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二章
134 戻る前にもうちょっと♪3/3
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俺は戻って来た…
とは言っても東京の八王子市から広島に来ただけなんだけどね♪
時間の移動に関しては今朝起きたら未来からのメールが携帯電話に届いていてそれに依ると、2日後の0時ジャストに移動するらしい。
それと俺が少しだけ気になっていた事を聞く前に書いてくれていたんだけど、今回この25年前の世界で治療に関わった人に関しては治療が終わったら俺の事に関心を持たなくなる様になにやら操作されていたそうで、そのせいでミーも含めて後腐れなくさらっと帰って行った感じだったらしい。
ただ…芳江に関してはちょっとだけ依存しやすい状況(おもらし?落とし物??)が有ったせいで少しだけ執着したみたいだった。
だから結葉と琴音は最後まで俺に付いて来てくれているって感じらしいけど…
あぁ、そう言えば琴音の結婚相手の情報も書いてあった。
タイヤを交換してくれたトラック運転手の須堂さんだけど、元々琴音とは八王子の辺りで出会う事になっていたらしい、それが今回たまたま俺に付いて移動した事で少し早く出会っただけって事の様だ。
もしかしたら茜の両親かなぁ…とかちょっとだけ期待しているのだけど、その部分に関しては未来からは情報が無かった。
そして今日は俺のホームタウンと言っても良さそうなちょっとだけ昔の広島市内を見て回ってるんだけど…
この頃ってまだ紙屋町の地下街とかアストラムラインもまだ出来上がって無かったみたいだった。
他にも市民球場もまだバスセンターの側にあったし南側の高速道路も存在して無かった。
と言う訳で、俺的には特に見て回りたいと思える観光地は無かったのだが、琴音と結葉が広島城と宮島は見てみたいと言いだした事で、それでは俺も♡と思い立った♪
そう、俺が広島に来てやらなければならないのは、ここに居そうな人のチェック♡
確か喜美華さんは生まれた頃から同じ家に住んでいたみたいな事を言っていた♡
他にも25年前だと弓枝とか朱里と…香織さん辺りは居そうだけど…3人のこの頃の住んで居る場所の話って聞いて無いんだよな…
弓枝は今…23歳頃か…下着メーカー辺りでお仕事していた頃だと思うんだけど、男用の下着メーカーだったら…
グンゼとか位しか思いうかばないんだけど…広島にあったかな?
朱里の方は俺より1歳上だから今2歳になるかどうかって頃か…2歳の朱里…あぁ、その側にはアヤも居る訳か…これはちょっと気付けそうな感じだよな♡
だが、どこに住んでいるのかは判らない。
知ってるのは親の住んでいた場所があの宮島の集合住宅の辺りだったってだけで…そろそろ2月になろうかって頃だから、さすがに里帰りするにしてももう今現在生活している場所に帰っている頃だよなぁ…
そう言えば香織さんって生粋の広島人だって聞いたけど結婚するまでは違う所に住んでいたみたいだったが、あまり旦那さんの居た頃の話をしたがらなかったから聞いてないんだよなぁ…
と言う訳で、見たい場所が俺と2人ではまったく違うので、俺だけ別れて1人で見て回る事にした♡
2人は車で広島城に行ってそのまま宮島まで行くって話だったので、最終的に現地集合する事にして別れた♡
さぁまずは喜美華さんだよな♪確か~喜美華さん俺の4歳?5歳?位年上って話だったから、今は…5歳か6歳?
そうかぁロリ喜美華ちゃんなのかぁ~♡
抱っこするしかないな♡
まぁ…さすがにエロい事は出来ないよな…
出来ないよな?
とりあえず喜美華さんの家の近くまでバスで移動♪
なんとなく見覚えのある辺りまで来てバスを降り、少し歩いて移動すると…何度か来た事のある家が見えてきた。
喜美華さんの家の周辺にはまだ空き地が多く在り、今から建物が増えて行く頃って感じ。
そして…家の生垣の隙間から中を覗いてみると居た♡
リビングの床に座ってる女の子(推定5歳の喜美華ちゃん♡)が何か三日月の形のオモチャを持って振り回して遊んでる♡
そして頭に赤い大きなリボン♡これも何かのキャラクターアイテムかな?他にもアザラシっぽいヌイグルミとか人魚かな?他にも色々なヌイグルミを持って遊んでる。
ん?あっ、もしかして何度か会った事のあるおばあちゃんかな?40代ぐらいの女の人が1人の幼女を連れて現れた。
これって…もしかしたらだけど喜美華ちゃんの妹?
確かこっちに来る前に喜美華さんの姪の相手をしたけど…そのお母さん?
ガラス越しにではあるがとりあえず喜美華さんとその家族を見れたのでこれぐらいで移動した方が良いかな…
でも…1回位抱きあげてチュー位はしたいよね?
こんな時にどうやって訪問したらいいのか…
『喜美華ちゃんを見かけた事があって突撃してしまいました~♡』
警察呼ばれそうだよなぁ…
『セールスマンです♡アラ可愛いお子さんですね~♡とりあえず抱っこを♡』
叩き出されそうだよなぁ…
さてどうにかして喜美華ちゃんを抱きあげて隙あらばチュー♡出来るならもっとすごい事をしたいけど…
おっ?なんだ??お着替えか?
おばあちゃんらしき人が喜美華ちゃんに上着を着せてる…そう言えばもう一人の妹の方はけっこうな厚着だったな…
ちょっとだけ待ってみるか♡
そんな感じに生垣に隠れながら見ていた俺はけっこうな不審者だったかもしれない。
ふと気付いて回りを見回してみると周囲の家の窓にカーテンが引かれる瞬間を何ヶ所も見てしまった。
俺が喜美華ちゃん観察を開始してそろそろ30分…
おばあちゃん(仮定)が喜美華ちゃんを連れて幼女をベビーカーに乗せて歩いて出てきた♡
追いかけるしかないな♡
喜美華ちゃん…見た感じでは身長100cmちょい♡体重…20kg前後?それにしてもピンクのモコモコの耳付きフードの付いたコートかぁ…しかも足元はミニスカートとタイツっぽい物を着ていてなかなかに可愛い感じ♡
いいねぇ♡
抱いて、スリスリ♡ムニムニ♡ツンツン♡レロレ…とにかく撫でまわしたい!
とか思いつつ10mほど後ろを歩いて追いかけていたら喜美華ちゃん何かを見つけたのかいきなり走り出した。
って…信号が点滅してますナァ…
あっ!喜美華ちゃんもう少しで歩道にたどり着く辺りでコケタ!そして左折して来る車が!!
人間限界を超える力ってけっこう出せるもんなんだな。15mほどの距離をダッシュして喜美華ちゃんを抱きあげてそのまま歩道まで移動してコケてしまった。
「喜美華ちゃん怪我は無いか?」
あっ…目に涙が溢れそうになってる…だがそんな顔も可愛い♡
「ふっ…ふえぇ~~~~~ん!!おばぁちゃ~~ん!!!」
そしてすごく怖がられてしまった…
コケて痛かった後で知らない男に抱き上げられて歩道にダイビングとかさせられたらしょうがないかな。
その後信号が変わってしまったのでベビーカーを持って反対側で待っているおばあちゃん(仮)を待っていると少し落ち着いてきたのか喜美華ちゃんが泣き止んでくれた。
「なぁ喜美華ちゃん、車が多い所で走ったら危ないからね?気を付けるんだぞ?」
「…うん。」
ん~…まだ心を開いて無い感じだなぁ…
そうしていたらおばあちゃんが信号が変わって少し焦った感じで道を渡ってきて、
「ありがとうございます!もうっ喜美華!あんたもう少しで死ぬところだったんだよ!」
「わ~~ん!!ごめんなしゃぁ~い!!」
喜美華ちゃんおばあちゃんにコッテリ怒られて俺の後ろに隠れだした…あれっ?
もしかしてフラグ立った?
「え~っと…お母さんですか?とりあえず無事だったんでそれ位で。」
「あっ…すいません。私この子のおばあちゃんでして…」
まんざらでもない感じだった。
そしてこんな寒い場所で話をしても…みたいな話になってとりあえず近くのショッピングモールへ行く事にした。
その間おばあちゃんに怒られまくった喜美華ちゃん…
俺に抱っこされて…もうさぁ♡これぐらいの女の子に必死になって抱きつかれるとかさぁ…♡
しかもその子が将来俺の子を産んでくれる人だったりするとさぁ♡
チョット位フライングしてもしょうがないよね?
とりえあえず喜美華ちゃんの異性の初チュー(家族除外)は俺になった♡
お昼にフードコートでジャンクな昼食をしておばあちゃん1時間程度行かなければならない場所があるという話で別れる事になったのだが、喜美華ちゃんが俺に慣れてしまって…いや~モテるのも辛いね~♡
「じゃぁ喜美華ちゃん、もし良ければ喜美華ちゃんが大きくなってもう1回俺と会えたら結婚してくれる?」
「うん!けっこんする!!」
そう言ってくれる位に仲良くなった♡
その後寝ていた妹ちゃん&2人と別れて俺はバスと市内電車を使い宮島へ。
途中、芳江に出会ったお店が在った辺りで観覧車とジェットコースターと大きな船を見かけたが…本当にここに昔遊園地があった様だ。
そして市内電車の終点で降り琴音に渡してあった携帯電話に連絡を取ってみた所、
『あら大悟さん。もうこっちに来たの?』
「今島に渡るフェリー乗り場に着いた所、今日の宿とかどうなってる?」
『一応そっちのフェリー乗り場の近くのホテルを2部屋借りて車を置かせてもらってるわ。今神社の中を歩いて移動してる所だけど大悟さんもこっちに来る?』
なんとなく2部屋って聞いて俺と結葉が1部屋でもう1つの部屋に琴音が泊まるんだろうなって判った。
琴音って本気でこっちに残る事になったのかぁ…
元々結葉しか連れて行くとは考えて無かったが、ここまであからさまに態度が変わるとさすがにちょっと寂しい気がする。
「あ~そうだなぁ…そっちに行っても特に見たい物があるわけじゃないしこっちで時間潰してるな。」
『は~い。そしたらそっちに戻ったら連絡入れるわね。』
とりあえずそう言う事になったので近くに在ったパチンコ屋さんに入り込み時間を潰したんだが…
俺にはギャンブルの素質がまったく無い事が判った。
そして次の日電話で連絡を取って琴音と車で落ち合い俺の地元の出雲市に移動しようと思ったのだが…
琴音に冬の山陰をこのキャンピングカーで移動させるっていうのもちょっとどうかと思ったのと、ついでと言う訳じゃないが、昨日山陰地方でかなりのドカ雪が降ったらしく車での移動が困難だって話をホテルのフロントで聞いたのもあり、琴音とはここで別れて車と一緒に帰ってもらう事にして送り出した。
「ねぇ大悟さん。本当に私…一緒に連れて行ってもらえるの?」
「あぁ、それは大丈夫だと思うぞ。とりあえず時間移動のコーディネーターって言うか…俺専属の人がその事に関してまったく触れてないのがチョットだけ気になるけど、まぁでも彼女は俺がしたい事を先読みして動いてくれる人だからね。任せていたら大丈夫。」
「そうなのね…」
結葉は俺と2人っきりになってさすがに心細くなって来たみたいだ。
昨日も部屋に入ってすぐに体を求めてきたし…情熱的な結葉って素晴らしかったナァ~♡
とか思ってしまったが、琴音と別れた事で更に不安になったのか、今日は俺の手をまったく離そうとしなかった。
そして俺達は公共交通機関も止まっているらしく実家に戻る事を断念して結葉の不安を払う為に1日中同じホテルの部屋の中でずっと肌をふれさせていた♡
結葉は俺を近くに感じている事でなんとか不安と戦っている感じだったが、夜になってちょっと寝落ちた状態になっても絶対に体を離そうとしないし…
ハッとした感じになって起きて俺を確認して安心した感じにまた寝て…
もうさぁ♡とっても可愛かった♡
なんなら今すぐもう1回食べちゃいたいって位に♡
そんな感じに1日中お互いの体を求め合っていたら、夜中の0時が近づいた頃にドアをノックする音がして、未来が部屋に入ってきた。
「久しぶり大悟。そしてその子が新しく一緒にお仕事をする仲間になる結葉ちゃんね。」
チョットだけ機嫌が悪い感じだな。
「なんか無理言って悪かったな。」
未来が近づいて来て、俺の胸に顔を置く状態で寝落ちている結葉の頭を撫でながらベッドに座る。
「それは良いわ。それで?もう戻っても良いのね?」
「あぁ、もう大丈夫。それと今言ってた結葉のお仕事をする仲間って言うのは何?」
「彼女を時間移動させる為にいいわけを用意したのよ。紗江ちゃんって覚えてるわよね?」
「あぁ、この間…気分的には1ヶ月ぐらい前かな?相手した俺と同じ仕事をしてる子だよな?」
「その子と同じ仕事をしてもらうって事にして時間移動を認めさせたわ。このお礼はまた今度しっかりしてもらうからね?」
「はいよっ♡さて♪はじめての意識のある状態での時間移動だな♡俺けっこう楽しみにしてたんだぞ♪」
「…大悟…それ無理なのよ、ごめんね。」
未来のその言葉を聞いた俺の意識はそのまま落ちて行った。
とは言っても東京の八王子市から広島に来ただけなんだけどね♪
時間の移動に関しては今朝起きたら未来からのメールが携帯電話に届いていてそれに依ると、2日後の0時ジャストに移動するらしい。
それと俺が少しだけ気になっていた事を聞く前に書いてくれていたんだけど、今回この25年前の世界で治療に関わった人に関しては治療が終わったら俺の事に関心を持たなくなる様になにやら操作されていたそうで、そのせいでミーも含めて後腐れなくさらっと帰って行った感じだったらしい。
ただ…芳江に関してはちょっとだけ依存しやすい状況(おもらし?落とし物??)が有ったせいで少しだけ執着したみたいだった。
だから結葉と琴音は最後まで俺に付いて来てくれているって感じらしいけど…
あぁ、そう言えば琴音の結婚相手の情報も書いてあった。
タイヤを交換してくれたトラック運転手の須堂さんだけど、元々琴音とは八王子の辺りで出会う事になっていたらしい、それが今回たまたま俺に付いて移動した事で少し早く出会っただけって事の様だ。
もしかしたら茜の両親かなぁ…とかちょっとだけ期待しているのだけど、その部分に関しては未来からは情報が無かった。
そして今日は俺のホームタウンと言っても良さそうなちょっとだけ昔の広島市内を見て回ってるんだけど…
この頃ってまだ紙屋町の地下街とかアストラムラインもまだ出来上がって無かったみたいだった。
他にも市民球場もまだバスセンターの側にあったし南側の高速道路も存在して無かった。
と言う訳で、俺的には特に見て回りたいと思える観光地は無かったのだが、琴音と結葉が広島城と宮島は見てみたいと言いだした事で、それでは俺も♡と思い立った♪
そう、俺が広島に来てやらなければならないのは、ここに居そうな人のチェック♡
確か喜美華さんは生まれた頃から同じ家に住んでいたみたいな事を言っていた♡
他にも25年前だと弓枝とか朱里と…香織さん辺りは居そうだけど…3人のこの頃の住んで居る場所の話って聞いて無いんだよな…
弓枝は今…23歳頃か…下着メーカー辺りでお仕事していた頃だと思うんだけど、男用の下着メーカーだったら…
グンゼとか位しか思いうかばないんだけど…広島にあったかな?
朱里の方は俺より1歳上だから今2歳になるかどうかって頃か…2歳の朱里…あぁ、その側にはアヤも居る訳か…これはちょっと気付けそうな感じだよな♡
だが、どこに住んでいるのかは判らない。
知ってるのは親の住んでいた場所があの宮島の集合住宅の辺りだったってだけで…そろそろ2月になろうかって頃だから、さすがに里帰りするにしてももう今現在生活している場所に帰っている頃だよなぁ…
そう言えば香織さんって生粋の広島人だって聞いたけど結婚するまでは違う所に住んでいたみたいだったが、あまり旦那さんの居た頃の話をしたがらなかったから聞いてないんだよなぁ…
と言う訳で、見たい場所が俺と2人ではまったく違うので、俺だけ別れて1人で見て回る事にした♡
2人は車で広島城に行ってそのまま宮島まで行くって話だったので、最終的に現地集合する事にして別れた♡
さぁまずは喜美華さんだよな♪確か~喜美華さん俺の4歳?5歳?位年上って話だったから、今は…5歳か6歳?
そうかぁロリ喜美華ちゃんなのかぁ~♡
抱っこするしかないな♡
まぁ…さすがにエロい事は出来ないよな…
出来ないよな?
とりあえず喜美華さんの家の近くまでバスで移動♪
なんとなく見覚えのある辺りまで来てバスを降り、少し歩いて移動すると…何度か来た事のある家が見えてきた。
喜美華さんの家の周辺にはまだ空き地が多く在り、今から建物が増えて行く頃って感じ。
そして…家の生垣の隙間から中を覗いてみると居た♡
リビングの床に座ってる女の子(推定5歳の喜美華ちゃん♡)が何か三日月の形のオモチャを持って振り回して遊んでる♡
そして頭に赤い大きなリボン♡これも何かのキャラクターアイテムかな?他にもアザラシっぽいヌイグルミとか人魚かな?他にも色々なヌイグルミを持って遊んでる。
ん?あっ、もしかして何度か会った事のあるおばあちゃんかな?40代ぐらいの女の人が1人の幼女を連れて現れた。
これって…もしかしたらだけど喜美華ちゃんの妹?
確かこっちに来る前に喜美華さんの姪の相手をしたけど…そのお母さん?
ガラス越しにではあるがとりあえず喜美華さんとその家族を見れたのでこれぐらいで移動した方が良いかな…
でも…1回位抱きあげてチュー位はしたいよね?
こんな時にどうやって訪問したらいいのか…
『喜美華ちゃんを見かけた事があって突撃してしまいました~♡』
警察呼ばれそうだよなぁ…
『セールスマンです♡アラ可愛いお子さんですね~♡とりあえず抱っこを♡』
叩き出されそうだよなぁ…
さてどうにかして喜美華ちゃんを抱きあげて隙あらばチュー♡出来るならもっとすごい事をしたいけど…
おっ?なんだ??お着替えか?
おばあちゃんらしき人が喜美華ちゃんに上着を着せてる…そう言えばもう一人の妹の方はけっこうな厚着だったな…
ちょっとだけ待ってみるか♡
そんな感じに生垣に隠れながら見ていた俺はけっこうな不審者だったかもしれない。
ふと気付いて回りを見回してみると周囲の家の窓にカーテンが引かれる瞬間を何ヶ所も見てしまった。
俺が喜美華ちゃん観察を開始してそろそろ30分…
おばあちゃん(仮定)が喜美華ちゃんを連れて幼女をベビーカーに乗せて歩いて出てきた♡
追いかけるしかないな♡
喜美華ちゃん…見た感じでは身長100cmちょい♡体重…20kg前後?それにしてもピンクのモコモコの耳付きフードの付いたコートかぁ…しかも足元はミニスカートとタイツっぽい物を着ていてなかなかに可愛い感じ♡
いいねぇ♡
抱いて、スリスリ♡ムニムニ♡ツンツン♡レロレ…とにかく撫でまわしたい!
とか思いつつ10mほど後ろを歩いて追いかけていたら喜美華ちゃん何かを見つけたのかいきなり走り出した。
って…信号が点滅してますナァ…
あっ!喜美華ちゃんもう少しで歩道にたどり着く辺りでコケタ!そして左折して来る車が!!
人間限界を超える力ってけっこう出せるもんなんだな。15mほどの距離をダッシュして喜美華ちゃんを抱きあげてそのまま歩道まで移動してコケてしまった。
「喜美華ちゃん怪我は無いか?」
あっ…目に涙が溢れそうになってる…だがそんな顔も可愛い♡
「ふっ…ふえぇ~~~~~ん!!おばぁちゃ~~ん!!!」
そしてすごく怖がられてしまった…
コケて痛かった後で知らない男に抱き上げられて歩道にダイビングとかさせられたらしょうがないかな。
その後信号が変わってしまったのでベビーカーを持って反対側で待っているおばあちゃん(仮)を待っていると少し落ち着いてきたのか喜美華ちゃんが泣き止んでくれた。
「なぁ喜美華ちゃん、車が多い所で走ったら危ないからね?気を付けるんだぞ?」
「…うん。」
ん~…まだ心を開いて無い感じだなぁ…
そうしていたらおばあちゃんが信号が変わって少し焦った感じで道を渡ってきて、
「ありがとうございます!もうっ喜美華!あんたもう少しで死ぬところだったんだよ!」
「わ~~ん!!ごめんなしゃぁ~い!!」
喜美華ちゃんおばあちゃんにコッテリ怒られて俺の後ろに隠れだした…あれっ?
もしかしてフラグ立った?
「え~っと…お母さんですか?とりあえず無事だったんでそれ位で。」
「あっ…すいません。私この子のおばあちゃんでして…」
まんざらでもない感じだった。
そしてこんな寒い場所で話をしても…みたいな話になってとりあえず近くのショッピングモールへ行く事にした。
その間おばあちゃんに怒られまくった喜美華ちゃん…
俺に抱っこされて…もうさぁ♡これぐらいの女の子に必死になって抱きつかれるとかさぁ…♡
しかもその子が将来俺の子を産んでくれる人だったりするとさぁ♡
チョット位フライングしてもしょうがないよね?
とりえあえず喜美華ちゃんの異性の初チュー(家族除外)は俺になった♡
お昼にフードコートでジャンクな昼食をしておばあちゃん1時間程度行かなければならない場所があるという話で別れる事になったのだが、喜美華ちゃんが俺に慣れてしまって…いや~モテるのも辛いね~♡
「じゃぁ喜美華ちゃん、もし良ければ喜美華ちゃんが大きくなってもう1回俺と会えたら結婚してくれる?」
「うん!けっこんする!!」
そう言ってくれる位に仲良くなった♡
その後寝ていた妹ちゃん&2人と別れて俺はバスと市内電車を使い宮島へ。
途中、芳江に出会ったお店が在った辺りで観覧車とジェットコースターと大きな船を見かけたが…本当にここに昔遊園地があった様だ。
そして市内電車の終点で降り琴音に渡してあった携帯電話に連絡を取ってみた所、
『あら大悟さん。もうこっちに来たの?』
「今島に渡るフェリー乗り場に着いた所、今日の宿とかどうなってる?」
『一応そっちのフェリー乗り場の近くのホテルを2部屋借りて車を置かせてもらってるわ。今神社の中を歩いて移動してる所だけど大悟さんもこっちに来る?』
なんとなく2部屋って聞いて俺と結葉が1部屋でもう1つの部屋に琴音が泊まるんだろうなって判った。
琴音って本気でこっちに残る事になったのかぁ…
元々結葉しか連れて行くとは考えて無かったが、ここまであからさまに態度が変わるとさすがにちょっと寂しい気がする。
「あ~そうだなぁ…そっちに行っても特に見たい物があるわけじゃないしこっちで時間潰してるな。」
『は~い。そしたらそっちに戻ったら連絡入れるわね。』
とりあえずそう言う事になったので近くに在ったパチンコ屋さんに入り込み時間を潰したんだが…
俺にはギャンブルの素質がまったく無い事が判った。
そして次の日電話で連絡を取って琴音と車で落ち合い俺の地元の出雲市に移動しようと思ったのだが…
琴音に冬の山陰をこのキャンピングカーで移動させるっていうのもちょっとどうかと思ったのと、ついでと言う訳じゃないが、昨日山陰地方でかなりのドカ雪が降ったらしく車での移動が困難だって話をホテルのフロントで聞いたのもあり、琴音とはここで別れて車と一緒に帰ってもらう事にして送り出した。
「ねぇ大悟さん。本当に私…一緒に連れて行ってもらえるの?」
「あぁ、それは大丈夫だと思うぞ。とりあえず時間移動のコーディネーターって言うか…俺専属の人がその事に関してまったく触れてないのがチョットだけ気になるけど、まぁでも彼女は俺がしたい事を先読みして動いてくれる人だからね。任せていたら大丈夫。」
「そうなのね…」
結葉は俺と2人っきりになってさすがに心細くなって来たみたいだ。
昨日も部屋に入ってすぐに体を求めてきたし…情熱的な結葉って素晴らしかったナァ~♡
とか思ってしまったが、琴音と別れた事で更に不安になったのか、今日は俺の手をまったく離そうとしなかった。
そして俺達は公共交通機関も止まっているらしく実家に戻る事を断念して結葉の不安を払う為に1日中同じホテルの部屋の中でずっと肌をふれさせていた♡
結葉は俺を近くに感じている事でなんとか不安と戦っている感じだったが、夜になってちょっと寝落ちた状態になっても絶対に体を離そうとしないし…
ハッとした感じになって起きて俺を確認して安心した感じにまた寝て…
もうさぁ♡とっても可愛かった♡
なんなら今すぐもう1回食べちゃいたいって位に♡
そんな感じに1日中お互いの体を求め合っていたら、夜中の0時が近づいた頃にドアをノックする音がして、未来が部屋に入ってきた。
「久しぶり大悟。そしてその子が新しく一緒にお仕事をする仲間になる結葉ちゃんね。」
チョットだけ機嫌が悪い感じだな。
「なんか無理言って悪かったな。」
未来が近づいて来て、俺の胸に顔を置く状態で寝落ちている結葉の頭を撫でながらベッドに座る。
「それは良いわ。それで?もう戻っても良いのね?」
「あぁ、もう大丈夫。それと今言ってた結葉のお仕事をする仲間って言うのは何?」
「彼女を時間移動させる為にいいわけを用意したのよ。紗江ちゃんって覚えてるわよね?」
「あぁ、この間…気分的には1ヶ月ぐらい前かな?相手した俺と同じ仕事をしてる子だよな?」
「その子と同じ仕事をしてもらうって事にして時間移動を認めさせたわ。このお礼はまた今度しっかりしてもらうからね?」
「はいよっ♡さて♪はじめての意識のある状態での時間移動だな♡俺けっこう楽しみにしてたんだぞ♪」
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