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気持ち
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「さっきそこで、シュウくんが顔を伏せてるのを見つけて来てみたんだけど、こんなところで一人何してるの?」
「あっ、はい、少し買い物をしようと思ってまして。」
今、僕が話している相手は北明高校3年生の
豊川 咲(とよがわ さき)先輩だ。
学年で一位、ニ位を争うほどの頭脳と、スポーツ全般を得意とする運動神経の持ち主である超ハイスペックJKだ。もちろん、容姿も良く学校裏に男子の先輩によく呼ばれているのを、見かける程だ。
まぁ、学校中の男子が咲先輩を気にかけるのは仕方ない。
「才色兼備」この言葉がもっとも合う人だ、誰一人として放っておくことはできないだろう。
「あれ?もう咲さん買い終わったんですか?」
買い物袋を手に持っているところを見ると、買い物を終えた後なのか?
「咲さんは、何を買ったんですか?もう、帰るようですけど...」
「それは...言わなきゃダメかな?」
なんだかモジモジしている?
「えっと...水着と...下着...です」
買ったものを教えてくれるのはいいんだけど、反応に困る。それになぜ敬語?
いやそんなことより今、水着!?水着といったのだろうか?
まだ4月の中旬なのになぜ水着なんか...
これは悪いことを聞いてしまった。僕は、すぐに頭を下げる。
「ごめんなさい!」
「やめてよ。私が恥ずかしいよ...」
「ごめんなさい!」
「いや、いいんだって。だからもう謝のは...」
「ごめんなさい!」
「...」
「ごめんなs...」
「こらぁ?わざとなんだよねぇ?みんな見てるからやーめーなーさーい。」
怒った咲さんは僕の頭を抱き抱える。
これは!脇で頭を固めて、地味に頭にダメージを与える伝説の体勢!
脇に挟まることで、先輩の香りを嗅ぐことができるに加えて胸部が優しく包むことでグリグリ以外での衝撃を防ぐソフトケアー!
これが僕の至福の時間である!
「はぁ~、相くんはこの攻撃をしても全然痛がらないからもう辞めておこうかな。」
な、なんだと…至福の時間が終わってしまう…
僕はやらせないっ!いう気持ちを言葉にして抵抗する。
「もう少し、もう少しだけ癒しの時間を!」
「「えっ!?」」
しまった!つい声に出してしまった。
どう弁解しようか、そう考えた時、同時に何か違和感を感じた。
なんだ、さっき声が二重に聞こえたような?一人は咲さんで、もう一人は...
僕は、先輩の脇に挟まりながらゆっくりと上を向く。そこには、いつ帰ってきたのやらメイさんの顔が見える。
軽蔑の眼差しでこちらを見てくるメイさんは、「早く行きますよ!」と、目で訴えてくる。
「はははは、さーてそろそろ行こうかな!咲先輩!これで僕達は失礼します!さよーならー!」
相馬は、メイの手を引き、目的の店へと走った。
ただ、その店を目指して…
人込みを避けながら走って走って走り続けた。
ここで止まってはダメだ。止まったら死ぬ。
そう思ったから走ったが、メイさんが僕の腕を掴んでブレーキをかける。
「待ってください、シュウジ様!走ったら危ないですよ!」
ゆっくりと後ろを振り返り、メイさんの表情を伺い質問する。
「メイさん、怒ってないの?」
「なんで怒るんですか?まさか、私が嫉妬してると思いましたか?」
「いや...」
僕は少し頭を下げて俯いていると、メイさんは近づき今にも両方の唇が合わさりそうな距離まで詰めると、恥じらう表情でこう告げる。
「でも、やきもちは、...やきました。...さぁ!行きますよ!目当ての物が売り切れてしまいます!」
目的の店へ向かうメイさんの背中を見て思う。
やきもち?なんで...いや、わかっていた。僕はメイさんの気持ちになんとなくは気づいていた。気づいていたけど、それが僕の気のせいだったら恥ずかしかったから、それは気のせいだと言い聞かせていた。
.........
やばい、僕の顔赤くなってないよな。しっかりしろ、それは気のせい。気のせいなんだ。
そして、メイさんの後を追いかける時、胸を抑え、あることを不安に思う。
早くて大きい鼓動。メイさんに聞こえてないよな?
「あっ、はい、少し買い物をしようと思ってまして。」
今、僕が話している相手は北明高校3年生の
豊川 咲(とよがわ さき)先輩だ。
学年で一位、ニ位を争うほどの頭脳と、スポーツ全般を得意とする運動神経の持ち主である超ハイスペックJKだ。もちろん、容姿も良く学校裏に男子の先輩によく呼ばれているのを、見かける程だ。
まぁ、学校中の男子が咲先輩を気にかけるのは仕方ない。
「才色兼備」この言葉がもっとも合う人だ、誰一人として放っておくことはできないだろう。
「あれ?もう咲さん買い終わったんですか?」
買い物袋を手に持っているところを見ると、買い物を終えた後なのか?
「咲さんは、何を買ったんですか?もう、帰るようですけど...」
「それは...言わなきゃダメかな?」
なんだかモジモジしている?
「えっと...水着と...下着...です」
買ったものを教えてくれるのはいいんだけど、反応に困る。それになぜ敬語?
いやそんなことより今、水着!?水着といったのだろうか?
まだ4月の中旬なのになぜ水着なんか...
これは悪いことを聞いてしまった。僕は、すぐに頭を下げる。
「ごめんなさい!」
「やめてよ。私が恥ずかしいよ...」
「ごめんなさい!」
「いや、いいんだって。だからもう謝のは...」
「ごめんなさい!」
「...」
「ごめんなs...」
「こらぁ?わざとなんだよねぇ?みんな見てるからやーめーなーさーい。」
怒った咲さんは僕の頭を抱き抱える。
これは!脇で頭を固めて、地味に頭にダメージを与える伝説の体勢!
脇に挟まることで、先輩の香りを嗅ぐことができるに加えて胸部が優しく包むことでグリグリ以外での衝撃を防ぐソフトケアー!
これが僕の至福の時間である!
「はぁ~、相くんはこの攻撃をしても全然痛がらないからもう辞めておこうかな。」
な、なんだと…至福の時間が終わってしまう…
僕はやらせないっ!いう気持ちを言葉にして抵抗する。
「もう少し、もう少しだけ癒しの時間を!」
「「えっ!?」」
しまった!つい声に出してしまった。
どう弁解しようか、そう考えた時、同時に何か違和感を感じた。
なんだ、さっき声が二重に聞こえたような?一人は咲さんで、もう一人は...
僕は、先輩の脇に挟まりながらゆっくりと上を向く。そこには、いつ帰ってきたのやらメイさんの顔が見える。
軽蔑の眼差しでこちらを見てくるメイさんは、「早く行きますよ!」と、目で訴えてくる。
「はははは、さーてそろそろ行こうかな!咲先輩!これで僕達は失礼します!さよーならー!」
相馬は、メイの手を引き、目的の店へと走った。
ただ、その店を目指して…
人込みを避けながら走って走って走り続けた。
ここで止まってはダメだ。止まったら死ぬ。
そう思ったから走ったが、メイさんが僕の腕を掴んでブレーキをかける。
「待ってください、シュウジ様!走ったら危ないですよ!」
ゆっくりと後ろを振り返り、メイさんの表情を伺い質問する。
「メイさん、怒ってないの?」
「なんで怒るんですか?まさか、私が嫉妬してると思いましたか?」
「いや...」
僕は少し頭を下げて俯いていると、メイさんは近づき今にも両方の唇が合わさりそうな距離まで詰めると、恥じらう表情でこう告げる。
「でも、やきもちは、...やきました。...さぁ!行きますよ!目当ての物が売り切れてしまいます!」
目的の店へ向かうメイさんの背中を見て思う。
やきもち?なんで...いや、わかっていた。僕はメイさんの気持ちになんとなくは気づいていた。気づいていたけど、それが僕の気のせいだったら恥ずかしかったから、それは気のせいだと言い聞かせていた。
.........
やばい、僕の顔赤くなってないよな。しっかりしろ、それは気のせい。気のせいなんだ。
そして、メイさんの後を追いかける時、胸を抑え、あることを不安に思う。
早くて大きい鼓動。メイさんに聞こえてないよな?
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