39 / 45
第1章
約束は守りましょう。
しおりを挟む
「お、おおお、覚えてやがれよ~」「よ~」「よ~」
YES!お約束の言葉を残して3人組は、ヨロヨロしながらも去って行きました!
足腰ガクガクにしてやりました!ヘヘン!
『カリン・・・何したの?』
ウィルがどんよりした目でこちらを見てくる。
どうして!?3人組を見事に追い払ったんだよ!
いいことしたよね!?
『ここ、褒めるとこだよ、ウィル!』
『そうだよ~ここほめないともうないの~』
『うん、ウィル、これはカリン様的には最高にいいことだよ!基準は最底辺に置いてくれないと!』
レンちゃん、キリ・・・ひどいよ、あなた達。
レンちゃんはいつものことだけど、キリ、ひどい!一切悪気なさそでいて傷口を抉りに来る悪質さは、もしかしたら悪魔っ子レンちゃんを超えるかもしれないよ!レンちゃん越えって恐ろしいことだよ!
し・か・も!2人共手伝ったじゃん!寧ろ実行部隊はあなた達でしょ!私一人のせいにしてますけど!楽しそうだったじゃん!
『カリン・・・頑張ったね』
うう、ウィルの同情に満ち満ちた褒め言葉が哀しいです。
「ワウ・・・」
リク・・・絶対何も分かってないけど、今私の癒しはあなただけだよ。おやつに魔力あげるね。
『で、カリン、どうしてあの3人は何もしてないのに泣きそうになりながら去って行ったの?』
怒らないから言ってごらん、とでもいうようにウィルが問いかけてくる。
『聞きたい?』
『そりゃあ、勿論、聞きたくないよ?じゃあ、宿に帰ろっか』
ウィルがにべもなく話を終わらそうとする。
ちょっと、待ってよ!今言うから!皆私に冷たすぎるよ!精霊さんだぞ?
『肝試し作戦だよ!』
『キモダメシ?』
そうです!肝試し!ようするに彼らにはホラー体験をしてもらったのです!
まず、視界に軽い靄がかかる。
次に、どこからともなく耳元で不気味な囁やき声が聞こえる。
肩にひんやりと冷たい手が置かれて振り向くが誰もいない。
喚き声をあげているのに周りの人間は不思議そうにこちらを見るばかり。聞こえていない?
何かに邪魔されているかのように体がうまく動かせない。
(この辺りで既にパニックな3人組に、止めをさすことにする)
冷たい手に足首をつかまれ、恐る恐る下を見る。
地面から生えたほっそりした色白の人間の手が自分の足首を掴んでいる。
全身に鳥肌が立ちその手から逃れようとするが逃れられない。
そして、地面に暗い穴が開き何かが浮かび上がってくる。
その不気味な何かがこちらを見てニタっと笑った。(他の人には見えない)
「ウギャー!!!!」
『って感じだよ』
『・・・可哀想に・・・』
彼らに起こった出来事を事細かに説明すると、ウィルが顔を引きつらせた。
ん?誰にも被害を及ぼさない完璧な作戦を立てたのに、どうしてあっちに同情するのかな?
悪いのは因縁をつけてきた3人組だよね?
レンちゃんとキリも頑張ったんだよ!
担当はこうなってます!
カリン:靄・遮音
レンちゃん:囁き声
キリ:冷たい手・地面から浮かび上がる笑み
でお送りしました!
キリ、今回いい仕事しました!変幻自在ですね!
あと、最後に面倒だったことが一つ。
奴らが締めの一言を言わずに逃げ出そうとしたんですよ!
全く!信じられないね!
言うまで帰れると思うなよ!ってな感じですよね。
耳元で「覚えてやがれよ」を100回位囁いたら、やっと言ってくれました。
やれやれです。
お約束はきちんと守らなければいけませんよ!
忘れないでね!
YES!お約束の言葉を残して3人組は、ヨロヨロしながらも去って行きました!
足腰ガクガクにしてやりました!ヘヘン!
『カリン・・・何したの?』
ウィルがどんよりした目でこちらを見てくる。
どうして!?3人組を見事に追い払ったんだよ!
いいことしたよね!?
『ここ、褒めるとこだよ、ウィル!』
『そうだよ~ここほめないともうないの~』
『うん、ウィル、これはカリン様的には最高にいいことだよ!基準は最底辺に置いてくれないと!』
レンちゃん、キリ・・・ひどいよ、あなた達。
レンちゃんはいつものことだけど、キリ、ひどい!一切悪気なさそでいて傷口を抉りに来る悪質さは、もしかしたら悪魔っ子レンちゃんを超えるかもしれないよ!レンちゃん越えって恐ろしいことだよ!
し・か・も!2人共手伝ったじゃん!寧ろ実行部隊はあなた達でしょ!私一人のせいにしてますけど!楽しそうだったじゃん!
『カリン・・・頑張ったね』
うう、ウィルの同情に満ち満ちた褒め言葉が哀しいです。
「ワウ・・・」
リク・・・絶対何も分かってないけど、今私の癒しはあなただけだよ。おやつに魔力あげるね。
『で、カリン、どうしてあの3人は何もしてないのに泣きそうになりながら去って行ったの?』
怒らないから言ってごらん、とでもいうようにウィルが問いかけてくる。
『聞きたい?』
『そりゃあ、勿論、聞きたくないよ?じゃあ、宿に帰ろっか』
ウィルがにべもなく話を終わらそうとする。
ちょっと、待ってよ!今言うから!皆私に冷たすぎるよ!精霊さんだぞ?
『肝試し作戦だよ!』
『キモダメシ?』
そうです!肝試し!ようするに彼らにはホラー体験をしてもらったのです!
まず、視界に軽い靄がかかる。
次に、どこからともなく耳元で不気味な囁やき声が聞こえる。
肩にひんやりと冷たい手が置かれて振り向くが誰もいない。
喚き声をあげているのに周りの人間は不思議そうにこちらを見るばかり。聞こえていない?
何かに邪魔されているかのように体がうまく動かせない。
(この辺りで既にパニックな3人組に、止めをさすことにする)
冷たい手に足首をつかまれ、恐る恐る下を見る。
地面から生えたほっそりした色白の人間の手が自分の足首を掴んでいる。
全身に鳥肌が立ちその手から逃れようとするが逃れられない。
そして、地面に暗い穴が開き何かが浮かび上がってくる。
その不気味な何かがこちらを見てニタっと笑った。(他の人には見えない)
「ウギャー!!!!」
『って感じだよ』
『・・・可哀想に・・・』
彼らに起こった出来事を事細かに説明すると、ウィルが顔を引きつらせた。
ん?誰にも被害を及ぼさない完璧な作戦を立てたのに、どうしてあっちに同情するのかな?
悪いのは因縁をつけてきた3人組だよね?
レンちゃんとキリも頑張ったんだよ!
担当はこうなってます!
カリン:靄・遮音
レンちゃん:囁き声
キリ:冷たい手・地面から浮かび上がる笑み
でお送りしました!
キリ、今回いい仕事しました!変幻自在ですね!
あと、最後に面倒だったことが一つ。
奴らが締めの一言を言わずに逃げ出そうとしたんですよ!
全く!信じられないね!
言うまで帰れると思うなよ!ってな感じですよね。
耳元で「覚えてやがれよ」を100回位囁いたら、やっと言ってくれました。
やれやれです。
お約束はきちんと守らなければいけませんよ!
忘れないでね!
1
あなたにおすすめの小説
過程をすっ飛ばすことにしました
こうやさい
ファンタジー
ある日、前世の乙女ゲームの中に悪役令嬢として転生したことに気づいたけど、ここどう考えても生活しづらい。
どうせざまぁされて追放されるわけだし、過程すっ飛ばしてもよくね?
そのいろいろが重要なんだろうと思いつつそれもすっ飛ばしました(爆)。
深く考えないでください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
覚悟は良いですか、お父様? ―虐げられた娘はお家乗っ取りを企んだ婿の父とその愛人の娘である異母妹をまとめて追い出す―
Erin
恋愛
【完結済・全3話】伯爵令嬢のカメリアは母が死んだ直後に、父が屋敷に連れ込んだ愛人とその子に虐げられていた。その挙句、カメリアが十六歳の成人後に継ぐ予定の伯爵家から追い出し、伯爵家の血を一滴も引かない異母妹に継がせると言い出す。後を継がないカメリアには嗜虐趣味のある男に嫁がられることになった。絶対に父たちの言いなりになりたくないカメリアは家を出て復讐することにした。7/6に最終話投稿予定。
ざまぁされるための努力とかしたくない
こうやさい
ファンタジー
ある日あたしは自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生している事に気付いた。
けどなんか環境違いすぎるんだけど?
例のごとく深く考えないで下さい。ゲーム転生系で前世の記憶が戻った理由自体が強制力とかってあんまなくね? って思いつきから書いただけなので。けど知らないだけであるんだろうな。
作中で「身近な物で代用できますよってその身近がすでにないじゃん的な~」とありますが『俺の知識チートが始まらない』の方が書いたのは後です。これから連想して書きました。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
恐らく後で消す私信。電話機は通販なのでまだ来てないけどAndroidのBlackBerry買いました、中古の。
中古でもノーパソ買えるだけの値段するやんと思っただろうけど、ノーパソの場合は妥協しての機種だけど、BlackBerryは使ってみたかった機種なので(後で「こんなの使えない」とぶん投げる可能性はあるにしろ)。それに電話機は壊れなくても後二年も経たないうちに強制的に買い換え決まってたので、最低限の覚悟はしてたわけで……もうちょっと壊れるのが遅かったらそれに手をつけてた可能性はあるけど。それにタブレットの調子も最近悪いのでガラケー買ってそっちも別に買い換える可能性を考えると、妥協ノーパソより有意義かなと。妥協して惰性で使い続けるの苦痛だからね。
……ちなみにパソの調子ですが……なんか無意識に「もう嫌だ」とエンドレスでつぶやいてたらしいくらいの速度です。これだって10動くっていわれてるの買ってハードディスクとか取り替えてもらったりしたんだけどなぁ。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
転生者と忘れられた約束
悠十
恋愛
シュゼットは前世の記憶を持って生まれた転生者である。
シュゼットは前世の最後の瞬間に、幼馴染の少年と約束した。
「もし来世があるのなら、お嫁さんにしてね……」
そして、その記憶を持ってシュゼットは転生した。
しかし、約束した筈の少年には、既に恋人が居て……。
断罪現場に遭遇したので悪役令嬢を擁護してみました
ララ
恋愛
3話完結です。
大好きなゲーム世界のモブですらない人に転生した主人公。
それでも直接この目でゲームの世界を見たくてゲームの舞台に留学する。
そこで見たのはまさにゲームの世界。
主人公も攻略対象も悪役令嬢も揃っている。
そしてゲームは終盤へ。
最後のイベントといえば断罪。
悪役令嬢が断罪されてハッピーエンド。
でもおかしいじゃない?
このゲームは悪役令嬢が大したこともしていないのに断罪されてしまう。
ゲームとしてなら多少無理のある設定でも楽しめたけど現実でもこうなるとねぇ。
納得いかない。
それなら私が悪役令嬢を擁護してもいいかしら?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる