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第49話 カールの妹レティーナの恋
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◆君と歩む、偽りの誓い――“優しい昼下がり”◆
――レティーナの視点
一月ぶりの、穏やかな午後だった。
王都ルメリアには、春の気配が少しずつ漂い始めていて。街の通りには花の飾りが増え、人々の足取りもどこか軽やかに感じられる。
あの日、リリス様の策略も、ダンガー子爵の陰謀も――お兄様とその仲間たちによって、すべて終わった。
いま、王都は平和を取り戻している。
キリト家にも、やっと落ち着いた日常が戻ってきた。
わたしも、ようやく自分の部屋で静かに本を読んだり、庭で花の手入れをしたりする余裕ができた。
でも、あの出来事を経て……わたしの中で、少しだけ変わったことがある。
それは、人と向き合う「覚悟」。
あの日、リオンさんと食事をしてから、わたしは少しずつ、ちゃんと“話すこと”を大切にしようと思うようになった。
――そして、今日は久しぶりに街へ買い物に来ていた。
お兄様に渡したい贈り物を探していた帰り道。
「――レティーナさん?」
声をかけられて振り向くと、そこにいたのは。
「……リオンさん!」
彼もわたしに気づいたらしく、優しく手を振っていた。
栗色の髪に、柔らかな笑顔はあのときのまま。少しだけ春の風に髪が揺れている。
「お久しぶりです。元気そうですね」
「はい、おかげさまで……いろいろ、落ち着きました」
「よかった。カールも、無事でなによりです」
その言葉に、わたしは自然と笑みを返していた。
「今日は、買い物の帰りですか?」
「はい。ちょっと、お兄様に贈り物をと思って。……リオンさんは?」
「ぼくは、近くでお昼を食べようとしていたところです。あ、よかったら一緒にいかがですか?」
彼は、少し照れたように言った。
「えっ……よろしいんですか?」
「もちろん。ちょうど“偶然の再会記念”ですし」
思わず笑ってしまった。
「……じゃあ、お願いします」
そうして、わたしたちは並んで歩きはじめた。
目指したのは、街角にある小さなカフェだった。
白い壁と、木枠の窓が印象的な、落ち着いた雰囲気のお店。看板には“Le Muguet(ル・ミュゲ)”と書かれていて、窓辺には可愛いすずらんの花が咲いていた。
中に入ると、木のぬくもりを感じる温かな内装と、ほんのりと香ばしいパンの匂い。
「ここ、知ってます。何度か通ったことがあって……でも、入るのは初めてです」
「よかった。静かで落ち着けるので、最近よく来てるんです」
わたしたちは窓辺の席に案内され、それぞれランチセットを頼んだ。
野菜たっぷりのスープと、焼きたてのパン、それからふわふわのオムレツ。どれも見た目からして美味しそうだった。
「いただきます」
「いただきます」
口に運ぶと、思わず「おいしい……!」と声が出た。リオンさんも嬉しそうに笑っていた。
「ここのスープ、身体に優しい感じがするんですよね。ぼく、あんまり重たいもの食べられない方なので」
「分かります。なんだか、心まで温かくなる感じです」
ゆったりとした時間が流れていく。
料理の合間に、わたしは近況を少しずつ話し始めた。
「リリス様のこと……まだ、わたしの中でも整理がついてるわけじゃないんですけど」
「うん」
「でも、あの人がどんな理由であっても、選んだ行動の結果が、たくさんの人を傷つけたことだけは……事実だから」
「ええ」
「だから、わたしも、お兄様の隣に立つには、それなりの強さを持たないといけないって思いました」
「……レティーナさん、すごいですね」
「えっ?」
「きちんと見てるんだなって。自分のことも、周りのことも。……そういう人って、なかなかいないと思う」
その言葉に、少しだけ胸が熱くなった。
「……リオンさんも、そうですよ」
「え?」
「わたしが落ち込んでいたとき、声をかけてくれた。そばにいてくれた。それだけで、すごく救われました」
リオンさんは、少し照れたように頬をかいた。
「そ、そう言ってもらえると……でも、ぼく、特別なことなんてできませんから」
「いえ、そういうさりげない優しさが……すごく大事だと思うんです」
わたしたちは顔を見合わせ、自然と笑った。
やわらかな日差しが差し込むカフェで、わたしはほんの少し、心の奥にあった重たさがほどけていくのを感じていた。
それは、たとえば新しい風が心の中に吹き込むような――そんな感覚だった。
「レティーナさん、またよければ……ときどきこうして、お茶でもご一緒してくれませんか?」
「はい。わたしも……また、お話したいです」
その言葉に、彼はとても穏やかに微笑んだ。
ゆっくりと進む季節の中で、少しずつ――わたしたちの距離も、あたたかく近づいていく気がした。
◆君と歩む、偽りの誓い――“私として、生きる道”◆
――レティーナの視点
春の風が、王都ルメリアの街路樹を揺らしていた。
空は澄んでいて、柔らかい陽射しが、わたしの頬を優しく撫でる。
今日は、リオンさんと花祭りに行く約束をしていた。ほんの数週間前なら、そんな約束をするなんて思ってもみなかった。
でも、あの日。
静かなカフェで食事をしながら話した“今の自分”のこと。“お兄様の妹”ではなく、“一人のレティーナ”として過ごした時間が、わたしの中で確かに何かを変えた。
リオンさんは、わたしを“誰かの妹”としてではなく、ちゃんと一人の人間として見てくれる人だった。
「――レティーナさん!」
声をかけられて顔を上げると、少し遠くからリオンさんが手を振っていた。
今日は珍しく、少しラフな格好をしていた。学院時代の制服でも、王都の警備隊の装備でもなく、落ち着いた青い上着とベージュのシャツ。それだけで、ずいぶん雰囲気が違って見える。
「お待たせしました」
「いえ、ぼくも今来たところです」
自然と隣に並ぶ。
街には色とりどりの花が咲き乱れていて、広場では歌や演奏が響いていた。子どもたちが花かんむりを作ってはしゃぎ、露店では甘い菓子や果実酒がにぎやかに売られている。
「……にぎやかですね」
「ですね。でも、平和だからこその光景だと思います」
その言葉に、わたしはそっと頷いた。
平和。――それは、あの日々の中で、誰かが戦い、誰かが守った結果として得られたもの。
そしてわたしも、その中で“見ているだけ”じゃなく、“関わった”一人だと、少しだけ胸を張って思えるようになった。
「レティーナさんって……最初に会ったときから、変わった気がします」
「えっ?」
突然の言葉に驚いて振り向くと、リオンさんは少し照れたように笑った。
「いや、いい意味で。前は、ちょっと誰かの陰に隠れている感じだったけど、今は――自分の足で立ってる、そんな感じです」
「……そう、見えますか?」
「はい。だから……すごいなって思いました」
リオンさんのまっすぐな言葉に、胸の奥がほんのり温かくなる。
「わたし、ずっと……お兄様の妹、っていう肩書きの中で生きてきました。優秀な兄たちに守られて、自分から何かを選んだことなんて、ほとんどなかったんです」
「……うん」
「でも、今回のことで思ったんです。人に守られているだけじゃ、何も伝わらない。だから、わたしも……“自分で考えて、決める”って、少しずつだけど始めました」
そのとき、広場の真ん中で演奏が始まった。バイオリンとフルートの優しい調べが、風にのってわたしたちの耳に届く。
それに合わせるように、男女が数人、手を取り合って踊り始めた。
リオンさんが、ふっとわたしを見て言った。
「……よければ、一曲だけ踊りませんか?」
「え……わ、わたし、踊りなんて……」
「大丈夫です。足踏んでも怒りませんから」
その冗談に、思わず笑ってしまった。
そしてわたしは、小さく頷いて、リオンさんの手を取った。
――あたたかい。
握られた手の温度に、心まで包まれるような気がした。
音楽に合わせて、少しぎこちなく、でも自然に体を動かす。昔、舞踏の授業で習ったことが、なんとなく身体に残っていた。
ふと見上げると、リオンさんと目が合った。
「……レティーナさん」
「……はい?」
「ぼくは、カールの妹としてじゃなくて……あなた自身を見ています」
その言葉に、心臓がドクンと鳴った。
踊るリズムとは違う鼓動が、胸の中に広がっていく。
「もし……これから先も、こうして会って話したり、笑い合ったりできるなら、もっとあなたのことを知っていきたいって思っています」
わたしは驚いて、でも……嬉しくて、少しだけ俯いた。
そして、ぎゅっと手を握り返した。
「……わたしも。もっと、リオンさんのことを知りたいです」
音楽はいつの間にか終わっていた。
でも、わたしたちの心の中には、新しいメロディーが流れはじめていた。
――もう、“誰かの妹”じゃなくていい。
“レティーナ”として、わたしは歩いていける。
隣に、この人がいてくれるのなら。
――レティーナの視点
一月ぶりの、穏やかな午後だった。
王都ルメリアには、春の気配が少しずつ漂い始めていて。街の通りには花の飾りが増え、人々の足取りもどこか軽やかに感じられる。
あの日、リリス様の策略も、ダンガー子爵の陰謀も――お兄様とその仲間たちによって、すべて終わった。
いま、王都は平和を取り戻している。
キリト家にも、やっと落ち着いた日常が戻ってきた。
わたしも、ようやく自分の部屋で静かに本を読んだり、庭で花の手入れをしたりする余裕ができた。
でも、あの出来事を経て……わたしの中で、少しだけ変わったことがある。
それは、人と向き合う「覚悟」。
あの日、リオンさんと食事をしてから、わたしは少しずつ、ちゃんと“話すこと”を大切にしようと思うようになった。
――そして、今日は久しぶりに街へ買い物に来ていた。
お兄様に渡したい贈り物を探していた帰り道。
「――レティーナさん?」
声をかけられて振り向くと、そこにいたのは。
「……リオンさん!」
彼もわたしに気づいたらしく、優しく手を振っていた。
栗色の髪に、柔らかな笑顔はあのときのまま。少しだけ春の風に髪が揺れている。
「お久しぶりです。元気そうですね」
「はい、おかげさまで……いろいろ、落ち着きました」
「よかった。カールも、無事でなによりです」
その言葉に、わたしは自然と笑みを返していた。
「今日は、買い物の帰りですか?」
「はい。ちょっと、お兄様に贈り物をと思って。……リオンさんは?」
「ぼくは、近くでお昼を食べようとしていたところです。あ、よかったら一緒にいかがですか?」
彼は、少し照れたように言った。
「えっ……よろしいんですか?」
「もちろん。ちょうど“偶然の再会記念”ですし」
思わず笑ってしまった。
「……じゃあ、お願いします」
そうして、わたしたちは並んで歩きはじめた。
目指したのは、街角にある小さなカフェだった。
白い壁と、木枠の窓が印象的な、落ち着いた雰囲気のお店。看板には“Le Muguet(ル・ミュゲ)”と書かれていて、窓辺には可愛いすずらんの花が咲いていた。
中に入ると、木のぬくもりを感じる温かな内装と、ほんのりと香ばしいパンの匂い。
「ここ、知ってます。何度か通ったことがあって……でも、入るのは初めてです」
「よかった。静かで落ち着けるので、最近よく来てるんです」
わたしたちは窓辺の席に案内され、それぞれランチセットを頼んだ。
野菜たっぷりのスープと、焼きたてのパン、それからふわふわのオムレツ。どれも見た目からして美味しそうだった。
「いただきます」
「いただきます」
口に運ぶと、思わず「おいしい……!」と声が出た。リオンさんも嬉しそうに笑っていた。
「ここのスープ、身体に優しい感じがするんですよね。ぼく、あんまり重たいもの食べられない方なので」
「分かります。なんだか、心まで温かくなる感じです」
ゆったりとした時間が流れていく。
料理の合間に、わたしは近況を少しずつ話し始めた。
「リリス様のこと……まだ、わたしの中でも整理がついてるわけじゃないんですけど」
「うん」
「でも、あの人がどんな理由であっても、選んだ行動の結果が、たくさんの人を傷つけたことだけは……事実だから」
「ええ」
「だから、わたしも、お兄様の隣に立つには、それなりの強さを持たないといけないって思いました」
「……レティーナさん、すごいですね」
「えっ?」
「きちんと見てるんだなって。自分のことも、周りのことも。……そういう人って、なかなかいないと思う」
その言葉に、少しだけ胸が熱くなった。
「……リオンさんも、そうですよ」
「え?」
「わたしが落ち込んでいたとき、声をかけてくれた。そばにいてくれた。それだけで、すごく救われました」
リオンさんは、少し照れたように頬をかいた。
「そ、そう言ってもらえると……でも、ぼく、特別なことなんてできませんから」
「いえ、そういうさりげない優しさが……すごく大事だと思うんです」
わたしたちは顔を見合わせ、自然と笑った。
やわらかな日差しが差し込むカフェで、わたしはほんの少し、心の奥にあった重たさがほどけていくのを感じていた。
それは、たとえば新しい風が心の中に吹き込むような――そんな感覚だった。
「レティーナさん、またよければ……ときどきこうして、お茶でもご一緒してくれませんか?」
「はい。わたしも……また、お話したいです」
その言葉に、彼はとても穏やかに微笑んだ。
ゆっくりと進む季節の中で、少しずつ――わたしたちの距離も、あたたかく近づいていく気がした。
◆君と歩む、偽りの誓い――“私として、生きる道”◆
――レティーナの視点
春の風が、王都ルメリアの街路樹を揺らしていた。
空は澄んでいて、柔らかい陽射しが、わたしの頬を優しく撫でる。
今日は、リオンさんと花祭りに行く約束をしていた。ほんの数週間前なら、そんな約束をするなんて思ってもみなかった。
でも、あの日。
静かなカフェで食事をしながら話した“今の自分”のこと。“お兄様の妹”ではなく、“一人のレティーナ”として過ごした時間が、わたしの中で確かに何かを変えた。
リオンさんは、わたしを“誰かの妹”としてではなく、ちゃんと一人の人間として見てくれる人だった。
「――レティーナさん!」
声をかけられて顔を上げると、少し遠くからリオンさんが手を振っていた。
今日は珍しく、少しラフな格好をしていた。学院時代の制服でも、王都の警備隊の装備でもなく、落ち着いた青い上着とベージュのシャツ。それだけで、ずいぶん雰囲気が違って見える。
「お待たせしました」
「いえ、ぼくも今来たところです」
自然と隣に並ぶ。
街には色とりどりの花が咲き乱れていて、広場では歌や演奏が響いていた。子どもたちが花かんむりを作ってはしゃぎ、露店では甘い菓子や果実酒がにぎやかに売られている。
「……にぎやかですね」
「ですね。でも、平和だからこその光景だと思います」
その言葉に、わたしはそっと頷いた。
平和。――それは、あの日々の中で、誰かが戦い、誰かが守った結果として得られたもの。
そしてわたしも、その中で“見ているだけ”じゃなく、“関わった”一人だと、少しだけ胸を張って思えるようになった。
「レティーナさんって……最初に会ったときから、変わった気がします」
「えっ?」
突然の言葉に驚いて振り向くと、リオンさんは少し照れたように笑った。
「いや、いい意味で。前は、ちょっと誰かの陰に隠れている感じだったけど、今は――自分の足で立ってる、そんな感じです」
「……そう、見えますか?」
「はい。だから……すごいなって思いました」
リオンさんのまっすぐな言葉に、胸の奥がほんのり温かくなる。
「わたし、ずっと……お兄様の妹、っていう肩書きの中で生きてきました。優秀な兄たちに守られて、自分から何かを選んだことなんて、ほとんどなかったんです」
「……うん」
「でも、今回のことで思ったんです。人に守られているだけじゃ、何も伝わらない。だから、わたしも……“自分で考えて、決める”って、少しずつだけど始めました」
そのとき、広場の真ん中で演奏が始まった。バイオリンとフルートの優しい調べが、風にのってわたしたちの耳に届く。
それに合わせるように、男女が数人、手を取り合って踊り始めた。
リオンさんが、ふっとわたしを見て言った。
「……よければ、一曲だけ踊りませんか?」
「え……わ、わたし、踊りなんて……」
「大丈夫です。足踏んでも怒りませんから」
その冗談に、思わず笑ってしまった。
そしてわたしは、小さく頷いて、リオンさんの手を取った。
――あたたかい。
握られた手の温度に、心まで包まれるような気がした。
音楽に合わせて、少しぎこちなく、でも自然に体を動かす。昔、舞踏の授業で習ったことが、なんとなく身体に残っていた。
ふと見上げると、リオンさんと目が合った。
「……レティーナさん」
「……はい?」
「ぼくは、カールの妹としてじゃなくて……あなた自身を見ています」
その言葉に、心臓がドクンと鳴った。
踊るリズムとは違う鼓動が、胸の中に広がっていく。
「もし……これから先も、こうして会って話したり、笑い合ったりできるなら、もっとあなたのことを知っていきたいって思っています」
わたしは驚いて、でも……嬉しくて、少しだけ俯いた。
そして、ぎゅっと手を握り返した。
「……わたしも。もっと、リオンさんのことを知りたいです」
音楽はいつの間にか終わっていた。
でも、わたしたちの心の中には、新しいメロディーが流れはじめていた。
――もう、“誰かの妹”じゃなくていい。
“レティーナ”として、わたしは歩いていける。
隣に、この人がいてくれるのなら。
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