24 / 107
暴食の章
第3話 次なる課題(無茶ぶり)
しおりを挟む
ようやくお説教の域まで行ったお咎めが終わった頃に、閉会式が始まった。
「はぁ、全くあそこまで怒らなくてもいいよな?」
「仕方ないよ、割と伝統を重んじる‥‥のか分からないけどそんな感じだし」
「まぁとりあえずは命拾いして良かったな!」
「あぁ、ありがとうサミエム」
「へへ、さっさと閉会式見て休もうぜ!」
「そうだ、サミエムが出したあの技って」
「おう、ヘリオのおっさんの奴さ!このエンチャント瓶を剣に振りかけるようにして‥‥技を出せば属性が付くって代物らしいぜ!」
「えぇ‥‥僕は貰ってないんだけど」
「そりゃ仕方ないぜ、これは剣技や体術とかの物理系の攻撃には特別効果が出るけど灰崎が使うような呪文には効果ないからな」
「うーん、そういうものかな?」
「そういうものだぜ、ほら閉会式が終わっちまう!」
そうやって急かすサミエムの後を不満げについていく。というか、僕たちは失格だから閉会式とか関係ないんじゃ‥‥?
「野郎どもぉぉぉ!まだいきてやがるかぁぁ!」
「おー」
「案の定ほとんどが重症になったな!えっと、生存者は失格を含めて、1‥‥大体両手で数えられないくらいだな!ふむ、賭けは負けちまったが閉会式も気合入れていくぜ!」
「今年の竜による襲撃は過去でも指折りの多さと質の良さだった、特にファントムドラゴンなんていう大物が出た時はひやひやしたぜ!残念ながら、討伐者は失格になったが本来ならそいつが優勝者だ、まぁ今回の優勝者はミドルドラゴンを討伐したバウゼン選手だ!賞金1000金貨と竜祭トロフィーが贈呈されるぜ、おめでとう!」
「‥‥」
「うむ、不満は承知だが失格は失格だ!優勝者に拍手!そんで討伐したドラゴンの素材を強欲帝様の元に持っていくので、諜報員の皆さま、ご協力をお願いします!では、閉会式終了だ!皆、解散!」
ばらばらに観衆が会場を後にする。祭りの後特有の喧騒、ざわざわ感に少し親近感を覚えたが、その原因が何かは分からない。これも異世界転生?の弊害って奴かな?そういえば考えなかったけど自殺してここに来たってことは、僕は死んでるんじゃないか?うーん、アリフィカさんに聞こうかな‥‥でもはぐらかされそうだな。
「旦那、無事で何よりだ」
「あっ、ヘリオさん」
「おう、身体の方は‥‥大丈夫そうだな?これからあの死骸を解体して、強欲帝様の元に届けるんだが、一緒に来てくれないか?」
「流石に就かれたので勘弁してほしいんですが‥‥」
「残念だけど、俺が話あるから来てもらうよ~」
「な、なんでこんなところに」
「俺は待つのが嫌いなんだよ、じゃあ坊ちゃんも連れて行こうか!」
「え、ちょっとま」
僕のセリフが終わる前に転移は完了していた。強引な奴だ‥‥サミエムは軽くパニックになってるし、というか、何の話なんだ?
「よーし、じゃあ疲れてることだろうし手短にいこうか?」
「はい、お願いします」
「え、ここって?突然転移したんだけど‥‥灰崎、どういうことなんだ?」
「あ~坊ちゃんには話しかけてなかったから唐突すぎたね、ごめんごめん」
「本当だよ!全く‥‥強欲帝よりも強引帝の方がいいんじゃないか?」
「ははは、強引なのは自身の欲を満たすためだから強欲帝なのさ!ついでに俺の野望と次の課題も言い渡してあげよう!」
「世界掌握‥‥でしたっけ?」
「そうだ、この世の全てを手に入れる、俺の望むものはもちろん民の望むものや満足感さえも俺の元にある、それが俺の目指す世界掌握だ!」
「だが、俺が手に入りにくいものがある、それは魂縛石及び魂術と言われる技術だ」
「それで僕が必要と?でも、魂術師なら少ないでしょうがいるのでは」
「いないさ、少なくとも俺が管轄している地域やこの世界中の俺のギルドの情報網でさえ魂術師の情報がない」
「でも、クラウソラスは?」
「ああ、そいつ以外の名前があがらないのさ、妙だと思うだろ?それで、俺が調べたところあの野郎とんでもない実験をやっていやがったんだ」
「実験?」
「目の実験さ、世界中の魂術師が欲する全ての感情を見通す目、神の洞察眼の後天的発現だ」
「そんなことが出来るはずがない!だって、潜在パッシブスキルだろ?それを取得することは‥‥」
「いいか、坊ちゃん?人は何かを欲する時ほど非情になるんだ、それが長くなればなるほど思いが強くなればなるほどな」
「つまり?」
「神の洞察眼とは、先天的に発症する目の異常だ、灰崎君も産まれた時から見えたんだろ?」
「そうですね、周りには理解されなかったのであんまり言わなかったですけど」
「じゃあそれを手に入れるために手っ取り早いのは?」
「目の移植ですか?」
「ご名答だ、奴は天才だからすぐに考えついたんだろうな、そのスキルを持った奴を探し求めたが自身から目を明け渡すような稀有な奴いないからな‥‥」
「まさか!」
「そうだ、奴が行ったのは術師狩りだ、目を欲して片っ端から狩りつくし移植を繰り返した‥‥だが、それも長くは続かなかった、俺の推測だが移植後に不具合でも起こしてスキルが発動しなくなるのだろう、その根拠は一定間隔で行われ続ける魂術師狩りだ」
「あの、ちょっといいですか?」
「うん?」
「クラウソラスは元々魂術師だったんですよね?それに魂術師が全員神の洞察眼を持っているとは限らないし‥‥」
「あぁ、クラウソラスは元々魔術師の上位職だったんだ、それでこの方法を思いつき魂術師に転身した、あと魂術師が神の洞察眼を持っていないということは往々にしてあるがそれに準ずるような下位互換のスキルを持っている、じゃなきゃそんな職業に就く奴いないからね」
「なるほど」
「おっと、話が長くなってしまったよ、ついつい語りたがりのものでな!すまないね」
「いえ、こちらも知識が増えたので良かったです」
「謙虚だなぁ、まぁいいこれからは本題だ、しっかり聞いてくれよ?」
「数日後、ある男が俺の持つ希少なドラゴンの素材を求めてやってくる、そいつを始末してほしい、あぁ、そいつの名前は‥‥」
「もしかして?」
「おや、もう分ったのかい?勘がいいじゃないか」
「ここまでお膳立てされたら分かりますよ‥‥全く」
「はは、じゃあさっさと言おうか‥‥そいつの名前はクラウソラス、暴食帝3術師の1人で君たちの因縁の相手だ!」
「はぁ、全くあそこまで怒らなくてもいいよな?」
「仕方ないよ、割と伝統を重んじる‥‥のか分からないけどそんな感じだし」
「まぁとりあえずは命拾いして良かったな!」
「あぁ、ありがとうサミエム」
「へへ、さっさと閉会式見て休もうぜ!」
「そうだ、サミエムが出したあの技って」
「おう、ヘリオのおっさんの奴さ!このエンチャント瓶を剣に振りかけるようにして‥‥技を出せば属性が付くって代物らしいぜ!」
「えぇ‥‥僕は貰ってないんだけど」
「そりゃ仕方ないぜ、これは剣技や体術とかの物理系の攻撃には特別効果が出るけど灰崎が使うような呪文には効果ないからな」
「うーん、そういうものかな?」
「そういうものだぜ、ほら閉会式が終わっちまう!」
そうやって急かすサミエムの後を不満げについていく。というか、僕たちは失格だから閉会式とか関係ないんじゃ‥‥?
「野郎どもぉぉぉ!まだいきてやがるかぁぁ!」
「おー」
「案の定ほとんどが重症になったな!えっと、生存者は失格を含めて、1‥‥大体両手で数えられないくらいだな!ふむ、賭けは負けちまったが閉会式も気合入れていくぜ!」
「今年の竜による襲撃は過去でも指折りの多さと質の良さだった、特にファントムドラゴンなんていう大物が出た時はひやひやしたぜ!残念ながら、討伐者は失格になったが本来ならそいつが優勝者だ、まぁ今回の優勝者はミドルドラゴンを討伐したバウゼン選手だ!賞金1000金貨と竜祭トロフィーが贈呈されるぜ、おめでとう!」
「‥‥」
「うむ、不満は承知だが失格は失格だ!優勝者に拍手!そんで討伐したドラゴンの素材を強欲帝様の元に持っていくので、諜報員の皆さま、ご協力をお願いします!では、閉会式終了だ!皆、解散!」
ばらばらに観衆が会場を後にする。祭りの後特有の喧騒、ざわざわ感に少し親近感を覚えたが、その原因が何かは分からない。これも異世界転生?の弊害って奴かな?そういえば考えなかったけど自殺してここに来たってことは、僕は死んでるんじゃないか?うーん、アリフィカさんに聞こうかな‥‥でもはぐらかされそうだな。
「旦那、無事で何よりだ」
「あっ、ヘリオさん」
「おう、身体の方は‥‥大丈夫そうだな?これからあの死骸を解体して、強欲帝様の元に届けるんだが、一緒に来てくれないか?」
「流石に就かれたので勘弁してほしいんですが‥‥」
「残念だけど、俺が話あるから来てもらうよ~」
「な、なんでこんなところに」
「俺は待つのが嫌いなんだよ、じゃあ坊ちゃんも連れて行こうか!」
「え、ちょっとま」
僕のセリフが終わる前に転移は完了していた。強引な奴だ‥‥サミエムは軽くパニックになってるし、というか、何の話なんだ?
「よーし、じゃあ疲れてることだろうし手短にいこうか?」
「はい、お願いします」
「え、ここって?突然転移したんだけど‥‥灰崎、どういうことなんだ?」
「あ~坊ちゃんには話しかけてなかったから唐突すぎたね、ごめんごめん」
「本当だよ!全く‥‥強欲帝よりも強引帝の方がいいんじゃないか?」
「ははは、強引なのは自身の欲を満たすためだから強欲帝なのさ!ついでに俺の野望と次の課題も言い渡してあげよう!」
「世界掌握‥‥でしたっけ?」
「そうだ、この世の全てを手に入れる、俺の望むものはもちろん民の望むものや満足感さえも俺の元にある、それが俺の目指す世界掌握だ!」
「だが、俺が手に入りにくいものがある、それは魂縛石及び魂術と言われる技術だ」
「それで僕が必要と?でも、魂術師なら少ないでしょうがいるのでは」
「いないさ、少なくとも俺が管轄している地域やこの世界中の俺のギルドの情報網でさえ魂術師の情報がない」
「でも、クラウソラスは?」
「ああ、そいつ以外の名前があがらないのさ、妙だと思うだろ?それで、俺が調べたところあの野郎とんでもない実験をやっていやがったんだ」
「実験?」
「目の実験さ、世界中の魂術師が欲する全ての感情を見通す目、神の洞察眼の後天的発現だ」
「そんなことが出来るはずがない!だって、潜在パッシブスキルだろ?それを取得することは‥‥」
「いいか、坊ちゃん?人は何かを欲する時ほど非情になるんだ、それが長くなればなるほど思いが強くなればなるほどな」
「つまり?」
「神の洞察眼とは、先天的に発症する目の異常だ、灰崎君も産まれた時から見えたんだろ?」
「そうですね、周りには理解されなかったのであんまり言わなかったですけど」
「じゃあそれを手に入れるために手っ取り早いのは?」
「目の移植ですか?」
「ご名答だ、奴は天才だからすぐに考えついたんだろうな、そのスキルを持った奴を探し求めたが自身から目を明け渡すような稀有な奴いないからな‥‥」
「まさか!」
「そうだ、奴が行ったのは術師狩りだ、目を欲して片っ端から狩りつくし移植を繰り返した‥‥だが、それも長くは続かなかった、俺の推測だが移植後に不具合でも起こしてスキルが発動しなくなるのだろう、その根拠は一定間隔で行われ続ける魂術師狩りだ」
「あの、ちょっといいですか?」
「うん?」
「クラウソラスは元々魂術師だったんですよね?それに魂術師が全員神の洞察眼を持っているとは限らないし‥‥」
「あぁ、クラウソラスは元々魔術師の上位職だったんだ、それでこの方法を思いつき魂術師に転身した、あと魂術師が神の洞察眼を持っていないということは往々にしてあるがそれに準ずるような下位互換のスキルを持っている、じゃなきゃそんな職業に就く奴いないからね」
「なるほど」
「おっと、話が長くなってしまったよ、ついつい語りたがりのものでな!すまないね」
「いえ、こちらも知識が増えたので良かったです」
「謙虚だなぁ、まぁいいこれからは本題だ、しっかり聞いてくれよ?」
「数日後、ある男が俺の持つ希少なドラゴンの素材を求めてやってくる、そいつを始末してほしい、あぁ、そいつの名前は‥‥」
「もしかして?」
「おや、もう分ったのかい?勘がいいじゃないか」
「ここまでお膳立てされたら分かりますよ‥‥全く」
「はは、じゃあさっさと言おうか‥‥そいつの名前はクラウソラス、暴食帝3術師の1人で君たちの因縁の相手だ!」
0
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
無能と追放された俺の【システム解析】スキル、実は神々すら知らない世界のバグを修正できる唯一のチートでした
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業SEの相馬海斗は、勇者として異世界に召喚された。だが、授かったのは地味な【システム解析】スキル。役立たずと罵られ、無一文でパーティーから追放されてしまう。
死の淵で覚醒したその能力は、世界の法則(システム)の欠陥(バグ)を読み解き、修正(デバッグ)できる唯一無二の神技だった!
呪われたエルフを救い、不遇な獣人剣士の才能を開花させ、心強い仲間と成り上がるカイト。そんな彼の元に、今さら「戻ってこい」と元パーティーが現れるが――。
「もう手遅れだ」
これは、理不尽に追放された男が、神の領域の力で全てを覆す、痛快無双の逆転譚!
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる