40 / 47
田岡先生
しおりを挟む
俺の名前は横河諒弥、会社経営者だ。
大学在学中の19歳で会社を立ち上げ、右肩上がりで成長させ、株式上場するまでに育て上げた。
しかし、プライベートは上手くいっていない。
今年42歳になるのだが結婚したくても、自分の経営者としての成功を考えると下手な相手と結婚できないという偏屈な感情を持ってしまい今までいた彼女とはうまくいかなかったのだ。
"大昔みたいに、自分の意思に関係なく結婚相手が決まっていればこんなに苦労はしないのになぁ"
仕事帰りの電車の中でそんなことを考えていたが、どうにもならないので、気分転換に歩いて帰ろうと自宅の最寄駅から2駅遠い駅で電車をおりて、歩いて帰ることにした。
1駅歩いて見慣れない商店街を通り過ぎようとしたところ、
"時(人生)買います"
という札の付いた屋台があることに気付いた。
"はぁ?物の価格よりカロリーの方が気になる俺の時給いくらか知ってんの?冷やかしのために寄っていってやろう"
と思った諒弥は屋台に寄ってみることにした。
「いらっしゃい。この店はあなたの時(人生)を売ってそれと同程度のモノ、契約、経験が手に入る店だよ。売ってしまった人生の期間中に起こった出来事は思い出に残らないけど、売ってみるかい?」
と店員が尋ねたので、
"どうせそんなこと起こりえないんだからムチャな要求してやれ"
と思った諒弥は
「俺、峰不二子みたいなボン・キュッ・ボンの女と結婚してぇんすよ。いくらか人生売ればいいんでしょうか?」
と尋ねてみると
「あんたの時給なら1ヶ月で充分。この契約書にサインして契約成立です。」
と言って契約書を出してきたので、諒弥はそれにサインした。サインするや否や自身が自分の自宅の寝室にいることに気付いた。
ふと横を観るとまさに峰不二子が眠っているではないか!
"やや!あの不思議な屋台の契約が実行されたようだな。"
諒弥は有頂天になったが、仕事があるためにさっさと寝室を抜け出して会社に向かった。
一か月後、諒弥は気付いた
"不二子はなにもできねぇ。俺が仕事しているあいだも仕事も家事もしないし、俺のカードで勝手に買い物しまくるうえに浮気して俺に性病を移す始末だ。それをあいつに言うとぶん殴られるし、もう一度あの不思議な屋台に行ってなんとかしてもらうしかない"
そう思った諒弥はまたあの不思議な屋台に行ってみることにした。商店街を通り過ぎようとしたところあの不思議な屋台があった。
「おい!あんたと契約したけどとんでもねぇ女じゃねぇか。たしかに見てくれはいいかもしれねぇが、どうしてもう少しましな人格な女を選んでくれなかったんだよ。乳がデケェだけの女でこっちはいい迷惑だよ。」
諒弥が店員に怒鳴った。すると店員が
「デケェだけ。結構じゃないか。仕事や家事は身に付けさせることはできる。だがデカくすることはできない。あなたがどんな聖人君子でも。立派な才能です。」
といったのを聞いて諒弥は
"一か月の生活を観ただけで人を判断することはできない。昔は結婚相手を選べない中で、なんとかやってたそうじゃないか。せっかく結婚したんだしよくなるように努力しよう"
と思い、
「わかりました。仕事や家事を含めて夫婦関係を良好にできるようやってみます。」
と言って店を出て帰っていきました。
帰る諒弥の後ろ姿を見ながら
"どっかのクリニックでちぎって詰めればデカくなるのに……。天然がいいのかしら……。"
と思う店員なのでした。
大学在学中の19歳で会社を立ち上げ、右肩上がりで成長させ、株式上場するまでに育て上げた。
しかし、プライベートは上手くいっていない。
今年42歳になるのだが結婚したくても、自分の経営者としての成功を考えると下手な相手と結婚できないという偏屈な感情を持ってしまい今までいた彼女とはうまくいかなかったのだ。
"大昔みたいに、自分の意思に関係なく結婚相手が決まっていればこんなに苦労はしないのになぁ"
仕事帰りの電車の中でそんなことを考えていたが、どうにもならないので、気分転換に歩いて帰ろうと自宅の最寄駅から2駅遠い駅で電車をおりて、歩いて帰ることにした。
1駅歩いて見慣れない商店街を通り過ぎようとしたところ、
"時(人生)買います"
という札の付いた屋台があることに気付いた。
"はぁ?物の価格よりカロリーの方が気になる俺の時給いくらか知ってんの?冷やかしのために寄っていってやろう"
と思った諒弥は屋台に寄ってみることにした。
「いらっしゃい。この店はあなたの時(人生)を売ってそれと同程度のモノ、契約、経験が手に入る店だよ。売ってしまった人生の期間中に起こった出来事は思い出に残らないけど、売ってみるかい?」
と店員が尋ねたので、
"どうせそんなこと起こりえないんだからムチャな要求してやれ"
と思った諒弥は
「俺、峰不二子みたいなボン・キュッ・ボンの女と結婚してぇんすよ。いくらか人生売ればいいんでしょうか?」
と尋ねてみると
「あんたの時給なら1ヶ月で充分。この契約書にサインして契約成立です。」
と言って契約書を出してきたので、諒弥はそれにサインした。サインするや否や自身が自分の自宅の寝室にいることに気付いた。
ふと横を観るとまさに峰不二子が眠っているではないか!
"やや!あの不思議な屋台の契約が実行されたようだな。"
諒弥は有頂天になったが、仕事があるためにさっさと寝室を抜け出して会社に向かった。
一か月後、諒弥は気付いた
"不二子はなにもできねぇ。俺が仕事しているあいだも仕事も家事もしないし、俺のカードで勝手に買い物しまくるうえに浮気して俺に性病を移す始末だ。それをあいつに言うとぶん殴られるし、もう一度あの不思議な屋台に行ってなんとかしてもらうしかない"
そう思った諒弥はまたあの不思議な屋台に行ってみることにした。商店街を通り過ぎようとしたところあの不思議な屋台があった。
「おい!あんたと契約したけどとんでもねぇ女じゃねぇか。たしかに見てくれはいいかもしれねぇが、どうしてもう少しましな人格な女を選んでくれなかったんだよ。乳がデケェだけの女でこっちはいい迷惑だよ。」
諒弥が店員に怒鳴った。すると店員が
「デケェだけ。結構じゃないか。仕事や家事は身に付けさせることはできる。だがデカくすることはできない。あなたがどんな聖人君子でも。立派な才能です。」
といったのを聞いて諒弥は
"一か月の生活を観ただけで人を判断することはできない。昔は結婚相手を選べない中で、なんとかやってたそうじゃないか。せっかく結婚したんだしよくなるように努力しよう"
と思い、
「わかりました。仕事や家事を含めて夫婦関係を良好にできるようやってみます。」
と言って店を出て帰っていきました。
帰る諒弥の後ろ姿を見ながら
"どっかのクリニックでちぎって詰めればデカくなるのに……。天然がいいのかしら……。"
と思う店員なのでした。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる