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64話 剣の大会でございます!
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私がリンネちゃんのために剣を買ってから5日後。
2人と私は今、リンネちゃんの試合相手を見に来ていた。
発表の仕方はほとんど私達の時と同じだ。
「ふふふ、ドーンと来いっ!」
「お姉ちゃん、気合入ってるね」
「もちろんだよ。ここ3日間、アイリスちゃんにも練習付き合って貰ったしね。この剣も私に馴染んできたし」
そう言いながら、腰に下げている二つの剣の鞘をリンネちゃんは撫でた。
リンネちゃんは自信満々だけど、私はこの大会、優勝は少なくとも私よりは難しいと考えてる。
剣は本当に難しい。いくらあのグライドさんの娘だからと言って、こればっかりは本当に。
人間のレベルシステムがどんな感じかは私は本で少し読んだくらいで、体感したことないから詳しくは知らないけれど、リンネちゃんのレベルが他の人達より高いのか低いのかわかんない。
だって私、リンネちゃんやグライドさん以外の剣の使い手の実力、よく知らないし。
でも…やっぱりそれでもリンネちゃんは強い。
難しいかも知れないけど、優勝する可能性は高いんじゃないかな?
「あ、発表されてるよ!」
私達の時よりより大きな物が垂れ下がってきた。
そう、問題は一回戦から。
一回戦は武器や防具の自由はない。
全員一律の装備で4~5人で乱闘するんだ。まあ、剣の大会は人数があり得ないほど多いから…。
慣れている二刀流ではなく、防具もつけさせられてしまうため、軽やかな動きがしにくいし。
まあ、リンネちゃんは乱闘自体は慣れてるはず。
私だけで三人と同等の状況を作りだしての練習は村で何度も何度も繰り返したんだ。
正直言って前回の優勝者である、紅のヘリオトロープのアパタさんがいなければ大丈夫なような気もする。
「うーん、名前は…見ても仕方ないね。過去の優勝者はいないみたいだね」
「そっか。お姉ちゃん、緊張しないでね?」
「ロモンじゃ無いんだし、大丈夫だって!」
「うぅ、そうだね」
対戦相手をとりあえず見た私達は、とりあえず家に帰った。そうそう、今大会から、賭けのお金は配当式になったらしい。
一体誰のせいなんだろうね! 誰が魔物大会で数億ストンも稼いだのやら…。てへっ。
「よし、じゃあちょっと休んでから、アイリスちゃん、ぼくと練習してくれない?」
【ええ、よろしいですよ】
「じゃあ今日は私がご飯作って待ってるからね!」
「ありがとう、ロモン!」
10分ほど休んでから、私とリンネちゃんは森へ来た。
ここならば他社の迷惑にならないから、二人で練習する時は来るようにしてる。
「じゃあ…いくよっ!」
【はい…!】
◆◆◆
「ふぅー! はぁ…はぁ…絶好調だよ、ぼく!」
【ええ確かに、いつもよりキレがよろしいですね】
「えへへへ」
数時間ぶっ通しでずっと練習をしていた。
あたりはもう薄暗く、登っていく月は夕飯時であることを伝えてくれてるみたい。
「はぁ…でも、前日なのにここまで思いっきり練習できるのも、アイリスちゃんだからだよね!」
【ええ、そうですね!】
そう言いながら私は回復魔法をリンネちゃんにかける。これで一気に身体の疲労はとれるはずだよ。
「じゃあ帰ろうか、アイリスちゃん。ロモンがまってるし」
【はい!」
私達は森から出て、ロモンちゃんが待つ宿へと帰った。
宿ではロモンちゃんが料理をして待っていてくれていた。リンネちゃんとロモンちゃんの料理の腕はほぼ同じだよ。私の分も用意してあるし…。
ロモンちゃんも良いお嫁さんになれるかもしれない。良いお嫁さんには良い夫だ。
変な人とが寄り付かないように私がちゃんとしないと。
何度でも誓う。私はこの二人に悪い虫は寄りつかせないよ。
◆◆◆
翌日。
リンネちゃんの剣の大会の日! ちなみに今回は賭けは控えようと思う。
まず分配制になっちゃったし、6億あれば十分だし。
そのうちアーティファクトを買うか、家や土地を買うか、予定通りリンネちゃんの剣とロモンちゃんのための杖を職人さんに作ってもらうのに使うんだ。
すでにリンネちゃんは控え室へいっている。
あそこから会場の様子を見ているんだろうか、ロモンちゃんがそうしてたんだし、リンネちゃんもそうしてるんだろうなぁ。
《さあ! 始まりました第___回、剣闘大会! 司会は私、カルサイト・スピーチャがお送り致します!》
またその人なんだ。案外、忙しい人なのかもしれない。
ちなみに、この大会のルールはこう。
・制限時間10分間で戦う。先に相手を戦闘不能、気絶、場外、棄権させた方が勝ち。10分間たった場合、HPが残っている方が勝ち。
・ルールを破り失格になると負けとなり、程度によっては永続、あるいは一時的に出場停止となる場合がある。
・相手を死なせてはならない。
・勝敗が決まったのち、追撃をしてはならない。
・相手が異性だった場合に性的暴力をしてはならない。
(本人らはそう思ってなくても、大会運営側がそう判断した場合に該当する)
・武器・防具の持ち込みは二戦目以降可。その道具の質は一切とはない。ただ唯一、武器は剣のみ可。
・戦闘開始前の補助魔法、回復魔法の使用不可。
・戦闘中、攻撃魔法は使用不可。しかし、補助魔法、回復魔法は可。
こういうルールなら女の人も安心して参加できるってもんだね。
まあ、男の人との体格差や体力差があるから、女の人でこの大会に参加する人は男の人の4分の1くらいしか居ないし、さらにその7割以上の人が初戦で敗退するらしいんだけどさ。
あ、これ、夜にギルドで聞いた話ね。
また、この大会は魔物武闘大会より1戦多いらしい。
リンネちゃんは今日は4回戦目に出てくる。それまで暇だね。
《それでは早速、1日目第一回戦!》
1回戦目が始まった。
四人の同じ装備をした男の人達がステージの上で戦っている。
うーむ、つまらん。
誰と戦ってもリンネちゃんが勝ちそうだ。
「あ、フランクフルト2本とソーダ2杯下さい」
いつの間にか近くに来ていた売り子にロモンちゃんはフランクフルトとソーダを頼んでいた。
二つずつ…つまり、私の分もかな。
正直言ってロモンちゃんと同じフランクフルトをあーんって、食べさせてもらう方が、私としては嬉し…ゲブンゲフン。
「はい、アイリスちゃん」
【ありがとうございます】
私はフランクフルトを口っぽい謎の空間で頬張る。
この味は私の前世に体験したであろう味と変わらないんだよね。
私とロモンちゃんがフランクフルトの4分の1を食べ終わった頃、1回戦目が終わったみたいだった。
特に興味もない、みんな、実力が伯仲しすぎてつまらないんだよね。
「あれ、お姉ちゃんならすぐに終わってたね」
【そうですね】
ほらやっぱり、ロモンちゃんもそう思ってたみたいだよ。
そしてすぐに2回戦目が始まった。
……本音を言うと、1回戦目とそう大差が無い。
まあ、装備とかが本調子じゃなかったり、実力を隠してる人も居るから仕方ないかな。
3回戦目は1回戦目と2回戦目よりは面白かった。
一人女の人が居たからね。まあ、屈強な筋肉マッチョに鍔迫り合いで押し負けて場外に出されて負けちゃったけど。
そしていよいよ、次が…リンネちゃんの対戦だね。
2人と私は今、リンネちゃんの試合相手を見に来ていた。
発表の仕方はほとんど私達の時と同じだ。
「ふふふ、ドーンと来いっ!」
「お姉ちゃん、気合入ってるね」
「もちろんだよ。ここ3日間、アイリスちゃんにも練習付き合って貰ったしね。この剣も私に馴染んできたし」
そう言いながら、腰に下げている二つの剣の鞘をリンネちゃんは撫でた。
リンネちゃんは自信満々だけど、私はこの大会、優勝は少なくとも私よりは難しいと考えてる。
剣は本当に難しい。いくらあのグライドさんの娘だからと言って、こればっかりは本当に。
人間のレベルシステムがどんな感じかは私は本で少し読んだくらいで、体感したことないから詳しくは知らないけれど、リンネちゃんのレベルが他の人達より高いのか低いのかわかんない。
だって私、リンネちゃんやグライドさん以外の剣の使い手の実力、よく知らないし。
でも…やっぱりそれでもリンネちゃんは強い。
難しいかも知れないけど、優勝する可能性は高いんじゃないかな?
「あ、発表されてるよ!」
私達の時よりより大きな物が垂れ下がってきた。
そう、問題は一回戦から。
一回戦は武器や防具の自由はない。
全員一律の装備で4~5人で乱闘するんだ。まあ、剣の大会は人数があり得ないほど多いから…。
慣れている二刀流ではなく、防具もつけさせられてしまうため、軽やかな動きがしにくいし。
まあ、リンネちゃんは乱闘自体は慣れてるはず。
私だけで三人と同等の状況を作りだしての練習は村で何度も何度も繰り返したんだ。
正直言って前回の優勝者である、紅のヘリオトロープのアパタさんがいなければ大丈夫なような気もする。
「うーん、名前は…見ても仕方ないね。過去の優勝者はいないみたいだね」
「そっか。お姉ちゃん、緊張しないでね?」
「ロモンじゃ無いんだし、大丈夫だって!」
「うぅ、そうだね」
対戦相手をとりあえず見た私達は、とりあえず家に帰った。そうそう、今大会から、賭けのお金は配当式になったらしい。
一体誰のせいなんだろうね! 誰が魔物大会で数億ストンも稼いだのやら…。てへっ。
「よし、じゃあちょっと休んでから、アイリスちゃん、ぼくと練習してくれない?」
【ええ、よろしいですよ】
「じゃあ今日は私がご飯作って待ってるからね!」
「ありがとう、ロモン!」
10分ほど休んでから、私とリンネちゃんは森へ来た。
ここならば他社の迷惑にならないから、二人で練習する時は来るようにしてる。
「じゃあ…いくよっ!」
【はい…!】
◆◆◆
「ふぅー! はぁ…はぁ…絶好調だよ、ぼく!」
【ええ確かに、いつもよりキレがよろしいですね】
「えへへへ」
数時間ぶっ通しでずっと練習をしていた。
あたりはもう薄暗く、登っていく月は夕飯時であることを伝えてくれてるみたい。
「はぁ…でも、前日なのにここまで思いっきり練習できるのも、アイリスちゃんだからだよね!」
【ええ、そうですね!】
そう言いながら私は回復魔法をリンネちゃんにかける。これで一気に身体の疲労はとれるはずだよ。
「じゃあ帰ろうか、アイリスちゃん。ロモンがまってるし」
【はい!」
私達は森から出て、ロモンちゃんが待つ宿へと帰った。
宿ではロモンちゃんが料理をして待っていてくれていた。リンネちゃんとロモンちゃんの料理の腕はほぼ同じだよ。私の分も用意してあるし…。
ロモンちゃんも良いお嫁さんになれるかもしれない。良いお嫁さんには良い夫だ。
変な人とが寄り付かないように私がちゃんとしないと。
何度でも誓う。私はこの二人に悪い虫は寄りつかせないよ。
◆◆◆
翌日。
リンネちゃんの剣の大会の日! ちなみに今回は賭けは控えようと思う。
まず分配制になっちゃったし、6億あれば十分だし。
そのうちアーティファクトを買うか、家や土地を買うか、予定通りリンネちゃんの剣とロモンちゃんのための杖を職人さんに作ってもらうのに使うんだ。
すでにリンネちゃんは控え室へいっている。
あそこから会場の様子を見ているんだろうか、ロモンちゃんがそうしてたんだし、リンネちゃんもそうしてるんだろうなぁ。
《さあ! 始まりました第___回、剣闘大会! 司会は私、カルサイト・スピーチャがお送り致します!》
またその人なんだ。案外、忙しい人なのかもしれない。
ちなみに、この大会のルールはこう。
・制限時間10分間で戦う。先に相手を戦闘不能、気絶、場外、棄権させた方が勝ち。10分間たった場合、HPが残っている方が勝ち。
・ルールを破り失格になると負けとなり、程度によっては永続、あるいは一時的に出場停止となる場合がある。
・相手を死なせてはならない。
・勝敗が決まったのち、追撃をしてはならない。
・相手が異性だった場合に性的暴力をしてはならない。
(本人らはそう思ってなくても、大会運営側がそう判断した場合に該当する)
・武器・防具の持ち込みは二戦目以降可。その道具の質は一切とはない。ただ唯一、武器は剣のみ可。
・戦闘開始前の補助魔法、回復魔法の使用不可。
・戦闘中、攻撃魔法は使用不可。しかし、補助魔法、回復魔法は可。
こういうルールなら女の人も安心して参加できるってもんだね。
まあ、男の人との体格差や体力差があるから、女の人でこの大会に参加する人は男の人の4分の1くらいしか居ないし、さらにその7割以上の人が初戦で敗退するらしいんだけどさ。
あ、これ、夜にギルドで聞いた話ね。
また、この大会は魔物武闘大会より1戦多いらしい。
リンネちゃんは今日は4回戦目に出てくる。それまで暇だね。
《それでは早速、1日目第一回戦!》
1回戦目が始まった。
四人の同じ装備をした男の人達がステージの上で戦っている。
うーむ、つまらん。
誰と戦ってもリンネちゃんが勝ちそうだ。
「あ、フランクフルト2本とソーダ2杯下さい」
いつの間にか近くに来ていた売り子にロモンちゃんはフランクフルトとソーダを頼んでいた。
二つずつ…つまり、私の分もかな。
正直言ってロモンちゃんと同じフランクフルトをあーんって、食べさせてもらう方が、私としては嬉し…ゲブンゲフン。
「はい、アイリスちゃん」
【ありがとうございます】
私はフランクフルトを口っぽい謎の空間で頬張る。
この味は私の前世に体験したであろう味と変わらないんだよね。
私とロモンちゃんがフランクフルトの4分の1を食べ終わった頃、1回戦目が終わったみたいだった。
特に興味もない、みんな、実力が伯仲しすぎてつまらないんだよね。
「あれ、お姉ちゃんならすぐに終わってたね」
【そうですね】
ほらやっぱり、ロモンちゃんもそう思ってたみたいだよ。
そしてすぐに2回戦目が始まった。
……本音を言うと、1回戦目とそう大差が無い。
まあ、装備とかが本調子じゃなかったり、実力を隠してる人も居るから仕方ないかな。
3回戦目は1回戦目と2回戦目よりは面白かった。
一人女の人が居たからね。まあ、屈強な筋肉マッチョに鍔迫り合いで押し負けて場外に出されて負けちゃったけど。
そしていよいよ、次が…リンネちゃんの対戦だね。
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