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71話 恐る恐るのお願い事でございます…
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【アア、ベツニカマワナイゾ】
【……へ?】
拍子抜けだ。
こんなに二つ返事でOKして貰えるなんて思ってもなかった。
私はお母さんと離れてからすぐにベスさんに頼み事をしに行った。その頼み事の内容を事細かに話した。
そして今、これだよ。
【本当に良いのですか?】
【アア、ホシイノハ、ワタシノカラダノイチブダロ? ンデモッテコムスメハ、カイフクマホウガチョーキョウリョクダ。ナラカマワナイサ。リンネ ト ロモン 二ヒツヨウナンダモンナ】
【え、ええ】
私のお願い事というのは、ベスさん……もといケルベロス亜種の爪と歯と尾をもらう事。
何に使うかって? そりゃあ勿論、リンネちゃんのための双剣とロモンちゃんの杖のこの3つを作るためだよ。
極至種である私の身体をベースに、Sランク亜種であるベスさんの身体の一部、それからハードネスレディバ等の私が狩れるだけの高ランクの魔物の素材から、6億で買える範囲の高ランクの魔物の素材……。
これだけの材料…さらにドワーフの腕が立つ人が作る。
そうすると、アーテイファクト…いや、アーテイファクト以上の代物ができそうな気がするの!
という計画ってわけ。
【もう一度、確認しますね?】
【アア】
【ベスさんの爪と歯と尾…ですよ?】
【ノアモヨイトイッタンダロ?】
【は、はい】
【ジャアイイジャナイカ! ホラ、タノンダホンニンガエンリョヲスルンジャナイヨ! ………ヤサシクシテネ?】
なんか今のキュンときた…気がする。
しかし、私の聞き間違えでなく、本当にすんなり了承してくれるとは…。あの子達はベスさんからも愛されてるね。
【ええ、勿論です…。しかし、少しお待ち頂けませんか? その…うまく採取するのに準備が必要なもので】
【ワカッタ。デモ、アノコタチニヒミツニルルンダロウ? ハヤクシタホウガイイサ。フロカラアガルマエニネ】
【ありがとうございます!】
私は急いでお父さんの元へ向かった。
お父さんはニコニコしながらものすごい人間離れしたスピードで食器中心に片付けをしていた。
早すぎて逆にゆっくり見える事がある。
【お父様、お忙しいところ、申し訳ありません! 少し、お時間よろしいでしょうか?】
「ん…? ああ、アイリスちゃんか。なんだ?」
【実は_____】
私はお母さんとベスさんと同じように説明をした。
「なるほど…。それで私にベスから必要な素材を剥ぎ取るのを手伝って欲しい…と」
【はい、そういう事なんです。お父様の速さなら、ベスさんに痛みを感じさせる事なく入手できると思いまして】
「確かにそうだな。……はは」
お父さんもお母さんと同じように笑い、そして私の頭を撫で始めた。形は綺麗で…でもごつくて、なんだか安心できる手だ。
「ありがとう、アイリスちゃん。君がいるから私達は安心して娘達を____」
【お母様が同じ事言ってました】
「そうかそうか。ははは。よし、引き受けよう! だがひとつ、私からもお願いがある」
【なんでしょうか?】
「あの可愛い娘達に変な男が寄り付かないように_____」
【お願いされるまでも、私は前々からそれを意識してお二人と居ます。私がいる限り、変なのは寄りつかせませんよ】
「もう既にな…。流石はアイリスちゃんだ。ところでな」
お父さんは、リンネちゃんがリビングに置いてった、私があげた二本の剣を指差した。
「あれは、アイリスちゃんがプレゼントしたものだってね? リンネ本当に嬉しそうに言っていたよ。だがアレ…1本400万ストンはしたんじゃないか?」
【流石は剣のスペシャリストです! ええ、その通り。あ、そのお金は私が個人的に夜中などに活動して手に入れたものでして……】
私が話している最中に、お父さんはもっと激しく頭を撫でてくれる。
「アイリスちゃんは…良い子だ」
【あ、ありがとうございます…!】
「よし、じゃあベスから貰ってこようか」
私はお父さんとベスさんを連れて外へ来た。
ベスさんは今から身体の一部を何度も切り取られるというのに、堂々としている。
カッコいい…!
そして私はお父さんに念のため、攻撃力の上昇と素早さの上昇の魔法をかけ、私には素早さと魔力上昇の魔法をかけ、準備は完了した。
両手にリペアをストックし、いつでもすぐに唱えられるようにする。
【では…お願いします…】
【ベス、いくぞ】
【ホイサ!】
ベスさんが3つの頭全ての口を開けるとともにお父さんが一瞬だけ動く。そして私もベスさんに回復魔法をかけた。
【ひとまず、一回目は成功だな】
【ソウダナ。フタリトモサスガダ。チットモイタクナカッタゾ】
そう言うベスさんの足元には、4本の足、数枚の皮、数本の真ん中の頭の歯と片目と片耳、他2つの頭まるごと、そして尻尾が転がっていた。
欲しいといった数量以上だ。
【じゃあ2回目だな】
【コムスメ、ジュンビハイイ?】
【あ…はいっ!】
最終的に計3回、これを行った。
……ケルベロスまるっと1体分以上の素材が取れたんじゃないだろうか? すごい量だ。
【コムスメ、コレデソロッタカ?】
「少し多めに切ったんだが…足りるか?」
【は…はい! 大丈夫です、多分足ります…! ありがとうございました!】
私は深く頭を下げた。
【ドウイタシマシテダ。マア…ムスコヲバカドモカラタスケテクレタレイダトオモエ】
「どう致しまして。…そろそろ皆んな上がるな。二人とも、家に戻ってくれ」
◆◆◆
「ふぅ。えへへ、いいお湯だったー」
「ねぇー」
私達がリビングに戻ってすぐに、ロモンちゃん達もお風呂から戻ってきた。
新しくもらった寝巻きを早速着てる。可愛い。
ちなみにお父さん曰く、オーダーメイドらしいです。
「おぉ~っ! リンネ、ロモン! 早速着てくれたのか」
「「うんっ」」
「いいぞー、似合うぞー」
お父さんは素早く三人の元へ行き、ロモンちゃんとリンネちゃんの頭を撫で始めた。
そんなお父さんに、お母さんは一言。
「じゃあお父さん、お風呂に入っちゃってね。私とこの娘達は一緒に先に寝るから」
「えーっ!? 酷い! お父さんも一緒にねーたーい!」
娘達と接している時と、見た目とのギャップがこの人はすごいんだよね…。
そう言う言い方してもちっとも可愛くない。
人前ではあんなに威厳のある話し方なのにね。
「お母さん、ぼく、お父さんがお風呂上がるまで待ってるよ」
「私も!」
「ふふ。ですって、お父さん」
「おおおう! 待っててな! すぐに綺麗になって、お父さん、お風呂から出てくるからなーっ!」
瞬速で風呂場へと消えていったお父さん。
それを見届けたロモンちゃんは、私に話しかけてきた。
「どうする? アイリスちゃんも一緒に寝る?」
ここは一緒に寝ない方がいい。
家族水入らずだよねー。ちょっと寂しいけど、私は今日は直立不動で眠る事にしよう。
【いえ、今日はイイです】
「そっかー…じゃあ明日は一緒に寝ようね!」
【ええ】
しばらくしてお父さんはお風呂から上がってきた。
お父さんとお母さんで双子姉妹をサンドして眠るらしい。
4人が寝室へ行ったのを見送り、私も眠った。
#######
1週間ありがとうございました!
次の投稿は8/9です!
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私はお母さんと離れてからすぐにベスさんに頼み事をしに行った。その頼み事の内容を事細かに話した。
そして今、これだよ。
【本当に良いのですか?】
【アア、ホシイノハ、ワタシノカラダノイチブダロ? ンデモッテコムスメハ、カイフクマホウガチョーキョウリョクダ。ナラカマワナイサ。リンネ ト ロモン 二ヒツヨウナンダモンナ】
【え、ええ】
私のお願い事というのは、ベスさん……もといケルベロス亜種の爪と歯と尾をもらう事。
何に使うかって? そりゃあ勿論、リンネちゃんのための双剣とロモンちゃんの杖のこの3つを作るためだよ。
極至種である私の身体をベースに、Sランク亜種であるベスさんの身体の一部、それからハードネスレディバ等の私が狩れるだけの高ランクの魔物の素材から、6億で買える範囲の高ランクの魔物の素材……。
これだけの材料…さらにドワーフの腕が立つ人が作る。
そうすると、アーテイファクト…いや、アーテイファクト以上の代物ができそうな気がするの!
という計画ってわけ。
【もう一度、確認しますね?】
【アア】
【ベスさんの爪と歯と尾…ですよ?】
【ノアモヨイトイッタンダロ?】
【は、はい】
【ジャアイイジャナイカ! ホラ、タノンダホンニンガエンリョヲスルンジャナイヨ! ………ヤサシクシテネ?】
なんか今のキュンときた…気がする。
しかし、私の聞き間違えでなく、本当にすんなり了承してくれるとは…。あの子達はベスさんからも愛されてるね。
【ええ、勿論です…。しかし、少しお待ち頂けませんか? その…うまく採取するのに準備が必要なもので】
【ワカッタ。デモ、アノコタチニヒミツニルルンダロウ? ハヤクシタホウガイイサ。フロカラアガルマエニネ】
【ありがとうございます!】
私は急いでお父さんの元へ向かった。
お父さんはニコニコしながらものすごい人間離れしたスピードで食器中心に片付けをしていた。
早すぎて逆にゆっくり見える事がある。
【お父様、お忙しいところ、申し訳ありません! 少し、お時間よろしいでしょうか?】
「ん…? ああ、アイリスちゃんか。なんだ?」
【実は_____】
私はお母さんとベスさんと同じように説明をした。
「なるほど…。それで私にベスから必要な素材を剥ぎ取るのを手伝って欲しい…と」
【はい、そういう事なんです。お父様の速さなら、ベスさんに痛みを感じさせる事なく入手できると思いまして】
「確かにそうだな。……はは」
お父さんもお母さんと同じように笑い、そして私の頭を撫で始めた。形は綺麗で…でもごつくて、なんだか安心できる手だ。
「ありがとう、アイリスちゃん。君がいるから私達は安心して娘達を____」
【お母様が同じ事言ってました】
「そうかそうか。ははは。よし、引き受けよう! だがひとつ、私からもお願いがある」
【なんでしょうか?】
「あの可愛い娘達に変な男が寄り付かないように_____」
【お願いされるまでも、私は前々からそれを意識してお二人と居ます。私がいる限り、変なのは寄りつかせませんよ】
「もう既にな…。流石はアイリスちゃんだ。ところでな」
お父さんは、リンネちゃんがリビングに置いてった、私があげた二本の剣を指差した。
「あれは、アイリスちゃんがプレゼントしたものだってね? リンネ本当に嬉しそうに言っていたよ。だがアレ…1本400万ストンはしたんじゃないか?」
【流石は剣のスペシャリストです! ええ、その通り。あ、そのお金は私が個人的に夜中などに活動して手に入れたものでして……】
私が話している最中に、お父さんはもっと激しく頭を撫でてくれる。
「アイリスちゃんは…良い子だ」
【あ、ありがとうございます…!】
「よし、じゃあベスから貰ってこようか」
私はお父さんとベスさんを連れて外へ来た。
ベスさんは今から身体の一部を何度も切り取られるというのに、堂々としている。
カッコいい…!
そして私はお父さんに念のため、攻撃力の上昇と素早さの上昇の魔法をかけ、私には素早さと魔力上昇の魔法をかけ、準備は完了した。
両手にリペアをストックし、いつでもすぐに唱えられるようにする。
【では…お願いします…】
【ベス、いくぞ】
【ホイサ!】
ベスさんが3つの頭全ての口を開けるとともにお父さんが一瞬だけ動く。そして私もベスさんに回復魔法をかけた。
【ひとまず、一回目は成功だな】
【ソウダナ。フタリトモサスガダ。チットモイタクナカッタゾ】
そう言うベスさんの足元には、4本の足、数枚の皮、数本の真ん中の頭の歯と片目と片耳、他2つの頭まるごと、そして尻尾が転がっていた。
欲しいといった数量以上だ。
【じゃあ2回目だな】
【コムスメ、ジュンビハイイ?】
【あ…はいっ!】
最終的に計3回、これを行った。
……ケルベロスまるっと1体分以上の素材が取れたんじゃないだろうか? すごい量だ。
【コムスメ、コレデソロッタカ?】
「少し多めに切ったんだが…足りるか?」
【は…はい! 大丈夫です、多分足ります…! ありがとうございました!】
私は深く頭を下げた。
【ドウイタシマシテダ。マア…ムスコヲバカドモカラタスケテクレタレイダトオモエ】
「どう致しまして。…そろそろ皆んな上がるな。二人とも、家に戻ってくれ」
◆◆◆
「ふぅ。えへへ、いいお湯だったー」
「ねぇー」
私達がリビングに戻ってすぐに、ロモンちゃん達もお風呂から戻ってきた。
新しくもらった寝巻きを早速着てる。可愛い。
ちなみにお父さん曰く、オーダーメイドらしいです。
「おぉ~っ! リンネ、ロモン! 早速着てくれたのか」
「「うんっ」」
「いいぞー、似合うぞー」
お父さんは素早く三人の元へ行き、ロモンちゃんとリンネちゃんの頭を撫で始めた。
そんなお父さんに、お母さんは一言。
「じゃあお父さん、お風呂に入っちゃってね。私とこの娘達は一緒に先に寝るから」
「えーっ!? 酷い! お父さんも一緒にねーたーい!」
娘達と接している時と、見た目とのギャップがこの人はすごいんだよね…。
そう言う言い方してもちっとも可愛くない。
人前ではあんなに威厳のある話し方なのにね。
「お母さん、ぼく、お父さんがお風呂上がるまで待ってるよ」
「私も!」
「ふふ。ですって、お父さん」
「おおおう! 待っててな! すぐに綺麗になって、お父さん、お風呂から出てくるからなーっ!」
瞬速で風呂場へと消えていったお父さん。
それを見届けたロモンちゃんは、私に話しかけてきた。
「どうする? アイリスちゃんも一緒に寝る?」
ここは一緒に寝ない方がいい。
家族水入らずだよねー。ちょっと寂しいけど、私は今日は直立不動で眠る事にしよう。
【いえ、今日はイイです】
「そっかー…じゃあ明日は一緒に寝ようね!」
【ええ】
しばらくしてお父さんはお風呂から上がってきた。
お父さんとお母さんで双子姉妹をサンドして眠るらしい。
4人が寝室へ行ったのを見送り、私も眠った。
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