眷属ノート・名前を書かれた女は俺の物  これ使ってお金を稼ぐのは悪用ですか? *** 魔人誕生編 ***

岩鬼 倫

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通勤電車のあの娘

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翌朝、目を覚まして顔を洗って・・・
朝飯は食べる習慣ないからそのまま歩いて5分の駅に向かう

気のせいか、周りの景色が違ったように見える
前に踏み出す一歩にも意味があるように思うんだ

童貞卒業して美佐子さんとの眷属契約も終わって・・・
吹き抜ける風が心地よくて俺を後押ししているんだ

俺は魔界市民のランクになった

眷属ノートの背表紙の文字は消えていたけど
所有者欄の上に [ 魔界市民 ]って表示が追加されていた

レベルがあるって事は更に上があるって事だと思う
想像だけど上には異世界ラノベみたいに貴族のランクとか、あるかも知れない?
呪われた異世界のアイテム・・・
眷属ノートは勇者が魔王を倒して手に入れた物だ。

だったら・・・生きているうちから凄い事が出来るようになるかもしれない。
それって、魔界に落ちるんじゃなくって、行く為の準備なわけで・・・・

「魔界貴族・・・・・」

ゴクリ。

自然と目も座って何か大人びた考え方しているんだよ、、不思議だな。
背筋もピンとなってさ、もうガキじゃないんだなって・・・

電車に乗って車両の一番前の隅に追いやられる
いつもながらの満員の乗車率だ
でも今日は入れ違いで数人が降りたタイミングで
座ることが出来た・・・ラッキー
ひょっとして運も良くなっているのかも。

横一列の席は直ぐに前が一杯になるほどギュウギュウになった。
目の前には髪の長い女子高生が立っている
痴漢冤罪とかあるから女性の周りは、みんな隙間を開けているよね

・・・分かるよ、うん・・普段の俺もそうだw

結構可愛いな~、俺が学生だったら惚れてしまうかもしれない。
さすがに都会の女子高生は違うね

さて、と眷属ノートを持っている俺からすると見るべき視界は違うのだ
個人情報さえ手に入れば眷属にする事が出来る
彼女の持っているスクールバッグにはネームプレートが付いている
丁度手前側に名前が見えていた

【 葉月 真登香 】

(ん~、危機管理ゆるゆる~)

思わず心の中でガッツポーズ取っちゃった

膝の上に置いたセカンドバッグの中を開けてスマホ見ているふりして
眷属ノートに名前と条件を書き込んだ

.......カキカキ。

**************************
葉月 真登香

10月10日 7時33分~8時33分

シンクロ率 10%
**************************

ちょうど1分後だ

カチッ  4:20  

☆☆☆ボワン☆☆☆

(うん)

目の前に立っている葉月真登香って女子高生の意識に憑依した

見上げると真登香ちゃんは俺をウットリした目で見ている
同時にもう一つの視界に入る俺の姿

覚醒した状態でも眷属化は可能らしい

美佐子さんの時を思い出して不意に抱き着ついてこられたら困るので
意識の共有感覚を上げて自分で立っている状態を意識した

彼女が見降ろす座席の俺と
彼女として吊革を掴まって鞄を下げた状態

ただその両方の手の感覚が分からない
そのポーズを取っているのは分かるのに掴んでいる握力や鞄の重さが分からない。
おそらくこれも眷属側の潜在意識がカバーしているのだろう。

でも

足を開こうと思うと左右に動かせて
前のめりに俺の方へ伸し掛かろうとするとそれも出来た。

(これって、まさか・・・・?)

そうやって色々真登香ちゃんで動いているうちにハッと気づいた。

「あっあぁ・・・そか・・そう言う事だったのか。」

思わず小声が漏れてしまった

俺は今まで眷属ノートで憑依した相手とエッチする事ばっかり考えていて
眷属にした相手の動かし方や憑依した状態での同調の仕方、全然気にしてなかった
ただ命令するだけじゃそれは操り人形であって、眷属に任せっきりだと
負担が掛かるんだ、自動運転だと眷属の潜在意識が勝手な判断もするって事なんだ

例え10%でもシンクロした俺が眷属に憑依しているって自覚が大事なんだな
要は運転するのは俺でそれに従って動くのが眷属なんだ。

これまで運転免許なしで練習もせず車を運転していたようなものだった
主と眷属が一体となる事が大事なんだよ、その為の憑依・リンクだったんだ。

そうやって思考を巡らしていると
俺と真登香ちゃん。二人分の意識をよりはっきり分離して考えられるようになった
これも眷属ノートの力だろう、万能感が広がった気がした。
というか並列感覚が芽生えたような感じだ

ただ真登香ちゃんの意識で考えても記憶の中までは読めないみたいだ。

「君は何処の学校の生徒さんなの?」
「はい舞風さん、三つ先の駅の聡慧学園に通学しています」
「今年3年生だから大学受験大変なんですよ♪」
「へぇ~優秀なんだね」
「えへへ♪ありがとうございます♪♪」

周りに人一杯だから当たり障りない話をした
眷属になると俺の事は名前も分かるようだ
そして質問には分かり易く言葉を選んで答えているのが分かる

これは俺じゃなくて真登香ちゃんが自分で答えたものだ。
うん、分かる。これだと案外慣れるのも早いかもしれない。

(それにしても真登香ちゃんって、大人っぽい声なんだなぁ)

目の前で立っている真登香ちゃん
なんで都会の女子高生のスカートってこんなに短いのだろう?
ブレザーの制服にミニのスカート、いったい誰の趣味だよ、嬉しいけどw
憑依している俺はちょっと足を広げて見た
うん、女子高生のスカートは目の前にあるよ

近い・・このスカートの中にもちゃんと例の生ものがあるんだよね
多分まだ使われてない青い果実な事だろう (いつの時代の発想w)
いや使われてないで欲しいよなぁ~ (願望)
俺は周囲の視線も気にせず駅に着くまでスカートをガン見していた

やがて俺の方が先に駅について電車を降りた。

ここから縄門電気まで7~8分の距離だ
正門から守衛に社員証見せて作業場に向かった

一方、眷属している真登香ちゃんは、学校のある駅に着いて降りた

「おはよう葉月さん」
「おはよう~」
「おはようございます葉月さん」
「おはよう~茜」
「おはようございます葉月先輩」
「おはよう、みんな」

学生さん達が擦れ違い様に挨拶して行く
真登香ちゃん人気者なんだな。
ここは女子高なのか?女の子ばっかりだ。

キーンコーン♪

予鈴が成った。
机について鞄から教科書とノートを出す

ピッ  8:33

☆☆☆ボワン☆☆☆


「えっ?」

(あれれっ、もう学校に着いてる????)

キョロキョロッ?

「あっ!おはよう春香、私ってばいつの間に学校来たんだっけ?」
「ぷっ、何言っているのよ真登香ぁさっきからいたじゃん」
「それと、何回挨拶するわけ?あははは」

「ええと、なんか、電車に乗ってたとこまでは記憶あるんだけどさ・・」
「あんたねぇ少し勉強のしすぎじゃないの?呆けるには早いよ。」
「そ、そうかなぁ・・・なんだろう、時間がとんじゃったみたいだよ・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12:00

ジリリリリィィーーーーーー♪

さて、検証、検証と

昼休み、俺は今朝眷属にした葉月真登香ちゃんに
二度目の眷属化をした

.......カキカキ。

****************************
葉月 真登香  ●〇〇

10月10日 7時33分~8時33分

10月10日 12時30分~13時30分

シンクロ率 50%
****************************

カチッ  12:30  

☆☆☆ボワン☆☆☆

俺が昼飯食べて休憩室で椅子に座って憑依すると
真登香ちゃんは友達と机をくっ付けてお昼を食べている所だった
ハンバーガーとジュースが机の上に置いてある

友達達と話しながら楽しそうに食事中だ。。
俺はその状態で憑依してハンバーガーを食べた
今は50%、五感全てがリンクしている
しっかりハンバーガーを食べている
味までしっかり伝わる・・・美味しい

流石に俺のお腹には溜まらないみたいだけど味覚がシンクロしているから
まるで本当に食べているみたいだ

今さっき食事したばかりだからこれはちょっと、キツイ
まだいろいろシンクロ率を考える余地があるな

だけど今はこれだ・・・検証したい奴!

[ 1つ 眷属化中に得られる五感を任意の相手と入れ替える事が出来る ]

五感を任意の相手と入れ替えるってどういう意味なんだ?

(取り敢えず試してみるか?)

「五感反転」

「えっ!」

その瞬間、真登香ちゃんの目線から横の女の子の視界に切り替わった
横顔の真登香ちゃんが見える。

(・・・なにこれ?)

いや落ち着け・・眷属としての真登香ちゃんは何の問題もなくハンバーガーを食べている
俺に見える視界が真登香ちゃんを見ている人の目線に変わったんだ

「真登香ぁ、今朝ちょっとおかしかったよね?」
「え?そうだったっけ?普通だよ。」

パクッ

「気をつけなよぉ~ボーっとしていると盗撮されちゃうから」
「あはは、まさかw」
「少しは自覚しなさいって、真登香は美人なんだから狙われ易いんだよ」
「またぁ~春香ちゃんは。受験生にそんなの気にしている暇なんてないよ」

春香って目の前の女の子が喋ったら今度はその子の目線に切り替わった
そしてあろうことか、彼女の食べている卵焼きの味と感触が口の中に入って来た。

「・・・・・っ!」

(これって・・やばくね・・・・。)

俺の思考がフル回転で加速する

という事は五感全部が反転できるのなら
もしも真登香ちゃんが不良やヤンキーに襲われて・・おっぱい揉まれて、チンコ
突っ込まれて犯された時は、その犯す奴の五感っていうか感触が俺に来るって事なの?

ムクムクムクゥウウ~勃起ぃん!

(やっ、やばい、想像したら真っ昼間から元気に。)

俺は変な前屈みでトイレの個室に急いだ

便器に座りブルンと肉棒を掴んで取り出す

ちょうど真登香ちゃんも食事が終わったようだ
一時には午後の準備時間だから後15分しかない

スタスタスタ........

俺は真登香ちゃんをトイレに向かわせた
まぁ丁度本人も行こうとしていたみたいだ

チロロローーーーー。

パンツを脱いで用を足して・・・
上から見る光景は小さな縦スジしか見えない
でもチャンと毛に覆われている、少し多いかもw

でもスジが小さくてまだ男を知らない小さな蕾が覗いている
俺が見ているのが分かるからか、真登香ちゃんのアソコはヒクヒク動いている
意識しているのかな?思わず手を持っていく。

これだとあそこの感覚まで俺に来るからちょっと問題あるんだけどね
スジの中身をこじ開けようと指を這わせて上下する
溜まらない刺激が俺にも伝わる

「ひくっ・・・うううぅぅっ」

だからねぇ・・・・www

それからブレザーの前を開けてシャツのボタンを外して
可愛いブラジャーをずらすと可愛いおっぱいがプルンっと姿を見せた
そんなに大きくないけど綺麗なおっぱいの形、先端の乳首は小さくて
ほんとポチッとワンポイト付いた薄ピンク色の乳首。
将来どんな男がこれに吸いつくのだろうか?

トイレで擦っている俺はガチガチになった息子の固さに改めて驚いていた

(チンコってこんなに固くなるものなんだな・・・)

スッポリと手に納まる真登香ちゃんのおっぱい
丁度、桃ぐらいの大きさだ

ムニムニと自分で揉むと弾力がピチピチしていて
それでいて抑え込むとプニュプニュって手に吸いついてくるんだよぉ

ムニムニムニプニュンッ

「んっ・・・ん・・・・んっ・んんん・・・・・」

(はぅ・・・っ)

自分で揉んでいたら濡れて来た
恥ずかしそうに耐える真登香ちゃん

そして・・・

ドピュッビュピュピュピュッ!!

(いやいや持たんでしょこれは!)

女子高生のあそことおっぱいだよ。反則通り越しているだろ

トイレの中に大量の精液が飛んだ。

「ふぅ~・・・」

俺は一段落してトイレから休憩室にもどった

丁度、真登香ちゃんも時間だ、ブラと服の乱れを戻して教室へ帰した

授業が始まって

ピッ  13:30

☆☆☆ボワン☆☆☆

「えっ!え、ええ?」

「どっ、どうしました葉月さん?」
「あっ、いえ、すみません先生、ちょっと・・・」
「あなたが授業中に声を上げるなんて珍しいですね」

「少し休んだ方が良いんじゃないでしょうか?」
「す、すみません、ちょっと疲れているみたいで」
「まぁ、無理しないでくださいね?」

(ちょっと真登香、どうかした今日、いったい)
(ご・・ごめーん)
(ほんといったいどうしちゃったんだろう私?)

その後俺は真登香ちゃんが不良に襲われて犯される様を妄想しては
1人興奮が収まらくなって仕事中も勃起状態が続いたのだった

「え・・えへへ。ふ、ふふふ~」

ササササ・・・・

(あっ、危ない野郎)

どうやら周りの他の社員連中は引きまくっていたらしい。

いやいや・・・勿論あくまでも妄想だよ、
俺は可愛い女の子をヤンキーに襲わせたりするほど腐っちゃいないのだよ。

タブン

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