貞操逆転世界かぁ…そうかぁ…♡

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一章

23 日常の風景1/5

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妹のいちごが帰って1時間程度怒られ続けた俺も若干理不尽な物を感じ、とりあえず手近な場所に居てカーペットをペシペシ叩いて怒りをあらわにしてた鞠子まりこを片手で腰の辺りを抱き、そのままベッドに放り投げて襲いかかった。

「俺も被害者だ~~~!!!少しぐらいその体で癒すとかしろ~~!!!」
「やぁ~~~~ん♡」

鞠子を裸に剥いてそのまま襲いかかり中に一回出したら荒い息を付きつつ体から力が抜けて無抵抗状態になったので、チラッと真琴まことの方を見ると、ローテーブルの前に座ったままで少し体が引けてた。

「あっ、大悟だいご?あのね、少しだけ話を聞いて。私もね、少し言いすぎたかなって今さっきから思いだした所でね、だから…」
「そう言うのはベッドで聞くな♡」
「だから少し待ってってばぁ~~~はあぁ~~~ん♡」


今俺のシングル用ロングベットには、壁に近い場所に頭を置いて部屋の中心側に体を投げ出す様にして、仰向けになって荒い息を吐いてる鞠子が目を閉じて寝てて、横に並ぶようにして俺の下に真琴がどこを見てるのか判らない顔をして、天井に顔を向けて寝ていた。

ちなみに両方とも何も着てない。
そして気分良く腰を振ってる時にふと気づいた。

あ…そういえば鞠子ってまだ子供は作らないっていってたのに中に3回も出しちゃってる…これ怒られるかな?
真琴はたぶん怒らないよな?いつでも出来ても良いって思ってるって言ってくれてたし、先週末からならそろそろ50回の大台に載る位の回数中出してるし♡

ちょっとまずいかな~とか考えならが真琴に正常位で圧し掛かり腰を振り続けてると、


きゅ~~っ♪


というお腹が鳴るちょっと可愛い音がした。
鞠子の方を見ると目を閉じた顔が少し赤くなってプルプルと震えてる。

「そう言えばメシ食ってなかったな…鞠子?何か作ってたりしてるのか?」
「………」
「そうかぁ…まだ意識が戻ってきてなかったか…もう3回ぐらい中に出したら気が付くかな?」
「はい!はいっ!!今気が付きました!!そして一応真琴さんの部屋にカレーを作ってきてます!だから一回暖めたらすぐに食べられると思います!!!」

タヌキ寝入りはやめる事にしたらしい。
「あ、そうなの?じゃぁ真琴を起こして一緒に行くから先に戻って準備とかお願いしても良いかな?」
「は~い♪いい汗かいたらお腹が好きますからネッ♡」

そう言ってさっさと服を着て身だしなみをある程度整えて部屋から出て行った。
鞠子ってけっこうタフだな…もう少し楽しませてもらえそうだな…うっ♡…ふう♡

真琴の中にもう一回出して体が汗と体液でベトベトになってたので、濡らしてきたタオルで真琴の体を綺麗にしてたら気が付いたみたいだ。

「あっ…また私意識が?」
「真琴、最近簡単に意識を手放すようになって来たけど…体大丈夫か?もしアレならもう少しやさしく出来る様に頑張るけど?」
「…まぁそんなに気にしなくても大丈夫よ。これは心の問題みたいなものだから。そのうちもう少しマシになると思うわ」
ん?何かあったのか??

「そんな大悟が気にする事じゃないの♡心配してくれてアリガト♡」
そう言って俺の首に両腕を回しキスしてくれた。


「とりあえず、食べる前に、今日の鞠子の中出しについては申し訳ない」
カレーが並んだ机の前に座り、自分の目の前に並んで座ってる真琴と鞠子に向かって頭を下げた。
「あーそう言えばそうでしたね…まぁでも今日のはしょうがないかもしれないですし?気にせずに次から気を付けましょう♡それに明日ぐらいにアレが始まるはずなんで大丈夫だと思いますよ」
「えっ?そんな詳しく調べてたりするの?」
「そう言えば大悟さんは知らないからしょうがないのかな?実はですね、女は保健体育で中学ぐらいから基礎体温を付ける排卵日の確認方法を教えられますから大体みんな知ってます」
「へ~中学の女の保健体育ってそんな感じなのか。まぁでもそれでも完全にわかるって訳じゃないんだろ?」
「まぁそうね。でも20代ぐらいになればある程度日付がずれ難くなるから確立高いらしいけど10代の間はけっこう不安定だって聞いたわ。それにそもそも大悟とSEXする関係になってていつまでもゴム付きばかり続けられるって思ってなかったからこうなるのも必然みたいなものよ」
「そう言われればそうなんだけどね」

そう、問題なのは避妊具。
この世界そもそも1回出すと1週間は使う事のないコンドームってけっこうなお値段だったりする。

しかもほぼ全ての人が使う事がないので、医療品として薬局などで買うしかなく、けっこうお高い物だったりする。
あっちの世界であれば1箱12個入りで1000円とか特価セールとかなら3箱セットで1000円とかも普通にあったがこちらでは一つが1000円程度でそこそこイイお値段だったりする。しかも安売りするような対象では無い為にいつでもどのタイミングで買いに行ってもそんなお値段。

俺最初あっちの世界の感覚で安い物って先入観があったのと、飯田いいださんがけっこうな量を確保してたのと、喜美華きみかさんもお財布に3個ほど毎回常備しててくれたので特に気にしなかったのだが、後で金額を聞いてびっくりして補填する事にしたんだ。
そうなると、体力的に回数こなせる鞠子の負担がここでも大きくなりすぎるって事になる訳で…

「なぁこっちってピルみたいな恒常的に避妊するような薬とかって…やっぱり無いよね?」
「私は聞いた事無いわね」
真琴が鞠子の方に目を向けると鞠子も首を振って否定してきた。

「そもそも子供が出来て困るのって15歳以下の子供ぐらいなんだけど…それでも出来たら出来たで家族がとっても喜ぶから恒久的な避妊方法って概念がそもそも無いわ」
「男が少ない分避妊に対する意識がかなり低いって事なんだね。だとしたら…他の避妊の方法を調べるしかないか…このままだと真琴の時を除いて毎日1万ぐらいの金額がSEXに消えて行くって事になるから…ちょっと厳しいだよなぁ」
確か元の世界のピルみたいな避妊薬も20世紀中ごろから使われ始めたはずなので、こっちの世界の先進国で1900年ぐらいから男が出来にくくなってきているならばそんな薬の開発自体が行われないのも当然だったりするわけだ。

「ねぇ、大悟のいく回数を減らすって考えは無いの?」
真琴が当然思い付く事を聞いてきた。
「真琴さん、それは無理じゃないですか?今日も気付いたら私に3回と真琴さんに…5回?4回ですかね?私が知ってるのだけでそれぐらい出してましたから。毎日10回程度は遣り続けてそれでも朝見た感じでは元気いっぱいって感じでしたから」
実は今日ユカちゃんとエリちゃんに合計3回出してるんだが…これは今の所ナイショにしておいた方がよさそうだな…

それにしてもそろそろこっちの世界に来て1週間だよな。変わった感じがしたのが金曜日の朝からだから、明日でちょうど1週間か…段々回数が増えていってるな…それで体が辛いとかまったく無いし…

俺の体、ほんとにどうなってるんだ?

その後お互いに良い避妊方法が無いか調べる事にしてとりあえずおそい夕食を食べる事にした。
その後次の日の準備なども必要なので、3人で鞠子をアパートまで送って行く事になったのだが…

「俺が鞠子を送るのが自殺行為って言われてみれば確かにそうだったね」
「最初何を言い出すのかってちょっと心配しちゃいましたよ?大悟さんもっとSEXさせないと変な事を言い出すようになったのかって私もう少しで覚悟が決まるところでしたし」
「ねぇ鞠子さん、どんな覚悟を決める気だったのか参考までに聞いてもいいかしら?」
なんとなくだが、真琴は鞠子が何を言うかわかってそうな感じの聞き方だった?
「えっと…真琴さんにはちょっと言い難いんですけど…」
「?私に言い難い事?でも一緒にベッドに並べられて横で何度も楽しまれたんだけどそれ以上に恥ずかしい事ってあるかしら?」
「まぁあれは普通ではありえませんからね?言いたい事は判ります。富豪年増の豪遊の男と女が反対になった状態みたいなものですからね。まぁほら、その…女の体には…というか男の体にももう一ヶ所こう…アレが入れられる場所があるじゃないですか…男をムリヤリそんな感じにさせる方法が…」
恥ずかしそうな鞠子ってなんかイイ♡
「えっ?お尻の穴に大悟を受け入れるって話?え~~それは…止めて欲しいわ…」
「まぁそう言う反応になると思ってたんです、だから覚悟を決めないと出来ないのと言いたく無かったんですってばぁ」
「へーこっちでもアナルSEXの概念って有るんだな。まぁなんとなく男がその対象っぽいから俺の知ってるソレとはちょっと違う感じ…」
歩きながら何気ない感じに話す俺の言葉に目を見開いて立ち止まり俺を凝視する2人。
「ん?俺何か変な事言ったか?」

「ねぇ大悟?あなたそういう経験とかもあるのかしら?」
「大悟さん…あれは限界まで搾り取られる男がされる行為ですよ?そんな目に遭った事があるんですか?」
2人とも俺を性犯罪被害者みたいな感じで見てるけど…
「いいや、俺はした事もされた事も無いけど…あっちの世界ではそれってけっこう認知された行為だったと思うよ?」
その時の2人の顔は俺の頭の中にけっこう長く面白い顔の記憶として残った。

そっかぁ…こっちではそもそも子供が出来る状況が希少な感じな出来事だから膣に入れる以外のSEXってのは外道扱いになるんだな。

その後とりあえず鞠子を送って行って真琴と2人でアパートまで戻り、もう一回ゆっくりと楽しむためのSEXをして一緒にベッドに入りお互いの体温を感じながら暖かい眠りについた。
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