55 / 162
一章
51 ここから鞠子♡2/3
しおりを挟む
「大悟?さんって言う名前なんですか?」
「そう、大きなさとるって書く大悟。」
「おおさとるくん…憶えた♡」
今俺と鞠子は裸で一緒の布団に入って寝転んでる。
時間はそろそろPM10:00
俺が目が覚めた時にどうもPM9:00を過ぎていたらしく、鞠子は昼の2時頃からずっと俺の側に居てくれてたらしい。
そんな話を聞いてしまうと…まぁ、もう一回♡と自己主張をしてしまう暴れん棒君が居る訳で、気付いたら鞠子のSEX回数が一気に4回になってしまった♡
「それにしても…私の彼氏が伝説の竿師になるなんて考えても無かったです~♡」
俺の胸の上で顔をスリスリしながら鞠子がそんな事を言って来た。
伝説の竿師??
「それ何?」
俺の頭の中には渓流でヌシと戦いながら片足を高く上げつつ竿を持ってリールを巻いてるあの『みたいら君』のイメージが頭をよぎった。
「確か3年ぐらい前に1回市内で話が有ったんですよ♪確か…」
鞠子が説明してくれたその伝説の竿師の話はなんとなく聞いた事が有る話だった。
と言うか俺が5年前に戻って真琴以外の人とした事に良く似た話だった…
噂話に尾ひれが付くってのはしょうがないとしてもさぁ、夜の帝王(蝶?)が10人で掛かっても全員子宮を精液タンクにされて全員子供が出来たとか、ホテルの部屋が性臭で半年臭ってプレミア価格が付いて1年近く予約が殺到したとかさすがに盛りすぎじゃないかと思うんだけど…
俺がしたのは、精々チャラねーちゃん2人をピクピクにしたのと、4人の女の子を5時間ぐらい犯し続けた程度だよ?
まぁでも…もしかしてこの時間ってあの時間の延長線上に有るのか??
「だからね~4回も続けて出来る大悟さんってそうなんじゃないかな~って思ったんだけど…違うの?」
これどう答えたら良いのかなぁ…
とりあえず、『そうです伝説の竿師です♡』もう何回か合体♡
とりあえず、『違います伝説の竿師ではありません♡』…でも何回か合体♡
なんとなくどっちに答えても同じ結果になりそうな気がする。
きゅ~~~♪クルルッ♪
あっ…鞠子の腹が鳴った。
ちょっと顔を赤くして、すぐに顔を俺の胸に押し付けて見せないように頑張ってる。
「そう言えば俺、朝の10時ぐらいに少し食べただけで他に何も食べて無かったな、鞠子、少し何か食べる物を探しに行ってみないか?」
「ん~でも…たぶん明日も酒祭りで忙しいはずだし元々うちって朝が早いからみんなそろそろ寝てると思うよ?それとたぶんだけど…うちって冷凍食品とかお母さんがあまり好きじゃないから家には今すぐ食べられそうなのって…何も無いと思うよ?」
そう言えば鞠子の作る料理は酒の肴ベースのものばかりだったな…今から作ってもらうってのも…あまり期待は出来ない気が…
「それならファミレス辺りに行ってみないか?ここらでも24時間開いてる所とか有るだろ?」
「でも…私お小遣い少ないから…大悟さんが食べてる横で水飲むだけになるかもしれない…」
この世界男が奢るって感じの考えが無いのかな??
「一緒に食べようよ。俺が出すから気にしなくても良いって。なっ♪」
「そんな男の人に奢らせるとか…なんか自分が美少女にでもなった感じです~~♡」
なんか変な感想を言ってる鞠子を抱いたまま体を起こし二人で外に出られる姿になりこっそり家を出てみた。
この時間になっても人が騒いでる感じの音が遠くから聞こえてくる。
「けっこう夜中まで騒いでる人が居るんだな。」
「まぁみんな酔ってますからね~。んっ♡大悟さんもうちょっと優しく持ってください。」
「でもこれ以上優しく掴んだら俺落ちるよ?」
「あん♡でもおっぱいの…ピンポイントで摘まなくても大丈夫ですよね?って言うかぶっちゃけ乳首しか持って無いですよね?だからぁ~~んっ♡」
俺は鞠子の操る自転車の後ろに乗ってる。普通なら怒られるのだが…まぁ無礼講と言う事で♡
「それでファミレスってどこらにあるの?」
「このブールバール沿いに一番近い所があるはずなの。」
市役所の辺りを通り過ぎた所で道の反対側にパスタ屋さんがあったが鞠子は通り過ぎる。
「さっきの場所はダメなの?」
「そこは知り合いが働いてるから大悟さん食べられるかもしれないんでダメ~!」
「あぁ…そう…」
食べられても気にしないんだけどなぁ…まぁでも今は食事優先だな♪
そしてすぐに自転車を止める。
「大悟さんここからは歩いて移動です♪」
「そうなの?」
言われるままに自転車から降りて鞠子の横を歩く。
「大悟さん?もう胸から手を離してもらっても大丈夫ですよ?」
「あぁ、人が居たら離すから安心して良いよ♪」
「安心って…まぁ良いですけど…でも大悟さんってほんとに私の胸…嫌じゃないんですね♡」
「男ならだれでも好きだと思ってたけど俺普通じゃないみたいだな。」
「まぁそうですね~男の人…あ、普通の人の事ですけど。大体は女を強く感じさせる人をあまり近づかせない様にしますからね。なんか胸が大きいと性欲が強いって噂があるらしくって…」
「こんなに心が安らぐのに変な連中だなぁ♪」
「あん♡あ、あそこでどうですか?」
鞠子が指差したのは警察署の目の前のファミリーレストラン。
特に悪い事をしてる訳ではないが…まぁ元の世界であれば確実に掴まるような事をしてるんだが、なんとなく鞠子の体(おっぱい)から手を離してしまった。
「あ、大悟さん一応私の肩は抱いておいてください。気付きませんか?」
鞠子が妙な事を言い出した。
気付く??
なんとなく回りを見渡すと…ん?ビルの影で何かが動いた??
他の方に目を向けるとサッと何かが隠れるような感じが有る???
「なぁ鞠子?これって誰か居るのか?」
「…多分ですけど今大悟さんは10人以上の女に狙われてます。だから私の肩をしっかり抱いておいてください。なんなら店の中に入るまで胸をもってても良いです。もしかしたらその方が安心かもです。」
さっきから影の中に消えていく動く物って女の人だったのかぁ…
ここでもし俺が攫われたりしたら…車に連れ込まれ山の方にでも連れて行かれて…3人ぐらいの女の人に…おほっ♡
ちょっとだけ妄想したら鞠子に足を踏まれた。
「大悟さん?相手は酔った獣ですからね?まったく…」
俺の顔がだらしなくなってたみたいで怒られちゃった♡
そして、静かに鞠子の肩に腕を回して前側に手を下ろし、正面から片乳を掴む様にしておいた。
自分の身を守る為に彼女の胸を鷲づかみ♡
え~せかいじゃの~♡ずっとおりたいの~♡
とりあえず交差点まで来たらかなり明るい街灯が有ったのでそこで待ってると警察署から警官が2人ほど出てきた。
俺達が待ってる場所のちょうど対角線上にある場所から歩行者信号が青のうちに急いで渡り、俺達が行こうとしてるファミレスに向かって移動して入って行った。
「あっ、大悟さん…他の所に行きませんか?」
鞠子がいきなりこんな事を言い出した。
「どしたの?何か問題が有るのか?」
「今…警察官入って行きましたよね?」
「あぁ、入って行ったね…それが??」
「あいつら大悟さんの事をしっかり見て私をチラッと見て笑いました。」
「…?そうなの??」
「たぶん私早く帰れって言われて追い出されて大悟さん連れて行かれますよ?」
「…そんな事って有るのか??」
「だって今日酒祭り一日目ですよ?去年とかも何件も有ったらしいんですけど、泥酔した人をとりあえず警察署まで引っ張って行って保護して事件に会わないようにするみたいな事。だから今警察署の中には寝させるベッドが少なくない数在るはずなんです。」
たぶん鞠子の頭の中では警察官のお姉さんが俺に尋問しながら『うふふっ♡今日は寝かせないわよ~♡』『いや~ん♡』みたいな想像が有ったんじゃないかと思う。
というか鞠子が言った事で俺がそう思った。
「…さすがに考えすぎじゃないか?」
「でも大悟さん…泊まる所の話が出たらどう言います?」
「ん?鞠子の所に泊まってるって言うけど?」
「それ信じてくれますかね?」
「ん~~…まぁそこまで鞠子が気にするなら他に行くか。次の候補ってどこらにあるの?」
鞠子はやっとホッとした顔になりチョット考えて、
「このまま反対側に行って警察の前を移動しましょう。道なりに行けばもう一ヶ所ファミレスがありますから♡」
と言って来たので、点滅しはじめてた信号を急いで渡って信号が変わったらそのまま道を一緒に歩いて移動してみた。
「それにしてもなんでそこまで警戒するの?」
ちょっと気になって聞いてみたら…
「少し前に竿師を探して夜中に何度か友達と歩き回ってたら補導されて親にお小遣い減らされました。」
と、告白された。
鞠子ってちょっとだけダメな子なんだな…って思ってしまった。
歩道を話をしながら歩いて移動して橋を渡り少しだけ上り坂になった辺りにファミレスが有った。
「ここなら大丈夫そうか?」
鞠子は生垣の隙間から背伸びしながら少しの間店の中を観察して、
「良いでしょう♡入りましょう♪」
と、やっとOK判断をしてくれた。
これって普通なんだろうか?
今まであまり夜中まで歩き回ったって事が無かったからちょっとだけ過剰反応って気がしないでも無いけど…
まぁでも、鞠子が俺の事を心配してここまで色々考えてくれるのってチョイ嬉しいかな♡
「それにここなら年下の後輩が1人ウエイトレスのバイトしてるはずなんで自慢できるかもしれないですしっ♡」
…あまり俺の事を考えてる訳でもないのかもしれないな…
店の中には夫婦みたいな年配の方が2組、後は俺と鞠子みたいな付き合ってそうなのが1組で、残りは女ばかり3人とか4人で一ヶ所に固まって座ってるグループがチラホラって感じだった。
「思ったより多かったんだな。」
「今日はこんなものですよ?あっ、居ました♡大悟さん、腕ください♡」
入り口で案内する人が出てくるのを待ってると女の子が一人出てきた。
「あっ鞠子さん。…ちょっと失礼します♡」
一気に走り寄ってきて鞠子を引っ張って行き猛烈ヒソヒソ話が始まった。
なんとなく…
「なん(で鞠子さんが)男を連れて(こんな時間にここに)来るんですか?!あれほん(トに男なんですか?!)」
「えへ(へ~良いでしょ~♡わたし今日)イッパイな(かに出されちゃったんだもんね~♡)だからもう男と(女の関係だもんね~)♡」
「信じ(られない…だって鞠子さんこの)肉団子のせいで(ずっと男が逃げて)たよね?あの人肉食系なの?」
とかなんとかって話が有ったんじゃないかと思う。
何度も鞠子の肩を女の子が揺さぶってたけど、鞠子は
「あははそんなにしないでよぉ~あははっ」
みたいな反応をしてた。
少しして2人が戻ってきた時は鞠子の顔はテカテカで幸せイッパイって感じで、女の子はどんよ~~りって感じになってた。
「なぁ、そろそろ案内してもらっても良いかな?」
「あっそうだよねっ大悟さん♡ほら、あんたもさっさと仕事しなさい♪」
鞠子はそのまま俺の腕に手を絡めて幸せの絶頂ここにありって顔で女の子に指示してた。
席に案内してもらい、その子が離れて行ったので、少し鞠子と話をしたんだが…
「あんまり反感買う様な事をしないようにな?」
「良いんだよ。あの子自分がモテるからっていっつも私に自慢して来てたんだから。まぁ…1回男を紹介してくれた子ではあるんだけどね。」
「そうなの?まぁそれならいっか。で?何食べる?金額は気にし無くても良いからね♪」
「やった♡ではゴチで~す♪」
鞠子はビーフシチューのドリンクとライスのセットを頼んで、俺は期間限定のチーズ盛り沢山ハンバーグの鞠子と同じセットメニューを頼んだ。
けっこうボリュームのあるのを頼んでいたので時間をかけて食べてたら鞠子の友達のアルバイトの時間が終わったらしく、外から手を振ってるのを見かけた。
「なぁ鞠子?あの子今から帰るのか?」
「ん?あぁ、そうみたい。どしたの?」
特に何か目的が有った訳じゃないんだけど、女の子の夜中の一人歩きがちょっとだけ気になったのだが、そう言えばこの世界意識が反対だったってのを声をかけた後で思い出した。
「もしかして…大悟さんあの子みたいなのが好きなの?」
あらら、鞠子が寂しそうな顔しはじめちゃった…
俺こう言う所がダメなんだろうなぁ…
「しょうがない、鞠子、俺がどれだけお前の事を大好きか教えてやる。けど、とりあえず今はこれ早く食べような♪」
「えっ?あ、うん…でも…どうやって教えてくれるの?」
「そんなの体に教えるに決まってるだろ?鞠子の体を朝まで犯し尽くしてやるからしっかり食べて体力取り戻しておけよ?」
「えっ?♡そんな…犯しつくすとか…(ポッ)♡」
「途中で音を上げても止まらないからね~♪伝説の竿師の実力を教えてあげるよ♡」
「え~だってそれ違うってさっきいってなかった?あははっ♡」
やっと鞠子の笑顔が戻ってきた。
食べ終わってドリンクバーをおかわりしていい感じになったので会計を終えて鞠子と一緒に店を出たら女3人に囲まれた。
少し前に先に帰ったはずのさっきの後輩の女の子とその友達に。
「そう、大きなさとるって書く大悟。」
「おおさとるくん…憶えた♡」
今俺と鞠子は裸で一緒の布団に入って寝転んでる。
時間はそろそろPM10:00
俺が目が覚めた時にどうもPM9:00を過ぎていたらしく、鞠子は昼の2時頃からずっと俺の側に居てくれてたらしい。
そんな話を聞いてしまうと…まぁ、もう一回♡と自己主張をしてしまう暴れん棒君が居る訳で、気付いたら鞠子のSEX回数が一気に4回になってしまった♡
「それにしても…私の彼氏が伝説の竿師になるなんて考えても無かったです~♡」
俺の胸の上で顔をスリスリしながら鞠子がそんな事を言って来た。
伝説の竿師??
「それ何?」
俺の頭の中には渓流でヌシと戦いながら片足を高く上げつつ竿を持ってリールを巻いてるあの『みたいら君』のイメージが頭をよぎった。
「確か3年ぐらい前に1回市内で話が有ったんですよ♪確か…」
鞠子が説明してくれたその伝説の竿師の話はなんとなく聞いた事が有る話だった。
と言うか俺が5年前に戻って真琴以外の人とした事に良く似た話だった…
噂話に尾ひれが付くってのはしょうがないとしてもさぁ、夜の帝王(蝶?)が10人で掛かっても全員子宮を精液タンクにされて全員子供が出来たとか、ホテルの部屋が性臭で半年臭ってプレミア価格が付いて1年近く予約が殺到したとかさすがに盛りすぎじゃないかと思うんだけど…
俺がしたのは、精々チャラねーちゃん2人をピクピクにしたのと、4人の女の子を5時間ぐらい犯し続けた程度だよ?
まぁでも…もしかしてこの時間ってあの時間の延長線上に有るのか??
「だからね~4回も続けて出来る大悟さんってそうなんじゃないかな~って思ったんだけど…違うの?」
これどう答えたら良いのかなぁ…
とりあえず、『そうです伝説の竿師です♡』もう何回か合体♡
とりあえず、『違います伝説の竿師ではありません♡』…でも何回か合体♡
なんとなくどっちに答えても同じ結果になりそうな気がする。
きゅ~~~♪クルルッ♪
あっ…鞠子の腹が鳴った。
ちょっと顔を赤くして、すぐに顔を俺の胸に押し付けて見せないように頑張ってる。
「そう言えば俺、朝の10時ぐらいに少し食べただけで他に何も食べて無かったな、鞠子、少し何か食べる物を探しに行ってみないか?」
「ん~でも…たぶん明日も酒祭りで忙しいはずだし元々うちって朝が早いからみんなそろそろ寝てると思うよ?それとたぶんだけど…うちって冷凍食品とかお母さんがあまり好きじゃないから家には今すぐ食べられそうなのって…何も無いと思うよ?」
そう言えば鞠子の作る料理は酒の肴ベースのものばかりだったな…今から作ってもらうってのも…あまり期待は出来ない気が…
「それならファミレス辺りに行ってみないか?ここらでも24時間開いてる所とか有るだろ?」
「でも…私お小遣い少ないから…大悟さんが食べてる横で水飲むだけになるかもしれない…」
この世界男が奢るって感じの考えが無いのかな??
「一緒に食べようよ。俺が出すから気にしなくても良いって。なっ♪」
「そんな男の人に奢らせるとか…なんか自分が美少女にでもなった感じです~~♡」
なんか変な感想を言ってる鞠子を抱いたまま体を起こし二人で外に出られる姿になりこっそり家を出てみた。
この時間になっても人が騒いでる感じの音が遠くから聞こえてくる。
「けっこう夜中まで騒いでる人が居るんだな。」
「まぁみんな酔ってますからね~。んっ♡大悟さんもうちょっと優しく持ってください。」
「でもこれ以上優しく掴んだら俺落ちるよ?」
「あん♡でもおっぱいの…ピンポイントで摘まなくても大丈夫ですよね?って言うかぶっちゃけ乳首しか持って無いですよね?だからぁ~~んっ♡」
俺は鞠子の操る自転車の後ろに乗ってる。普通なら怒られるのだが…まぁ無礼講と言う事で♡
「それでファミレスってどこらにあるの?」
「このブールバール沿いに一番近い所があるはずなの。」
市役所の辺りを通り過ぎた所で道の反対側にパスタ屋さんがあったが鞠子は通り過ぎる。
「さっきの場所はダメなの?」
「そこは知り合いが働いてるから大悟さん食べられるかもしれないんでダメ~!」
「あぁ…そう…」
食べられても気にしないんだけどなぁ…まぁでも今は食事優先だな♪
そしてすぐに自転車を止める。
「大悟さんここからは歩いて移動です♪」
「そうなの?」
言われるままに自転車から降りて鞠子の横を歩く。
「大悟さん?もう胸から手を離してもらっても大丈夫ですよ?」
「あぁ、人が居たら離すから安心して良いよ♪」
「安心って…まぁ良いですけど…でも大悟さんってほんとに私の胸…嫌じゃないんですね♡」
「男ならだれでも好きだと思ってたけど俺普通じゃないみたいだな。」
「まぁそうですね~男の人…あ、普通の人の事ですけど。大体は女を強く感じさせる人をあまり近づかせない様にしますからね。なんか胸が大きいと性欲が強いって噂があるらしくって…」
「こんなに心が安らぐのに変な連中だなぁ♪」
「あん♡あ、あそこでどうですか?」
鞠子が指差したのは警察署の目の前のファミリーレストラン。
特に悪い事をしてる訳ではないが…まぁ元の世界であれば確実に掴まるような事をしてるんだが、なんとなく鞠子の体(おっぱい)から手を離してしまった。
「あ、大悟さん一応私の肩は抱いておいてください。気付きませんか?」
鞠子が妙な事を言い出した。
気付く??
なんとなく回りを見渡すと…ん?ビルの影で何かが動いた??
他の方に目を向けるとサッと何かが隠れるような感じが有る???
「なぁ鞠子?これって誰か居るのか?」
「…多分ですけど今大悟さんは10人以上の女に狙われてます。だから私の肩をしっかり抱いておいてください。なんなら店の中に入るまで胸をもってても良いです。もしかしたらその方が安心かもです。」
さっきから影の中に消えていく動く物って女の人だったのかぁ…
ここでもし俺が攫われたりしたら…車に連れ込まれ山の方にでも連れて行かれて…3人ぐらいの女の人に…おほっ♡
ちょっとだけ妄想したら鞠子に足を踏まれた。
「大悟さん?相手は酔った獣ですからね?まったく…」
俺の顔がだらしなくなってたみたいで怒られちゃった♡
そして、静かに鞠子の肩に腕を回して前側に手を下ろし、正面から片乳を掴む様にしておいた。
自分の身を守る為に彼女の胸を鷲づかみ♡
え~せかいじゃの~♡ずっとおりたいの~♡
とりあえず交差点まで来たらかなり明るい街灯が有ったのでそこで待ってると警察署から警官が2人ほど出てきた。
俺達が待ってる場所のちょうど対角線上にある場所から歩行者信号が青のうちに急いで渡り、俺達が行こうとしてるファミレスに向かって移動して入って行った。
「あっ、大悟さん…他の所に行きませんか?」
鞠子がいきなりこんな事を言い出した。
「どしたの?何か問題が有るのか?」
「今…警察官入って行きましたよね?」
「あぁ、入って行ったね…それが??」
「あいつら大悟さんの事をしっかり見て私をチラッと見て笑いました。」
「…?そうなの??」
「たぶん私早く帰れって言われて追い出されて大悟さん連れて行かれますよ?」
「…そんな事って有るのか??」
「だって今日酒祭り一日目ですよ?去年とかも何件も有ったらしいんですけど、泥酔した人をとりあえず警察署まで引っ張って行って保護して事件に会わないようにするみたいな事。だから今警察署の中には寝させるベッドが少なくない数在るはずなんです。」
たぶん鞠子の頭の中では警察官のお姉さんが俺に尋問しながら『うふふっ♡今日は寝かせないわよ~♡』『いや~ん♡』みたいな想像が有ったんじゃないかと思う。
というか鞠子が言った事で俺がそう思った。
「…さすがに考えすぎじゃないか?」
「でも大悟さん…泊まる所の話が出たらどう言います?」
「ん?鞠子の所に泊まってるって言うけど?」
「それ信じてくれますかね?」
「ん~~…まぁそこまで鞠子が気にするなら他に行くか。次の候補ってどこらにあるの?」
鞠子はやっとホッとした顔になりチョット考えて、
「このまま反対側に行って警察の前を移動しましょう。道なりに行けばもう一ヶ所ファミレスがありますから♡」
と言って来たので、点滅しはじめてた信号を急いで渡って信号が変わったらそのまま道を一緒に歩いて移動してみた。
「それにしてもなんでそこまで警戒するの?」
ちょっと気になって聞いてみたら…
「少し前に竿師を探して夜中に何度か友達と歩き回ってたら補導されて親にお小遣い減らされました。」
と、告白された。
鞠子ってちょっとだけダメな子なんだな…って思ってしまった。
歩道を話をしながら歩いて移動して橋を渡り少しだけ上り坂になった辺りにファミレスが有った。
「ここなら大丈夫そうか?」
鞠子は生垣の隙間から背伸びしながら少しの間店の中を観察して、
「良いでしょう♡入りましょう♪」
と、やっとOK判断をしてくれた。
これって普通なんだろうか?
今まであまり夜中まで歩き回ったって事が無かったからちょっとだけ過剰反応って気がしないでも無いけど…
まぁでも、鞠子が俺の事を心配してここまで色々考えてくれるのってチョイ嬉しいかな♡
「それにここなら年下の後輩が1人ウエイトレスのバイトしてるはずなんで自慢できるかもしれないですしっ♡」
…あまり俺の事を考えてる訳でもないのかもしれないな…
店の中には夫婦みたいな年配の方が2組、後は俺と鞠子みたいな付き合ってそうなのが1組で、残りは女ばかり3人とか4人で一ヶ所に固まって座ってるグループがチラホラって感じだった。
「思ったより多かったんだな。」
「今日はこんなものですよ?あっ、居ました♡大悟さん、腕ください♡」
入り口で案内する人が出てくるのを待ってると女の子が一人出てきた。
「あっ鞠子さん。…ちょっと失礼します♡」
一気に走り寄ってきて鞠子を引っ張って行き猛烈ヒソヒソ話が始まった。
なんとなく…
「なん(で鞠子さんが)男を連れて(こんな時間にここに)来るんですか?!あれほん(トに男なんですか?!)」
「えへ(へ~良いでしょ~♡わたし今日)イッパイな(かに出されちゃったんだもんね~♡)だからもう男と(女の関係だもんね~)♡」
「信じ(られない…だって鞠子さんこの)肉団子のせいで(ずっと男が逃げて)たよね?あの人肉食系なの?」
とかなんとかって話が有ったんじゃないかと思う。
何度も鞠子の肩を女の子が揺さぶってたけど、鞠子は
「あははそんなにしないでよぉ~あははっ」
みたいな反応をしてた。
少しして2人が戻ってきた時は鞠子の顔はテカテカで幸せイッパイって感じで、女の子はどんよ~~りって感じになってた。
「なぁ、そろそろ案内してもらっても良いかな?」
「あっそうだよねっ大悟さん♡ほら、あんたもさっさと仕事しなさい♪」
鞠子はそのまま俺の腕に手を絡めて幸せの絶頂ここにありって顔で女の子に指示してた。
席に案内してもらい、その子が離れて行ったので、少し鞠子と話をしたんだが…
「あんまり反感買う様な事をしないようにな?」
「良いんだよ。あの子自分がモテるからっていっつも私に自慢して来てたんだから。まぁ…1回男を紹介してくれた子ではあるんだけどね。」
「そうなの?まぁそれならいっか。で?何食べる?金額は気にし無くても良いからね♪」
「やった♡ではゴチで~す♪」
鞠子はビーフシチューのドリンクとライスのセットを頼んで、俺は期間限定のチーズ盛り沢山ハンバーグの鞠子と同じセットメニューを頼んだ。
けっこうボリュームのあるのを頼んでいたので時間をかけて食べてたら鞠子の友達のアルバイトの時間が終わったらしく、外から手を振ってるのを見かけた。
「なぁ鞠子?あの子今から帰るのか?」
「ん?あぁ、そうみたい。どしたの?」
特に何か目的が有った訳じゃないんだけど、女の子の夜中の一人歩きがちょっとだけ気になったのだが、そう言えばこの世界意識が反対だったってのを声をかけた後で思い出した。
「もしかして…大悟さんあの子みたいなのが好きなの?」
あらら、鞠子が寂しそうな顔しはじめちゃった…
俺こう言う所がダメなんだろうなぁ…
「しょうがない、鞠子、俺がどれだけお前の事を大好きか教えてやる。けど、とりあえず今はこれ早く食べような♪」
「えっ?あ、うん…でも…どうやって教えてくれるの?」
「そんなの体に教えるに決まってるだろ?鞠子の体を朝まで犯し尽くしてやるからしっかり食べて体力取り戻しておけよ?」
「えっ?♡そんな…犯しつくすとか…(ポッ)♡」
「途中で音を上げても止まらないからね~♪伝説の竿師の実力を教えてあげるよ♡」
「え~だってそれ違うってさっきいってなかった?あははっ♡」
やっと鞠子の笑顔が戻ってきた。
食べ終わってドリンクバーをおかわりしていい感じになったので会計を終えて鞠子と一緒に店を出たら女3人に囲まれた。
少し前に先に帰ったはずのさっきの後輩の女の子とその友達に。
2
あなたにおすすめの小説
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
貞操逆転世界で出会い系アプリをしたら
普通
恋愛
男性は弱く、女性は強い。この世界ではそれが当たり前。性被害を受けるのは男。そんな世界に生を受けた葉山優は普通に生きてきたが、ある日前世の記憶取り戻す。そこで前世ではこんな風に男女比の偏りもなく、普通に男女が一緒に生活できたことを思い出し、もう一度女性と関わってみようと決意する。
そこで会うのにまだ抵抗がある、優は出会い系アプリを見つける。まずはここでメッセージのやり取りだけでも女性としてから会うことしようと試みるのだった。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる