 熱いっ!?? 体が熱いぃい~!???」
もくもくと煙を上げながら後退り、グレコから離れたグノンマルは、大きな焚き火の真ん前にある玉座まで、よろよろと歩いて行く。
「何が……、起こったの?」
キョロキョロと辺りを見渡すグレコ。
よ~しっ! 驚かせてやるぞぉっ!!
グレコの目の前までそっと歩いて行って、俺が助けたんだ~いっ! と言って、バッ! とローブを脱ぎ捨てよう……
グレコ、俺が助けただなんて知ったら、きっとビックリするぞぉ~!?
そう思い、ワクワクしながら、ゆっくりと歩き出そうとした……、次の瞬間!
ドッゴォオォォォ~ンッ!!!!!
「ぷぎゃっ!?」
背後で、爆音と共に、立っていられない程の地響きが発生し、俺は豪快に転んだ。
その拍子で、お決まりかのようにローブが脱げて……
「あ、モッモ……。モッモ、大丈夫っ!?」
顔面から地面にダイブした状態のまま、俺はグレコに見つかってしまった。
くぅ~……、かっこ悪いっ!!!
派手に転んだせいで、体の所々が地味に痛い。
しかし、倒れたままだと余計にダサい。
何事も無かったかのように、すぐさまスクッと立ち上がる俺。
そして、俺のグレコびっくり大作戦を邪魔したのは何処のどいつだ!? と、後ろをキッ! と振り返る。
と、そこにいたのは……
「な、え……、何あれ……!?」
大きな大きな、周りの木々よりも大きな、巨大な黒い影がすぐそこまで迫っているではないか。
人型をしているその影は、握りしめた特大の拳を高々と振り上げて……
「ギンロちゃん! 避けてポ!!」
何処からかノリリアの声が聞こえて、ギンロが瞬時に反応する。
そして……
ドッガァアァァァ~ンッ!!!!!
「わわっ!?」
「きゃっ!??」
「アギャアァァッ!!???」
巨大な影の特大の拳が、有尾人達の群れへと振り下ろされた。
響く爆音と、有尾人達の悲鳴、大きく揺れる地面。
何が起きたのかわからず、足元がふらつきつつも、俺はグレコに駆け寄る。
しかし、巨大な影の攻撃は一発では止まず、何度も何度も繰り返されて……
ドガァ~ンッ! ドガァ~ンッ!! ドガァ~ンッ!!!
「逃げろぉっ!? アギャッ!??」
「アギャギャ!? 助けっ!?? アギャアッ!!!!」
辺りに響く爆音と地響き、そして有尾人達の悲鳴。
しかし、やがて悲鳴が聞こえなくなって……
ようやく特大拳の攻撃が止み、立ち上っていた土煙が落ち着くと、そこには信じられないものが現れた。
「なっ!? なんだぁっ!??」
見上げるほどに大きなその物体は、大きな焚き火の炎に照らされて、その茶色い肌を赤く染めている、巨人。
およそ生き物とは程遠いその体は、少し湿り気のある、泥に近い土で出来ているようだ。
人型をしたその頭には、青い光を灯した二つの目があるものの、口や鼻はなく、髪の毛も一切ない。
そして、その泥の巨人の肩の上には、カービィとノリリアが……
「土の巨人、ゴーレムの威力をとくと見たかぁっ!? はっはっはっはっはっ!!!」
「あたちの前に立ちはだかるなんて百年早いポね! 死んで出直してくるポよ!! ポポポポポッ!!!」
双方、胸の前で腕を組んだたいそう偉そうなポーズで並んで立ち、眼下に広がる光景を、文字通り見下していた。
「殺せぇっ! アギャギャギャッ!!」
「アギャッ! アギャッ!! やっちまえぇっ!!!」
有尾人達は、奇妙な鳴き声を上げながら、その手に物干し竿のような長い棒を持ち、ギンロを迎え撃つ。
その姿はまるで、西遊記に出てくる孫悟空!?
有尾人ってもしかして、孫悟空の仲間っ!??
なんて、俺が馬鹿な事を考えている間に、ギンロは三匹の有尾人を斬り捨てた。
「アギャアァァ~!!???」
赤黒い血が飛び散って、悲鳴をあげながら、地面に倒れる有尾人達。
しかし、三匹倒したくらいじゃ奴らは怯まない。
なんてったって、その数は数百匹にものぼるのだ。
ギンロ一人の手に負える数じゃない。
だけどギンロは、果敢に剣を振るい続ける。
一匹、また一匹と、向かい来る有尾人を斬り捨てて、ギンロの周りには倒れた有尾人の輪が出来上がっていく。
だが、多勢に無勢とはこの事だ。
有尾人達は、わらわらわらと集まって、大きな鳴き声を上げながら、次々とギンロに飛びかかって行く。
ギンロが少しでも気を抜いたり、疲れてしまえばもうおしまいだ。
お願い……、カービィ! ノリリア!!
早く来てぇっ!!!
心の中でそう叫んだ時、俺はそれを目に捉えてしまった。
ギンロが剣を振るう向こう側、有尾人達の群れのその先にいる邪猿グノンマルが、なんとか逃げようと身をよじるグレコに、ジリジリと近付いているのだ。
その顔には、弱者を甚振って楽しんでいるかのような、ひん曲がった笑みを浮かべている。
あのままじゃグレコが危ないっ!?
しかし、ギンロは大勢の有尾人達を相手にするので、精一杯。
騎士団のみんなは未だ惚けているし、カービィとノリリアはまだ現れない。
くっそぉ~……、俺しかいないじゃないかぁっ!??
俺は、羽織っていたローブをサッと裏返しに纏い、フードを被って頭をスッポリと隠す。
このローブは、神様から貰った魔法アイテムの一つ、隠れ身のローブ。
裏返して着る事で、周りの景色に同化して姿を消す事が出来る優れものである。
たがしかし、俺には少し丈が長いのか、しばしば裾を踏んづけて転んでしまうので要注意だ!
グレコ……、俺が助けてあげるからねっ!
勇気を振り絞り、万呪の杖を握り締めて、俺は駆け出した。
有尾人達は、双剣を手に暴れるギンロをなんとかしようと、必死になって襲いかかって行く。
しかし、さすが魔獣フェンリルの血を引くギンロだ。
敵が前から来ようとも、後ろから来ようとも、左右から来ようとも、木に登って上から来ようとも、剣が届く範囲にいる者は全て、悉く斬り捨てていく。
周りに死体の山が出来ようが気にせず、返り血も気にせずに、鬼神の如く剣を振るう。
ひぇ~……、なんちゅう悲惨な光景だこと……
出来るだけ見ないようにしよう……
目線を周囲に泳がせながら、体を斬り裂かれ、大量の血を流し、内臓やらなんやらが飛び出した状態のまま地面でもがき苦しむ有尾人達の横を、ソソソ~っと走り抜ける俺。
有尾人達はもちろん、ギンロさえも、透明になった俺には全く気付かない。
よし、いいぞ!
このままグレコの所まで一直線だ!!
昼間の疲れはなんのその、この戦場の空気にアドレナリンが大放出しているらしい俺は、タタタタッ! とグレコの元へ駆けて行く。
「こっちへおいでよ、子猫ちゃ~ん」
自分を守って戦っている有尾人達の事など御構い無しに、グノンマルはニヤニヤと笑いながら、クネクネとしたいやらしい腰の動きをしながら、グレコにゆっくりと近づいていく。
「来ないでっ! それ以上近付いたら、その喉元に喰らいついてやるっ!!」
手足が縛られて身動きがとれない状態でも、勇ましく言い放ったグレコ。
しかし俺は思う……
グノンマルの血なんか絶対に吸っちゃ駄目っ!
蜥蜴神の時みたいに、また訳わかんない呪いをもらっちゃうよっ!?
出来る限りの全速力で走り、有尾人達の群れを抜けて、グノンマルとグレコの元へと辿り着いた俺。
グノンマルとグレコの間の距離は、もう1トールほどしかない。
早くなんとかしないとっ!
幸いにも、双方共に相手を見ることに必死で、俺には気づく様子もない。
いや、姿を消しているわけだから、気づくわけが無いんだけど……
今助けるからね、グレコ!
万呪の杖の先を、グノンマルに向ける俺。
さてさて、何の呪いをかけようか?
パッと思いついたその呪いは、きっとこいつにピッタリのはず。
五百年も生きているだって?
なのにその見た目はおかしいだろう??
ならば、俺がかける呪いはこの一つだっ!!!
「元の姿に戻れっ!!!!!」
声に出して叫ぶと同時に、グノンマルがこちらを振り向いて、一瞬ではあるが、俺と目が合った気がした。
だがしかし、万呪の杖から放たれた呪いはグノンマルに届いたようだ。
すぐさまそのナイスバディな体からは、真っ黒な煙が立ち登り始めた。
「なっ!? なんだこれはっ!?? 何が……!? 誰がこんな事をっ!?? どこだっ!? どこにいるぅっ!?? 姿を現せぇっ!!!!」
黒い煙を全身から発しながら、叫ぶグノンマル。
姿を現せって言われて、は~い僕で~す! なんて、現れるわけがないだろうこんにゃろめっ!
こちとら戦う気なんて最初からさらさらないんだよぅっ!!
「うっ、ぐぅ~!? 熱いっ!?? 体が熱いぃい~!???」
もくもくと煙を上げながら後退り、グレコから離れたグノンマルは、大きな焚き火の真ん前にある玉座まで、よろよろと歩いて行く。
「何が……、起こったの?」
キョロキョロと辺りを見渡すグレコ。
よ~しっ! 驚かせてやるぞぉっ!!
グレコの目の前までそっと歩いて行って、俺が助けたんだ~いっ! と言って、バッ! とローブを脱ぎ捨てよう……
グレコ、俺が助けただなんて知ったら、きっとビックリするぞぉ~!?
そう思い、ワクワクしながら、ゆっくりと歩き出そうとした……、次の瞬間!
ドッゴォオォォォ~ンッ!!!!!
「ぷぎゃっ!?」
背後で、爆音と共に、立っていられない程の地響きが発生し、俺は豪快に転んだ。
その拍子で、お決まりかのようにローブが脱げて……
「あ、モッモ……。モッモ、大丈夫っ!?」
顔面から地面にダイブした状態のまま、俺はグレコに見つかってしまった。
くぅ~……、かっこ悪いっ!!!
派手に転んだせいで、体の所々が地味に痛い。
しかし、倒れたままだと余計にダサい。
何事も無かったかのように、すぐさまスクッと立ち上がる俺。
そして、俺のグレコびっくり大作戦を邪魔したのは何処のどいつだ!? と、後ろをキッ! と振り返る。
と、そこにいたのは……
「な、え……、何あれ……!?」
大きな大きな、周りの木々よりも大きな、巨大な黒い影がすぐそこまで迫っているではないか。
人型をしているその影は、握りしめた特大の拳を高々と振り上げて……
「ギンロちゃん! 避けてポ!!」
何処からかノリリアの声が聞こえて、ギンロが瞬時に反応する。
そして……
ドッガァアァァァ~ンッ!!!!!
「わわっ!?」
「きゃっ!??」
「アギャアァァッ!!???」
巨大な影の特大の拳が、有尾人達の群れへと振り下ろされた。
響く爆音と、有尾人達の悲鳴、大きく揺れる地面。
何が起きたのかわからず、足元がふらつきつつも、俺はグレコに駆け寄る。
しかし、巨大な影の攻撃は一発では止まず、何度も何度も繰り返されて……
ドガァ~ンッ! ドガァ~ンッ!! ドガァ~ンッ!!!
「逃げろぉっ!? アギャッ!??」
「アギャギャ!? 助けっ!?? アギャアッ!!!!」
辺りに響く爆音と地響き、そして有尾人達の悲鳴。
しかし、やがて悲鳴が聞こえなくなって……
ようやく特大拳の攻撃が止み、立ち上っていた土煙が落ち着くと、そこには信じられないものが現れた。
「なっ!? なんだぁっ!??」
見上げるほどに大きなその物体は、大きな焚き火の炎に照らされて、その茶色い肌を赤く染めている、巨人。
およそ生き物とは程遠いその体は、少し湿り気のある、泥に近い土で出来ているようだ。
人型をしたその頭には、青い光を灯した二つの目があるものの、口や鼻はなく、髪の毛も一切ない。
そして、その泥の巨人の肩の上には、カービィとノリリアが……
「土の巨人、ゴーレムの威力をとくと見たかぁっ!? はっはっはっはっはっ!!!」
「あたちの前に立ちはだかるなんて百年早いポね! 死んで出直してくるポよ!! ポポポポポッ!!!」
双方、胸の前で腕を組んだたいそう偉そうなポーズで並んで立ち、眼下に広がる光景を、文字通り見下していた。
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