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決戦!ラクア戦 2
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澄み渡った青空に、血の匂い‥‥あの時と同じような戦場の雰囲気だ‥‥違うことは、俺の性能とここが、先ほどまでごく普通の日常風景だったということだな。
そんな中、俺は宿敵とも言える相手と剣を交える。数発打ちあった後、鍔迫り合う形となり、奴がこう問う。
「性能を上げてきたか‥‥ここまで、近接戦闘が出来るとはな」
「ふっ、その余裕もすぐに消えるぞ!」
そう言い俺は、引き金を引く。銃弾が奴のほほをかすめながら、後方で爆発した。
奴が、不敵に少し笑った後、俺の胴体を蹴り飛ばした。ダメージはなかったものの体勢を崩し、倒れ込む。すかさず奴が剣で切りつける。その一撃に何とか対応し、体勢を立て直そうとするが、奴の追撃が迫る。俺は、転がるように回避しながら、体勢を立て直す。
「ほう‥‥国落としを倒してきたのは、貴様だったか‥‥」
そう話す奴に銃を放つ。しかし、切っ先で軌道を変えられ、あらぬ方向へ飛んでいった。俺は構わず、奴に向かって突進をしながら、数発銃弾を撃ち込む。間合いに入ると両者の剣が振り下ろされ、ぶつかり合う。
ラクアが左手の剣を振り上げたその時、銃弾を奴の足に向かって放った。足をあげて軽く回避されたが、バランスの悪くなった奴にそのまま剣で押し倒しながら、切りつける。しかし、咄嗟に奴は、後方へ飛びのいた。刀身は、奴の機体を捉えるも、傷口は浅く、ダメージもほとんど無いようだった。
「なるほど‥‥あいつらがやられるわけだ‥‥こちらも神器を開放して、相手しよう。」
そう言うと、奴の手にある双剣が光り輝きだした。まさか、こいつもか‥‥!そんなことを考えていると、奴が脇目も降らず、突進してきた。
懐に楽々と入ってきた奴に、牽制で射撃をする。しかし、悠々と避けられ、剣を振りかぶる。俺は銃剣を構え、迎え撃つ体制に入った。両者ともに全力の一刀を繰り出し、眼前で火花をあげながら、ぶつかり合う。俺の銃剣が軋み、振動がその威力の高さを物語る。
瞬きも終わらぬ間に、二刀目がくる。それに合わせて、俺も銃剣を振るう。またしても、ぶつかり合い、凄まじい金属音を響かせる。
防戦から抜け出すために俺は、銃を放つ。だが銃弾は、軽々と両断された。追撃で銃剣を振り下ろす。刀身は奴の装甲を捉え、浅く切りつける。これも、ダメージにはならないような一撃だ。奴が、攻撃にひるんだのか、後方へ下がる。追撃をしようと踏み込むが、何かを直感した。奴が、この程度の攻撃でひるむはずがない‥‥!そう思い、奴を見る。不自然なほどに曲がった膝関節‥‥まさか、これは力をためるために、敢えて下がったのか‥‥!
そう気が付いた時には、もう遅かった。溜め切った力を開放するように、奴が両手を振り上げ、突っ込んでくる。咄嗟に、両手の銃剣で対応しようと構える。
凄まじいほどの一撃が振り下ろされ、身体全体が軋む。これは‥‥ルドベキア並みじゃないか‥‥考えられないような武器重量に圧し潰されそうになっていると、銃剣が粉々に粉砕され、暴発した銃弾によって俺は、後方へ吹き飛ばされた。
後方へ吹き飛ばされながらも、何とか体勢を立て直した俺は、ラクアの方向へ向き直る。奴は、追撃を急ぐことなくゆっくりと歩み寄ってくる。嫌な記憶が蘇ってくるようなその動作から目を背けたくなった。
「終わりだ‥‥期待外れだと切り捨てていた奴とは、思えないほど強くなっていた。もう少し経験を積めば、俺も危うかっただろう」
そう言いながら近づいてくる奴は、あの時と同じように死、そのもののように見えた。
武器は壊され、戦闘技術も敵わない‥‥国落としとはレベルが違う‥‥!このまま死んでしまうのだろうか?俺が死ねば、攻めてくる皆や彩花と博士は、きっと悲惨な運命をたどるだろう。だが、この状況を切り抜けられる方法はない‥‥すみません‥‥三俣さん‥‥ごめんな‥‥3号‥‥!
そう考えていると、懐に忍ばせておいた鈴が転がり落ち、その音色を響かせる。
3号‥‥そうだよな‥‥俺は、どんなことをしてでも、生き抜く‥‥!そのために、磨いてきた技術は、伊達じゃない!
鈴を拾い上げ、ふらつきながら立ち上がり、トリシューラを構えながらこう言い放った。
「俺は‥‥!絶対に生きて帰らなきゃいけないんだ‥‥!勝ってこの戦争を終わらせないといけないんだ!」
「自分を守るために‥‥!いや、俺を信じて託してきた人、待っていてくれている人‥‥それに、謝りたい人‥‥みんなを守るために、力をよこせ!!トリシューラ!!!」
それに呼応するかのように、手元から光が溢れ出す。やったのか?遂に‥‥認められたのか?そう思い、両手でしっかりと握りしめる。その槍は今までとは違い、まるで自分の四肢のように馴染んできた。
「何だと‥‥!貴様も、神器を‥‥!」
「お前に勝ってこの戦争を終わらせる!それが、俺の‥‥漆山一将としての願いだ!」
「一将‥‥だと?」
そう言うと、奴の表情は苦しそうに歪む。だが、そんなことお構いなしに俺は、奴に反撃するために、突っ込んでいった。
突進し、懐に入った俺は、トリシューラを突き出す。矛先がラクアの肩に刺さると、奴はようやく我に返ったのか、俺を切りつける。それを槍で防ぐと、間合いを確保するため、少し下がる。
奴が追撃をしようと踏み込み、切りつけるが、どこか迷いのある太刀筋だった。その攻撃を薙ぎ払うと、奴は後退した。すかさず俺は突進し、槍で突きあげる。奴の腹に深々と突き刺さる。
奴が苦し紛れに切りつけてきた。俺は避けようとしたが、槍が抜けず、切りつけられた。しかし、傷口は浅く、奴の追撃もなかった。
「はぁ‥‥はぁ‥‥アパラジータよ‥‥俺に最強の一撃を与えたまえ!」
そう言った奴の手元から、見たこともないほどの光が溢れ出し、先ほどの倍くらい足を曲げ、力を溜めていた。
「迎え撃つ‥‥!トリシューラよ!この一撃に全てをかける‥‥!力を開放しろ!」
その呼びかけに答えるように、槍から光が溢れ出す。
両者が雄叫びを上げ、凄まじい速度でぶつかり合う。広場全体が飲まれるほどの爆発が起きた後、共に、ボロボロになりながら吹き飛ばされた。
数秒後、ふらふらと力なく立ち上がると、ラクアを探す。遠い前方に、立ち上がろうと必死になっている奴がいた。しかし、ダメージが深刻なのか、起き上がることが出来ないようだった。
この上ないチャンスだ‥‥!そう思い、俺は奴に近づく。
「お前に‥‥やられるなら‥‥悔いはない‥‥」
「遺言は‥‥それでいいんだな‥‥?」
無言で頷く奴にとどめを刺した。力なく倒れ込む機体に、勝利を確信し、帝王を探す。
「一将‥‥お前が‥‥元気なら‥‥俺は‥‥」
何かが聞こえたような気がしたが、俺は、最後の力を振り絞り、王宮へ目指す。
そんな中、俺は宿敵とも言える相手と剣を交える。数発打ちあった後、鍔迫り合う形となり、奴がこう問う。
「性能を上げてきたか‥‥ここまで、近接戦闘が出来るとはな」
「ふっ、その余裕もすぐに消えるぞ!」
そう言い俺は、引き金を引く。銃弾が奴のほほをかすめながら、後方で爆発した。
奴が、不敵に少し笑った後、俺の胴体を蹴り飛ばした。ダメージはなかったものの体勢を崩し、倒れ込む。すかさず奴が剣で切りつける。その一撃に何とか対応し、体勢を立て直そうとするが、奴の追撃が迫る。俺は、転がるように回避しながら、体勢を立て直す。
「ほう‥‥国落としを倒してきたのは、貴様だったか‥‥」
そう話す奴に銃を放つ。しかし、切っ先で軌道を変えられ、あらぬ方向へ飛んでいった。俺は構わず、奴に向かって突進をしながら、数発銃弾を撃ち込む。間合いに入ると両者の剣が振り下ろされ、ぶつかり合う。
ラクアが左手の剣を振り上げたその時、銃弾を奴の足に向かって放った。足をあげて軽く回避されたが、バランスの悪くなった奴にそのまま剣で押し倒しながら、切りつける。しかし、咄嗟に奴は、後方へ飛びのいた。刀身は、奴の機体を捉えるも、傷口は浅く、ダメージもほとんど無いようだった。
「なるほど‥‥あいつらがやられるわけだ‥‥こちらも神器を開放して、相手しよう。」
そう言うと、奴の手にある双剣が光り輝きだした。まさか、こいつもか‥‥!そんなことを考えていると、奴が脇目も降らず、突進してきた。
懐に楽々と入ってきた奴に、牽制で射撃をする。しかし、悠々と避けられ、剣を振りかぶる。俺は銃剣を構え、迎え撃つ体制に入った。両者ともに全力の一刀を繰り出し、眼前で火花をあげながら、ぶつかり合う。俺の銃剣が軋み、振動がその威力の高さを物語る。
瞬きも終わらぬ間に、二刀目がくる。それに合わせて、俺も銃剣を振るう。またしても、ぶつかり合い、凄まじい金属音を響かせる。
防戦から抜け出すために俺は、銃を放つ。だが銃弾は、軽々と両断された。追撃で銃剣を振り下ろす。刀身は奴の装甲を捉え、浅く切りつける。これも、ダメージにはならないような一撃だ。奴が、攻撃にひるんだのか、後方へ下がる。追撃をしようと踏み込むが、何かを直感した。奴が、この程度の攻撃でひるむはずがない‥‥!そう思い、奴を見る。不自然なほどに曲がった膝関節‥‥まさか、これは力をためるために、敢えて下がったのか‥‥!
そう気が付いた時には、もう遅かった。溜め切った力を開放するように、奴が両手を振り上げ、突っ込んでくる。咄嗟に、両手の銃剣で対応しようと構える。
凄まじいほどの一撃が振り下ろされ、身体全体が軋む。これは‥‥ルドベキア並みじゃないか‥‥考えられないような武器重量に圧し潰されそうになっていると、銃剣が粉々に粉砕され、暴発した銃弾によって俺は、後方へ吹き飛ばされた。
後方へ吹き飛ばされながらも、何とか体勢を立て直した俺は、ラクアの方向へ向き直る。奴は、追撃を急ぐことなくゆっくりと歩み寄ってくる。嫌な記憶が蘇ってくるようなその動作から目を背けたくなった。
「終わりだ‥‥期待外れだと切り捨てていた奴とは、思えないほど強くなっていた。もう少し経験を積めば、俺も危うかっただろう」
そう言いながら近づいてくる奴は、あの時と同じように死、そのもののように見えた。
武器は壊され、戦闘技術も敵わない‥‥国落としとはレベルが違う‥‥!このまま死んでしまうのだろうか?俺が死ねば、攻めてくる皆や彩花と博士は、きっと悲惨な運命をたどるだろう。だが、この状況を切り抜けられる方法はない‥‥すみません‥‥三俣さん‥‥ごめんな‥‥3号‥‥!
そう考えていると、懐に忍ばせておいた鈴が転がり落ち、その音色を響かせる。
3号‥‥そうだよな‥‥俺は、どんなことをしてでも、生き抜く‥‥!そのために、磨いてきた技術は、伊達じゃない!
鈴を拾い上げ、ふらつきながら立ち上がり、トリシューラを構えながらこう言い放った。
「俺は‥‥!絶対に生きて帰らなきゃいけないんだ‥‥!勝ってこの戦争を終わらせないといけないんだ!」
「自分を守るために‥‥!いや、俺を信じて託してきた人、待っていてくれている人‥‥それに、謝りたい人‥‥みんなを守るために、力をよこせ!!トリシューラ!!!」
それに呼応するかのように、手元から光が溢れ出す。やったのか?遂に‥‥認められたのか?そう思い、両手でしっかりと握りしめる。その槍は今までとは違い、まるで自分の四肢のように馴染んできた。
「何だと‥‥!貴様も、神器を‥‥!」
「お前に勝ってこの戦争を終わらせる!それが、俺の‥‥漆山一将としての願いだ!」
「一将‥‥だと?」
そう言うと、奴の表情は苦しそうに歪む。だが、そんなことお構いなしに俺は、奴に反撃するために、突っ込んでいった。
突進し、懐に入った俺は、トリシューラを突き出す。矛先がラクアの肩に刺さると、奴はようやく我に返ったのか、俺を切りつける。それを槍で防ぐと、間合いを確保するため、少し下がる。
奴が追撃をしようと踏み込み、切りつけるが、どこか迷いのある太刀筋だった。その攻撃を薙ぎ払うと、奴は後退した。すかさず俺は突進し、槍で突きあげる。奴の腹に深々と突き刺さる。
奴が苦し紛れに切りつけてきた。俺は避けようとしたが、槍が抜けず、切りつけられた。しかし、傷口は浅く、奴の追撃もなかった。
「はぁ‥‥はぁ‥‥アパラジータよ‥‥俺に最強の一撃を与えたまえ!」
そう言った奴の手元から、見たこともないほどの光が溢れ出し、先ほどの倍くらい足を曲げ、力を溜めていた。
「迎え撃つ‥‥!トリシューラよ!この一撃に全てをかける‥‥!力を開放しろ!」
その呼びかけに答えるように、槍から光が溢れ出す。
両者が雄叫びを上げ、凄まじい速度でぶつかり合う。広場全体が飲まれるほどの爆発が起きた後、共に、ボロボロになりながら吹き飛ばされた。
数秒後、ふらふらと力なく立ち上がると、ラクアを探す。遠い前方に、立ち上がろうと必死になっている奴がいた。しかし、ダメージが深刻なのか、起き上がることが出来ないようだった。
この上ないチャンスだ‥‥!そう思い、俺は奴に近づく。
「お前に‥‥やられるなら‥‥悔いはない‥‥」
「遺言は‥‥それでいいんだな‥‥?」
無言で頷く奴にとどめを刺した。力なく倒れ込む機体に、勝利を確信し、帝王を探す。
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