腐男子、転生したら最強冒険者に溺愛されてる

玲央

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本編 最強冒険者

story188/★大人の宴

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ガイア、ロイア、シェロイ、ベスケに声を掛け、「大人の宴」と称して一箇所に集めた。

「なあアレク。大人組ってのは、成人してる野郎の事だろ?マッシュもシャイナも一応成人してるぞ?
ナビアとキウバナはまだ成人してないが…アイツらは呼ばなくて良かったのか?」

そう言ったのはガイアで、俺は(マジか!マッシュ成人してんのか!)と内心で吃驚していた。

だが、このメンバーで良いんだ。もし何かあった時の為に、戦闘能力で選んだからな。

「お前らはさ、今まで…言っちゃ悪いが野生で過ごしてきたわけだろ?
自分達で食料調達するのに魔物と戦闘してたわけだよな?時には襲ってきた人間とも争ったことあんだろ?」

「あの…魔物とは…肉の為に戦闘してました…けど…人族とは争ったことは有りません…」とロイア。

「…ふん。人族とは争うなって、ガイアに言われてたんだよ。だから襲ってきても手は出してねぇよ」とシェロイ。

「まあ、そういう事だ。馬車を襲ったって言っても、ちょっと脅して布や衣類を奪うくらいしかしてねぇな。
それに基本的には森の中にある洞窟内で、隠れるように生活してたから滅多に人とは会わなかったしな」

へぇ。マジで全く盗賊じゃねぇなコイツら。
だよなぁ。クルマに怒鳴って蹴飛ばしてた時は凄ぇ顔してたけど、
カイトとマイキーと戦闘してた時、全く手を出してなかったもんな。

でもなんで門からずっと追い掛けて来たんだ?それをされたから盗賊だと勘違いしたんだよな。

それを聞いたらベスケが答えてくれた。

「あれはっすね、ゴーレムだと思ったんすよ。
で、中から同胞の気配を感じたんで、取り込まれたんだと思って助ける為に追い掛けたんすよ」

同胞ってのは、カイトとルナとマイキーのことか。
……なんだよ。めちゃくちゃ良いヤツらじゃねぇか。衛兵に突き出さなくて良かった。

そんな風に思って「なるほどな。うんうん」と頷いていたら、ガイアが質問してきた。

「それでアレク。疑問が一つあるんだが…俺たちを救ってくれたのは有り難いんだ。凄くな。
でもな、街で暮らす事の出来ない俺たち亜人は、どの街にも入れねぇんだ。
王都に向かってるってことだったが、門では全員が身分証のチェックを受けるんだろ?
俺たちは身分証を持ってねぇし、ましてや亜人だから中に入れねぇ。
もしかしたらバレたら捕えられる可能性もある。そんな俺たちを連れてってどうすんだ?
もしだぞ。もし入れたとして、そのあとは?このクルマってので王都内には入れないし、宿にも泊まれねぇ。
行く先々で恐れられて迫害を受けるのなら、森の中に潜んでたほうがマシなんだ」

そう言ったガイアの言葉に、ロイアもシェロイもベスケも悲しそうな顔をして下を向いてしまった。

でも、俺は彼らになんて声を掛けて良いか分からず、黙ってしまった。
だってな…その辺の話ってショウマに聞かないと分かんないんだよ。
アイツは何か策があって手を差し伸べたのか、ただ可哀想だからってだけで救ったのか…それが分からない。

まあ、幼稚園の時みたいに何か考えてる可能性のほうが高いがな。

一先ず、「その辺の話はショウマに色々と聞いてから答えるわ」ってことを伝えて、別の話題を振ることに。

「あのさ、答えたくなけりゃ良いし、聞き方が悪かったら申し訳ないんだが…
ガイア達のどこが同種族からの迫害対象になったんだ?見たところ何の違和感もないんだが」

そう聞いたら、顔を見合せてから「別に答えても良いっすよ。隠してないんで」とベスケが話しだした。

ガイアは、普通のオーガ族とは異なり、人族に似た顔立ちをしているために、仲間から里を追い出されたと。
彼の存在は彼らにとって異質であり、受け入れられなかったらしい。

一方、ヒョウ族のロイアは、豹の模様が現れず、忌み子と呼ばれて捨てられた。
彼の存在は、他のヒョウ族にとって嫌われる原因になり、異端児扱いされ川に落とされたらしい。

そして、ベスケは妖魔だが、妖術を使うことができず、
妖魔として生まれながら、妖術が使えないことは周りの妖魔たちからも隔てる要因となったらしい。

ナビアは、周りのウサギたちや家族と同じ美しい耳を持っていなかった為、
幼少期に忌み子と呼ばれ蔑まれ、森に捨てられたんだと。

一方、シャイナは何度も妖精になれる方法を試してみたが、どれもうまくいかなかったと。
どんなに頑張っても目指す姿にはなれなかった。
彼の魔法の力は、全く妖精のものではなく、魔素魔法だったからだ。それで追放されたらしい。

マッシューは、周りの仲間たちが小さくなることができる中、一人だけ大きな体のままでいた。
彼の体はどんなに頑張っても小さくなることはできず、それが彼の劣等感となり、自分から集落を出たと。

そして、シェロンはオーガと人族の混血児であった。
彼は常に自分の違いを感じており、周囲からもその存在を異端視されていた。
人族の中ではオーガの血を引くことが忌まれ、オーガたちの中には彼を迫害しようとする者もいたと。
彼は混血であることを否定され続け、心に深い傷を負い、ガイアと共に里を出てきたらしい。

一方、キウバナはただ迷子になってしまっただけだった。
しかし、彼も例外ではなく、耳の大きさや尻尾の短さで嫌われ、迫害されたことがあるのだと。

それぞれの話を聞いて、本当に下らない理由だと「はぁ」と溜息が零れた。

でもそれは人族も同様だよな。少し違うだけの存在を忌み嫌い、排除する。それは本当に胸糞悪い話だと思う。
俺たちは皆、個性や外見、能力など異なる要素を持っている。
それが豊かな世界を作り出す力であり、お互いを尊重し合うべきではないだろうか。
仲間同士が団結し、差別や迫害をなくすために努力するべきだと思う。

「おっと。ロイアが左右に揺れて寝ているな。そろそろお開きにするか。
ガイア、ベスケ、シェロイ。今後のお前達への対応の件はショウマに聞いとくな。
大丈夫だ。アイツのことだから悪いようにはしないさ」

ベスケが話してる最中にロイアが椅子の上で寝てしまい、シェロイも慣れない酒でフラフラになってしまったので、
大人の宴はこれにて終了し、各々が自分の部屋へと戻っていった。

俺はショウマの気配を辿って部屋に入り、エスポアと一緒に寝ている身体を抱き上げ、
自分の部屋へと連れて行き、ベッドに降ろした。

瞬間、「ん…アレク…宴会終わったの…」

「悪ぃ、起こしちまったか。ちゅっ、ちゅ」

「んんッ…あっ…お酒くさいよぉ」

「今まで飲んでたからな…ぢゅっ、ぢゅる」

「んぁっ…んッ…んね、するの?」

「イヤか…ちゅ…もう3日お前を抱いてねぇ。さすがに我慢の限界なんだよ。ちゅっ、ぢゅっ」

アレクはそう呟き、口付けをしながら寝間着の裾を捲りあげ、露になった乳首に吸い付いた。

ちゅっ、ちゅっ、とリップ音を鳴らし乳輪ごと口に含み、「んッ…はぁ…」
れろ、れろ、と舌先で突起を舐め、「んぁ…ふあっ…」反対を指で摘み、クリクリ、と捻り、「んんッ…」
両チクビへの刺激で「あんっ…んんッ…」と声を漏らし続け、無意識に腰を揺らしていた。

アレクの手が、脇腹を撫でるように下へと滑り、「んはぁ…」ピクピクッと身体が震え、
その動きで腰が浮き、一瞬で下着ごとズボンを脱がされた。
僕のちんちんは、期待で硬く勃起し蜜を溢れさせ、おへそに水溜まりを作っていた。

その透明な雫を指ですくい蕾に塗り込み、「…ッ…あッ…」つぷッと一本埋め込んできた。

「んやッ…ぁぁ…」(もっと太いのが欲しい…)

その思いに応えるように、指を増やし中でバラバラに動かし、「はァ…んッ……」
時折クイッと曲げ、前立腺を擦ってきたり、「んひっ…やァ…」その度に喘ぎ声を漏らし、快感に悶えた。

「ショウマ、もう挿れたい」そう言ってジャケットを脱ぎ捨て、ズボンの前を寛げ、
ギンギンに怒張したペニスを取り出し、亀頭を蕾に擦り付け、グッと腰に力を入れアナルに突き入れた。

「カハッ…ッ…くぅ…いきなり…深いぃ…」穴の奥にズンっと思い切り突き立て、衝撃に一瞬息がとまったが、

「ショウマ、ショウマッ。ちゅっ、ちゅ」名前を呼びながら、ずちゅ、ずちゅ、と腰を振り、
舌を絡ませ合う濃厚な口付けを交わし、「んふッ…んッ…」気持ち良さに乱れ、喉の奥で声をだした。

アレクはそのまま激しいピストンで僕に快楽を与え、
「はぁ…ふっ…くっ」艶かしい吐息を吐きながら、快感に酔いしれていた。

ガツンガツンと奥を攻めたり、ギリギリまで引き抜いてズンっと挿しこんだりしながら腰を律動させ、
おもむろに僕のチンチンを握り、上下に手を動かしてきた。

「んやぁ…両方されると…んッ…はァ…すぐイっちゃう」

「いいよ、イケよ。俺も今日は持ちそうにない」

そう言って更に腰の動きを速め、「んぁっ…も、ダメぇ…イクぅ…んぁぁああ!!」

僕がピュク、ピュクッと白濁を撒き散らしながら絶頂したと同時に、アナルの奥深くにアレクが精子を吐き出した。
奥に叩き付けるような精液の勢いが気持ち良くて、僕は「またッ…イ…くぁぁああ!」連続で絶頂した。

「んはぁ…はぁ…」余韻で震える身体をベッドに深く沈め、(今日も朝までかな…)と思っていたら、
ズルっとペニスを引き抜き、「ちゅ。本当はまだセックスしたいが…」軽くキスしてそう呟いたあと
「人数増えたし、慣れない旅で疲れるだろうから、これで我慢しとく」頭を撫でそう言ってくれた。

そしてゴロンと横になり、僕を腕の中に抱き、「おやすみ愛してる」と目を閉じ、夢の世界へと旅立った。

僕はその横顔を見つめ、「クスクス。また明日ねアレク。おやすみ愛してる」と呟き目を瞑った。

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