8 / 30
08 俺のレシピ♪
しおりを挟む
アリスが俺を未熟ティターニアにしたいと決めてそろそろ2週間か?
あの後アリスと一緒にサセボまで遠征して色々お買い物とかをしつつ、受注できるクエストなんかをこなしつつ、ついでにその辺りで収集できる未熟魔物をテイムして戻り、次にアソエリアで動物型の魔物を探し、モジシティー辺りにも行って魚類の魔物を探し回った。
他にもカゴシマ/オキナワエリアでは侵略型外来種魔物などを多く集める事が出来て(色違いなだけの名前が違う魔物)、その後九州地区をほぼ網羅した頃になって、やっと、目標の未熟魔物80匹のノルマを達成できた。
そしてそこからも大変だった。
未熟ティターニアを作る為に必要な魔物ってのは、その前段階の未熟魔物を1匹用意しなければならなくて…
その前の未熟魔物を作るにもその前の未熟魔物が必要で…
とりあえず20匹づつレシピが開放される感じで合体を繰り返していく形になるので、最初俺は未熟ピクシーにされた。
「アタシ、未熟ピクシー。今後ともヨ・ロ・シ・クねっ♡」
「ピクにゃんか~わい~♡」
すごく好意的に受け入れられた。
だって元々のピクシーでもアリスの手の上に乗れる位の大きさだったのが未熟サイズになった事で、もっと小さかった。
たぶんだけど…俺が男だった頃に収集していたねん○ろいどプチレベルの大きさなんじゃないか?
そして次になったのが未熟キャティア。
猫の魔物でイリオモオテヤマネコが元になって作られたとかってキャラクターだったりする。
ただ…アリスにはすごく不評だった。
言うまでも無い理由からなんだけど、アリスの尊厳の為に詳しくは言うまい。
ちなみに『身長だけは』アリスとほとんど同じだったとだけ言っておく。
その後未熟ユニコーンになった状態で次の合体で未熟ティターニアになれるんだが…
「なぁとりあえずここまでは1人3身合体でなんとか出来たけど、ティターニアだけはムリだぞ?」
この未熟レシピの開放は3体づつレシピが開放されるのだが、その3体は低レベル、中レベル、高レベルの三種類がうまく集められている。
そしてどの未熟魔物でも次の開放レシピの魔物を作るのに使えるんだが、目的魔物だけは低レベルで作るって方法が使えない。
ちなみにアリスのレベルだが、そろそろ28位になる頃合なのでもう少しレベルを上げてLV.30になって俺を未熟ティターニアにすればリボーン作業をせずにそのまま使えたりするんだけど…
「なぁアリス?LV.30までれべリングしてからにしないか?」
「…でもポニポニだとあんまり可愛くないし。」
ポニポニってのは未熟ユニコーンの俺の事ね。ポニーとはまったく違うんだけど…まぁ気にしてもしょうがないんだろうな。
「それに車に乗って移動できないから大変だし…」
そう、それまでの未熟ピクシーだったり未熟キャティアは言ってみれば人型魔物。
サイズ的にも親指サイズだったり7~8歳児レベルだったりで、車に乗って移動できた。
ただ、未熟とは言いつつもユニコーンになった俺はアリスより少し体高が大きかったりする。
首までの高さだと1.7m程度になるんで確実にアリスを超える。
おかげで移動する時に車に乗れなかった事から俺がアリスを乗せて走り回ってたのだが…
俺がアリスを下ろしたがらなかった事から何度も怒られた。
だって背中に感じるアリスのお尻の感触が…
とっても柔らかかったんだもん♡
挟まれる気持ち良さってのをちょっとだけ跳ね回って確かめたのも失敗だったのかもしれないなぁ…
まぁそう言う訳で速攻で次の未熟ティターニアにされる事になったんだが…
その為には3人で3身合体をしなければならない。
普通のプレイヤーの協力者を探す必要があるのだが…
「なぁアリス?ここらでシャウトでお願いとかやっぱイヤか?」
「…だって恥かしいし…」
とまぁ…こんな状態だったりする。
「でもなぁ…このままだとティターニアが作れないと無理な訳で…一応レベルが10の差がある従魔までは作れるからアリスが50までレべリングするなら1人で作れるけど…そこまでできるなら未熟ティターニアなんて必要無い訳でな。まぁでも気付いたらLv.28だろ?このままでもソロ攻略できる感じではあるんだけど…」
「ポニポニ…可愛く無いから早く可愛い子にしたい。」
「だよね~…じゃぁしょうがないんで、俺が最終的に交渉するからバザーシステムで募集するか。」
ちなみにバザーシステムには通常使用の場合は落札価格が10万Gを超えない限り無料で使えるのだが、追加でゴールドを払えば商品以外にも色々と自由に募集に使えたりする。それこそ今回の様な3人で従魔を作る人の募集なんかに使える様になってる。
それを今回使ってみる事にした。
『3身合体魔物募集
未熟ティターニア作成です。
当方未熟ユニコーン所持の新米です。
他の魔物を作ってくれる方募集してます。
アリス』
「とりあえずこんなものかな?他に書いておきたい事ってある?」
「…できれば女の人がイイ。」
女なぁ…
「なぁアリス?このゲームってキャラクターは自由に選べるんだけど、中身はおっさんとかでも良いのか?」
俺の問いかけに首を傾げてるアリス。
アリスって本当にネカマの概念が理解出来てないのかなぁ…
「まぁ…じゃぁこれでどう?」
『3身合体魔物募集
未熟ティターニア作成です。
当方未熟ユニコーン所持の新米です。
他の魔物を作ってくれる方募集してます。
私が女キャラなので出来れば女性の方でお願いします。
アリス』
「これでどう?」
「うん♪」
とりあえずこれで連絡が来るのを待つばかりになったんだが…
でもこれ本気にされるのかネカマだって思われるかけっこう危うい募集内容になったよな…
本当にこんなので手伝ってくれる人とか来るのかな?
その後最初のホームタウンでできるクエストを消化しつつメインクエストの簡単なところを進めていたらメールでの応募が着た♡
「へ~♪全部で4人も応募してくれのかぁ…3人はまったく知らない人だけど1人は有名な人だな。どうするアリス?」
「どうって…どうやって選んだら良いか分からないよ?」
「そうだなぁ…この『俺っ子』さんは気を付けた方が良いかな?一応女性キャラだけど報酬は必要無いからギルドに入りませんか?みたいな事を書いてるからナンパ目的の可能性が高いね。」
「そうなの?」
「そうなの。それと、この『ぺったん子』さんもちょっとだけ怪しい。自分の体の事を自虐的に扱える人って居ないって訳じゃ無いんだけど、この書いてある『一緒にペッタン子同好会に入って楽しくおしゃべりしませんか?』ってのが特にな。こいつたぶんロリ体型の子がとっても好きな野郎だ。(俺が、そう思うから間違いない!)」
「…そう?」
「そうなの!そして、この…『アスカ』さんは…なんとも言えないんだよなぁ…このキャラクターネームってアニメのキャラクターの名前をそのまま使ってるんじゃないかと思うんだけど…どっちのアスカかによってかなり性格が違うって言うか…まぁぶっちゃけオタク度のレベルが違うって言うか…」
「じゃぁ最後の人は?」
「あぁ、最後のこの『ラヴクラフト』さんは初期の頃からこのゲームでトッププレイヤーとして頑張ってる人。どうも邪神の中の一匹がすっごく好きな人らしくってね。それ系が大好きな女性だって話だった。…まぁクトゥルー神話の好きな人って若干心が病んでるって話があるけど…深く付き合わなければそこまで気にする必要は無いかな?」
「…じゃぁこのラヴクラフトさんとアスカさんで良い?」
「…魔物の提供だから大丈夫かな?一応返信してみて。」
「…ポニポニしないの?」
とりあえず最後に集まって来るまでの交渉は俺がする事になった。
「やぁ今日はよろしくね~♪」
「よろしくっ…クククッ♡カワイイ♡」
ちなみに最初に声をかけてくれたのがアスカさんで次がラヴクラフトさん。
「今日は魔物の提供をしてもらってありがとうございます。」
「いいよ~。それで?このユニコちゃんを使って未熟ティターを作るのね?」
「はい、そうなります。さっそくお願いしても良いでしょうか?」
「フフフッ♡少しスキル見せて。」
ラヴクラフトさんが何か気になるらしい。
とりあえず今俺が持ってるスキルを説明した。
それと今まで俺しか話をして無いんだけど、彼女達は俺の声をアリスの声だと思ってる。
今俺とアリスは口元をマスクみたいなので隠して隣に並ぶ様にして離れずに居るので
今の所ばれずに居るんだが…
「あぁスキルね、今俺…この子が持ってるのは、刺突/突撃/防御/聖魔法(微)/治癒(微)/治療(微)かな?他には前の従魔の子が持ってた魅了とかも使える様になるかも?」
「フム…スキル送り込む?」
「えっ?でも…そこまでしてもらっても覚醒とかさせるのがずっと先になるかもしれないし…もったいなくないかな?」
「そう?4大属性魔法のマハリトとかマハダルトとかなら持っててもすぐに使える様にならない?最上位の魔法だとあれだけどね。ラヴクラフトさんは何を持たせてる?」
「クククッ♡私の用意した子は風と土のマハ魔法を持ってるこれは常識♡」
「じゃぁ私の方に火と氷のマハ魔法を持たせたら全部揃うね♪ちょっとまってて~♡」
アスカさんそう言ってそのまま合体の神殿の中のおじいちゃんに話しかけて何やら操作してる。
「ラヴクラフトさん。あれ何やってるの?」
「フフフッ♡あれはスキルを買ってるの。最近実装されたスキル追加システム。ただし自分の従魔にしか追加できないからああやって先に追加させて覚醒させるって感じに継承させるの…」
「へ~そんなのが出来る様になったんだ~知らなかった。」
「他にも最近色々追加されてるのと大々的にスポンサーが着いたらしくって人が増えてる…タノシイ♡」
ラヴクラフトさんちょっとだけ喜んでる?
その後スキルを覚醒してくるって言ってアスカさん外に出て行って5分もかからずに戻って来た。
「ではホストで3身合体を始めてね~すぐに参加するからね~♪」
アスカさんの号令で俺の最終合体が始まった。
まず俺が真ん中の魔法陣の上に現れて、次にほぼ同時にラヴクラフトさんとアスカさんの用意してくれた妖精のティターニアと邪龍のニーズホッグが現れた。
両方ともすごくレベルが高い。
正直俺を未熟ティターニアにする為に使って良い魔物じゃない気がするんだけど…
さすがに驚いて口が塞がらなかったんだが、合体の儀式は俺の事を放っておいて進んでいく…
普通の合体であれば3匹の魔物が中央に集まる感じで溶けて行って最後に収束して1匹の従魔が誕生するのだが…
何か変な感じになってる?周囲の魔法陣が赤青白緑…色とりどりの変化を見せつつ合体の儀式をする部屋の中が赤く染まった。
そして何かが割れるような音をさせて完全な静寂が訪れる…
「我、名を 未熟セイリュウ と申すなり。汝に従いて、覇道を行かん……者なり。」
どうも合体事故がおきたらしい?
あの後アリスと一緒にサセボまで遠征して色々お買い物とかをしつつ、受注できるクエストなんかをこなしつつ、ついでにその辺りで収集できる未熟魔物をテイムして戻り、次にアソエリアで動物型の魔物を探し、モジシティー辺りにも行って魚類の魔物を探し回った。
他にもカゴシマ/オキナワエリアでは侵略型外来種魔物などを多く集める事が出来て(色違いなだけの名前が違う魔物)、その後九州地区をほぼ網羅した頃になって、やっと、目標の未熟魔物80匹のノルマを達成できた。
そしてそこからも大変だった。
未熟ティターニアを作る為に必要な魔物ってのは、その前段階の未熟魔物を1匹用意しなければならなくて…
その前の未熟魔物を作るにもその前の未熟魔物が必要で…
とりあえず20匹づつレシピが開放される感じで合体を繰り返していく形になるので、最初俺は未熟ピクシーにされた。
「アタシ、未熟ピクシー。今後ともヨ・ロ・シ・クねっ♡」
「ピクにゃんか~わい~♡」
すごく好意的に受け入れられた。
だって元々のピクシーでもアリスの手の上に乗れる位の大きさだったのが未熟サイズになった事で、もっと小さかった。
たぶんだけど…俺が男だった頃に収集していたねん○ろいどプチレベルの大きさなんじゃないか?
そして次になったのが未熟キャティア。
猫の魔物でイリオモオテヤマネコが元になって作られたとかってキャラクターだったりする。
ただ…アリスにはすごく不評だった。
言うまでも無い理由からなんだけど、アリスの尊厳の為に詳しくは言うまい。
ちなみに『身長だけは』アリスとほとんど同じだったとだけ言っておく。
その後未熟ユニコーンになった状態で次の合体で未熟ティターニアになれるんだが…
「なぁとりあえずここまでは1人3身合体でなんとか出来たけど、ティターニアだけはムリだぞ?」
この未熟レシピの開放は3体づつレシピが開放されるのだが、その3体は低レベル、中レベル、高レベルの三種類がうまく集められている。
そしてどの未熟魔物でも次の開放レシピの魔物を作るのに使えるんだが、目的魔物だけは低レベルで作るって方法が使えない。
ちなみにアリスのレベルだが、そろそろ28位になる頃合なのでもう少しレベルを上げてLV.30になって俺を未熟ティターニアにすればリボーン作業をせずにそのまま使えたりするんだけど…
「なぁアリス?LV.30までれべリングしてからにしないか?」
「…でもポニポニだとあんまり可愛くないし。」
ポニポニってのは未熟ユニコーンの俺の事ね。ポニーとはまったく違うんだけど…まぁ気にしてもしょうがないんだろうな。
「それに車に乗って移動できないから大変だし…」
そう、それまでの未熟ピクシーだったり未熟キャティアは言ってみれば人型魔物。
サイズ的にも親指サイズだったり7~8歳児レベルだったりで、車に乗って移動できた。
ただ、未熟とは言いつつもユニコーンになった俺はアリスより少し体高が大きかったりする。
首までの高さだと1.7m程度になるんで確実にアリスを超える。
おかげで移動する時に車に乗れなかった事から俺がアリスを乗せて走り回ってたのだが…
俺がアリスを下ろしたがらなかった事から何度も怒られた。
だって背中に感じるアリスのお尻の感触が…
とっても柔らかかったんだもん♡
挟まれる気持ち良さってのをちょっとだけ跳ね回って確かめたのも失敗だったのかもしれないなぁ…
まぁそう言う訳で速攻で次の未熟ティターニアにされる事になったんだが…
その為には3人で3身合体をしなければならない。
普通のプレイヤーの協力者を探す必要があるのだが…
「なぁアリス?ここらでシャウトでお願いとかやっぱイヤか?」
「…だって恥かしいし…」
とまぁ…こんな状態だったりする。
「でもなぁ…このままだとティターニアが作れないと無理な訳で…一応レベルが10の差がある従魔までは作れるからアリスが50までレべリングするなら1人で作れるけど…そこまでできるなら未熟ティターニアなんて必要無い訳でな。まぁでも気付いたらLv.28だろ?このままでもソロ攻略できる感じではあるんだけど…」
「ポニポニ…可愛く無いから早く可愛い子にしたい。」
「だよね~…じゃぁしょうがないんで、俺が最終的に交渉するからバザーシステムで募集するか。」
ちなみにバザーシステムには通常使用の場合は落札価格が10万Gを超えない限り無料で使えるのだが、追加でゴールドを払えば商品以外にも色々と自由に募集に使えたりする。それこそ今回の様な3人で従魔を作る人の募集なんかに使える様になってる。
それを今回使ってみる事にした。
『3身合体魔物募集
未熟ティターニア作成です。
当方未熟ユニコーン所持の新米です。
他の魔物を作ってくれる方募集してます。
アリス』
「とりあえずこんなものかな?他に書いておきたい事ってある?」
「…できれば女の人がイイ。」
女なぁ…
「なぁアリス?このゲームってキャラクターは自由に選べるんだけど、中身はおっさんとかでも良いのか?」
俺の問いかけに首を傾げてるアリス。
アリスって本当にネカマの概念が理解出来てないのかなぁ…
「まぁ…じゃぁこれでどう?」
『3身合体魔物募集
未熟ティターニア作成です。
当方未熟ユニコーン所持の新米です。
他の魔物を作ってくれる方募集してます。
私が女キャラなので出来れば女性の方でお願いします。
アリス』
「これでどう?」
「うん♪」
とりあえずこれで連絡が来るのを待つばかりになったんだが…
でもこれ本気にされるのかネカマだって思われるかけっこう危うい募集内容になったよな…
本当にこんなので手伝ってくれる人とか来るのかな?
その後最初のホームタウンでできるクエストを消化しつつメインクエストの簡単なところを進めていたらメールでの応募が着た♡
「へ~♪全部で4人も応募してくれのかぁ…3人はまったく知らない人だけど1人は有名な人だな。どうするアリス?」
「どうって…どうやって選んだら良いか分からないよ?」
「そうだなぁ…この『俺っ子』さんは気を付けた方が良いかな?一応女性キャラだけど報酬は必要無いからギルドに入りませんか?みたいな事を書いてるからナンパ目的の可能性が高いね。」
「そうなの?」
「そうなの。それと、この『ぺったん子』さんもちょっとだけ怪しい。自分の体の事を自虐的に扱える人って居ないって訳じゃ無いんだけど、この書いてある『一緒にペッタン子同好会に入って楽しくおしゃべりしませんか?』ってのが特にな。こいつたぶんロリ体型の子がとっても好きな野郎だ。(俺が、そう思うから間違いない!)」
「…そう?」
「そうなの!そして、この…『アスカ』さんは…なんとも言えないんだよなぁ…このキャラクターネームってアニメのキャラクターの名前をそのまま使ってるんじゃないかと思うんだけど…どっちのアスカかによってかなり性格が違うって言うか…まぁぶっちゃけオタク度のレベルが違うって言うか…」
「じゃぁ最後の人は?」
「あぁ、最後のこの『ラヴクラフト』さんは初期の頃からこのゲームでトッププレイヤーとして頑張ってる人。どうも邪神の中の一匹がすっごく好きな人らしくってね。それ系が大好きな女性だって話だった。…まぁクトゥルー神話の好きな人って若干心が病んでるって話があるけど…深く付き合わなければそこまで気にする必要は無いかな?」
「…じゃぁこのラヴクラフトさんとアスカさんで良い?」
「…魔物の提供だから大丈夫かな?一応返信してみて。」
「…ポニポニしないの?」
とりあえず最後に集まって来るまでの交渉は俺がする事になった。
「やぁ今日はよろしくね~♪」
「よろしくっ…クククッ♡カワイイ♡」
ちなみに最初に声をかけてくれたのがアスカさんで次がラヴクラフトさん。
「今日は魔物の提供をしてもらってありがとうございます。」
「いいよ~。それで?このユニコちゃんを使って未熟ティターを作るのね?」
「はい、そうなります。さっそくお願いしても良いでしょうか?」
「フフフッ♡少しスキル見せて。」
ラヴクラフトさんが何か気になるらしい。
とりあえず今俺が持ってるスキルを説明した。
それと今まで俺しか話をして無いんだけど、彼女達は俺の声をアリスの声だと思ってる。
今俺とアリスは口元をマスクみたいなので隠して隣に並ぶ様にして離れずに居るので
今の所ばれずに居るんだが…
「あぁスキルね、今俺…この子が持ってるのは、刺突/突撃/防御/聖魔法(微)/治癒(微)/治療(微)かな?他には前の従魔の子が持ってた魅了とかも使える様になるかも?」
「フム…スキル送り込む?」
「えっ?でも…そこまでしてもらっても覚醒とかさせるのがずっと先になるかもしれないし…もったいなくないかな?」
「そう?4大属性魔法のマハリトとかマハダルトとかなら持っててもすぐに使える様にならない?最上位の魔法だとあれだけどね。ラヴクラフトさんは何を持たせてる?」
「クククッ♡私の用意した子は風と土のマハ魔法を持ってるこれは常識♡」
「じゃぁ私の方に火と氷のマハ魔法を持たせたら全部揃うね♪ちょっとまってて~♡」
アスカさんそう言ってそのまま合体の神殿の中のおじいちゃんに話しかけて何やら操作してる。
「ラヴクラフトさん。あれ何やってるの?」
「フフフッ♡あれはスキルを買ってるの。最近実装されたスキル追加システム。ただし自分の従魔にしか追加できないからああやって先に追加させて覚醒させるって感じに継承させるの…」
「へ~そんなのが出来る様になったんだ~知らなかった。」
「他にも最近色々追加されてるのと大々的にスポンサーが着いたらしくって人が増えてる…タノシイ♡」
ラヴクラフトさんちょっとだけ喜んでる?
その後スキルを覚醒してくるって言ってアスカさん外に出て行って5分もかからずに戻って来た。
「ではホストで3身合体を始めてね~すぐに参加するからね~♪」
アスカさんの号令で俺の最終合体が始まった。
まず俺が真ん中の魔法陣の上に現れて、次にほぼ同時にラヴクラフトさんとアスカさんの用意してくれた妖精のティターニアと邪龍のニーズホッグが現れた。
両方ともすごくレベルが高い。
正直俺を未熟ティターニアにする為に使って良い魔物じゃない気がするんだけど…
さすがに驚いて口が塞がらなかったんだが、合体の儀式は俺の事を放っておいて進んでいく…
普通の合体であれば3匹の魔物が中央に集まる感じで溶けて行って最後に収束して1匹の従魔が誕生するのだが…
何か変な感じになってる?周囲の魔法陣が赤青白緑…色とりどりの変化を見せつつ合体の儀式をする部屋の中が赤く染まった。
そして何かが割れるような音をさせて完全な静寂が訪れる…
「我、名を 未熟セイリュウ と申すなり。汝に従いて、覇道を行かん……者なり。」
どうも合体事故がおきたらしい?
0
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生先はご近所さん?
フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが…
そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。
でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる