密室プレイ

ソラ

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続編

5★

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ぺちゅっぺちゃ、ちゅくっちゅ、

「ぁあうっ…っハ、ゃひ…っィ! ィぁああ…っふ、ふぁ…ッ!」
「ハァッ……どう、淫乱ちゃん? 入り口擽られて気持ち良い?」
「あーっ…あっ、ぁあん…っも、奥、っぉく、欲しぃい……!」

ちゅく、ちゅくちゅくちゅくぅっ
ちゅぶっちゅぐっちゅうううっ

「ひ、ひァああああっ!」
「だーめ。聞き分けない事言う子は、もっと酷くしちゃうよ?」
「ひっひぃ、ッひ…とも、ともひ、ぁあん…ッ!」

ひたすら穴の入り口をべろべろと舐め回されたり吸い立てられたりして、やがて呆気なくガクンと腰から下が脱力した。
ベッドに落ちそうになった下肢を朋久が抱え上げ、右手は俺の内腿から抱き抱える様に、左手はアナルの縁を広げ、はしたない嬌声が止まらない。
ナカに舌先さえ挿入してくれない焦れったさに気が狂いそうになる。

ぺちゃっぺちゃぺちゃっくちゅうっ…
くちゅくちゅっ…ぐちゅぐちゅぐちゅ!

「ぁ、あ、ぁあ…ッひ、ぁ、ぁあうッふ、ふひ…ッんっぁ、あーッあ、あっ、あっあっ…ぁあっ!」

ろくな言葉すら喋れず、目茶苦茶に頭を振りながらシーツを蹴った。
そのうちの何発かは朋久に激突したが、奴は何も言わず――或いは最早気付かないくらいにこいつも夢中なのかも知れない――俺の緩みきったアナルを弄ぶ。
枕を握り締めて、股関節に痛みを感じる限界まで開脚して朋久の舌が齎す愛撫を受け入れているというのに、それ以上の快楽はいつまで経ってもくれない。
俺はいい加減我慢出来ず、殆ど無意識に右手をチンポへと伸ばした。

「あっ、こら、駄目だってば」

しかし、オナニーに浸る直前、目敏い奴に手首を掴まれる。

「ぃや…っだ、もう、ほんとに無理ィ…っ!」
「だーめ。俺がいいって言うまで自慰禁止」

どうしたらナカにぶち込んでくれるんだ?
どうしたら奴のブツで目茶苦茶に突き上げてくれるんだ?
寸止めされる煮え切らない快楽に、俺はボロボロと涙を零していた。

「ひぁうっ…ともひ、朋久のっ…チンポ、欲しいんだよぉ…ッ」
「……淫乱ちゃん?」
「ぁあ…ッく、ふぅ…っぐちゃぐちゃに、俺をッぐちゃぐちゃにしてぇ…ともひさぁ…」

泣き濡れて真っ赤になってるだろう目で、肩越しに朋久に訴えた。

「欲しいのぉっ…! 朋久のオチンポで…俺のアナル、掻き交ぜて…っ!」

奴は目を丸くし、にっこり微笑んだ。

「――容赦しないからね?」
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