《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

文字の大きさ
201 / 694
連載

250 もぐらさん

しおりを挟む
    トレちゃんたちが、ざばざばと腐葉土を入れてくれてます。

その間にジーニ様が手順の説明をしてくれます。

〖いいかしら?まずはアイナたちとサーヤ、土の妖精たち、ゲンで泉の周辺を耕してもらって精霊樹に落ち着いてもらいましょう。それから青葉たちの所までみんなで力を送りましょう〗

「あ~い!しちゅもんでしゅ」
はいっ!お手手上げて質問です。体がななめになってる?そんなことはありません。

〖あ~ん‼かわいい♪(しっかり斜めよ!)  はい!サーヤさん!どうぞ〗
ジーニ様もノリノリです。

「あおばちゃんにょ、あんよにょちょこ、どうやっちぇ、たがやしゅにょ?」
お水の中でも、腐葉土で耕せるのかな?

〖え?〗

シーン……

〖そ、そういえば?水の中の精霊樹なんて初めてだからうっかりしてたけど〗
『そうだよな。腐葉土撒いたところで水中じゃ流れるよな? 』
ジーニ様とおいちゃんが今気づいたという顔です。困った時の眉毛です。
みんなで、どうする?って、してたら、突然どこからか声が?


『ふわぁ~あ。なんだなんだな?どこか耕したいだか?そんただことなら、オイラ手伝うだよ?』


「ふあ?」
『は?』
〖だれ?〗
みんなでキョロキョロ。すると

『あら?あなたは』
『あっ!ご主人がさっき』
みゃっ!『ほりだしにゃっ』
「もぐりゃしゃん?」
さっき畑でアイナ様が掘り出した、大っきなもぐらさんです!


『ふわぁ~よく寝ただ。あんまり背中がぽかぽか温かったべ。気持ちよくてすっかり寝てしまっただよ。だども、気がついたら外にいたんだべ。まぶしくてびっくりしたんだな』
もぐらさんが、お目目くしくししてます。眠いのかな?眩しいのかな?かわいいです。

『あ、あら。それは申し訳ありませんでしたわ。あなたを掘り起こしたのは私ですの。初めまして。地の精霊王アイナと申します』

「もぐりゃしゃん。ごめしゃい。さーや、まほう、りぇんしゅう。あぶなかっちゃ」

『サーヤちゃんは愛し子様だから、魔力強いにゃ。初めての練習だったから安全のために掘り出したにゃ。許して欲しいにゃ』
どう考えても、サーヤたちが悪いので、慌ててごめんなさいです。


『え?地の精霊王様に、眷属のケット・シー様?それに愛し子様だか?』

「さーやにゃにょ!」
愛し子ちがうの!
『サ、サーヤ様だか?』
「さーや!」
様いらないの!

〖くすくす。いきなり驚かせてごめんなさいね。サーヤはね、様とか言われるの嫌なのよ。ね?〗
「あい!じーにしゃま」
ひょいってジーニ様に抱っこされました。

『え、え?ジーニ様だか?まさか?』
もぐらさんのまん丸のお目目が、更にまん丸になりました。

『ああ。魔神様だ。私はエンシェントドラゴンのアルコンだ』

『はい?』
あ、お目目、点になった?

『まあ、次から次に信じられない方たちが現れたら驚きますよ。私はこの森の主、ギンだ。よろしくな』

『フェ、フェンリル様?』よろり
大丈夫?ふらってしてない?

『ギンだって神獣じゃないのぉ。自分だって充分普通じゃないのよぉ?自覚しないとぉ』
『結葉様、その言葉そっくりそのままお返ししますよ』はあっ
『え~?そうかしらぁ?初めましてぇ。かわいいモールさん。珍しい毛色ねぇ?とってもキレイだわぁ。あとで撫でさせてくれるぅ?私は精霊樹の精、結葉よぉ。こっちは精霊樹。よろしくねぇ』

『・・・・・・』
あれ~?固まっちゃった?

『かわいそうに。ギンの言う通りだろうが。はぁー。大丈夫か?しっかりするのだ。お主に聞きたいことがある』さわさわ

『はっ!精霊樹様?は、はいなんだな』
あっ、復活した~。良かったね。

『先ほど、耕すなら手伝うと言っておっただろう?水の中でも出来るのか?』さわさわ

『あ、ああ、そのことなんだな。はい。オイラたちモール族は穴掘りが得意なんだな。土の中に空気の道が出来たりするから、出来る農家はオイラたちをありがたがってくれたりするんだな』

「もぐりゃしゃん、みみじゅしゃん、いりゅ、はちゃけ、いい、はちゃけ」
土、ふかふか
『そうだな。昔からミミズやモグラがいる畑はいい土だって言うよな。よく覚えてたな。えらいぞ』
「えへ~?」
そう?そう?

『そうなんだな!よく分かってくれて嬉しいだよ!それでさっき寝ぼけてたら『耕す』って聞こえたもんだべ、つい口挟んじまったんだなぁ』
ほっぺたぽりぽりすると、キレイなもふもふがふかふか……

「ふわぁ~あ」
もふもふ~もふもふ~

〖あ、あら?サーヤの目がキラキラ?〗

『じーにしゃま、おんりしゅりゅ~』
もふもふもふもふ~

〖え?えぇ。分かったわ〗

訳が分からないままのジーニ様に降ろしてもらったサーヤは、両手を伸ばしてふらふら~っと惹き付けられるように

『え、なんだ?なんだべ?』

もぐらさんがワタワタしてますが、そんなことは知りません。

「もふもふもふもふ~」ぎゅううう

『う、うわぁ!なんだ?なんなんだな?愛し子様?よごれるだよ!皆さん?見てないで助けてなんだな!?』わたわた

「もふもふもふもふ~」
ぎゅううう。ちょうどいいサイズ~。きもち~。やわらかい~。かわいい~。

『か、かわいい?オイラかわいくないだよ!あっ?そんなとこムニムニしないで~!?助けてなんだな~』

「もふもふ~もふもふ~」
一緒にねんねしたい~

『うわぁ~ニャーニャをきっかけにサーヤの病気が復活したわねぇ』
『面白いくらい、同じ身長だなぁ』
フゥとクゥがなんか病気とか失礼なこと言ってますが知りません。

『抱きつきやすそうだね~』
ぴゅいきゅい『『おめめきらきら~』』
『モールさんすごく』
『わたわたしてるね』
『ちょっぴり』
『かわいそ~』
『うわぁ』
ハクたちももふもふ~あとでもふもふ~

『ニャーニャの時と一緒ですわねぇ』
『あれはなかなか怖いにゃ。瞬きもせずにキラキラお目目で迫ってくるにゃ。逃げられないにゃ』
みゃあ『さーにゃにゃん、すごいにゃ』

「もふもふ~ふへへへへ」
むぎゅう~うう。離せません~。
『助けてなんだな~』

『困ったな。話が進まぬな』さわさわ
『青葉たちも困ってるかもしれないしぃ。さすがにそろそろ止めましょうかぁ』
精霊樹さんと結葉様が話してると

『そうしてくれると』ざぱっ
『助かるのぉ。サーヤ』ざぱっ

「うにゅ?」
じぃじたち?泉から戻ってきたの?

『た、助かったんだな…』
ぱたっ

あれ?もぐらさんどうしたの?
しおりを挟む
感想 1,718

あなたにおすすめの小説

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~

ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。 しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。 やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。 そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。 そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。 これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結保証】

星森 永羽
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

精霊に愛された錬金術師、チートすぎてもはや無敵!?

あーもんど
ファンタジー
精霊の愛し子で、帝国唯一の錬金術師である公爵令嬢プリシラ。 彼女は今日もマイペースに、精霊達と楽しくモノ作りに励む。 ときどき、悪人を断罪したり人々を救ったりしながら。 ◆小説家になろう様にて、先行公開中◆ ◆三人称視点で本格的に書くのは初めてなので、温かい目で見守っていただけますと幸いです◆

転生幼子は生きのびたい

えぞぎんぎつね
ファンタジー
 大貴族の次男として生まれたノエルは、生後八か月で誘拐されて、凶悪な魔物が跋扈する死の山に捨てられてしまった。  だが、ノエルには前世の記憶がある。それに優れた魔法の才能も。  神獣の猫シルヴァに拾われたノエルは、親を亡くした赤ちゃんの聖獣犬と一緒に、神獣のお乳を飲んで大きくなる。  たくましく育ったノエルはでかい赤ちゃん犬と一緒に、元気に楽しく暮らしていくのだった。  一方、ノエルの生存を信じている両親はノエルを救出するために様々な手段を講じていくのだった。 ※ネオページ、カクヨムにも掲載しています

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

奪う人たちは放っておいて私はお菓子を焼きます

タマ マコト
ファンタジー
伯爵家の次女クラリス・フォン・ブランディエは、姉ヴィオレッタと常に比較され、「控えめでいなさい」と言われ続けて育った。やがて姉の縁談を機に、母ベアトリスの価値観の中では自分が永遠に“引き立て役”でしかないと悟ったクラリスは、父が遺した領都の家を頼りに自ら家を出る。 領都の端でひとり焼き菓子を焼き始めた彼女は、午後の光が差す小さな店『午後の窓』を開く。そこへ、紅茶の香りに異様に敏感な謎の青年が現れる。名も素性も明かさぬまま、ただ菓子の味を静かに言い当てる彼との出会いが、クラリスの新しい人生をゆっくりと動かし始める。 奪い合う世界から離れ、比較されない場所で生きると決めた少女の、静かな再出発の物語。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。