ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

はな

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治療再開②

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ってなわけで、その後すぐに宇髄先生と藤堂先生に連れられ婦人科へ。





宇髄「ひなちゃん、パンツ脱いだら座って待っててな」


ひな「はい……」





返事をしてカーテンを閉めてもらったものの、





……怖い。





これからやる治療が怖くて仕方ない。

もし、あの人が脳裏に浮かんでしまったら……と、今まではなかった恐怖心まで押し寄せてくる。





宇髄「ひなちゃん、カーテン開けても大丈夫か?」





宇髄先生の声が聞こえるけど、パンツを脱いでないどころか一歩も動いてない。





藤堂「ひなちゃーん?カーテン開けるよー?」





あっ、待って……





シャッ——





あっ……





グズグズしてる間にカーテンが開けられちゃって、宇髄先生と藤堂先生を前に固まる。

そして、瞬間的に怒られるかもって思って、





ひな「ごめんなさい……」





声に出して俯いた。





宇髄「怖いか?」


ひな「コクッ……」





怒られるかと思ったけど、すごく優しかった。

宇髄先生がわたしの肩にそっと乗せる手が優しくて優しくて、途端に申し訳なさでいっぱいになる。





宇髄「大丈夫だ。怖いと思ったら今日はそこまでにしてもいい。最後まで出来なくてもいいから、少しずつ頑張ってみないかな?」





先生たちはわかってくれてる。

あの人にされたことが何なのかわかってるから、治療によって連想されるかもという恐怖があることを理解してくれてる。





藤堂「先生たちは絶対にひなちゃんを傷つけるようなことはしないよ」





あの人と先生たちは違う。

わたしを傷つけたりしない。

それはわたしも同じ気持ちだから、先生たちを拒否するようなこともしたくない。





宇髄「最初に検査するけど、まずは前みたいにエコーをするぞ。エコーは怖くないだろ?だから、パンツ脱いで椅子に座るところまでやってみないか?」


ひな「がんばります……」


宇髄「うん。お利口さん。そしたら、もう一度カーテン閉めるから準備してくれるかな。ゆっくりでいいからな」





再びカーテンを閉めてもらうと、意を決してパンツを脱いで椅子に座った。










藤堂「ひなちゃん、カーテン開けるね」





カーテンの向こうでわたしの影でも見えてたのか、椅子に座るとすぐにカーテンを開けてくれた。

椅子に座って緊張する暇を与えないようにしてくれてるみたい。





宇髄「そしたら、椅子動かすな。最初は脚開かないからな」





と言うと、ウィ~ンと動いてフラットなベッドに。





宇髄「ひなちゃん大丈夫?怖くない?」


ひな「はい。今は怖くないです」


宇髄「うん。そしたら、お腹診ていってもいいかな?」


ひな「大丈夫です。お願いします」


宇髄「もし怖くなったら、すぐ教えてな」





と、宇髄先生はタオルをめくり、温かいジェルをわたしのお腹の上へ。

じわ~っと広がるジェルの温かさが、今日だけは緊張をほぐしてくれるみたいだった。





宇髄「ん。そしたらリラックスしててな~」





と、宇髄先生がプローブを滑らせていく。





……ピクッ





藤堂「ひなちゃん大丈夫?」





くすぐったくて一瞬ピクッとしちゃっただけだけど、藤堂先生は胸の上でタオルを握るわたしの手を、すかさず包み込んでくれた。





ひな「大丈夫です。ちょっと、くすぐったい」


宇髄「くすぐったいか(笑)ごめんな、すーぐ終わらすな」





宇髄先生の笑い声のおかげで少し肩の力が抜けて、エコーは問題なく終了した。

宇髄先生が機械をしまってる間に、藤堂先生が温かいタオルでお腹を拭いてくれる。





ひな「ふふっ」


藤堂「これもくすぐったいね、ごめんごめん(笑)ひなちゃんくすぐったがりだね」


ひな「ごめんなさい。恥ずかしいです(笑)」





五条先生に拭いてもらった時もくすぐったくて笑っちゃった。

五条先生だからくすぐったいのかと思ったりしたけど、そうではなかったみたい。

藤堂先生の手も優しいから、先生たちの優しい触れ方にわたしの敏感な神経が反応してるのかも。





宇髄「よし。ひなちゃん、そしたら治療に移ろうか」





治療……

その言葉に一瞬で身体が凍りつく。





宇髄「椅子動くからしっかり掴まってて」





宇髄先生がスイッチを押して、ゆっくりと脚が開かれていく。

この体勢にされちゃうと、もう逃げられない感じが怖くて仕方ない。

きっと、ここから自分の力で起き上がったり、椅子から降りるのは無理だからだろう。

あそこだって、閉じたくても閉じれないし、隠したくても隠せない。

そんなこんなで、また身体が小刻みに震え出した。





藤堂「脚開くと緊張しちゃうよね。深呼吸しようか」





隣にいる藤堂先生が一緒に深呼吸してくれる。





宇髄「ゆっくり始めるから心配しなくていいぞ。先に消毒するな」





と、冷たい脱脂綿をあそこに当てる宇髄先生。





ビクッ……





藤堂「大丈夫、大丈夫」





藤堂先生が優しく肩に手を置いて、柔らかな声で包んでくれる。





宇髄「そしたら、今から少しずつ触っていくぞ。まずはクリトリスしか触らないからな。指入れないからリラックスしてて」





と、宇髄先生の指がそっとクリトリスに触れた。





ビクッ……





ひな「んっ……」





ゾワッ……





宇髄先生に触れられた瞬間、ゾワゾワッと身体中に何かが走った。

電流なのか虫なのか、鳥肌を立たせるようにゾワゾワゾワッと広がり、恐怖心に反して、まるで快感を待ちわびていたかのように、わたしの身体が反応してみせた。





宇髄「ひなちゃん大丈夫か?」


ひな「コクコク……」


宇髄「うん、そしたらこのまま触っていくぞ。またジンジンしてきたら教えて」





……ジンジン

そんなのもう、触られた瞬間からしたよ……。

だけど、今言ったところでどうせ続けられるんだよね。





ひな「ん……っ……んんっ……ハァハァ……んっ……」





お尻の方に向かって、冷たい何かが垂れてる感覚がする。

宇髄先生はそれをすくってクリトリスに付けてる。

すると、また一段と滑りが良くなってとにかく感じちゃう。

こうなってくると、今度はわたしのクリトリスがヒクヒクするようになって、それはもうジンジンというよりも、喉元にまでくぅぅーっと込み上げてくるような、なんとも言えない"気持ちいい"感覚に……





ひな「ハァハァ……ぁん……っ……んんっ……ハァハァ……んぁっ……」


藤堂「ひなちゃん大丈夫?苦しくなってきた?」


宇髄「だいぶジンジンしてきたかな?」





だからもう、ジンジンは通り越してるよ……





ひな「ジンジン……は、ハァハァ……その……終わっ……ちゃっ……んっ……て……ハァハァ……」


宇髄「ん?終わった?」


ひな「ハァハァ……んんっ……コクッ……なんか……くぅぅーってする……ハァハァ……んぁっ……」


宇髄「くぅぅーってする?それじゃあ、今までよりさらに感じられるようになったってことだ。"感じる"よりも"気持ちいい"って表現したくなるだろ?」


ひな「コクコクコクッ……」


宇髄「このまま続けてもいいかな。ひなちゃん、もう少しでイキそうだと思うから、頑張ってみようか」


ひな「ぇっ……ぁ、んぁ……っ……んんっ……ぃゃ……んぅ……イ、イクのは……ダメっ……」





って言ったのに……





宇髄「ん~?ダメじゃないだろ?ひなちゃん今気持ちいいもんな。気持ちいいの止めていいのか?」





止めて、欲しぃ……くないかもしれない。

すごく苦しいし、このまま続けられたら変になるのはわかってるんだけど、止められるのも苦しい気がする。

今止められるくらいなら、"イった"方がいいのかもしれない……





ひな「止め……たら、苦しぃ……ハァハァ……んんっ……ハァハァ……」


宇髄「苦しいな。でも今も苦しいだろ。イったら楽になる」


ひな「んぁっ……ぁ、で、でも……っ……んん……イクのは……ハァハァ……怖い……っ」





……ピタッ





宇髄「怖いか?」





え?

ぁ、あれ……?





突然、宇髄先生が指の動きをピタリと止めた。





宇髄「ひなちゃん怖い?今日はここまでにする?」





え……?

あ……そっか……。

わたしが怖いって言ったから、止めてくれたんだ。

怖いと思ったら今日はそこまででもいいって、わたしのために言ってくれてたから。



でも、わたし気づいちゃった……



止められた今、すごく苦しいってことに。

さっきまでも苦しかったのに、止められるともっと苦しい。



わたしのあそこが、あれあれ?ってなってる。

ヒクヒクヒクヒクして、早く早くって、気持ちよくなるのを待ち望んでるみたい。

クリトリスの上でピタッと止められた宇髄先生の指を、自ら求めるように腰も勝手に動いちゃう。





ひな「ハァハァ……ぁ……ぁの……やめなぃ……で……ハァハァ……やめたら、苦しぃ……」


宇髄「ん。そしたら続けよう」





と、宇髄先生はわたしが止められて苦しいのがわかってたみたいに、また指を動かし始めた。


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