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70話 ダブル優勝のお祝いでございます!!
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リンネちゃんが剣の大会を優勝した日の夜。
私達はお父さんとお母さんが住んでいる場所へと向かっていた。二人は私が仲魔になる前に、何度か来た事があるみたい。
「ここだよ、アイリスちゃん!」
私達は門の前で止まった。
私の目の前に広がるのは、立派なお屋敷。ひょっとしなくても大金持ちの人が住んでる家だという事がわかる。
そしてお隣さんは、道を一つ挟んでいるとはいえ…お城だ。この国のお城だった。
よく考えたらそうなんだよ。騎士団長であるお父さんとお母さんなんだから、重要な場所に家があるのは当たり前だし、それに加え元Sランカーなんだから、お金持ちなのも当然なんだよね。
【大きいですね……】
「でしょー! さ、さ、中に入ろ?」
私達はロモンちゃんとリンネちゃんその先へと進んだ。
程々の大きさがある鉄柵の門は自動で開いた。
どうやら、ロモンちゃんとリンネちゃんだと、自動で判断して開いたみたい。
美しく、広くて花がたくさん咲いていて、何匹か小動物みたいな魔物が寝てたり、飛んでいたりするのが見られる庭を通り、ついにその豪邸の中へと入ろうとした途端、中からお父さんが飛び出した。
「リンネ! ロモン! 優勝おーめーでーとうっー!! お父さんは誇らしいっぞー!」
と言いながら、ロモンちゃんとリンネちゃんを思いっきり二人一緒に抱きしめた。
めちゃくちゃテンションが高い…のは当たり前だよね。
「「お父さん! ありがとぉー!!」」
ハモりながらお礼を言った二人は、お父さんを抱きしめ返しつつ、顔を埋める。
ああやってみると、やっぱり二人はまだ14歳の女の子なんだよね…。本当に二人は頑張ってるなぁ…。
「あらあら…ふふ、パパったら…本当におめでとう、二人とも」
【サスガハ ノア ト グライド ノムスメタチダナ! アア、ヨクキタナコムスメ】
続いてお母さんとベスさんが出てきた。
【ご無沙汰です】
【アレカラサラニツヨクナッタダロ? …ビーランクノマモノモカンタン二タオセルンジャナイカ?】
【ええ、まあ。既に何度か。個人的な用事で倒しました】
【サスガダネ! ワタシガミコンダダケアルヨ!】
そう念話ってきながら、一つの顔がベロベロと私の顔を舐める。
「パパ、私も娘達を抱きたいわ」
「ママ…もうちょっと…もうちょっとだけ…」
「「お母さんにもギューされたい!」」
「ほら。早く早く」
「むむ……わかった」
一方、向こうは家族で仲良くやっていた。
お父さんから二人は離れ、今度はお母さんに抱きついている。なんて微笑ましい光景なんだろう。
お母さんは二人の身長に合わせるようにしゃがみ、やってきた二人を抱き締めた。
ロモンちゃんもリンネちゃんもお母さんの肩に顔を埋めているし、お母さんはそんな二人の背中をさすったり、頭を撫でたりしながら『おめでとう、よくがんばっわね』などと声かけをしている。
しばらくして皆んな、そういうのに満足したらしい。
「よし、優勝お祝いパーティーの準備はできてるぞ! リンネとロモンの大会優勝を、お父さん、お祝いしちゃうぞ~」
「リンネとロモンが好きなものばっかり用意してるからね」
「「ありがとう、お母さんお父さん!」」
4人は屋敷の中へと入っていった。
【ワタシタチモハイロウ】
【ええ、そうですね。お邪魔します】
私とベスさんの2匹も続いて屋敷の中へと入る。
戸は私が閉めた。
屋敷の中は至極豪勢であった。
剣や魔物に関するものが多く飾ってあったり、保存してあるのは勿論の事、家族4人が書かれている大きめの絵(ロモンちゃんとリンネちゃんは3歳ぐらいにみえる)や、国王直々の書状などもあった。
ベスさん曰く、アーテイファクトもいくつか倉庫にあったりするらしい。羨ましい。
この家のリビングに着くと、これまた豪勢に飾られた内装。『祝・リンネ、ロモン大会優勝!』という横断幕…数々のご馳走にプレゼントとみれる幾つかの箱…とてもじゃないけど1日じゃ用意できない……。
ふふ、お母さんとお父さんったら、リンネちゃんが優勝することは疑わなかったんだね。
「では改めて……!」
「リンネ、ロモン…アイリスちゃん。大会優勝おめでとうー!」
そうして、4人と2匹(お母さんには他にも仲魔はいるが、大方寝てしまっているため)のパーティーが始まった。
◆◆◆
「「お父さん、お母さん! 大好きーっ!」」
「そうかそうかーっ! お父さんはリンネとロモンのこと、大大大好きだぞーっ!」
「お母さんもよー!」
「えへへへ!」
「えへへ!!」
お祝いパーティーもいよいよ大詰め。
ご馳走はリンネちゃんとロモンちゃん…それにお父さんの驚異的スピードによりアッと言う間に食べ尽くされ、デザートも瞬殺されていた。
「よぉーし! じゃあお父さんとお母さんから、二人にプレゼントだー!」
そう言いながら、いつの間にかどこからか出してきた大きな包みと、もともとこの部屋に置いてあった箱を二人の前に置いた。
「なーに、これ? お父さん」
「開けてみていいかな?」
「ふふ、いいわよ!」
なんだろう、剣かな? それとも小手や胸当て…?
そう思ってたんだけど、違った。
開けられた箱や包みからは、可愛い熊の魔物の人形や洋服十数着、下着、帽子やアクセサリーや靴、小物だった。
どれもこれも見るからに高級品。奮発したんだなぁ…。
「ぅわぁーー! これ可愛いっ!」
「わぁ…すごーい!」
「喜んでもらえたかな? ロモン、リンネ。お父さんとお母さんで選んだんだぞ!」
「「ありがとぉぉぉ! お母さん、お父さん!」」
「あらあら、そんなに喜んでもらえて良かったわ」
リンネちゃんはお父さんに、ロモンちゃんはお母さんに飛びついて抱きついて甘えている。
ああ…幸せそうだなぁ…。
いいなぁ…こういうの。温かいななぁ…。
そのあと、お母さん、リンネちゃん、ロモンちゃんの3人で一緒にお風呂に入る事になった。
お父さんも一緒に入りたいと言ったが『もう年頃だから、流石に』という理由でお母さんがお父さんをはねた。
お父さんの左目から一筋の雫が垂れた。
そういうわけで、今、お風呂に入る準備をしてるところなんだけど…。
その前に、私、お母さんにことわっておきたい事があるんだ。
【お忙しいところ申し訳ありません、お母様】
「あら、なぁに? アイリスちゃん」
【ひとつ、お願い…と申しましょうか、了承して頂きたいことがありまして……】
私はお願い事を話した。
するとお母さんは穏やかな表情のままでこう言った。
怒られること覚悟で頼んだんだけど…。
「ベスが良いって言ったら良いわよ」
【ほ…本当ですか!?】
「ええ、勿論ですとも。全部、あの娘達の為なんですもんね…。それとね」
にっこりと私にお母さんは微笑みかけると、私を抱きしめ、耳元で囁く。いや、耳はないんだけどさ。
「ありがとうね、二人を支えてくれて。本当にありがとう。二人をこうして安心して冒険者として活動させてあげらるのも…大会で優勝できた理由のひとつも…アイリスちゃん、貴方のおかげ。感謝しているわ」
【いえ…私はそんな…。ただ、二人が可愛くて可愛くて…】
「そうでしょう? 可愛いでしょう? …とにかくありがとね、アイリスちゃん。これからも……ね?」
【は、はいっ!】
温かいのが私にも来た。
これが魔物使いのトップに君臨されていたお方、そしてあの二人のお母様。優しいなぁ…。
だから二人もきっと、優しいくて綺麗なんだ。
お母さんはしばらくして私から離れると、二人とお風呂に行った。
………さて…と、私は今度はベスさんにお願いしないと……。消し炭にされることを覚悟でね。
私達はお父さんとお母さんが住んでいる場所へと向かっていた。二人は私が仲魔になる前に、何度か来た事があるみたい。
「ここだよ、アイリスちゃん!」
私達は門の前で止まった。
私の目の前に広がるのは、立派なお屋敷。ひょっとしなくても大金持ちの人が住んでる家だという事がわかる。
そしてお隣さんは、道を一つ挟んでいるとはいえ…お城だ。この国のお城だった。
よく考えたらそうなんだよ。騎士団長であるお父さんとお母さんなんだから、重要な場所に家があるのは当たり前だし、それに加え元Sランカーなんだから、お金持ちなのも当然なんだよね。
【大きいですね……】
「でしょー! さ、さ、中に入ろ?」
私達はロモンちゃんとリンネちゃんその先へと進んだ。
程々の大きさがある鉄柵の門は自動で開いた。
どうやら、ロモンちゃんとリンネちゃんだと、自動で判断して開いたみたい。
美しく、広くて花がたくさん咲いていて、何匹か小動物みたいな魔物が寝てたり、飛んでいたりするのが見られる庭を通り、ついにその豪邸の中へと入ろうとした途端、中からお父さんが飛び出した。
「リンネ! ロモン! 優勝おーめーでーとうっー!! お父さんは誇らしいっぞー!」
と言いながら、ロモンちゃんとリンネちゃんを思いっきり二人一緒に抱きしめた。
めちゃくちゃテンションが高い…のは当たり前だよね。
「「お父さん! ありがとぉー!!」」
ハモりながらお礼を言った二人は、お父さんを抱きしめ返しつつ、顔を埋める。
ああやってみると、やっぱり二人はまだ14歳の女の子なんだよね…。本当に二人は頑張ってるなぁ…。
「あらあら…ふふ、パパったら…本当におめでとう、二人とも」
【サスガハ ノア ト グライド ノムスメタチダナ! アア、ヨクキタナコムスメ】
続いてお母さんとベスさんが出てきた。
【ご無沙汰です】
【アレカラサラニツヨクナッタダロ? …ビーランクノマモノモカンタン二タオセルンジャナイカ?】
【ええ、まあ。既に何度か。個人的な用事で倒しました】
【サスガダネ! ワタシガミコンダダケアルヨ!】
そう念話ってきながら、一つの顔がベロベロと私の顔を舐める。
「パパ、私も娘達を抱きたいわ」
「ママ…もうちょっと…もうちょっとだけ…」
「「お母さんにもギューされたい!」」
「ほら。早く早く」
「むむ……わかった」
一方、向こうは家族で仲良くやっていた。
お父さんから二人は離れ、今度はお母さんに抱きついている。なんて微笑ましい光景なんだろう。
お母さんは二人の身長に合わせるようにしゃがみ、やってきた二人を抱き締めた。
ロモンちゃんもリンネちゃんもお母さんの肩に顔を埋めているし、お母さんはそんな二人の背中をさすったり、頭を撫でたりしながら『おめでとう、よくがんばっわね』などと声かけをしている。
しばらくして皆んな、そういうのに満足したらしい。
「よし、優勝お祝いパーティーの準備はできてるぞ! リンネとロモンの大会優勝を、お父さん、お祝いしちゃうぞ~」
「リンネとロモンが好きなものばっかり用意してるからね」
「「ありがとう、お母さんお父さん!」」
4人は屋敷の中へと入っていった。
【ワタシタチモハイロウ】
【ええ、そうですね。お邪魔します】
私とベスさんの2匹も続いて屋敷の中へと入る。
戸は私が閉めた。
屋敷の中は至極豪勢であった。
剣や魔物に関するものが多く飾ってあったり、保存してあるのは勿論の事、家族4人が書かれている大きめの絵(ロモンちゃんとリンネちゃんは3歳ぐらいにみえる)や、国王直々の書状などもあった。
ベスさん曰く、アーテイファクトもいくつか倉庫にあったりするらしい。羨ましい。
この家のリビングに着くと、これまた豪勢に飾られた内装。『祝・リンネ、ロモン大会優勝!』という横断幕…数々のご馳走にプレゼントとみれる幾つかの箱…とてもじゃないけど1日じゃ用意できない……。
ふふ、お母さんとお父さんったら、リンネちゃんが優勝することは疑わなかったんだね。
「では改めて……!」
「リンネ、ロモン…アイリスちゃん。大会優勝おめでとうー!」
そうして、4人と2匹(お母さんには他にも仲魔はいるが、大方寝てしまっているため)のパーティーが始まった。
◆◆◆
「「お父さん、お母さん! 大好きーっ!」」
「そうかそうかーっ! お父さんはリンネとロモンのこと、大大大好きだぞーっ!」
「お母さんもよー!」
「えへへへ!」
「えへへ!!」
お祝いパーティーもいよいよ大詰め。
ご馳走はリンネちゃんとロモンちゃん…それにお父さんの驚異的スピードによりアッと言う間に食べ尽くされ、デザートも瞬殺されていた。
「よぉーし! じゃあお父さんとお母さんから、二人にプレゼントだー!」
そう言いながら、いつの間にかどこからか出してきた大きな包みと、もともとこの部屋に置いてあった箱を二人の前に置いた。
「なーに、これ? お父さん」
「開けてみていいかな?」
「ふふ、いいわよ!」
なんだろう、剣かな? それとも小手や胸当て…?
そう思ってたんだけど、違った。
開けられた箱や包みからは、可愛い熊の魔物の人形や洋服十数着、下着、帽子やアクセサリーや靴、小物だった。
どれもこれも見るからに高級品。奮発したんだなぁ…。
「ぅわぁーー! これ可愛いっ!」
「わぁ…すごーい!」
「喜んでもらえたかな? ロモン、リンネ。お父さんとお母さんで選んだんだぞ!」
「「ありがとぉぉぉ! お母さん、お父さん!」」
「あらあら、そんなに喜んでもらえて良かったわ」
リンネちゃんはお父さんに、ロモンちゃんはお母さんに飛びついて抱きついて甘えている。
ああ…幸せそうだなぁ…。
いいなぁ…こういうの。温かいななぁ…。
そのあと、お母さん、リンネちゃん、ロモンちゃんの3人で一緒にお風呂に入る事になった。
お父さんも一緒に入りたいと言ったが『もう年頃だから、流石に』という理由でお母さんがお父さんをはねた。
お父さんの左目から一筋の雫が垂れた。
そういうわけで、今、お風呂に入る準備をしてるところなんだけど…。
その前に、私、お母さんにことわっておきたい事があるんだ。
【お忙しいところ申し訳ありません、お母様】
「あら、なぁに? アイリスちゃん」
【ひとつ、お願い…と申しましょうか、了承して頂きたいことがありまして……】
私はお願い事を話した。
するとお母さんは穏やかな表情のままでこう言った。
怒られること覚悟で頼んだんだけど…。
「ベスが良いって言ったら良いわよ」
【ほ…本当ですか!?】
「ええ、勿論ですとも。全部、あの娘達の為なんですもんね…。それとね」
にっこりと私にお母さんは微笑みかけると、私を抱きしめ、耳元で囁く。いや、耳はないんだけどさ。
「ありがとうね、二人を支えてくれて。本当にありがとう。二人をこうして安心して冒険者として活動させてあげらるのも…大会で優勝できた理由のひとつも…アイリスちゃん、貴方のおかげ。感謝しているわ」
【いえ…私はそんな…。ただ、二人が可愛くて可愛くて…】
「そうでしょう? 可愛いでしょう? …とにかくありがとね、アイリスちゃん。これからも……ね?」
【は、はいっ!】
温かいのが私にも来た。
これが魔物使いのトップに君臨されていたお方、そしてあの二人のお母様。優しいなぁ…。
だから二人もきっと、優しいくて綺麗なんだ。
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