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最初のいっぽぉ!
27 躾って大切よネッ♡
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圭達が最初の襲撃を無事生き延びた頃、勘次郎達も似たような状況になっていた。
「は~~っはっはっはぁ~!弱ぇぇえなぁぁあ~~~!!」
ウイに出してもらい装備していた大剣を棒切れの様に振り回し襲ってくるモンスターを切り刻み続けてる勘次郎。
「おい、ウイ!!そっちは大丈夫か?!」
大型の猪で牙が4本生えて鬣の様なものがそこそこ王者の様な風格を漂わせている奴を正面から叩き切り少しだけ襲撃の勢いが減って来た所で後ろをチラッと見て確認する勘次郎。
ウイちゃん足をさする様な動きをしながら首筋に汗を流しつつ、この時間帯の人なら奴隷だとしか思わないようなスケスケ布を纏ってお姉さん座りで股間が勘次郎にしっかり見える角度を保持しつつ、足をさする姿勢を保持した事で更に胸元の谷間まで見せられる状況を作っていた。
ちなみにウイちゃんここまで勘次郎にいつも通り運んでもらい、そっと降ろされただけで、特にモンスターと戦っても居ない。
単に勘次郎に自分の事を守りたいと思わせる為だけに、『女の子イメージ集』の『か弱い守りたくなる姿100選』から、勘次郎が一番反応の良かった姿をしてるだけだったりする。
「勘ちゃんのおかげでたぶん大丈夫だよ~♡」
よっし♪この姿も見せられた♡もう普通にして大丈夫ネッ♡
それにしても…町に着いて少しゆっくりしようって話になったから宿をとって見て回ってる途中でこんなに襲ってくるとか…無粋よネッ!
前回町が襲われて…確か今日で5日しか経ってないって宿のおじさんも言ってたけど…何か起きてるのかしら?
あ、そうだ♡
勘ちゃん無双で楽しそうにしててこの先あまりこっち見る事も無いはずだから、中継衛星を飛ばしちゃおっと♪
空間収納からおもちゃの様なロケットに見える物体を引っ張り出し、
地面のなんとなく平面になってる場所に置き、側面にあるボタンを押すとカウントダウンが始まる。
ロケットから3m位離れてウイちゃんが見てると小さな音でシューという噴射音を上げつつ勢い良く上空に向けて飛びあがって行った。
ウイちゃんの視界モニターには上空に打ち上げたロケットから分離した自立浮遊型中継衛星におまけで装備されてる低解像度カメラからの映像が表示されてウイちゃんの居る場所と中継衛星が居る場所にマーカーが表示された。
上空から見下ろす画像だったのが、少しづつ視点角度が変わって行き、周辺の鳥瞰画像に変化してウイちゃんを中心にして回転を始める。
解像度を落とし視界範囲を広げていくと大きめの湖の様な場所の近くの町から少し湖に近い場所にウイと同種の存在の反応があった。
他にも種類の判別は出来ないものの、中継衛星との情報のやり取りが出来そうな物体が町の中やその周辺にいくつも見られた。
ふむ…この反応のある奴の居る方向からモンスターが襲って来てたわね…
今ウイの視界には低解像度ながらもモンスターに噛み付かれて腕がちぎれそのまま倒れる男の姿が映ってる。
その後小さな画面が開いてモンスターの集団が居る場所が映されるが、一ヶ所勘次郎が無双してる場所を除いてほとんどの場所がモンスターに蹂躙されていた。
ん~~…こいつらが誘導してるって事かしら?
まぁ今の所は置いておいて♪
『アイさ~~ん聞こえますか~~?中継衛星飛ばしてみましたけど~~??』
『……』
あれっ?返事が来ない??忙しいのかな?
そういえばアイさんって圭ちゃんの事を過保護なレベルで甘やかせてたからまたそんな感じの事をしてるのかしら?
でも自立を促しながら自分無しで生きて行けなくなる様な能力を制限させる育成方法とかちょっとやりすぎな気もするんだけど…
『何かしら?ウイさん?』
あ、返信来た。
『今忙しくないですか?少し情報共有でもと思いまして♪』
『あぁ…今少し忙しいのでもう少し後でこっちで確認した事を送りますからそっちの情報も送っておいて下さい。…ちなみにそっちは襲撃来てますか?』
『あ~やっぱりそっちも着てたんですね~。さっき中継衛星打ち上げて周辺情報をチェックしたんですけどモンスターが襲って来た辺りから私達とは違うネットワークにアクセスして来た奴が少し居ました。そこらの情報も一緒に送るんで見てみて下さいね~♪』
『了解。ありがとう。』
ふむ…アイさん少し忙しそうな感じがあったな…それに襲撃の事聞いて来たって事は何かそんな情報が有ったか今襲われてるって事だよね…
なんだろ?一斉に襲われるような事が起きてるって事かな?
ウイちゃんが思索に耽ってる間に勘次郎は襲って来ていたモンスターを一人で完全に駆逐した。
剣を振り血のり等を飛ばして背中の鞘の辺りに剣を沿わせるとマントを押し退ける様に空間が開き収納シークエンスが発生する。
鞘に剣が収納されると勘次郎の腕が自分の思うように動き出した。
「なぁウイ、こいつら売れるんだったよな?どこが必要とか判るか?」
ウイちゃんいそいそと勘次郎に近づいて行き何も無い平坦な道路の上で足をエアー小石に少し引っ掛ける。
「やん♡ごめんなさいです~♡」
勘次郎の差し出す手の平にジャストタイミングで胸を乗せ2回ほどぐりんぐりん撫で回させるような動きをしてから自分の足で立つ。
チラッと見た勘次郎の顔が『しょうがないなぁドジっ子なウイめっ♡』みたいな顔になったので満足して聞かれた事に答える。
「さすがに見た事も無いモンスターばかりですからねぇ…そこらの人を捕まえて聞いた方が良さそうですね。」
チラッと周辺を見渡してみると、破壊された建物の影からこっちを見てる子供が一人居た。
年齢は…10歳になるかどうか位に見える。
「あの子に聞いてみましょうか?」
そう言って男なら思わず頬を染めてしまう様なとびっきりの勘次郎にしかほとんど見せる事の無い笑顔を浮かべてその子供の方にゆっくりと近づいていくウイちゃん。
「ねぇあなた…少し教えて欲しい事が有るんだけど…良いかな?」
少女はウイちゃんの姿を頭から足元までじっくり見て一言。
「奴隷のくせに上から見て話かけるな。ペッ」
そのまま走って逃げて行った。
ウイちゃん青筋5本ぐらい顔に浮かべてたが、勘次郎に向けて振り返った時にはさっきの勘次郎専用スマイルになっていた。
「なんかあの子怖かったみたいで逃げちゃった♡勘ちゃん少し待っててくれる?」
「あぁ。そしたら俺はこの倒したモンスターを一ヶ所に集めておくな。」
「は~い♪」
勘次郎が後ろを向いたのを確認したウイちゃんアスリート走りでさっきの子供を追いかけはじめる。
その顔には般若が宿っていた。
20分位して勘次郎がモンスターの死骸を集め終わる頃に、ウイとさっき逃げて行った子供が一緒に戻ってきた。
ん?子供は…ズボンが濡れてる?水溜りにでも落ちたのか?
なんとなく股間の辺りから大量に水をぶちまけた感じに濡れて震えながらウイの前を歩いてくる子供。
「ウイ~!ここに集めておいたがいいか~?」
子供がウイに一言何かを言われて勢いよく走って行った。
「勘ちゃんお待たせしました♡」
「あぁ、それは良いんだがあの子は?」
「あっ、はい♡あの子はどうも最近の襲撃で両親と住む家を無くしてしまったらしいので一応保護したら良いかと思って連れてきてみました。それとこの町で育ったそうで色々知ってるらしいです。今換金所の職員を呼んで着てくれるようにお願いしました♡」
「そうか。あの小ささで天涯孤独とか可愛そうだとは思うが…勝手に連れて行ってもいいのか?」
「まぁ何か問題がある様であればここらの自治組織にでも任せるといいですし?」
「まぁそうだな。」
ウイちゃんと勘次郎が話をしてるとさっきの子供が一人の女の人(圭達が換金所で相手をしてもらった女性アンドロイド)を連れてきた。
「換金に関する事で相談が有るという話だったので来ましたが…こちらでしょうか?」
カウンターのお姉さんアンドロイドが確認して来た。
「あぁ…これなんだが…どうしたらいい?」
勘次郎、期待してた新しいウイじゃない女性に少しだけ良い笑顔になりつつ対応を始めた。
その後お姉さんアンドロイドに指示されながら換金部位を集めてウイの空間収納に次々放り込み必要な箇所を取り終わったモンスターの体をもう一度一ヶ所に集める。
「このままばらけたまま放置すると腐敗が進んで奇形のモンスターなどが発生する事が有るので、一応後から業者の者が焼却処分をします。集めておけば処理が楽になるので一ヶ所で多くのモンスターを倒した場合は町の近くなどの場合の話ではありますが、この様にして御一報をお願いします。」
そう言ってお姉さんアンドロイドはそのまま戻って行った。
残されるウイと勘次郎と子供一人。
「まぁ今すぐ売りに行かないと金が無い訳じゃないから良いんだが…それでお前の名前は?」
勘次郎が下半身が濡れたままの子供に話しかけると、その子供がなんとなく憧れの存在などを見た様な顔になり、
「あのっ!ランって言います!…あのっ…戦士様ですか?」
「ん?あぁ俺は見ての通り戦士だ。ランって言う名前か。それで?お前今までどうしてたんだ?」
その後、ランの説明でランの様な親が死んで行く所が無くなり町を彷徨っていた子を保護して集めているという場所に案内してもらう事になった。
ちなみにランはモンスターに襲われて死んだ人の持ち物を取って戻るような事をしてる時に勘次郎の無双状態を目撃して初めて見る戦士様(この世界に未来から来て遊ぶ人だと思ってる。)に感動してたところにウイちゃんに話しかけられてなんとなく自分との差を感じあんな態度を取ってしまったらしい。
「でもラン?お前位の年齢ならウイみたいな女を気にしだす頃じゃないのか?」
チラッとウイちゃんを見て一言。
「こんな姿になるなんて考えられない…」
なんとなく自分がそんな姿になるという話し方??
「お前女だったのか?」
勘次郎のその言葉で頬を膨らまし誰が見ても『今怒ってます!』という顔になるラン。
「なんで聞かないと判らないの?!」
その後ウイちゃんも勘次郎と同じく勘違いしてたって話をして更に頬を膨らませながら案内してくれた場所は壁が何ヶ所か崩れてる少し大きめの建物だった。
「は~~っはっはっはぁ~!弱ぇぇえなぁぁあ~~~!!」
ウイに出してもらい装備していた大剣を棒切れの様に振り回し襲ってくるモンスターを切り刻み続けてる勘次郎。
「おい、ウイ!!そっちは大丈夫か?!」
大型の猪で牙が4本生えて鬣の様なものがそこそこ王者の様な風格を漂わせている奴を正面から叩き切り少しだけ襲撃の勢いが減って来た所で後ろをチラッと見て確認する勘次郎。
ウイちゃん足をさする様な動きをしながら首筋に汗を流しつつ、この時間帯の人なら奴隷だとしか思わないようなスケスケ布を纏ってお姉さん座りで股間が勘次郎にしっかり見える角度を保持しつつ、足をさする姿勢を保持した事で更に胸元の谷間まで見せられる状況を作っていた。
ちなみにウイちゃんここまで勘次郎にいつも通り運んでもらい、そっと降ろされただけで、特にモンスターと戦っても居ない。
単に勘次郎に自分の事を守りたいと思わせる為だけに、『女の子イメージ集』の『か弱い守りたくなる姿100選』から、勘次郎が一番反応の良かった姿をしてるだけだったりする。
「勘ちゃんのおかげでたぶん大丈夫だよ~♡」
よっし♪この姿も見せられた♡もう普通にして大丈夫ネッ♡
それにしても…町に着いて少しゆっくりしようって話になったから宿をとって見て回ってる途中でこんなに襲ってくるとか…無粋よネッ!
前回町が襲われて…確か今日で5日しか経ってないって宿のおじさんも言ってたけど…何か起きてるのかしら?
あ、そうだ♡
勘ちゃん無双で楽しそうにしててこの先あまりこっち見る事も無いはずだから、中継衛星を飛ばしちゃおっと♪
空間収納からおもちゃの様なロケットに見える物体を引っ張り出し、
地面のなんとなく平面になってる場所に置き、側面にあるボタンを押すとカウントダウンが始まる。
ロケットから3m位離れてウイちゃんが見てると小さな音でシューという噴射音を上げつつ勢い良く上空に向けて飛びあがって行った。
ウイちゃんの視界モニターには上空に打ち上げたロケットから分離した自立浮遊型中継衛星におまけで装備されてる低解像度カメラからの映像が表示されてウイちゃんの居る場所と中継衛星が居る場所にマーカーが表示された。
上空から見下ろす画像だったのが、少しづつ視点角度が変わって行き、周辺の鳥瞰画像に変化してウイちゃんを中心にして回転を始める。
解像度を落とし視界範囲を広げていくと大きめの湖の様な場所の近くの町から少し湖に近い場所にウイと同種の存在の反応があった。
他にも種類の判別は出来ないものの、中継衛星との情報のやり取りが出来そうな物体が町の中やその周辺にいくつも見られた。
ふむ…この反応のある奴の居る方向からモンスターが襲って来てたわね…
今ウイの視界には低解像度ながらもモンスターに噛み付かれて腕がちぎれそのまま倒れる男の姿が映ってる。
その後小さな画面が開いてモンスターの集団が居る場所が映されるが、一ヶ所勘次郎が無双してる場所を除いてほとんどの場所がモンスターに蹂躙されていた。
ん~~…こいつらが誘導してるって事かしら?
まぁ今の所は置いておいて♪
『アイさ~~ん聞こえますか~~?中継衛星飛ばしてみましたけど~~??』
『……』
あれっ?返事が来ない??忙しいのかな?
そういえばアイさんって圭ちゃんの事を過保護なレベルで甘やかせてたからまたそんな感じの事をしてるのかしら?
でも自立を促しながら自分無しで生きて行けなくなる様な能力を制限させる育成方法とかちょっとやりすぎな気もするんだけど…
『何かしら?ウイさん?』
あ、返信来た。
『今忙しくないですか?少し情報共有でもと思いまして♪』
『あぁ…今少し忙しいのでもう少し後でこっちで確認した事を送りますからそっちの情報も送っておいて下さい。…ちなみにそっちは襲撃来てますか?』
『あ~やっぱりそっちも着てたんですね~。さっき中継衛星打ち上げて周辺情報をチェックしたんですけどモンスターが襲って来た辺りから私達とは違うネットワークにアクセスして来た奴が少し居ました。そこらの情報も一緒に送るんで見てみて下さいね~♪』
『了解。ありがとう。』
ふむ…アイさん少し忙しそうな感じがあったな…それに襲撃の事聞いて来たって事は何かそんな情報が有ったか今襲われてるって事だよね…
なんだろ?一斉に襲われるような事が起きてるって事かな?
ウイちゃんが思索に耽ってる間に勘次郎は襲って来ていたモンスターを一人で完全に駆逐した。
剣を振り血のり等を飛ばして背中の鞘の辺りに剣を沿わせるとマントを押し退ける様に空間が開き収納シークエンスが発生する。
鞘に剣が収納されると勘次郎の腕が自分の思うように動き出した。
「なぁウイ、こいつら売れるんだったよな?どこが必要とか判るか?」
ウイちゃんいそいそと勘次郎に近づいて行き何も無い平坦な道路の上で足をエアー小石に少し引っ掛ける。
「やん♡ごめんなさいです~♡」
勘次郎の差し出す手の平にジャストタイミングで胸を乗せ2回ほどぐりんぐりん撫で回させるような動きをしてから自分の足で立つ。
チラッと見た勘次郎の顔が『しょうがないなぁドジっ子なウイめっ♡』みたいな顔になったので満足して聞かれた事に答える。
「さすがに見た事も無いモンスターばかりですからねぇ…そこらの人を捕まえて聞いた方が良さそうですね。」
チラッと周辺を見渡してみると、破壊された建物の影からこっちを見てる子供が一人居た。
年齢は…10歳になるかどうか位に見える。
「あの子に聞いてみましょうか?」
そう言って男なら思わず頬を染めてしまう様なとびっきりの勘次郎にしかほとんど見せる事の無い笑顔を浮かべてその子供の方にゆっくりと近づいていくウイちゃん。
「ねぇあなた…少し教えて欲しい事が有るんだけど…良いかな?」
少女はウイちゃんの姿を頭から足元までじっくり見て一言。
「奴隷のくせに上から見て話かけるな。ペッ」
そのまま走って逃げて行った。
ウイちゃん青筋5本ぐらい顔に浮かべてたが、勘次郎に向けて振り返った時にはさっきの勘次郎専用スマイルになっていた。
「なんかあの子怖かったみたいで逃げちゃった♡勘ちゃん少し待っててくれる?」
「あぁ。そしたら俺はこの倒したモンスターを一ヶ所に集めておくな。」
「は~い♪」
勘次郎が後ろを向いたのを確認したウイちゃんアスリート走りでさっきの子供を追いかけはじめる。
その顔には般若が宿っていた。
20分位して勘次郎がモンスターの死骸を集め終わる頃に、ウイとさっき逃げて行った子供が一緒に戻ってきた。
ん?子供は…ズボンが濡れてる?水溜りにでも落ちたのか?
なんとなく股間の辺りから大量に水をぶちまけた感じに濡れて震えながらウイの前を歩いてくる子供。
「ウイ~!ここに集めておいたがいいか~?」
子供がウイに一言何かを言われて勢いよく走って行った。
「勘ちゃんお待たせしました♡」
「あぁ、それは良いんだがあの子は?」
「あっ、はい♡あの子はどうも最近の襲撃で両親と住む家を無くしてしまったらしいので一応保護したら良いかと思って連れてきてみました。それとこの町で育ったそうで色々知ってるらしいです。今換金所の職員を呼んで着てくれるようにお願いしました♡」
「そうか。あの小ささで天涯孤独とか可愛そうだとは思うが…勝手に連れて行ってもいいのか?」
「まぁ何か問題がある様であればここらの自治組織にでも任せるといいですし?」
「まぁそうだな。」
ウイちゃんと勘次郎が話をしてるとさっきの子供が一人の女の人(圭達が換金所で相手をしてもらった女性アンドロイド)を連れてきた。
「換金に関する事で相談が有るという話だったので来ましたが…こちらでしょうか?」
カウンターのお姉さんアンドロイドが確認して来た。
「あぁ…これなんだが…どうしたらいい?」
勘次郎、期待してた新しいウイじゃない女性に少しだけ良い笑顔になりつつ対応を始めた。
その後お姉さんアンドロイドに指示されながら換金部位を集めてウイの空間収納に次々放り込み必要な箇所を取り終わったモンスターの体をもう一度一ヶ所に集める。
「このままばらけたまま放置すると腐敗が進んで奇形のモンスターなどが発生する事が有るので、一応後から業者の者が焼却処分をします。集めておけば処理が楽になるので一ヶ所で多くのモンスターを倒した場合は町の近くなどの場合の話ではありますが、この様にして御一報をお願いします。」
そう言ってお姉さんアンドロイドはそのまま戻って行った。
残されるウイと勘次郎と子供一人。
「まぁ今すぐ売りに行かないと金が無い訳じゃないから良いんだが…それでお前の名前は?」
勘次郎が下半身が濡れたままの子供に話しかけると、その子供がなんとなく憧れの存在などを見た様な顔になり、
「あのっ!ランって言います!…あのっ…戦士様ですか?」
「ん?あぁ俺は見ての通り戦士だ。ランって言う名前か。それで?お前今までどうしてたんだ?」
その後、ランの説明でランの様な親が死んで行く所が無くなり町を彷徨っていた子を保護して集めているという場所に案内してもらう事になった。
ちなみにランはモンスターに襲われて死んだ人の持ち物を取って戻るような事をしてる時に勘次郎の無双状態を目撃して初めて見る戦士様(この世界に未来から来て遊ぶ人だと思ってる。)に感動してたところにウイちゃんに話しかけられてなんとなく自分との差を感じあんな態度を取ってしまったらしい。
「でもラン?お前位の年齢ならウイみたいな女を気にしだす頃じゃないのか?」
チラッとウイちゃんを見て一言。
「こんな姿になるなんて考えられない…」
なんとなく自分がそんな姿になるという話し方??
「お前女だったのか?」
勘次郎のその言葉で頬を膨らまし誰が見ても『今怒ってます!』という顔になるラン。
「なんで聞かないと判らないの?!」
その後ウイちゃんも勘次郎と同じく勘違いしてたって話をして更に頬を膨らませながら案内してくれた場所は壁が何ヶ所か崩れてる少し大きめの建物だった。
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