腐男子、転生したら最強冒険者に溺愛されてる

玲央

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本編 最強冒険者

story57/ 日本製品の凄さ

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ショウマとフォルティエまで
日本国の乗り物で、3輪バイクの
トライキーに乗り、向かう事になった。

その道中で“”魔物大氾濫“”の前兆が起きて
道に溢れた魔物共が暴れているとの事で、

ショウマの事は心配だが、
Aランク冒険者として強制参加を強いられる為
その旨を伝えると、あっさり了承。

ニホン国で作られている物語の中では
同じ現象の事を“”スタンピード“”というらしく
氾濫する魔物や、戦闘シーンが
絵画になったり、文書になったりして
描写されているのだとか。

(改めて面白い国だな)
と思ったのは言うまでもない。

門を抜けてから色々あったが、
戦場に着き、一緒に来ていたユアン達と共に
討伐に参加した。

ショウマは怪我人治療を優先的に
こなしていた為、容姿も相まって
“”銀髪の血濡れ天使“”という
2つ名が付いたのだが、それを知ったのは
フォルティエへ戻ってからだったので
この時の俺達は知る由もない。


討伐が終わり、テントに戻った俺達は、
リビング、風呂場でセックスをし、
朝はベッドで快楽に耽っていたのだが
遮音結界張るのを忘れていた為
声が漏れ聞こえていたらしい。

そんな羞恥に悶絶してたショウマだが
気を取り直して作業に取り掛かってた。

そんなこんな色々あって、慰霊碑が完成。
祈りの最中、ショウマの身体から
光の粒が舞い、辺りを浄化してしまった為

“”聖女“”だと判明。

聖女は、王国で第2王子が禁忌をおかして
行った“”聖女召喚“”で
その場に現れなかったが、
術式は完成していた為、

“”王国内に聖女現る。見つけ次第王宮へ“”

という王命が発令される程、
探されている人物なのだ。

その重要人物が……まさか俺の恋人……

その事実に暫し呆然としてしまったが


「噂を広められて、
アレクと離れ離れになってしまったら
フェリス様に頼んで天罰落としてもらう。
だから、広めないでね?」


ショウマのお願い……(脅しとも言うが)に
皆んな広めないと約束してくれた為、
とりあえず安心して次の街へと旅立った。


日暮れが始まり、休憩エリアで夜営の為立ち寄り
今はその場に設置したテントの中にいる。


「アレク!僕…いや、俺は!
今日からシャキッ!とするの…じゃなくっ
今日からシャキッとするんだぜ!フフん!」


「ぶっ。くくくっ、シャキッと?くくくっ
じゃあ今からシャキッとするんだな?」


「そうだぜ、クネクネするのキモイんだぜ!
だから、男らしくシュッとシャキッとぉ…」


「くくくっ。男らしくな。いつものショウマを
封印するんだな?ちゅっ、解った。ちゅっ。
お手並み拝見だな。ははは!」


「いつもの僕…あ、俺!は、封印するぜ。
アレクさんよぉ~、俺は腹が減ったぜぇ~?
メシ作ってやっからよぉ~、待つんだなっ!」


(くくくっ、さぁいつまで続くんだかな。
男らしくシャキッとねぇ。
ほんと、思考が斜め上を行くヤツだよ。くくくっ)


ショウマの“”男らしくなる“”という可愛い宣言を
聞き、キッチンへ向かった恋人を見送った後、
俺は、あの卑下た笑みでショウマを見ていた
商隊の男の事を考えていた。

ああいう目をしたヤツは危険なんだ。

以前、ギルド長から直々に調査を頼まれた案件

“”見目の良い男の子が、
忽然と姿を消して居なくなってるとの事。
人身売買組織が絡んでいるかもしれない、
調査に協力して欲しい“”

そんな胸糞悪い事を聞き、二つ返事で了承し、
ユアンとシェリーを交え調査に当たった。

シェリーの相棒“”精霊“”の能力ですぐに
犯人を特定出来たのは良かったが、
人身売買では無く、幼子を誘拐しては
性行為を強要していた男が犯人だったのだ。

現場を衛兵と共に見て回ったのだが、
地下の牢屋には、顔が腫れ、手足があらぬ方向に
曲がったまま放置されてる男の子が
数人横たわっていた。
その中には、息も絶え命も絶えた子もいた。

あの商隊の男の目が、その時の犯人の目と同じく
妖しく光っていたのを俺はこの目で確認した。

俺が悪寒を感じた時、ショウマに何か魔法を
使ったのだろう。恐らく精神系の魔法だと思う。
まあ、神様の加護で弾かれただろうがな。

そんな事を思い出していたら、
「ご飯食べよぉ」と可愛い声で呼ばれたので、
思考を切り替え、愛しい恋人の元へ。


「さぁ、今日のご飯はぁ~、じゃああん!
“”チャーハンと餃子“”だよぉ~」


「おぉ、美味そうだな。色付いた米なんだな?
ギョウザはこの不思議な形の包みか。
ショウマ、いつも美味しいご飯ありがとな」


「えへへ。では」「「頂きます」」


「どぉ?美味しい?」「美味っ!このギョウザ」


「餃子美味しいよねぇ。日本ではぁ、
この組み合わせにラーメンを加えて、
セットで食べてたのぉ~」


「ああ!言われたら食べたくなるな!ははは!」


「ふっふっふ。
そう言うとおもったのぉ~!そ・れ・に、
アレクはそれだけじゃ足りないと思ってぇ~
じゃぁあん!“”カップラーメン“”
これを贈呈致しましょう~!」


「カップに入ったラーメンって事か。どれ。
おお!軽っ!このカップの材質が軽いのか。
この蓋に書いてある文字がニホンの文字?」


「そうだよ、それが日本語ね。
で、作り方は、この蓋を半分まで開けて~」


ショウマに作り方を教えて貰い作った。

蓋を半分開け、カヤクを入れお湯を注ぐ。
3分経ったら調味料を入れたら出来上がり。


(簡単過ぎる!小分けにしてある袋と
お湯入れて3分で完成だぞ!?
味も美味っ!!)


「ショウマ、これは凄いぞ……
用意するのはお湯だけだろ?
遠征に行く騎士や、
泊まり込みで魔物討伐に行く冒険者とか、
そういう奴等が1番困るのが食事なんだよ。
この世界では、硬い干し肉、硬いパン、
それが携帯食なんだ。
その場で狩った魔物の肉を食べる時もあるが、
調理出来るヤツが居ないと悲惨なんだ」


「うんうん知ってるよ。で、このカップ麺は
大きいから持ち歩くと少し嵩張るでしょ?
これより小さくて、持ち歩いても嵩張らない
“”ドライフード“”もあってね?
アレクのお兄さんのお土産にどうかなって。
副騎士団長だって聞いたからさぁ。
お義父さんには、お酒にしたんだぁ。どう?」


「ショウマ……そんな事考えてくれてたのか。
気にしなくて良かったのに……
でも、家族が喜ぶよ。物もそうだけど、
お前のその優しさにな」


「そ、そうかなぁ~?ふふふ。
だったら僕も嬉しいな。
このピアスって、恋人の証って言ってたけど……
婚約者……って意味もあるのかなぁ~?って
だ、だから……将来アレクの伴侶になるなら、
アレクパパは、僕のパパになるでしょ~?
お兄さんは、僕のお兄ちゃんっ……!!」


恋人の証の本当の意味をちゃんと理解していて、
俺の家族の事まで想ってくれてる、
そんな優しさに溢れたショウマが本当に愛しくて、
食事中なのも厭わず、キツく抱き締め口付けた。


「んん…んはっ…んちゅ…アレクんちゅ、あ、
待ってぇんんっ…はっ、く、るしぃっ…んっ」


「ショウマ、悪ぃ。恋人の証を贈った意味を、
俺の婚約者だって意味を
ちゃんと理解してくれてた事が嬉しくてな。
思わず暴走しちまった。ははは!」


「うん、そういう意味かな?てのは解ってた。
だってアレクは僕が大好きだしぃ~
唯一無二の存在だもんね!ちゅっ。
も・ち・ろ・ん、僕も大好きだけどね!」


「ん~~!最高に幸せ!愛してるよショウマ!
俺の天使!家族になっても幸せでいような!」


「はい!僕も愛してるよ!アレックス!
ちゅっ、ちゅうぅ。僕の旦那様?ふふふ。
(子供何人出来るかな?)コソッ。ちゅっ。」


「異世界に来てくれてありがとうショウマ。
俺はお前に出逢えて最高に幸せだーーー!」

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