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初めての…
しおりを挟むそして……
何を言うでもなく、蒼は優しく微笑んでりさの唇にゆっくりとキスを落とした。
りさ「ん……んっ……」
ちゅっと音を立てながら、優しいキスが何度もくり返される。
蒼は緊張でガチガチになってるりさを思い、先に進むこともなく、頭や体を優しく撫でながら、キスだけを繰り返した。
そして、少ししてりさの体の力が緩んできたとき、
りさ「んんっ……!」
蒼は唇の隙間からりさの口に舌を滑り込ませる。
りさ「……っ……んん……っん……んんっ……、んっ……ぷはぁ」
蒼「……りさ?ちゃんと鼻で息してて……力抜いて、自然にしてるだけで良いから」
と言って、再びりさの舌に絡みつく。
頭がふわふわする……。
キスしてるだけなのに……大人のキスって、こんなすごいの……?
りさ「……んふぁ……ん……っ……んん……んふぁ……」
りさは、初めての大人のキスを一生懸命に感じた。
そして、キスだけで30分くらい経ったころ、蒼はりさのパジャマにスッと手を滑り込ませた。
りさ「あっ……やだっ……」
言った時にはもう遅く、りさの胸は蒼の手の中にある。
蒼「りさ、体小さいのにこうして触ると意外と大きいな」
突然、ちょっと真面目に蒼が言ってくるので、りさは余計に恥ずかしさが増してしまい顔から火が出そうだった。
りさ「あ、あの……先生?恥ずかしいので、電気を……消して、ください……」
こんな真っ赤な顔見られたくない。
それに、そのうちパジャマも全部脱がされる。
そう思って、りさは蒼にお願いした。
蒼「じゃあ、消したら恥ずかしくないのね?」
と言って、蒼は1番小さな明かりだけにすると、
りさ「えっ、あ、やっ……!」
りさがあわあわしてる間にパジャマを全部脱がせた。
下着だけになったりさは、顔を逸らして上も下も手で隠す。
蒼はそんなりさの手を掴んで引き離す。
蒼「りさ、こっち向いて?」
りさ「……は、恥ずかしい……」
蒼「大丈夫。電気消したし」
りさ「消しても恥ずかしい……それに、わたしだけこんな格好……」
その言葉を聞いて、蒼は服とズボンを脱いで、再びりさの上に覆い被さった。
りさ「せ、先生……」
バスルーム事件で見てしまったことはあったものの、目の前でみる蒼の体に心臓が飛び出そうになる。
さっき、わたしだけこんな格好とか言ったの撤回したい……。
わりと爆弾発言だったかも……。
だけど、肌と肌の触れ合うところはすごく温かくて安心感もあって、すごく気持ちよかった。
そして、蒼はゆっくりとりさの胸を愛撫して、全身にキスを落として、気づくとりさは素っ裸にされている。
蒼「なぁ、りさ?」
さっきまで完全に色っぽかった蒼の表情が、少しだけ真剣になる。
蒼「ここからは、痛かったらちゃんと言うんだよ?無理はしない。治療の時みたいに、我慢するのは禁止。わかった?」
りさ「コクっ……」
りさが頷くと、蒼は指をゆっくりとりさのあそこに沈めた。
りさ「んぁ……っ……」
りさのあそこは、蜜が溢れてトロトロになっている。
ゆっくりと入った蒼の指を、待ち侘びていたかのようにきゅーっと締め付けた。
蒼「1本は入ったな。痛くないか?」
りさ「コクっ……」
りさが大丈夫なことを確認して、蒼はもう1本指を沈めていった。
りさ「んんっ……っん……んぁ……んっ、ぃ……」
3/4くらい入ったところで、りさは少し顔を歪めた。
蒼「痛いな……治療もしばらくしてなかったんだ、無理しなくていい」
りさ「……先生、わたし、痛くないから……やめないで……」
りさは少し悲しそうに、そう伝えた。
蒼「やめないよ。そうじゃなくて、そうやって、痛いのに我慢して欲しくないから言ってるんだ。エッチなんだから、ちゃんと気持ちよくなってほしい。今からここほぐすから力抜いてごらん。痛かったらちゃんと言ってな」
と言って、蒼はりさのあそこをほぐしはじめた。
りさ「んぁ……っ……んんっ……ぁ……んぁ……ん、んんんっ……」
大学に入ってから治療をしてなかっただけに、りさはさすがにキツさと少しの痛みがあった。
でも、キスをしながら優しく動く蒼の指で徐々に感じていき、いつの間にか、りさの体に大きな波が押し寄せていた。
りさ「んぁ、んんっ……んぁっ、んぁっ……せ、先生……」
蒼「ん?りさどうした?」
りさ「はぁはぁ……なんか……来ちゃう……んん……んぁっ!」
蒼はりさの言葉を聞いて指をくいっと曲がると、少しずつ指を動かすスピードを上げていった。
りさ「んぁぁ……んんっ……やっ……だめ……それ、だめ……んん……」
蒼「何がダメなの?」
りさ「はぁはぁ……変な、感じが……もう来ちゃうから……んぁっ……」
蒼「りさ、俺の方みて?」
そう言われ、りさは閉じてた目を開いて蒼を見つめる。
すると、蒼の顔にドキドキして、今の自分の姿にも羞恥心を感じて、またりさのあそこからジュワッと蜜が溢れ出した。
りさ「んぁぁ……だめ……はぁはぁ、先生……もう……んぁ……っ」
蒼「ほら、りさ我慢しないで。イキたいでしょ?いいよ、イッてごらん」
そう言って、蒼はさらに指のスピードを上げながら、りさのGスポットを刺激した。
りさ「んんっ……んぁあ……あっ……だめ、んっ……あ、せ、先生……」
蒼「ほら、掴まって。我慢しないで」
りさは蒼の背中をぎゅっと掴んだ。
りさ「あぁっ……んんっ……ぁ、イ、イク……っ……先生、わたしっ、んぁっ……あぁ……んぁあ、ぁっ……っんああぁぁぁああ!!!」
ビクッ……ビクビクッ……ビクッ……
りさ「はぁはぁ……っはぁ、はぁはぁ……」
絶頂を迎えたりさは、体をビクビクさせながら、蒼にしがみつく。
そんなりさの頭を蒼は包み込むようにして撫でた。
しばらくして、りさの呼吸が落ち着いてくると。
蒼はりさの手をそっと掴んで、自分のものを握らせた。
りさ「……っ、か、固い」
初めて触る男性のものに、暗くて見えはしてないが、りさは驚いて目を見開いた。
蒼「これからりさの中に入るよ。怖かったらやめとくか?」
怖くないは嘘だけど、ここまで来てやめるなんて選択肢はない。
りさは首を横に振った。
りさ「先生と、ひとつに、なりたい……」
蒼「うん。じゃあ、ゆっくりしよう。無理はするなよ」
と言って、蒼はサイドテーブルに置いてあったゴムを取ると、自分のものにつけた。
ゴムをつけた蒼は、りさに覆い被さってまた少しキスをした。
そして、
蒼「りさ?わかってると思うけど、りさは狭くて固いから、入れる時すごく痛いと思う。ゆっくりするけど、痛かったらちゃんというって約束して?痛いって言ってもすぐにやめたりしないから、絶対に我慢しないで?」
りさ「はい……」
いよいよ、りさは蒼とひとつになれる。
痛みがあるのも覚悟してる。
ちゃんと最後までしたい。
だから、蒼の言ったことにしっかりと頷いた。
蒼がりさの脚を少し持ち上げるようにして、固くなったあそこをりさの入り口にあてがった。
りさは緊張して、思わず体に力が入る。
蒼「りさ、しっかり力抜いて。俺に掴まってて」
体勢を整えた蒼は、りさに腕を背中に回させ、りさの頭を包み込むように覆い被さった。
りさ「先生……」
やはりいざとなると怖いのか、りさは不安気に蒼を見つめる。
蒼「大丈夫。りさの心の準備ができたら教えて」
そう言って、蒼はいつでもりさの中に入れる状態のまま、そっとキスをして頭を撫でた。
りさ「先生、大丈夫……」
りさが蒼を見つめて答える。
蒼「うん。そしたら、ゆーっくりいくぞ……」
と言って、ついに、蒼はりさの中へと進んだ。
りさ「んんっ、……あっ……っく……い、痛い……っ」
蒼が少し入ってきた瞬間、りさのあそこは激痛が走った。
何年間も治療を受けてほぐしてきたのに、固くて大きな蒼のものは、指なんかと比べものにならないくらい痛かった。
蒼「痛いな……りさ息吐いて。絶対ここから動かないから、力抜いて深呼吸してごらん」
りさ「うぅ……ふぅ~……すぅー……はぁ~……んっ……」
りさは痛みを逃すように、一生懸命力を抜いて深呼吸した。
その間、蒼はあそこを動かさず、りさの頭を優しく撫で続けた。
10分くらいして、
りさ「先生……いけそう……」
りさが言うと、蒼は再び奥へと進んだ。
りさ「あぅっ……んん……っ、……んっ……」
りさは蒼の背中にぎゅっとしがみついて、必死に蒼を受けいれる。
りさ「んんっ……あっ、い、痛っ……痛いっ!」
蒼の先が全部入ったくらいで、りさはまた痛みを訴えた。
蒼はりさがギリギリまで痛いのを我慢して、自分を受け入れてくれてるとわかってる。
痛い思いをさせたくない気持ちと、一生懸命受け入れたいと頑張る気持ちに応えたい気持ち。
苦しくてうれしくて、蒼も初めて抱く感情だった。
蒼「りさ大丈夫か?かなり痛いだろ……?」
一生懸命力を抜こうとするりさの目尻には、キラリと光るものが見える。
りさ「ひとつになりたいの……だから、お願いやめないで……そのまま、少し待って……」
蒼「わかってる……上手に力抜けてるぞ。今、先っぽは入ったからな」
まだ先っぽだけ……と、先の長さに思いやられつつ、りさは一生懸命力を抜く。
そして、また10分以上経って蒼に合図した。
りさ「うぅ……ぃ……んんっ……っ……」
蒼が中へ入ってくるたび、メリメリと音がするように痛い。
あそこは焼けるような感じがする。
それでも、これを乗り越えないと大好きな蒼とは繋がれない。
そう思って、りさは必死に痛みに耐える。
りさ「……っ……いっ、いっったい!痛いっ!!」
半分を超えたところで、りさにここまでで1番の痛みが襲った。
りさ「はぁはぁ……先生……ぐすん、ぐすん、痛いよぉ……」
蒼「ごめんな、りさ……痛いよな……あんまり痛かったら無理するな」
りさは首をぶんぶん横に振る。
りさ「今日がいい……また次いつできるかわからないから。最後まで……ぐすん、最後までするっ……」
蒼「わかった……もう半分以上入ってるからな。ここが1番痛いと思うんだ。ゆっくり、しっかり慣れてからでいいからな。そしたら、次全部入れよう」
りさ「コクっ……」
そして、蒼のあそこが半分入ったまま今度は20分以上が経った。
その間、蒼は頭を撫でたりキスしたり、りさもキスに応えて気を紛らわせてみたり……。
そして……
蒼「りさ、いくぞ?力抜いて~」
りさ「ふぅ~……うぅっ……んん……っ……、っく……うぅっ……」
蒼「……りさ痛いだろ?無理するな……止めるか?」
りさは首を横に振る。
りさ「入れて……、っん、全部……っ……大丈夫だからっ……」
りさはどうしたって最後までやるつもりだ。
これじゃあ、じわじわ痛い思いさせるのもかわいそう。
蒼「りさ、あと少しで全部入る。最後までいけるか?」
りさ「コクっ……」
蒼「わかった……ごめんな、辛いけどしがみついていいからな。いくぞ……?」
と言って、蒼は最後の少しを一気に奥まで進めた。
りさ「んーっ!!いっ……っ……いっ……いったぁぁああい!!」
りさは蒼の背中に爪を立ててしがみつく。
蒼はりさの頭と体を抱えてぎゅっと抱きしめる。
2人のそこは、ぴったりと、隙間なく、つながった。
蒼「ひとつになったぞ……りさ……。ごめんな、痛い思いさせて。俺と一緒になるために頑張ってくれて、ありがとう……」
りさ「痛いけど……うれしい……先生とひとつになれて……すごく幸せ……」
りさの目からは止めどなく涙が溢れている。
りさ「先生、あの……動か……ないの……?」
蒼「今日はここまでだ。りさの体が限界。今もまだ相当痛いだろ?抜くのも痛むから、もう少しこうしてよう」
りさ「うん……」
蒼「おめでとう、りさ。大人になったな」
そう言って、蒼は何度も何度もりさにキスをした。
***
それから、りさは蒼が家にいる度に繋がるようになった。
5回目くらいまではずっと痛かったけど、それも徐々に良くなって、今では蒼のあそこでイっちゃうほど。
そんなりさは、ついに医大を卒業した。
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