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数字の罪
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東京、新宿。冷たく湿った朝の空気が、佐々木の小さなアパートに漂う。いつものように重い瞼をこすりながら、彼は洗面所へ足を運んだ。蛍光灯がチカチカと不気味に瞬く薄暗い空間で、鏡に映る自分の顔は、まるで生気を吸い取られたように青白い。冴えないサラリーマンの典型そのものだ。
だが、その瞬間、彼の視界に異様なものが飛び込んできた。鏡に映る自分の頭上に、透き通るような白い数字の「0」が、まるで亡魂のように浮かんでいる。
心臓が一瞬止まるような感覚に襲われ、彼は慌てて目をこすった。冷水で顔を洗い、鏡を何度も拭うが、数字は消えない。まるでそこに刻み込まれた呪いのように、くっきりと、冷たく視界を支配している。
混乱と恐怖に震えながら、佐々木は震える足で家を出た。いつもと同じように混雑する新宿の朝の電車に揺られながら、彼はさらなる戦慄に襲われた。隣に座る若い女性の頭上には「2」、向かいに立つスーツ姿の男性には「0」、吊り革につかまる学生の頭上には「0」、優先席に座る老人は「3」。
車内の誰もが、それぞれ異なる数字を頭上に浮かべているのだ。しかし、その大半は「0」だった。
彼らの目は虚ろで、まるでこの異様な光景に気づいていないかのように、誰もが無表情に揺られている。だが、ごく稀に、「2」や「3」の数字を持つ女性たちの姿が目に入るたび、佐々木の胸に言い知れぬ不安が広がった。
彼女たちはいかにもできるOLといった姿でカップを片手にスマホをいじっていた。ただ、電車の中で一番大きな数字は、そんなキラキラした女性ではなく40手前くらいの地味な女性だった。この不思議な現象に頭を悩ませながらも佐々木は職場に着いた。
そして、佐々木の視線は、隣の部署の冴えない上司、田中の頭上に釘付けになった。彼の頭上には、他の誰よりも大きく、禍々しく光る数字、「10」が浮かんでいた。その数字は、まるで彼の存在そのものを嘲笑うように、脈打つように揺れている。
佐々木はその日一日何事もなく仕事をこなしていたがこの数字の意味を常に考えていていつも以上に疲れていた。終業後はいつものように電車に乗り、冷たい霧に包まれた新宿の雑踏へと消えた。背後では、どこからか低い呻き声のような音が聞こえた気がしたが、彼は振り返る気力もなかった。
その日以降、佐々木の日常は数字に侵食されていった。仕事中も、食事中も、眠る前も、彼の目は常に人々の頭上の数字を追い続ける。オフィスの蛍光灯の下で、同僚たちの「0」が無機質に浮かぶ中、田中の「10」が異様に際立つ。
インターネットを漁り、図書館の埃っぽい書架をめくり、類似の事例を探したが、何の手がかりもない。この呪われた数字が見えるのは、どうやら自分だけらしい。
最初、彼は数字が「年齢」を示すと考えたが、すぐにその仮説は崩れた。当然だ。ほとんどの人の数字が「0」であることに加え、高校生くらいの若者に「1」が浮かび、70歳近い老人が「0」なこともあるからだ。
次に「富」や「地位」かと疑ったが、高級車から降りる男の頭上に「0」が浮かび、ビルの清掃員の女性の頭上に「3」が揺れるのを見た瞬間、その考えも消えた。
佐々木は小さなノートに、街で見かけた人々の数字を記録し始めた。数字の変化を観察し、その法則を解き明かそうと狂ったようにデータを集める。だが、世界は一見平穏で、「0」の人間が圧倒的に多い。
まるで、この数字が「無」を象徴しているかのように、彼らは機械的に生きている。一方で、「2」や「3」の女性たちは、どこか異様な魅力を放ち、彼女たちの周りには常に人が集まる。
さらに、男性は「0」のことが多いが女性は「1」や「2」などの数字であることが多いように感じていた。その数字の付き方にも規則性がなく、派手な女性でも「0」なことがあれば、地味な老婆が「7」なんてこともあった。
佐々木は、この数字が何を示しているのか全く見当がつかなかった。
しかし、ある夜、テレビから流れるニュースが彼を凍りつかせた。数日前、リストラされた元同僚が自宅で自殺したという。彼の頭上には、いつも「0」が浮かんでいた。彼が会社を去る日に見かけた時も数字は「0」だった。ただ、彼の葬式に参列した際にその数字は違っていた。死体でも数字が出るのかと感心したと同時に、彼の数字が「1」だったことで佐々木は一つの仮説にたどり着いた。
佐々木はその日から数字に執着するようになった。街中で大きい数字の人を見かけたらその人を注意不足観察したり、これまで「0」だった人が次の日に「1」になっていると何とも言えないどす黒い気持ちに襲われていた。
会社にも行けなくなっていたし、街中で偶然見かけた田中の数字が「11」になっていた時には声を出して笑ってしまった。「人間の本質は分からない!みんな人の皮を被った獣なんだ!」と佐々木はノートにつづっていた。そして、自分の頭上の「0」が「1」に変わる瞬間を見たくなってしまったのだった。ふと、路地裏でふらつくホームレスの男が目に入った。その男の頭上には、禍々しく光る「2」が浮かんでいた。
佐々木の理性は、すでに砕け散っていた。考えるよりも早く、彼はホームレスの男に近づいた。全身が震え、心臓が耳元で狂ったように鼓動する。雨に濡れた路地裏は、まるで血の匂いを予感させるような不気味な静寂に包まれている。男の汚れた顔が、薄暗い街灯の下で浮かび上がる。男が何か叫ぶが、佐々木の耳には届かない。彼の意識は、ただ一つ、男の頭上の「2」を消し去り、自分の「0」を動かすことだけに支配されていた。
道端に転がる錆びた金属の棒を手に取る。冷たく重い感触が、彼の狂気をさらに煽る。佐々木は無我夢中で棒を振り下ろした。鈍い音が響き、男の呻き声が雨音にかき消される。男の体がぐったりと崩れ落ち、路地の地面に赤黒い染みが広がる。佐々木は息を荒くし、震える手で自分の頭上を見上げた。
しかし、頭上の数字は「0」
佐々木はその数字を射るように見つめていた。
「なんで!なんで!」と数字を振り払うかのように頭上を手で掻いていた。そこに女性が通りかかった。数字は「3」。佐々木は考える間もなく女性に襲い掛かった。
「1にしたいだけなんだ!」
女性の頭上めがけて棒を振り下ろしたが、タイミングよく腰を抜かしたおかげで棒は空を切った。佐々木は棒を振った勢いで転んでしまい、先ほど殺したホームレスに多い被さるように倒れこんで動かなくなってしまった。そこで驚くべきものを目にしてしまったからだ。
それはホームレスの泥だらけの手に強く握りしめられていた遺書だった。
そしてそこには「3度目の正直。今度こそ邪魔されずに死にたい」と書かれていた。
佐々木はそのまま逮捕され、送検され、裁判でも一切言葉を発することなく、そのまま収監される運びとなった。刑務所の中で佐々木は自殺未遂を繰り返していた。手首を切ったり、首を吊ったり、看守の目を盗んでは常に死のうとしていたのだ。この事態を重く見た刑務所長は佐々木を精神病院に入れ24時間監視体制で保護することにした。この時の佐々木の頭上の数字は「49」まで増えていた。
「もっと!もっと数字を増やさなきゃ!」
佐々木はうつろな目でずっとつぶやいていた。
だが、その瞬間、彼の視界に異様なものが飛び込んできた。鏡に映る自分の頭上に、透き通るような白い数字の「0」が、まるで亡魂のように浮かんでいる。
心臓が一瞬止まるような感覚に襲われ、彼は慌てて目をこすった。冷水で顔を洗い、鏡を何度も拭うが、数字は消えない。まるでそこに刻み込まれた呪いのように、くっきりと、冷たく視界を支配している。
混乱と恐怖に震えながら、佐々木は震える足で家を出た。いつもと同じように混雑する新宿の朝の電車に揺られながら、彼はさらなる戦慄に襲われた。隣に座る若い女性の頭上には「2」、向かいに立つスーツ姿の男性には「0」、吊り革につかまる学生の頭上には「0」、優先席に座る老人は「3」。
車内の誰もが、それぞれ異なる数字を頭上に浮かべているのだ。しかし、その大半は「0」だった。
彼らの目は虚ろで、まるでこの異様な光景に気づいていないかのように、誰もが無表情に揺られている。だが、ごく稀に、「2」や「3」の数字を持つ女性たちの姿が目に入るたび、佐々木の胸に言い知れぬ不安が広がった。
彼女たちはいかにもできるOLといった姿でカップを片手にスマホをいじっていた。ただ、電車の中で一番大きな数字は、そんなキラキラした女性ではなく40手前くらいの地味な女性だった。この不思議な現象に頭を悩ませながらも佐々木は職場に着いた。
そして、佐々木の視線は、隣の部署の冴えない上司、田中の頭上に釘付けになった。彼の頭上には、他の誰よりも大きく、禍々しく光る数字、「10」が浮かんでいた。その数字は、まるで彼の存在そのものを嘲笑うように、脈打つように揺れている。
佐々木はその日一日何事もなく仕事をこなしていたがこの数字の意味を常に考えていていつも以上に疲れていた。終業後はいつものように電車に乗り、冷たい霧に包まれた新宿の雑踏へと消えた。背後では、どこからか低い呻き声のような音が聞こえた気がしたが、彼は振り返る気力もなかった。
その日以降、佐々木の日常は数字に侵食されていった。仕事中も、食事中も、眠る前も、彼の目は常に人々の頭上の数字を追い続ける。オフィスの蛍光灯の下で、同僚たちの「0」が無機質に浮かぶ中、田中の「10」が異様に際立つ。
インターネットを漁り、図書館の埃っぽい書架をめくり、類似の事例を探したが、何の手がかりもない。この呪われた数字が見えるのは、どうやら自分だけらしい。
最初、彼は数字が「年齢」を示すと考えたが、すぐにその仮説は崩れた。当然だ。ほとんどの人の数字が「0」であることに加え、高校生くらいの若者に「1」が浮かび、70歳近い老人が「0」なこともあるからだ。
次に「富」や「地位」かと疑ったが、高級車から降りる男の頭上に「0」が浮かび、ビルの清掃員の女性の頭上に「3」が揺れるのを見た瞬間、その考えも消えた。
佐々木は小さなノートに、街で見かけた人々の数字を記録し始めた。数字の変化を観察し、その法則を解き明かそうと狂ったようにデータを集める。だが、世界は一見平穏で、「0」の人間が圧倒的に多い。
まるで、この数字が「無」を象徴しているかのように、彼らは機械的に生きている。一方で、「2」や「3」の女性たちは、どこか異様な魅力を放ち、彼女たちの周りには常に人が集まる。
さらに、男性は「0」のことが多いが女性は「1」や「2」などの数字であることが多いように感じていた。その数字の付き方にも規則性がなく、派手な女性でも「0」なことがあれば、地味な老婆が「7」なんてこともあった。
佐々木は、この数字が何を示しているのか全く見当がつかなかった。
しかし、ある夜、テレビから流れるニュースが彼を凍りつかせた。数日前、リストラされた元同僚が自宅で自殺したという。彼の頭上には、いつも「0」が浮かんでいた。彼が会社を去る日に見かけた時も数字は「0」だった。ただ、彼の葬式に参列した際にその数字は違っていた。死体でも数字が出るのかと感心したと同時に、彼の数字が「1」だったことで佐々木は一つの仮説にたどり着いた。
佐々木はその日から数字に執着するようになった。街中で大きい数字の人を見かけたらその人を注意不足観察したり、これまで「0」だった人が次の日に「1」になっていると何とも言えないどす黒い気持ちに襲われていた。
会社にも行けなくなっていたし、街中で偶然見かけた田中の数字が「11」になっていた時には声を出して笑ってしまった。「人間の本質は分からない!みんな人の皮を被った獣なんだ!」と佐々木はノートにつづっていた。そして、自分の頭上の「0」が「1」に変わる瞬間を見たくなってしまったのだった。ふと、路地裏でふらつくホームレスの男が目に入った。その男の頭上には、禍々しく光る「2」が浮かんでいた。
佐々木の理性は、すでに砕け散っていた。考えるよりも早く、彼はホームレスの男に近づいた。全身が震え、心臓が耳元で狂ったように鼓動する。雨に濡れた路地裏は、まるで血の匂いを予感させるような不気味な静寂に包まれている。男の汚れた顔が、薄暗い街灯の下で浮かび上がる。男が何か叫ぶが、佐々木の耳には届かない。彼の意識は、ただ一つ、男の頭上の「2」を消し去り、自分の「0」を動かすことだけに支配されていた。
道端に転がる錆びた金属の棒を手に取る。冷たく重い感触が、彼の狂気をさらに煽る。佐々木は無我夢中で棒を振り下ろした。鈍い音が響き、男の呻き声が雨音にかき消される。男の体がぐったりと崩れ落ち、路地の地面に赤黒い染みが広がる。佐々木は息を荒くし、震える手で自分の頭上を見上げた。
しかし、頭上の数字は「0」
佐々木はその数字を射るように見つめていた。
「なんで!なんで!」と数字を振り払うかのように頭上を手で掻いていた。そこに女性が通りかかった。数字は「3」。佐々木は考える間もなく女性に襲い掛かった。
「1にしたいだけなんだ!」
女性の頭上めがけて棒を振り下ろしたが、タイミングよく腰を抜かしたおかげで棒は空を切った。佐々木は棒を振った勢いで転んでしまい、先ほど殺したホームレスに多い被さるように倒れこんで動かなくなってしまった。そこで驚くべきものを目にしてしまったからだ。
それはホームレスの泥だらけの手に強く握りしめられていた遺書だった。
そしてそこには「3度目の正直。今度こそ邪魔されずに死にたい」と書かれていた。
佐々木はそのまま逮捕され、送検され、裁判でも一切言葉を発することなく、そのまま収監される運びとなった。刑務所の中で佐々木は自殺未遂を繰り返していた。手首を切ったり、首を吊ったり、看守の目を盗んでは常に死のうとしていたのだ。この事態を重く見た刑務所長は佐々木を精神病院に入れ24時間監視体制で保護することにした。この時の佐々木の頭上の数字は「49」まで増えていた。
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