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しおりを挟む昨夜出会ったばかりだというのに的確に私のイイトコロを擦り上げていく。彼に触られると思うとナカが少しずつ開いてきて喜んで指を受け入れる。
「このザラザラしたとこ…ペニス擦ったら気持ちよさそうだな…っ、ん?嬢ちゃんも、ここ…気持ちいいのか?」
人差し指と中指がぐにぐにと内壁を押し上げて中を撫で擦る。自分でも知らない快楽のポイントを開発されてしまう。
「アッ、ふ、んんっ、む…っあ…っ」
「声、我慢できて偉いな…っ、なか…っ、グネグネ、気持ちよさそうにして…、辛いだろ?」
生理的に出てきた涙を溢しながら歯を食いしばって頷くとぐっと唇を押しつけられる。そのまま舌を絡めとられて気持ちいいくらいのキスをされる。声はすべてキスで奪われて、息継ぎもろくにできない。苦しくて弱々しい力で胸を叩くとフと笑うような息遣いと共に唇を離した。
「悪いな、俺も…っ、興奮してガラにもなく夢中になっちまった。」
「ベイリーさんの…っ、あ、つい…っ」
「ん…まぁ、な…っ」
裸同士だから当たり前のようにベイリーさんのペニス は体に当たっていて、昨日みたいに屹立しているのを肌で感じた。
一方で私のナカはぐちゅっぐちゅっとさらに瑞々しい音を立てて指を食い締めている。もう10分ほど弄られていて我慢も限界が近づいてきていた。
「ベイリー、さ、ん…そろそろ…っいれ、ても…っ」
「確かに、もうこの熱くて嬢ちゃんの匂いで充満した空間で…っ、挿れられねぇのも辛くなってきた…っはぁ、いいか?ごめんな、おじさん我慢できなくて」
「わ、たしも…っ、もう、したかったので…っ」
「そう言ってくれるとありがたいんだがな…」
軽く頬にキスをされた後太腿を持ち上げられてその上にベイリーさんの体重がかかった。2回目だというのに心臓はうるさいくらい脈打って、その体重にしがみついた。
「初めては優しくしてやれなくてごめんな?今日はゆっくり、丹念に愛してやるから…そんな緊張すんなよ」
私の抱きしめる腕に応えるようにそっと包まれると心音はより速くなってしまう。
「ありゃ、安心させたかったのにもっと心臓うるさくなっちまったな、可愛い。ひとまわりも離れたおじさんに、ドキドキしてくれてんのか?」
「ベイリーさんと出会ってから…ずっとずっとドキドキしっぱなしで…私も、どうしたらいいか…」
「そんなこと言われちゃ…おじさんもドキドキしちまうな…」
熱い息が口に入ってきて、それぐらいの距離にベイリーさんがいることと同時にキスをされるのだと察した。
「じょ、ちゃ…チュルッ、っん、ぅ、ぢゅッ、んん…っ、ん”ッ、は、ぁ」
興奮を伝えるような熱くて火傷してしまいそうな舌が口内を舐め回して、触れたところからビリビリする。
「ふ、ん…んんッ、ふ、あ…ッ」
そんなことを続けているとさっきよりさらに淫部がペニスを求めて腰が誘うように動いてしまう。ベイリーさんのお腹に触れてそこから探るようにペニスを手で包み込んだ。
「ン、そろそろ…我慢できなくなってきたか?そのまま…嬢ちゃんの、ナカに…」
ベイリーさんの手が私の手に重なって、ペニスを私のナカに挿れさせるように導いた。先端がぷちゅっと音を立てて入っていき、昨日で慣れたと思ったが若干の痛みが伴った。
「痛いか?ンッ…と、嬢ちゃんの…ッ、ナカの形から…っこのまま突き進むと痛ぇだろうから、…っ、こうすりゃ、少しは、楽か?」
ベイリーさんがペニスの位置を少しずらして腰を少し押し込むと出っ張った部分が膣壁を気持ち良く刺激して体がのけぞった。優しく笑うような声が聞こえて、ゆっくりと背中を撫でられる。
「あっ、んぅ…っ、ベイ、リーさん…っ」
「痛いの、少しは和らいだか?」
「ん、は、い…」
「じゃあ、もっと…少し奥まで入れるぞ?」
震えるような息遣いに興奮していると伝わっているのに、ベイリーさんは私を気遣って優しくゆっくり続けてくれる。
「息、止めないで…ゆっくり呼吸して、そうそう…いい子だな…」
緊張してしまう私の体を解すように呼吸を整えさせて、体が緩んだ隙を見て少しずつ入ってくる。ビクビクと震える性器がナカを押し広げるように入って来る。
「慣れちまえば…気持ち良くなってきただろ?まだ痛かったら…」
「あっ♡もう…っだめ!イく…っ、イくイく…っ!!!!」
「もう…っ、俺もッ、出ます!村長…っ、神官様…っ!」
ベイリーさんの言葉を遮るように今日一、儀式中のテントから大きな声がしてつい体を強張らせた。それより今の…どういうことだろう。儀式の場に…村長さんと神官、という人がいるの?
動揺している私の感情を汲み取ったのかベイリーさんは大きなため息をついた。
「驚かせちまったよな…俺たちの婚姻の儀式。さっきも言ったが立会人がいるんだ。その、射精してナカに出す瞬間…確認するための立会人がな」
「ひ、人に見られるんですか…?」
「俺も嬢ちゃんのこういうとこ、人には見せたくねぇが…俺たち村人の血統上守んなきゃいけねぇしきたりでな」
どこかの王族がやっていそうな文化に驚きつつ、さらりと言われたベイリーさんの言葉に顔が熱くなって何も言えなくなってしまう。
「嬢ちゃん?どうした?……あー、やっぱ…文化、とはいえ嫌、だよな。」
「い、いや…そうではなくて、私との…結婚、まで考えてくださってたと思わなくて…」
儀式をやるってことはつまり結婚するということだ。でも自分で口にした後ハッとした。男女の関係になったら多少は軽口で将来とか子供は何人欲しいとか話すものだ。その程度の話ならいくらでもするものだし、一人で勝手に舞い上がっているようで恥ずかしくなる。
「あたりめーだろ、こんな可愛い嬢ちゃんが…夜這いして処女くれるなんて情熱的なことしてくれたんだ。それに応えなきゃ男じゃねぇよ」
「へっ、えぇ…っ?!」
しかし帰ってきた言葉は私の恥ずかしさとは裏腹に予想外のものだった。
「なんだ?嬢ちゃんは俺との結婚までは、考えてなかったか?処女までくれて…お遊びってことはねぇと思ってたんだが…おじさん一人で舞い上がっちまってたのか」
「ち、違います!嬉しい…です…すごく……ひ、ぁッ?!」
必死に否定をしてベイリーさんに抱きつくと、ぐんっと一気にペニスを押し込まれる。その圧迫感に痛みはなく、気持ちよさと幸福が広がった。
「あ、あぁ…っ、狭ぇけど…嬢ちゃんの体が…俺の形、覚えててくれてるな。…いい子だ」
ベイリーさんも気持ちよさそうな声を上げて悦に入っている。腰を労わるように撫でて丹念に愛してくれた。
「は、あ、ぅう…っ」
声を我慢するように指先を噛みながら堪える。ベイリーさんの肉塊が、ゆるゆると中のヒダを擦り上げて昨日みたいにクリトリスにも触れてないのに小さな快感が繰り返されるように訪れる。
「ん…っ、んんんっ、ふ、ぁ…っ」
「こうやってゆったりやるなんて怠いと思ってたが…嬢ちゃんの吐息、声、体温…全部ちゃんと感じられるのはいいな。いつもは、快感に夢中だから」
そう言われてしまうとベイリーさんのそれらも意識してしまう。重なる胸板の感触とそこからしっとりと伝わる汗の温度と肌の湿り気、興奮してくれているのか少し速い心音。好きな人と裸で触れ合う幸せを全身で感じる。
「ふ、ん…、や…べ、いりぃ…さん…っ、べい、りぃ…さん…っ」
「…っく?!ぁ…嬢ちゃん…こえっ、我慢してくれんのはいいが…ナカ、締め付けッ、キツくなってんじゃねぇか…こし、も…っ、突き出して…っ、激しく動くの我慢してんだから…っ、嬢ちゃんも協力してくれッ、よ…」
自分では抑えているはずなのにベイリーさんの苦しそうに絞り出すような声により体が反応してしまう。お尻は力が入って、奥まで挿れてほしいというように腰が浮いてしまっている。
「あっ、ん…わかんない…、からだ、かってに…ッ、切なくなって…」
「く、そ…っ!ちゃん、と…っ鼻で息しろよ…ッ!」
ベイリーさんの言葉の意味が分からないまま舌を押し込まれるようにキスをされて、腰の打ちつけが突然激しくなる。声の行き場を失って、さっきの言葉を思い出して辛うじて鼻で息することしかできない。苦しさから眉間に深く皺を刻みつけながら、結合部から感じる膣から子宮口にかけてめちゃくちゃにされる感触に体は歓喜で絶頂を繰り返した。乱暴なくらいベイリーさんの舌が口内を蹂躙して喉を鳴らすこともできない。
「は、ん…っぢゅ!じゅるるるるっ!ぐちっ!!!…ん、ぁ…っ」
苦しいはずの交じり合いだというのにその激しさを求めていた体は喜んで腰を振った。違いに体を打ちつけ、獣のように求め合う。足の爪先はもう何度目か分からない絶頂にぎゅうっと丸まっていく。ベイリーさんのペニスも昨日以上にナカをみちみちと広げて吸い付く膣壁を引き摺り出すように腰を引いては奥の奥まで殴るように突き込んだ。
「ふっ、ぐぢゅっ、ぢゅうっ!~~~~~っ!!!!!」
声にならない声が熱気で限界なほど熱くなった毛布の中に漏れ出た。もう何回目か分からない絶頂を声も呼吸もままならない状況で味わって頭がおかしくなりそうだ。それはベイリーさんも同じでボタボタと滝のような汗が肌に落ちてくる。そして何を思ったか突然私の口を手で塞いでピタリと腰を動かすのを止めた。
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