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初めての…①
しおりを挟むちゅっ……
ひな「んっ……」
ちゅっ……
ひな「んっ……」
五条「大丈夫か?嫌か?」
ひな「嫌じゃな……、んっ……」
ひなの様子を確認しつつ、軽いキスを何度か交わし、
ヌルッ……
ひな「んぅ……」
舌を滑り込ませると、甘い吐息を漏らすひな。
ひな「ん……んぅ、ハァ……んん……っ」
そのまま舌を絡め、十分に味わって、
ひな「んぅ……ハァハァ……」
ひなの身体が熱を帯びてきたところで、ひなを抱いて寝室に移った。
五条「ひな、力抜いてて。まだいつものことしかしないから」
ひな「んっ……、んんっ……」
頭を撫でながら、胸を揉みながら、固まるひなの身体をゆっくりほぐす。
ひな「んっ……ん、ぁっ、ゃっ……」
五条「大丈夫」
いつも以上にガチガチなのに、いつも以上にビクビク反応するひなの身体。
ひな「んんっ……、あっ……」
五条「ひな」
ひな「んんっ、ぁ、やっ……」
五条「大丈夫だから……」
ひな「ぁっ、んっ……」
五条「ひーな」
ひな「んゃ、やだっ……」
五条「もう、ひなぁ(笑)」
まだ大したことはしてないのに、身を捩って捩って捩りまくる。
俺は一旦手を止めて、
五条「ちょっとおいで」
ひなをぎゅっと抱きしめた。
"ドクン、ドクン……"
"ドクン、ドクン……"
服はすでに脱がせてあって、俺もひなもパンツ1枚。
大きな大きなひなの鼓動が、肌から直に伝わってくる。
五条「ひな、緊張しすぎ」
ひな「っ、だって……」
五条「裸で抱き合うくらい、もう何回もしてるだろ?エッチも、俺の手では何回もイってるし」
ひな「そ、そうですけど……っ」
五条「もう(笑)」
もう一度、ひなをぎゅっと抱きしめ直し、頭を撫でながら、ひなの鼓動が落ち着くのをゆっくりと待つ。
そして、ひなの緊張が和らいできたのを見計らい、
五条「ひな?」
ひな「はい……」
五条「そんな意識しなくていい。いつも通りで大丈夫だから、ひなはただリラックスして、俺を感じて、気持ちよくなることだけ考えて……」
言いながら、体勢を変えてひなに覆い被さり、
ちゅっ……
ひな「んっ……」
ひなへの愛撫を再開する。
ひな「んっ、ハァハァ……っ、ん……」
五条「ひな気持ちいいな」
ひな「んぁ……ハァハァ、んんっ……」
1時間か、それ以上。
いつもよりずっと時間をかけて愛撫して、ようやく蜜で溢れかえるひなのそこ。
五条「そう、そのままもっと感じてて……」
ひな「ぁっ、んっ」
五条「大丈夫」
ひな「ぁっ……ぁ、んぁっ……!」
クリトリスを愛でる指をスーッと蜜壺へ滑らせると、ヌップリとそこが飲み込んだ。
ひな「んんっ……っ、ぁ、んぁ……ハァ、ダメっ……んぅっ……」
トロトロになったひなのそこは、指1本を無理なく咥える。
五条「ダメじゃないの。ほら、気持ちいい時は、ちゃんと気持ちいいって教えて……」
ひな「ぁっ、んっ……ハァハァ、んんんっ……」
五条「ほら、ひな……」
ひな「んぁっ……、んぅ……っハァハァ、ぁ、ぃやっ……」
五条「ん?なに、ここ嫌なの?じゃあ、ここは……?」
五条「んぁあっ……!」
その嫌は、本当に嫌なのか。それとも、本当は……。
ひながどんな言葉を発しようと、真意は全てお見通し。
ひなの中、指の腹をお腹側に押し付けて、避けてたGスポットを擦ってやると、
ひな「っ、そこっ……ダっ……ハァハァ、んぁっ……」
一気に快感が押し寄せたか、ひなが俺の腕を必死に掴む。
五条「ひなここ気持ちいいの?ん?ここ良い?ここ好き……?」
ひな「あぅっ……!んっ……んんぅ、ハァハァ、ん……っ……んぁっ」
ひなに体重をかけないように、けれど、なるべく密着するように。
俺は指を入れたままひなを抱きしめて、
五条「はぁ、可愛い……いっぱい感じて……」
ひな「ビクン……んぅ……っ!」
指の動きは続けながら、頭も撫でてやりながら、ひなの舌にも絡みつく。
五条「ん……っはぁ、ひな……」
ひな「んぅっ、ビクッ……」
五条「かわいい……んっ」
ひな「んんっ……ハァ、っふ……んぁ……」
ひなの蜜が、溢れ出るのが止まらない。
中もどんどんどんどん締まってくる。
五条「ひな……?そろそろイキたくなってきたな。我慢しないで、気持ちいいの来たら好きな時にイってな……」
ひな「ハァハァ、ぁん……っ、……んんっ、んぁ……フリフリフリ!」
既にかなりの快楽が上ってきているだろうに、必死で首を横に振るひな。
五条「ん?なに我慢するの……ほら、ちゃんと気持ち良くなってごらん。上手にイクとこ見せて……?」
ひなを頂へと導くように、わざと耳元で囁きながら、手元でも確実に弱いところを攻める。
すると、
ひな「んぁっ……んんぅ、ゃっ……こじょぅせ……っ」
五条「ん?」
ひな「ハァハァ、んんっ……待っ……」
五条「いいよ、ひな。イってごらん」
ひな「ゃっ……、ぃゃ……っ」
五条「ん……?」
ひな「ゃ、いっ……ハァハァ、五条せっ……んぁっ、ほんと……っ、んんっ……」
この嫌は、嫌よ嫌よも……のそれではない。
俺は手の動きを止め、
五条「どうした?痛かったか?」
ひな「フリフリフリ……」
五条「怖かった?」
ひな「フリフリ……違ぅ……」
五条「ん?どうした、ちゃんと教えて?」
言うと、ひなは、
ひな「……ィ、イったら……眠くなっちゃう……から……。最後まで、したい……から……」
………はぁ、やばい。
ダメだ、かわいい……。
マジで可愛すぎる……。
いつも果てると、そのまま眠りについてしまうひな。
自分でそれをわかってて、でも、今日は最後までって……そういうことだ。
ここで終わらないように、だからイキたくないって……。
五条「そういうことか。ん、わかった。そしたら……」
俺はひなの中から指を抜き、入り口を優しく撫でながら、
五条「ひな?しっかり慣らしておきたいから、もう少しこのまま気持ちよくなろう」
そう言って、ひなの中に今度は2本、指をゆっくりと沈めていく。
ひな「んっ、ビクッ……んっ、ぁ……」
宇髄先生の治療で、指2本は入るようになってるはず。
とはいえ、慣れるわけではないだろうし、ここに2本も入るのは久しぶり。
ひなが構えてしまう前に入れてみたが、やはり、さっきと比べれば随分きつい。
五条「痛いか……?」
ひな「フリフリ……」
五条「痛くはないけど、ちょっと苦しい?」
ひな「コクッ……」
五条「ん、わかった。ちょっとずつ慣らすから、痛かったら教えてな」
そう言って、あえて余計な刺激は与えずに、俺のを少しでも楽に受け入れられるよう、ひなの中をほぐしていく。
***
*ひなのside
ひな「ハァ、ハァ……」
五条「ひな、大丈夫か?疲れてないか?」
ひな「はい……」
いつもの何倍も何倍も時間をかけて、丁寧に丁寧に。
イキそうになるでもない、けれど、ちゃんとしっかり気持ちいい。
わたしのあそこはトロトロに溶かされて、ようやく五条先生の指が抜かれると、
五条「そしたら……ちょっと待ってな」
そう言って、五条先生はベッドサイドの引き出しに手を伸ばし、あるものを取り出した。
あっ……。
ペリッ……と、袋の破れる音が小さく鳴る。
音の正体は、何を隠そうコンドーム。
いつからそこに入ってたんだろう……。
ベッドの両脇にあるサイドテーブル。
寝る位置が決まっているわたしたちは、お互いに近い方しか使わない。
当然、そっち側の引き出しを開けたことはないから、五条先生はコンドームをいつから用意してたのかなと。
五条「ひな」
ちゅっ……
ひな「ビクッ、んっ……」
そんなことを考えながら、五条先生の手元をぼんやり眺めていると、ふいにキスを落とされた。
思わず瞑った目を開くと、甘くうっとりしながらも、どこか真剣な表情の五条先生の顔が目の前に……。
五条「いいか、ひな。今日は最後までできなくていいし、最後までしなきゃとも思わなくていいからな。少しでも辛かったら、ちゃんと言うこと。我慢するのは絶対無しだ。それは約束。できるか?」
ひな「はい……」
五条「ん」
返事を返すと、愛おしそうにわたしの頬を撫でる五条先生。
いつの間に付けたのか、その手にもうコンドームはない。
五条「それと、もうひとつ。俺を信用して欲しい。ひなの心の準備を待たないことはしないから。挿れる時や動く時は必ず伝えるから、俺のこと信じてくれるか?」
ひな「はい……」
五条「ん。そしたら、まずは入り口だけ慣らしてみるぞ。まだ挿れないから、脚広げてごらん」
そう言って、五条先生はわたしの目を見つめたまま、脚をゆっくりと開かせる。
ひな「ぁ、ゃっ……」
五条「大丈夫。見てないから」
あそこを隠そうと伸ばした手はすぐに取られ、五条先生の腕に添えるよう誘導された。
そして、
ビクッ……
五条先生がわたしのあそこを指で何度か撫でると、
ビクッ……!!
五条先生のかたいモノがそこに当たった。
五条「ひな息吐いてごらん。絶対に挿れないから、大丈夫」
ほんの一瞬、五条先生が視線をやったわたしの手は、五条先生の腕をめちゃくちゃ握りしめていた。
ハッとなって、上がった肩を下ろすように、息を吐き出してみる。
ビクッ……
ひな「ぁっ……」
ビクッ……
ひな「んっ……」
五条先生の硬いのが、わたしのあそこを上下に擦る。
指でなぞられるのとはまた少し違う、温かくて肉厚な初めての感覚のもの。
ひな「んっ……ぁ……んん…………んっ……」
五条「ちょっと慣れてきたか?」
ひな「んっ、コクッ……んんっ……」
五条先生が優しく微笑む。
擦っても擦っても、摩擦なんてまるでないみたいに、わたしの愛液を纏いながら触れる五条先生のそれが、いつの間にか気持ちいい……。
そんなわたしの反応の変化を、五条先生は寸分の狂いもなくここでも見抜く。
そして、五条先生はわたしの入り口にもうしばらく馴染ませると……
五条「……ひな?そろそろ、挿れてみようか」
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