22 / 23
やらないよりはやってみる
しおりを挟む
宝石モグラ団のギルド本部前、黒い軽トラに乗り込んだヒロト、ダッグ、スピーの三人を、ワリオサ達が見送る。
スピーはどこか浮かぬ顔で、軽トラの荷台にある木箱にちょこんと腰掛けた。
その頭の上には、先ほどと変わらず眠り続ける鉱石ドラゴンの幼生がいる。
まさか、こんな事になるなんて……
僕が、ドラゴンの子どもを育てなきゃならないなんて……
大丈夫かなぁ?
そんなスピーの気持ちを察したのか、ヒロトが声をかける。
「ドラゴン種は、寿命は長いけど成長が早い。おそらくだけど、一年もすれば、一人で生きていけるほどには成長するはずだよ」
そう言ったヒロトは、励ましたつもりらしいが、スピーは余計に不安になる。
一年も、このドラゴンの世話をしなければならないなんて……
大事な大事な村外研修中だというのに……
「そうかそうか。ならば一年後、お前さんらと共に、その子をシスケビアノに返しに行こう」
気楽に笑うワリオサを、スピーは訝しげに睨む。
しかし、元が可愛いだけに、睨んだとてそうは相手に受け取られないだろう。
「あぁ、それで決まりだ。頑張って育てろよ、スピー!」
ドンッ! とダッグに背中を叩かれて、スピーの体は大きく揺れた。
……良い人だと思ったのに、案外無責任だよな、ダッグさん。
心の中でそう思うスピーだが、その思いを言葉に出す事など出来ず……
大層納得した顔で頷き合うヒロト、ワリオサ、ダッグを前に、スピーは小さく頷いた。
「ガッハッハッ! 良い楽しみが出来たっ! こりゃ~、頑張って働かにゃならんっ!」
「ははっ! またもし何かありましたら、ご連絡ください。僕たちで良ければ、なんでも鑑定させてもらいますので!」
爽やかに笑うヒロト。
「おうっ! また頼むとしようっ!!」
「ありがとうございました~!」
「ヒロトさん、また来てくださいねっ!」
「ありがとっすぅっ!!」
ワリオサとトード、ベルナードにゲイルの四人に見送られて、スピー達は宝石モグラ団のギルド本部を後にした。
ブロロロロ~
七色の煙と光を発しながら、黒い軽トラが街を行く。
運転席のヒロトは上機嫌で、小さく鼻歌を歌っている。
荷台に座るダッグは、早起きした為か舟を漕いでいた。
スピーはというと……、未だ拭いきれない不安と、心の中で戦っていた。
するとヒロトが……
「スピー、こっちに座ってみるかい?」
運転席から荷台に繋がる小さな窓を開けて、助手席を指差してそう言った。
軽トラは人が歩くのと同じくらいのスピードしか出てない。
だから、窓から運転席側へと移る事は、特に危険ではないが……
スピーは一瞬戸惑いつつも、断る理由も思い浮かばないので、腰掛けていた木箱を踏み台にして、窓を潜り抜けて、運転席のある車前方へと移り、ヒロトの隣の助手席に座った。
助手席から見える街の景色は、荷台から見えるものとは随分違って見えた。
それもそのはず、スピーは先程までずっと、下を向いてばかりだったのだ。
道行く人々、立ち並ぶ建物、そこにある様々な色を目にして、スピーは少しばかり気が紛れた。
「不安かい?」
不意にヒロトに尋ねられ、スピーは答えに迷うも、小さくコクンと頷いた。
「うん、そうだよね。誰だって、初めての事は不安なものさ……。でも、長年生きてきた僕の経験からすると、何事も、やらないよりはやってみる。それが一番大切な事なんじゃないかな……、と、僕は思う」
ヒロトの言葉に、スピーはハッとした。
その言葉は、約一年前に、スピーが自分の家族に告げた言葉によく似ていたからだ。
およそ一年前の春。
スピーが暮らすピグモル族の村で、次の年の村外研修の参加者を募る集会が開かれた。
研修先は五ヶ所。
それぞれの研修先に四人ずつ、計二十人のピグモルが、村外研修に参加出来るとの事だった。
村外研修に参加する為の条件は三つ。
一つ目が、外界の成人年齢である二十歳を越えている事。
二つ目が、一年間事前学習を受けて、外界知識を身につけている事。
そして三つ目が、家族の了承が得られている事、だった。
スピーは友人であるラナと共に、村外研修に参加する事を、生涯の一つの目標としていた。
そして、スピーもラナも無事に成人。
一年間、村での事前学習を受けて、外界知識も身につけた。
そして最後にスピーは、自分も村外研修に行きたい、外の世界を見てみたい! と、家族に告げたのだ。
しかし……
「お前には無理だ。人一倍体力のないお前に、村外研修なんて出来るはずがない! 父さんは反対だ!」
父親はそう言った。
「お前を村の外にやるなんて絶対に嫌だよ。熱が出たらどうする? 怪我したらどうするのさ? 母さんは反対だ!」
母親もそう言った。
しかし、スピーは諦めなかった。
スピーが目標とするピグモルの若者は、その昔、その身一つで世界を見て回り、数々の敵と勇敢に戦って、生きてこの村へと帰ってきたのだ。
自分も、そんな男になりたいと、スピーはずっと思っていた。
だから……
「出来ないとか、怪我したらどうするのとか、そんなんじゃないんだ! 僕は、外の世界が見てみたい! 出来るかどうかじゃない……、僕はやりたい、やってみたいんだ! やりたい事をやらずに一生を終えるなんて、そんなのは嫌だ! 僕の未来は僕が決める! やれるかやれないかじゃない……。やってみる事が大切なんだっ!!」
スピーの言葉、その意思の強さに、両親は村外研修を認めてくれたのだった。
スピーは、頭の上で眠る鉱石ドラゴンを、そっと手で包み込み、膝の上へと降ろした。
暖かくて柔らかい、小さな命だ。
この子を育てる……、出来るかどうかは分からないけれど、やらないよりはやってみる方が絶対いいに決まってる。
そう思う事で、スピーの心の中から少しだけ、不安な気持ちが消えていった。
「僕が、守ってあげるからね」
昨晩と同じ言葉を、今度は違った意味で、口にするスピー。
「その粋だ! 大丈夫、スピーは一人じゃない。僕たちみんなでその子を育てよう。僕はドラゴン飼育師の資格も持っているから……、経験こそないけれど、知識はあるから安心して。大丈夫、なんとかなるよ!」
はははと笑うヒロトの横顔を、スピーは安堵の目で見つめる。
そうだ、僕はもう一人じゃなかったんだ。
ヒロトさんがいてくれる、コルトさんもマローさんも……、ダッグさんだって、口ではあんな事言っていたけど、きっと困った時は助けてくれるはずだ。
大丈夫、なんとかなるよね!
スピーはそっと、眠る鉱石ドラゴンの背を撫でた。
ツルンとした肌触りの赤い鉱石が、とっても気持ち良い。
「それにしても……。ワリオサさんの人柄には驚かされたな。まさか、あそこまで良心的な人だったなんて……。噂もあてにはならないね~」
ヒロトの言葉に対し、スピーは……
「世の中には、お金より大事な物がある。そういう事ですよね?」
そう言って、ニヤリと笑った。
「ん? はははっ! 全くもってそうだねっ!!」
ヒロトは大きな声を上げて笑い、軽快にハンドルを回すのだった。
スピーはどこか浮かぬ顔で、軽トラの荷台にある木箱にちょこんと腰掛けた。
その頭の上には、先ほどと変わらず眠り続ける鉱石ドラゴンの幼生がいる。
まさか、こんな事になるなんて……
僕が、ドラゴンの子どもを育てなきゃならないなんて……
大丈夫かなぁ?
そんなスピーの気持ちを察したのか、ヒロトが声をかける。
「ドラゴン種は、寿命は長いけど成長が早い。おそらくだけど、一年もすれば、一人で生きていけるほどには成長するはずだよ」
そう言ったヒロトは、励ましたつもりらしいが、スピーは余計に不安になる。
一年も、このドラゴンの世話をしなければならないなんて……
大事な大事な村外研修中だというのに……
「そうかそうか。ならば一年後、お前さんらと共に、その子をシスケビアノに返しに行こう」
気楽に笑うワリオサを、スピーは訝しげに睨む。
しかし、元が可愛いだけに、睨んだとてそうは相手に受け取られないだろう。
「あぁ、それで決まりだ。頑張って育てろよ、スピー!」
ドンッ! とダッグに背中を叩かれて、スピーの体は大きく揺れた。
……良い人だと思ったのに、案外無責任だよな、ダッグさん。
心の中でそう思うスピーだが、その思いを言葉に出す事など出来ず……
大層納得した顔で頷き合うヒロト、ワリオサ、ダッグを前に、スピーは小さく頷いた。
「ガッハッハッ! 良い楽しみが出来たっ! こりゃ~、頑張って働かにゃならんっ!」
「ははっ! またもし何かありましたら、ご連絡ください。僕たちで良ければ、なんでも鑑定させてもらいますので!」
爽やかに笑うヒロト。
「おうっ! また頼むとしようっ!!」
「ありがとうございました~!」
「ヒロトさん、また来てくださいねっ!」
「ありがとっすぅっ!!」
ワリオサとトード、ベルナードにゲイルの四人に見送られて、スピー達は宝石モグラ団のギルド本部を後にした。
ブロロロロ~
七色の煙と光を発しながら、黒い軽トラが街を行く。
運転席のヒロトは上機嫌で、小さく鼻歌を歌っている。
荷台に座るダッグは、早起きした為か舟を漕いでいた。
スピーはというと……、未だ拭いきれない不安と、心の中で戦っていた。
するとヒロトが……
「スピー、こっちに座ってみるかい?」
運転席から荷台に繋がる小さな窓を開けて、助手席を指差してそう言った。
軽トラは人が歩くのと同じくらいのスピードしか出てない。
だから、窓から運転席側へと移る事は、特に危険ではないが……
スピーは一瞬戸惑いつつも、断る理由も思い浮かばないので、腰掛けていた木箱を踏み台にして、窓を潜り抜けて、運転席のある車前方へと移り、ヒロトの隣の助手席に座った。
助手席から見える街の景色は、荷台から見えるものとは随分違って見えた。
それもそのはず、スピーは先程までずっと、下を向いてばかりだったのだ。
道行く人々、立ち並ぶ建物、そこにある様々な色を目にして、スピーは少しばかり気が紛れた。
「不安かい?」
不意にヒロトに尋ねられ、スピーは答えに迷うも、小さくコクンと頷いた。
「うん、そうだよね。誰だって、初めての事は不安なものさ……。でも、長年生きてきた僕の経験からすると、何事も、やらないよりはやってみる。それが一番大切な事なんじゃないかな……、と、僕は思う」
ヒロトの言葉に、スピーはハッとした。
その言葉は、約一年前に、スピーが自分の家族に告げた言葉によく似ていたからだ。
およそ一年前の春。
スピーが暮らすピグモル族の村で、次の年の村外研修の参加者を募る集会が開かれた。
研修先は五ヶ所。
それぞれの研修先に四人ずつ、計二十人のピグモルが、村外研修に参加出来るとの事だった。
村外研修に参加する為の条件は三つ。
一つ目が、外界の成人年齢である二十歳を越えている事。
二つ目が、一年間事前学習を受けて、外界知識を身につけている事。
そして三つ目が、家族の了承が得られている事、だった。
スピーは友人であるラナと共に、村外研修に参加する事を、生涯の一つの目標としていた。
そして、スピーもラナも無事に成人。
一年間、村での事前学習を受けて、外界知識も身につけた。
そして最後にスピーは、自分も村外研修に行きたい、外の世界を見てみたい! と、家族に告げたのだ。
しかし……
「お前には無理だ。人一倍体力のないお前に、村外研修なんて出来るはずがない! 父さんは反対だ!」
父親はそう言った。
「お前を村の外にやるなんて絶対に嫌だよ。熱が出たらどうする? 怪我したらどうするのさ? 母さんは反対だ!」
母親もそう言った。
しかし、スピーは諦めなかった。
スピーが目標とするピグモルの若者は、その昔、その身一つで世界を見て回り、数々の敵と勇敢に戦って、生きてこの村へと帰ってきたのだ。
自分も、そんな男になりたいと、スピーはずっと思っていた。
だから……
「出来ないとか、怪我したらどうするのとか、そんなんじゃないんだ! 僕は、外の世界が見てみたい! 出来るかどうかじゃない……、僕はやりたい、やってみたいんだ! やりたい事をやらずに一生を終えるなんて、そんなのは嫌だ! 僕の未来は僕が決める! やれるかやれないかじゃない……。やってみる事が大切なんだっ!!」
スピーの言葉、その意思の強さに、両親は村外研修を認めてくれたのだった。
スピーは、頭の上で眠る鉱石ドラゴンを、そっと手で包み込み、膝の上へと降ろした。
暖かくて柔らかい、小さな命だ。
この子を育てる……、出来るかどうかは分からないけれど、やらないよりはやってみる方が絶対いいに決まってる。
そう思う事で、スピーの心の中から少しだけ、不安な気持ちが消えていった。
「僕が、守ってあげるからね」
昨晩と同じ言葉を、今度は違った意味で、口にするスピー。
「その粋だ! 大丈夫、スピーは一人じゃない。僕たちみんなでその子を育てよう。僕はドラゴン飼育師の資格も持っているから……、経験こそないけれど、知識はあるから安心して。大丈夫、なんとかなるよ!」
はははと笑うヒロトの横顔を、スピーは安堵の目で見つめる。
そうだ、僕はもう一人じゃなかったんだ。
ヒロトさんがいてくれる、コルトさんもマローさんも……、ダッグさんだって、口ではあんな事言っていたけど、きっと困った時は助けてくれるはずだ。
大丈夫、なんとかなるよね!
スピーはそっと、眠る鉱石ドラゴンの背を撫でた。
ツルンとした肌触りの赤い鉱石が、とっても気持ち良い。
「それにしても……。ワリオサさんの人柄には驚かされたな。まさか、あそこまで良心的な人だったなんて……。噂もあてにはならないね~」
ヒロトの言葉に対し、スピーは……
「世の中には、お金より大事な物がある。そういう事ですよね?」
そう言って、ニヤリと笑った。
「ん? はははっ! 全くもってそうだねっ!!」
ヒロトは大きな声を上げて笑い、軽快にハンドルを回すのだった。
0
あなたにおすすめの小説
お飾り王妃の死後~王の後悔~
ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。
小説家になろう様にも投稿しています。
その狂犬戦士はお義兄様ですが、何か?
行枝ローザ
ファンタジー
美しき侯爵令嬢の側には、強面・高背・剛腕と揃った『狂犬戦士』と恐れられる偉丈夫がいる。
貧乏男爵家の五人兄弟末子が養子に入った魔力を誇る伯爵家で彼を待ち受けていたのは、五歳下の義妹と二歳上の義兄、そして王都随一の魔術後方支援警護兵たち。
元・家族の誰からも愛されなかった少年は、新しい家族から愛されることと癒されることを知って強くなる。
これは不遇な微魔力持ち魔剣士が凄惨な乳幼児期から幸福な少年期を経て、成長していく物語。
※見切り発車で書いていきます(通常運転。笑)
※エブリスタでも同時連載。2021/6/5よりカクヨムでも後追い連載しています。
※2021/9/15けっこう前に追いついて、カクヨムでも現在は同時掲載です。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる