地球の昔はちょっとファンタジーな世界だった

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最初のいっぽぉ!

08 収穫物

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その後先行して監視ドローンで周囲を確認しつつ、モリーをテントに残してアイと二人で走って移動する。
一応服の筋力強化モードでアイに付いて走ってるが、このモードは服が体に密着する感じになってしまうので、ちょっとだけ見栄っ張り君みたいな股間になってる。
まぁあんな映像を見た後だししょうがないよな?

川沿いを走って移動してると目の前に集落が見えてきた。
そしていきなり血の強い匂いが漂い始める。
「ご主人様は無理をせずに付いて来て下さい。ゴブリン程度であればご主人様でも比較的簡単に倒せると思いますが、それ以外の連中の動きには対応できないはずです。」
アイがそこまで言って走る速さをそのままに一つの建物に入って行く。俺はアイに付いて行くだけ。

そして入った部屋の中には、あのテントの中で見た映像では写ってなかった地獄が広がっていた。

ここは大きさから考えて村長の家だと思うが、入った所から見えるドアは全部壊されていた。
そして俺とアイが入った入り口のすぐ横にあった部屋には男の死体が山の様に積み上げられていた。
一瞬見ただけなので死因までは判らないが、一番近くにあった体は頭が半分無くなり目玉が片方と脳みそが1/4ほど齧られて無くなった状態で飛び出していた。
そして廊下を走って進んで行くと今度は大きな部屋があった。
そこもアイは無視して通り過ぎたが、その部屋には裸に剥かれた女の人が10人ほど牢の様な小さい箱に個別に入れられて拘束されていた。

ここはこれから先夢にでも見てしまいそうなほど醜悪な状態だった。

女の体は顔と下半身だけ外に出ていて汚物が垂れ流しで人によっては山になったまま放置されている。しかもその汚物の上にゴブリンの精液だと思われる赤茶色の白濁液が大量にかかっていた。何匹分か想像も出来ない量だったのでさすがに引いた。
そしてそんな姿にされた女の目は完全に死んでいた。
俺達が目の前を通ってもまったく声も上げず助けも求めない。
ゴブリンに犯されると子供が出来てすぐに死ぬと言う話を知ってるから、救いが無くなったんだろう。

その部屋を通り過ぎたら短い廊下があってすぐにドアが1枚ある。
アイがドアの前で止まり、壁に背をつけて小さな声で俺の耳元で話す。
「この先の部屋にあのミュイちゃんと言う子が居ます。監視ドローンで確認してますので間違いないのですが、ここにはこの集落を襲ったゴブリンを率いてる奴が居ます。ご主人様では絶対に相手になりませんので、ミュイちゃんだけをさらってそのまま窓を割って逃げて下さい。」
そう言って指を3本立てて順に下ろして行き、握り拳になったらそのままドアを殴り破壊して部屋に入って行った。

俺も遅れない様に入るとそこにはあの映像で見た女の子3人とホブゴブリン1匹とゴブリンファイター?5匹、最後にありえないほど大きな体で角が2本頭に生えてる奴が居た。

「あのでっかいの何?!」
「断片的な情報からの推測ですが、ゴブリンロードと呼ばれる特殊固体の様です。急いでください!」
俺に説明しながら腰の剣を引き抜き、近くのゴブリンから切り倒していくアイ。
一人の女を自分の股間にまたがらせる様にして犯していたゴブリンロードがその女の頭を片手で持ち上げると女の股間から50cmほどの長さの性器がずるずると引き抜かれた。
わーお…あれ全部入るとかちょっと怖い。馬並みのアレを受け入れさせられていた女はまったく反応することなくゴブリンロードの手が開かれた場所に崩れ落ちた。
あ、よく見たらオマンコはまったく使われてない。あれ全部アナルに入れられてたらしい。そのせいで女のアナルが子供の頭ぐらいなら簡単に入りそうな位広がったままになってる。

おっと、鑑賞してる場合じゃないな。
アイが剣を振り回しゴブリンファイターを全員倒したみたいだ。
残るはホブゴブリン1匹とゴブリンロード1匹。
アイがうまく立ち回ってるおかげでこっちに敵が来ない状態になってるのだから今のうちにアイの言ってた事をしなければならないんだが…

俺はそこで究極の選択をしなければならない状態になった。

一人はモリーが土下座して助けて欲しいと言ってきたミュイちゃん。年齢はたぶんだが俺とそう変わらないぐらいか?体は…モリーがちょっとだけ貧相に見える程度の装備を持ってるようだ。推定だが、B75-W55-H70モリーが推定B73?-W50-H75位だったので、どっちを楽しむかで二人を選べば楽しめそうな体だな。

そしてもう一人ミュちゃんと二人体を寄り添わせてぐったりとして横になってる女が…
推定B98-W60-H96ドスン!キュキュッ!バーン!という擬音だけでその形状が伝わってしまいそうな位のわがままボディーを持った子だった。
しかもミュイちゃんうっすら生えてるけどその子はツルツル♪

もうさぁその女はSEXする為だけに神が遣わした体の持ち主だと俺には感じられてしまったんだな。
おかげでどっちを持って帰るかとても迷ってしまった。

「アイ、まずいぞ!!これでは逃げ出せない!!」
「くっ!何が問題なのですか?!こっちは気を抜いたら40cmと50cmで両方の穴を犯されてしまうというギリギリで戦ってるですから用件だけを簡潔にお願いします!!」
チラッとアイの方を見ると前からゴブリンロードの持つ錆だらけの大剣を自分の持つ剣で受け止めながら後ろに回ったホブゴブリンの持つ槌を右足の裏を使って受けとめるという曲芸のような事をしてた。
っていうか体の大きさが25歳ぐらいのプロレスラーとかいう昔のパフォーマンス集団のような奴二人と初期教育を始める年齢の女の子(7歳)が力比べしてるように見える。

「今俺は選ばなければならないみたいなんだ!どうしたらいい?」
「だから何を選ぶんですかぁ~!!いってぇなぁおらぁ!!」
後ろから槌を振るって攻撃してたホブゴブリンの攻撃がアイのお尻に掠ったみたいに見えたが、その一瞬後にアイがゴブリンロードの錆びた大剣を弾き返してそのまま勢いをつけて剣を振りホブゴブリンのとっても大きくなってた性器を切り飛ばした。

その瞬間幻痛が俺の下半身を襲う。
「ハウッ!いってぇ…」
「えっ?!ご主人様!!どうしました?!」

あ、アイが心配そうな顔でこっち見てる。
「大丈夫!ちょっと切られた気がしただけだ。問題無い!」
アイがほっとした顔になり、
「それで何を迷っているのですか?!こっちはもう少しで倒せますがぁ~!!」
なんか獣のような叫び声と共にアイがゴブリンロードの首に向かって剣を振りぬいた。

スッポーン

そんな音が聞こえたような気がする位に勢い良くゴブリンロードの首が宙を舞って床に落ちた。
そしてそのままゴブリンロードは崩れ落ち体の筋肉をピクピク痙攣させつつ息絶えたようだ。
アイがそのまま後ろで股間を押さえてゴロゴロ転がって痛がってるホブゴブリンの首を剣で一突きして部屋の中で動く物が無くなった。

荒い息を吐きつつアイが返り血を浴びたすごく怖い姿で剣を剣帯に収めつつ近付いてきて、
「それで…ご主人様は何を迷ってらしたのですか?まさかとは思いますが、ミュイちゃんとその女の人の体を見比べてどちを助け出すか迷ったとか言いませんよね?」

…どうしよう…今アイが言ったままの事を悩んでたんだが…それ言ったら確実に説教が始まるよな…
「あ~えっと…あ、そうだ!このとっても魅力的な体の持ち主だけど、この村の住民じゃ無い様な気がしてな!だから出来るなら二人とも連れ出して話を聞きたかったんだ。」
アイの目がとっても胡散臭そうな奴を見る目になったが…
「まぁ…そう言われればそうかもしれませんね。栄養の状態がまったく違う事が体の形からも見て取れます。はぁ…しょうがありません。一応二人とも持ち帰りましょう。」
そう言って体の少し大きな女性の方をアイがお姫様抱っこで抱えて窓から飛び出して行った。
外から俺を見つつ、
「ご主人様。味見は戻ってからお願いします。ゴブリンロードとホブゴブリンの病気とかまだ確認してませんからね?」
「判ってるよ!穴があったらどこでも入れる様な奴みたいに言うなってば!」
「そこまで理性的な行動が出来るのであれば早くミュイちゃんを抱えて来て下さい。監視ドローンの映像からそろそろ他の家の中で繁殖行為をしてる連中がここの騒動に気づいて動き始めている様に見えますので。」
そう言ってアイはそのまま走って行ってしまった。
「しょうがない。入れるのは綺麗な体になってからってことな。」

ちょっとだけ残念に思いつつ下半身と胸の触り心地だけ確かめて抱っこしたらちょっと厳しい状態になったので背負ってアイを追いかけた。

集落を出て来た道を戻って行くともう一人の女をお姫様抱っこで抱えた状態のアイが持っていてくれて、そこから並んで一緒に走って戻る。

簡易テントの入り口まで戻るとアイが女を一回地面に下ろしてハンコの様な物をポケットから取り出してミュイちゃんともう一人の女の胸の辺りにペッタンと押し付ける。
特に何か絵が見えたりしなかったのだが?何だ?
「これは鍵です。このテントに受け入れる為に1回だけ入る事を許可する光学キーと言う物ですね。」
そう言って女を再度抱き上げて入り口に近付くとそのまま消えた。
俺もミュイちゃんを抱いたまま入り口から入ると中でモリーがずっと待ってたみたいで椅子から飛び上がる様な勢いで立って俺の方に近付いてきた。
「ミュイちゃん!!」
近付いてきて顔を近くで見て息をしてることを確認したのか少しだけ安心したような顔になって、
けい様…ミュイちゃんを助けてくれてありがとうございます。」
そう言って深く頭を下げた。
「とりあえずここまで連れて来れたら大丈夫だと思うから…アイ?モリーの部屋でいいか。この二人を治療する為の部屋に使うぞ。」
そう言ってモリーの部屋にアイと一緒に運び込み治療をする事になった。

「ご主人様…こちらの女性はゴブリンロードとホブゴブリンに犯されてますね。モリーさんと同じく1ヶ月程度は性交はお控えください。ミュイちゃんの方は…あぁ大丈夫ですね。まだ処女です。あ、でもこの子すごいですね…アナルがゴブリンロードサイズになってしまってます。ご主人様のアレではまったく感じられないでしょうね…」
何でアイってこんな事でこれだけ嬉しそうな顔になれるんだ?
「良いんだよ。俺にはアイの口とモリーが居るからな。それにアイならちょい無理したらあと3ヵ所ぐらい使えるだろ?それで十分だ。」
「…あと3ヶ所…オマンコとアナルと口を除いて3ヶ所…どこを使う気ですか?」
さすがにアイも若干の恐怖を感じてるような顔で聞いてきた。
「顔2種類下半身1種類だ。あ、ちなみに目は使う気が無いんで安心していいぞ。」
その言葉にかなり引かれたが一応意味は伝わったようだった。
「あ~…鼻と耳と尿道ですかぁ…ご主人様がどこまで変態性を出してくるか若干怖くなってきましたが…一応使えるようにしておきますねっ♡」

なんとなく楽しそうな感情が見えた気がしないでもないが…
その後の二人の治療はモリーの時より簡単に済んだ。

「なぁモリーの体からは子供を下ろすために大変な感じがあったんだけど…この二人はしなくて良いのか?」
モリーの体からゴブリンの子供を引っ張り出すのにモリーは気絶する様な痛みを感じた様だったのだが…
「あぁ、あれはゴブリンの生態を確認する為に生きたまま私に取り込むからあの行為が必要だっただけですよ。この二人の子宮に居る子供にはもう価値が無いのでそのまま消えてもらうだけですから堕胎薬の投入だけで問題ありません。」

どうもモリーが大変な目にあったのは最初に出会ったからだったようだな…
可哀想に…

二人の事をアイに頼んで部屋から出ようとしたらアイに呼び止められた。
「ご主人様、とりあえず村のあの部屋でミュイちゃんのオマンコに指を入れて何か確かめておられましたが、一応モリーに触れる前に手をしっかりと洗っておいて下さいね。一応大丈夫だとは思いますが、病原菌を散布するような真似は出来るだけしないようにしてください。」

おぉう…しっかり見られてたみたいね。
そう言えばアイって監視ドローンとリンクしたままだったな。
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