呪いから始まる恋

めぐみ

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そう言って指先で弾かれて背中がゾクゾクと震える。少し触れ合ってキスしただけでこんなに気持ち良くなるならセックスってどれほど気持ちがいいのだろう……と想像して体の芯が痺れた。

「ロックスさんが…優しくしてくれるのが気持ちいいからです」

彼の後頭部を撫でながらそう言うと少し頬を赤らめたロックスさんと目が合った。

「じゃあ…お許しも出たことだし好きなようにやらせてもらおうかね。目一杯甘やかして…離れられなくしちまってもいいか?」

「は、はい……」

ロックスさんの舌なめずりを見てゾクッとしたものが体の芯を這う。あぁ、これからこの人に抱かれるのか……そう実感して私の下腹部がきゅんと疼くのを感じた。

「ン……ぁ……っ」

ロックスさんの舌が乳首を舐めながら優しく反対の胸を揉んでくれる。痛くない刺激で焦れったいくらいだが、この優しい手つきで触れてもらえるのが心地いい。

「ん、ふぁ……っ、あ、あっ……」

舌先で転がされるたびに下腹部がキュンキュンと反応して微弱な快感を私に与えてくる。それがたまらなく気持ち良くてゆっくりと呼吸しながらその快感に身を委ねた。

「胸、気持ちいか?」

「ンッ……気持ち、いいです……あったかくて……」

私の一言にロックスさんは優しく微笑むと再び胸元に顔を埋める。そうして、今度は唇で吸い付くように乳首を食べられてちゅぱちゅぱと音が響いた。

「あ、ん…ろっ、くす…さ…っ」

「ん、ぁむ…ッ、ンッ…んちゅっ」

そうして何度も吸い付いて、舌で転がしてを繰り返すうちに次第にそこが熱を持ってぷっくりと膨らんでくる。そうして歯で優しく噛み付くとさっきよりも強い刺激に体が震えた。

「あ、ぁ……っ!ん……っ」

「んむ……ッ、可愛い、可愛いな…ベラ。もっと可愛い声聞かせてくれよ……」

下から上に押し上げるようにして乳首を舐められて自分じゃないような甲高くて甘ったるい声が出てしまう。
それと同時に脚の付け根から恥ずかしいくらい愛液が分泌されてシーツを濡らしてしまっているのが分かるくらいだ。脚をモジモジさせてしまってそれに気づいたロックスさんは胸から唇を離して肋骨、臍の横、太腿、と口の位置を下ろして軽いキスをした。そうして私の閉じた太腿に手を添えると私の顔を見上げる。

「ここ…開けてもいいか?」

「す、すごい濡れてるから…恥ずかしい、です…」

ロックスさんにいやらしい淫らな女だと思われたらどうしようと決心がつかない。ここまできてそんなことを言い出す私にロックスさんは体の位置を向かい合うように変えて頭を撫でた。

「そっか、そりゃ恥ずかしいよな。」

「ごめんなさい…ロックスさんと…繋がりたいっていう気持ちはあるのに…色々追いついてなくて…」

「俺とは繋がりたいって思っててくれてるのか、そっか。ありがとうな、ベラ……」

抱きしめてくれる体温と筋肉質な感触に安心する。しかし、それも束の間、ロックスさんの手が再び太腿に触れてやや強い力でそこをこじ開けられてしまう。

「や、やぁ…っ!ろっ、くすさ…っ、なん、でぇ…っ」

今まで何もかも優しい手つきだったのに突然の強引さにびっくりしてロックスさんの顔を見る。

「君の気持ちを優先させたい気持ちは十分にある。だがこれ以上呪いの進行を放っておくわけにはいかないんだ。」

そうだ、今しているこの行為は呪いを食い止めるための粘膜の接触と精の受け入れ。感情なんてものは二の次なのにロックスさんは丁寧にしてくれていた方だ。それを思い出すと脚を閉じようとしていた力を抜いて、彼の行為を受け入れるように自分からもう少し脚を開いた。

「ありがとう、痛くないように優しくするから…行為自体は止められないが怖くなったらすぐ言うんだぞ?」

「は、はい……」

「いい子だ」

ロックスさんは私を褒めるように額や頬にキスをしてくれてそのまま脚の間に体を滑らせる。そうして彼の指が私の割れ目に触れたとき、初めての感触に大袈裟に反応して彼の腕をぎゅっと掴んでしまった。

「ぁっ……ん!」

「大丈夫だ、怖いことは絶対にしない。気持ち良いことだけ教えてやるからな?」

そう言って割れ目を優しくなぞっていく。自分でも見たことのない女の子の一番恥ずかしくて大事なところを見られている。それだけで体の芯が熱くなってお腹の下あたりがジンジンと痺れた。

「濡れたこと気にしてたが…これくらい女の子なら普通だ。安心していい…俺のを受け入れるための当然の反応なんだから」

「ほん、と…ですか?はしたないって思わない?」

「そんなこと気にしてたのか、本当に可愛いな。女の子が濡れて喜ぶ男は居ても…はしたないって思う男はいないよ」

私の不安を丁寧にひとつひとつ解消してくれ、あまりにも女心を分かり過ぎているんじゃないかと思うくらいロックスさんは私の気持ちを汲んでくれる。

「舐めやすいようにちょっと広げるぞ?」

「な、舐め…っ!?」

「十分濡らしてくれてはいるけど…俺を受け入れるにはナカは狭いだろ?しっかり舐めて、指で広げて…気持ちよく俺のを受け入れられるようにしないと」

これからされることをまざまざと口に出されると全身が熱くなって、しかしそんな間もなく割れ目を広げられて興奮で皮が剥けたクリトリスを彼の眼前に晒してしまう。
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