腐男子、転生したら最強冒険者に溺愛されてる

玲央

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本編 最強冒険者

story66/ 号泣

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翌日から、コックドゥさんに料理指導をする
という事になり、


「ありがとうございます!師匠!
弟子として貴方様に追いつく為、
技術を磨かせて頂きます!」


「だから、師匠じゃなくて“”先生“”ね!
ふふふ。精一杯努めさせて頂きますね?

それと、先程は“”不味い“”なんて言って
すみませんでした。
あなたの尊厳を傷つけるような発言をしてしまい、
申し訳ありませんでした」


そう言って謝ったら、パパに頭撫で撫でされて
「えへへぇ」
って笑ったら“”ぎゅうぅ“”と抱き締められて
僕も抱き締め返して……としていたら、


「料理長、先程の非礼すまなかった」


と、アレクも謝っていた。
そんなアレクは、なんと!
ユリウス様に頭撫で撫でされていたのです!

その光景を見て脳内トリップしたのは
ご愛嬌って事で♪

僕達2人が謝った事で、
料理長が若干パニックにり
オロオロとアワアワとしていたのには
皆んなして笑っちゃた!

そんな賑やかな家族団欒の場に
僕が一緒にいれる事が本当に幸せで……

パパの膝から降りて、アレクに抱き着き、
感極まった僕は声を殺して泣きだした。

アレクはそんな僕の背中を、優しく撫でながら

「ショウマは母親しか居なくて、
父親を知らないんです。
唯一の母親は働きに出ていて、
ショウマは小さい頃から1人きりだったのです。
だから父上や兄上達と楽しく過ごす、
こういう時間に感動したのだと思います」


「そうでしたか。
それはさぞ寂しかったでしょうね。
ショウマ君はもう我が家の一員ですよ。
もう家族です。
私は可愛い弟が出来て、とても嬉しいのです。
だから、もっと甘えて下さいね?ふふふ。
エクシェルもアレクも図体がデカくてねぇ。
可愛げが無いのですよ。はぁぁ」


ユリウス様はアレクから僕を受け取り、
優しく抱擁して、撫で撫でしながら
そう言ってくれた。
最後の一言には泣きながら笑っちゃった。


「そうだぞー!妖精ちゃんはもう、
フォルティエ家の大事な宝物なんだ!ちゅっ。
俺も可愛い弟が出来て最高に嬉しいんだ!
一緒にお出掛けとかしような!スリスリ
隊舎に連れてって皆に自慢もしたいから、
今度一緒に行こうな!」ちゅっ。


エクシェルお兄様は、膝に僕を乗せて
そう言いながら、頭にキスして、
頬をスリスリ撫でて、最後に口にちゅって
軽くキスするもんだから、
慌てたアレクが奪い返して
僕の口をゴシゴシ拭いてから
エクシェルお兄様に説教していた。

一瞬の出来事にビックリして、
僕の涙は引っ込んじゃった(笑)

アレクとエクシェルお兄様の遣り取りに
クスクスと笑っていたら、パパに抱き上げられて


「ショウくん。
寂しい幼少期を送ってきた君は
孤独で辛い道のりを歩んで来たのかもしれない。
それでも君はたくましく生きてきたのだろう。

どんなに辛い日々だったとしても、
君の心には優しさが宿っているだろう。
幼少期の寂しさは、
君の強さへの礎となってるはずだよ。

君は一人ではないのだよ。
“”私達の家族“”という“”絆“”が存在し、
君を包み込んでくれる場所がココにある。

アレクレスと私達家族と一緒に、
愛と優しさに満たされた人生を
共に歩んで行こうな。

だから、泣くのは今日で終わりだよ?
可愛いお目目が真っ赤になってるじゃないか」


パパの言葉が心に染み渡り、
折角止まってた涙が溢れてきて、
嗚咽を漏らして泣いてしまった僕は、
パパに背中をトントンされていたのも相まって
泣き疲れてそのまま眠ってしまった。

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