貞操逆転世界かぁ…そうかぁ…♡

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一章

60 一通の手紙1/2

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あかねを視界に納めながら自分の席へ戻りデスクワークを始めると俺のメールフォルダーに一通のメールが届いてた。

『題名:一度話す時間をください。』
『差出人:時多ときた 未来みく
『内容:そろそろ貴方の身に起きている事の説明をしても良い段階まで進んだので、お時間を頂きたく思います。
明日、横手よこてさんに急に空いた時間が出来るはずです。
その場に私が居ますのでよろしくお願いします。』

時多さんから??
時多さんはあかねの同期で佐藤さとうが新人研修で受け持って相手した子で…
俺との接点は特に無かったんだよな。
ふむ…説明…そんな事をしてもらいたい事…まぁ、有るな…


世界移動と時間移動。


もしかしてここらに関係する人って事か?

そう言えば彼女…あっちでは部署の飲み会の時に何度か話をした事が有るぐらいか…
あの時…最後に話をしたのって…夏の飲み会だよな…あれっ?夏…?


そう言えば…俺あの時どんな話をしたかな?
確か彼女達が部署に配属されたのが半年ちょっと前で…それまでは茜と一緒に本社の営業部で新人研修と色々な工場の事を勉強してたって話をして…何度かビールを注がれて…

あ、俺その時の記憶を無くしてるのか??
喜美華きみかさんとか佐藤とか部長は俺がほとんど飲めない事を知ってるから最初の乾杯の時に口を付ける程度でその後はほとんど飲まないように配慮してくれてたけど、彼女と茜は2回目の飲み会で忘れてたのか最初何度か勧めてきてたよな…

ん~~なんか記憶が変な感じがする…どこが変なのか判らないんだけど…ん~~…
まぁそれは良いとしよう。

それで…俺確か次の日自分の部屋で目が覚めたんだ…
記憶が無いだけで自分で帰ってきてたって思ってたけど…

そう言えば俺って酔ったらその場で寝はじめるから自分の力で戻れるはずが無い。
これちょっと誰かに聞いておく必要があるな…

あ、でもあの飲み会はあっちでの事か…こっちでは…ちょっと喜美華さんに確認…は、できなかったか…今日は休んでたな…

とりあえず佐藤に聞いてみるか。
「なぁ佐藤?夏に飲み会ってあったよな?あの時どこに行ったかな?」
「ん?いきなりどうした?」
「あぁ、あ~…ちょっと知り合いと一緒に集まる事になりそうだから今まで行った事の有る場所の情報を探ってたんだけどちょっとうろ覚えでね。」
「ふむ…あれは…7月に入る頃だったかな?あ~そうだ、この近くの部長の知ってる所が今年リニューアルしたからって選んだんだっ…たかな?でも横手よこてはいつも通り最初の一杯に口を付けるだけで飲んでなかったろ?なぁお前って酒、年々弱くなって行ってるみたいだけど体大丈夫か?どこか悪いのか?」
「そう言う事は無いと思うが…元々俺まったく飲めなかったけど大学の頃に少しだけ飲める様になってたってだけで今が普通だからな?」
「でも営業でそれは大変じゃないか?あ、場所は確かメール通知をもらってたのが残ってるかもしれないから見つけたら送ってやるよ。」
「なぁ佐藤?3ヶ月以上前のメールがまだ残ってるのか?さすがに消せって怒られないか?俺の所に月に一回位サーバー容量確保の為に大きなデータを添付されたメールは各自のパソコンに残して消せって来てるぞ?」
「判ってるんだけどね~…その頃僕結婚でバタバタしてただろ?必要なのを確認する時間がまだ取れて無いんだよ。だから頭下げて残してもらってるんだ。」
「まぁおかげで助かるかも知れないから良いけど。じゃぁ頼むな。」
「はいよ。」

ん~…どうもこっちでも俺は飲めないのは一緒か。

おっ、さっそく佐藤が転送してくれた、
「あったから見てくれな~。」
「あぁ、ありがと。」
確認する限りでは部署に居る人全員が参加してるか…
喜美華さんにメールで一応確認しておくかな?
それにしても喜美華さん、家の事で少し休むって話だったが…何があったのかな??

その後、店の名前と日付を書いて、喜美華さんにそこでの時多さんのした事を教えて欲しいと言うメッセージを送ったけど、連絡がすぐに戻ってこなかった。
忙しくしてるのかな…

とりあえず時多さんは…机にはまだ戻ってない…
っていうか俺…彼女をこの部屋で見たのって…数えるほどじゃないか?
この世界に移動してきて最初に何回か見たのと…あれっ?それぐらい??

なんで今までまったく気にならなかったんだ??
居ない事にまったく違和感を持たなかった…??

なんとなくヤバイ奴って感じが…

今の所時間移動も含めて話をしてるのは喜美華さんと鞠子まりこだけなんだよなぁ…
なんとなく変な事に巻き込みそうな感じがあって…それが怖くて他の皆はまだ言えてないんだけど。

というか、喜美華さんにあの二年前の時に会えてなかったら…俺、多分だけど喜美華さんにも言ってない。
それと、鞠子には一応約束が有ったから、それに関係するから話をしたけど…
これもしかしたら言わない方が良かったのかなぁ…

ん~~なんか連絡取れないせいで喜美華さんが隔離されてるとか変な想像が頭から離れなくなって来たぞ…
ちょい早めに時多さんと話をした方が良い気がしてきた。

時間は…明日の空いた時間に…また妙な指定方法だな…
とりあえずその時間を待つか。

ちなみに鞠子はメッセージ送ったらすぐに返信をくれた。
そして他の子にはまだ説明して無いんで自粛しておいた。



今日は久美くみがローテーションの日で仕事が終わってそのまま久美の家(大家さん宅)に向かった。
最近大家さんの佐々木ささきさんとも少しだけ話が出来る様になってきて、少し前に姉の彩苺あやめさんの事を聞かれた。

「彩苺さんは最近こちらへ来られて無いようですけど…お体を悪くされていらっしゃるのかしら?」
「あ~そう言う事では無いみたいなんですけど…最近少し気になる人ができたらしくて(嘘)そっちにかかりっきりになってるって妹から連絡があったから(これも嘘)そっちで忙しくしてるんじゃないですかね?」
ちなみに妹のいちごは月イチぐらいで連絡が来て週末に突発的に俺の部屋に泊まって…
まぁそんな事をしてとてもイイ笑顔で次の日に帰る様になった。
これ妹って感覚が無いから相手出来てるけど…まぁ、あまり考えずにおこう。避妊だけはしっかりとしてくれてるんで好きな奴ができれば離れていくだろう。
それまでは甘やかす訳じゃないけどヤン属性で変な事をされるよりはマシかと諦めてる。

「あら♡そうなんですか♪それなら良かったわ♡大悟君にはうちの妹がお世話になってるみたいだし…もし良ければ私とも少しは仲良くしていただきたいですわ♡」
遠回しにだけど1回ヤラナイカ?みたいなお誘いを受けてる。

しかも最近佐々木さんがインターホンに出てそのまま出迎えてくれたりして…すごくその…襲いたくなるような胸元とか足元とかが魅力的なナイトガウンで出迎えてくれたりするので…ちょっとまずかったりする♡
年上の熟女枠って言うのかな。
最近喜美華さんとかあかりさんがすごく体が若返ってるからちょっと崩れかけてる体型の柔らかさが見てるだけで判るような人ってのが少なくなってる事で…ノーブラナイトガウンなどで出迎えられたらまずい事のになるんだよね。

「そう言えば久美さんですけど少しだけ遅くなるって連絡が入ってますからまずはこちらへどうぞ。戻るまで少しお話しませんか?」
そう言って案内された部屋は部屋の1/4位の所に畳が敷いてある和風テイストのリビング。

「おっ♡もうこたつ出してるんですか?」
「えぇ。私は元々長野が実家なものでこの時期になるとどうしてもすぐに出してしまいまして…」
そう言って畳エリアに上がって行ってしゃがんでさっさと座り、
「大悟さんもどうぞ。」
誘われたら入らない訳にはいかない♡俺もコタツ大好き人間だからね。ただ、部屋の広さと電源の問題でコタツが使えなかったりするからずっと使って無かったんだ♡
佐々木さんが手でこちらへどうぞと言ってくれた所に入り込むとじんわりとした暖かさに体が溶けていきそうになる♪

「これは…離れられなくなりそうです♡」
「大悟さんはコタツの魔力に魅せられている人だったのですね。いつでもいらしてください。ここでよければ住みついて頂いても構いませんよっ♡」
「さすがにそう言う訳にはいかないけど♪お礼は少しぐらいしておきたくなりますね♪」
さっきから佐々木さんのナイトガウンが猫背になった状態でコタツに入り込んでる事で胸元が見せ放題状態になってたせいで…まぁ、そんな下半身になってしまってたので…

とりあえずコタツの中で佐々木さんの手を引っ張ってちょっとだけ股間に乗せてみたら…
「あらっ♡久美さんの言ってた事って本当だったのですね♡」
「どんな事を言われてたのかちょっと久美に確認しておかないといけないみたいだけど…どうします?」
「ふふっ♡私口に出して頂いた事があまり無い物で…良ければ…?」
そう言って隣に座ってた佐々木さんそのままコタツに潜り込んで口でしてくれた♡
コタツの布団から飛び出す揺れるお尻ってすごく触りたくなる事を知ってしまった♡

そしてそんな事をされたら止まらなくなる俺の下半身。
あっという間に佐々木さんを裸に剥いてコタツの上でバックから突きまわしてしまった♡

「あっ大悟さん…おそ…く…なんでお姉さんがそこまで精液まみれになってるの?」
「あぁ…コタツの魔力に魅せられて…自制出来なくなった結果なんで、俺は責任ないよ?まぁあれだ、ついでに久美も今日はここでしてみない?」
「大悟さんが自制なんて言葉を知ってるって今初めて知りましたけど♪私は大悟さんに誘われたら断れない体になってしまってますから♡」

そこから義理の姉妹丼を気が済むまで楽しませてもらった♡

コタツってギミックがあるだけであんなに楽しめるとは思わなかった♡
コタツの中に香織かほりさんを寝かせて入れておいてコタツの上に久美を乗せて指と舌で楽しむなんて行為で二時間ほど楽しんだら2人とも動けなくなってしまった。
一応そのまま寝させたら風邪でもひきそうだったので、1人づつ寝室に抱っこして運びリビングの後片付けをしてる時に…

ふと気付いたら部屋の入り口の近くに人の気配があった。
時間は0:12


一応明日になってるけどさぁ…
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