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二章
12.宣言
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ランチを済ませた後、午後始業の10分前に二人は自席に戻った。
ちらりと永瀬の席を見たが、そこに彼の姿はない。
営業一課に掲示されている行動予定表を見ると、午後から外出しているらしい。
香澄はスマホを手に取ると、再び自席を立って執務スペースを出た。
廊下を少し歩き、鉄製の小さなドアを開けば、そこには非常階段に続く静寂な通路がある。
社員が滅多に通らないこの場所は、私用の電話をするには最適だった。
町谷から勇気をもらった香澄は、今までになく前向きな気持ちでいた。
この前の電話では感情的になってしまって彼の話をほとんど聞けなかったから、次こそはちゃんと向き合いたい。
あの後、彼はメッセージで「何かすれ違っている」と言っていた。
どんな理由かは分からないが、まずはその理由を聞くことから始めてみようと思う。
最後の答えを出すのは、それからでも遅くないはずだ。
一つ深呼吸をして、連絡帳から永瀬を選ぶ。発信ボタンを押せば、すぐにダイヤル音が耳元で響いた。
――メッセージではなく敢えて電話を選んだのは、今度こそ逃げないという意思表示をしたかったから。
もちろん、商談や移動中で電話に出ない可能性もある。しかしその時は留守電に残せば何らかの反応があるだろう。
そう考えながら呼び出し音を聞いていると、3回目のコールで電話が繋がった。
『――はい』
電話の向こうから聞こえてくる明瞭な声。
昨日の今日だというのにその声音はいつもと変わらず穏やかだったから、香澄は少し安心した。
「…もしもし。香澄、です」
『うん。おつかれ』
「おつかれさま。…いま、少しいい?」
『いいよ』
歩いて移動中なのだろう、電話越しに街のざわめきが聞こえてくる。
仕事の邪魔にはなりたくなかったので、香澄は早速用件を切り出した。
「昨日は、電話の途中で本当にごめんなさい。一方的に切って、連絡も返さなくて…反省してます。今更だって思われるかもしれないけど、やっぱりもう一度ちゃんと話したくて」
『うん、ありがとう。俺もそう思ってた』
「でね、できれば早めに話したいんだけど…いつなら都合いい?」
『次の商談まで少し時間あるし、今でもいいよ』
「えっと…大事な話だから、出来れば直接がいいかな」
『…大事な話?』
「うん。時間かかっちゃったけど…やっと決心できたから」
どんな結果になろうと、今度こそ受け止める。
そのために、次は退路を断って臨みたい。
それが逃げ続けた自分なりの誠意だ。
遠慮がちに、しかし強い意志を持って香澄は伝えたが、永瀬は暫し沈黙した。
それはなぜか不自然に長い空白だったので、香澄は電波が届いているのか心配してしまった。
「あの、もしもし?聞こえてる…?」
『…ああ、ごめん、ちゃんと聞こえてる。了解。なら今夜、俺の部屋でもいい?』
「うん、大丈夫」
『定時頃には帰社できると思う。鍵渡しに行くから、仕事終わったら俺の家で待ってて』
「分かった」
『じゃあまた後で』
「ありがとう。また後で」
そうして二人の通話は終了した。
自然に話せたことに大きく安堵しながら、香澄は席に戻った。
***
月次の締めを過ぎれば、フロアの緊張感は一気に緩んでいく。
午後早々に急ぎの案件を捌いた香澄は、夕方ごろには比較的ゆるりと過ごせるほどに落ち着きを取り戻していた。
つい数分前に定時を迎えたが、まだ永瀬は来ていない。
仕事が長引いているのか、もしくは交通事情で遅れているのだろう。
彼を待っている間に仕事をこなすべく、香澄は修正中のマニュアルファイルを開いた。
急ぎの仕事はないが、だからといってやるべき仕事がないわけではない。
目下、香澄が力を入れて取り組んでいるのは業務の平準化だ。
その一環として、今年度中に現行のマニュアルを大幅に改定することとなっている。
ひたすら知識をインプットしていく地道な作業なので、こういう隙間時間の作業としてはぴったりだった。
「――あ、よかった、まだいた!久遠さーん」
香澄がマニュアル作成に没頭していると、背後から馴染みのある声が聞こえてきた。
振り返ると、安達とその同僚の林だった。早足でこちらへ向かってくる二人を、香澄は笑顔で出迎えた。
「安達さん。林さんも、お疲れ様です」
「おつかれさま。よかった、まだ帰ってなくて。昨日話した件、実はこれから営業のメンバー数人で飲みに行くことになったんだけど、一緒にどう?ついでにこの前の契約書修正のお礼もさせてほしいなと思って。俺、奢るからさ」
「え」
突然の誘いに、香澄は目を見張った。
まさか昨日の今日でメンバーが集まるとは思っていなかったし、先日の契約書修正だって、ただの社交辞令だと思っていた。
「まあ果たして本当にお礼が目的かはわからないけどね~?」
安達の肩に肘を載せ、にやりと林が覗き込む。その視線を受けて安達はじろりと林を睨みつけた。
「お前マジで黙れ、営業会議の資料作成手伝ってやらねーからな」
「ええっ!それは勘弁して!」
よっぽど手伝ってほしいのだろう、「ごめんごめん冗談だって!」と林は掌を返したように謝り倒している。
安達は「だめだ、勘弁ならん」と言いながらもどこか愉し気に笑っているので、実のところは怒ってなどいないのだろう。
仲睦まじい二人の様子に思わず香澄が笑うと、その笑顔に背中を押された安達が嬉しそうに続けた。
「みんないい奴ばかりだしきっと楽しいと思う。他の総務の皆さんも、もし都合合う方がいれば是非」
安達が周囲にも声をかけると、その屈託のない笑顔に総務の女性陣が一斉に色めき立った。
顔立ちも良く性格も朗らかな安達は、実は総務の女性達の間で人気がある。
内心、近づきたいと思っている女性社員は少なくないはずだ。
「で、久遠さんどうする?もしOKなら、久遠さんの連絡先教えてもらってもいいかな。店の情報送るから」
言いながらスマホを取り出した安達は、香澄が断らないとどこか確信しているようだ。
しかし今夜は永瀬との約束がある。
もちろん行くわけにはいかないので、「せっかくですが…」と香澄が断ろうとした、その時。
「――悪いけど、今日は俺が先約済み」
再び背後から声がしたかと思ったら、いつの間に帰社したのだろう、永瀬が憮然とした表情でこちらへ歩み寄って来るところだった。
長い脚であっという間に香澄の席まで辿り着いた彼は、何の前触れもなく香澄の腕を掴んで引き上げた。
よろめくようにして立ち上がる香澄、そんな少し乱暴とも言える上司の突然すぎる行動に安達も林も驚きを隠せない。
だが永瀬はそれには構わず、香澄の肩を支えるようにぐっと抱き寄せると、部下二人の…いや、安達の目を見据えてはっきりと告げた。
「あと、プライベートで久遠さんにあんま馴れ馴れしくしないでくれる?俺の彼女だから」
とどめと言わんばかりに不機嫌に放たれた一言。
それは、間違いなくその場にいた全ての人の時間を止めた。
突然の暴露に周囲が一瞬にして静まり返り、香澄はもちろん、安達も林も、隣の席に座る町谷も、誰もが唖然としている。
だが永瀬は気にも留めず、むしろ見せつけるように、香澄に視線を移して微笑んだ。
いつものあの、優しい瞳で。
「お待たせ、帰ろう。――町谷、あとは頼む」
後半は町谷に投げられた言葉だったが、口をあんぐり開けて固まったままの同期に伝わったかは甚だ疑問だ。
しかし永瀬は一瞬ちらりと町谷を見遣っただけで、その後すぐに香澄の通勤バッグを引っ掴むと、半ば強引に香澄の手を取って足早に執務スペースを後にした。
出入口の扉が閉まるその瞬間、取り残された社員達の大きな絶叫が聞こえた。
ちらりと永瀬の席を見たが、そこに彼の姿はない。
営業一課に掲示されている行動予定表を見ると、午後から外出しているらしい。
香澄はスマホを手に取ると、再び自席を立って執務スペースを出た。
廊下を少し歩き、鉄製の小さなドアを開けば、そこには非常階段に続く静寂な通路がある。
社員が滅多に通らないこの場所は、私用の電話をするには最適だった。
町谷から勇気をもらった香澄は、今までになく前向きな気持ちでいた。
この前の電話では感情的になってしまって彼の話をほとんど聞けなかったから、次こそはちゃんと向き合いたい。
あの後、彼はメッセージで「何かすれ違っている」と言っていた。
どんな理由かは分からないが、まずはその理由を聞くことから始めてみようと思う。
最後の答えを出すのは、それからでも遅くないはずだ。
一つ深呼吸をして、連絡帳から永瀬を選ぶ。発信ボタンを押せば、すぐにダイヤル音が耳元で響いた。
――メッセージではなく敢えて電話を選んだのは、今度こそ逃げないという意思表示をしたかったから。
もちろん、商談や移動中で電話に出ない可能性もある。しかしその時は留守電に残せば何らかの反応があるだろう。
そう考えながら呼び出し音を聞いていると、3回目のコールで電話が繋がった。
『――はい』
電話の向こうから聞こえてくる明瞭な声。
昨日の今日だというのにその声音はいつもと変わらず穏やかだったから、香澄は少し安心した。
「…もしもし。香澄、です」
『うん。おつかれ』
「おつかれさま。…いま、少しいい?」
『いいよ』
歩いて移動中なのだろう、電話越しに街のざわめきが聞こえてくる。
仕事の邪魔にはなりたくなかったので、香澄は早速用件を切り出した。
「昨日は、電話の途中で本当にごめんなさい。一方的に切って、連絡も返さなくて…反省してます。今更だって思われるかもしれないけど、やっぱりもう一度ちゃんと話したくて」
『うん、ありがとう。俺もそう思ってた』
「でね、できれば早めに話したいんだけど…いつなら都合いい?」
『次の商談まで少し時間あるし、今でもいいよ』
「えっと…大事な話だから、出来れば直接がいいかな」
『…大事な話?』
「うん。時間かかっちゃったけど…やっと決心できたから」
どんな結果になろうと、今度こそ受け止める。
そのために、次は退路を断って臨みたい。
それが逃げ続けた自分なりの誠意だ。
遠慮がちに、しかし強い意志を持って香澄は伝えたが、永瀬は暫し沈黙した。
それはなぜか不自然に長い空白だったので、香澄は電波が届いているのか心配してしまった。
「あの、もしもし?聞こえてる…?」
『…ああ、ごめん、ちゃんと聞こえてる。了解。なら今夜、俺の部屋でもいい?』
「うん、大丈夫」
『定時頃には帰社できると思う。鍵渡しに行くから、仕事終わったら俺の家で待ってて』
「分かった」
『じゃあまた後で』
「ありがとう。また後で」
そうして二人の通話は終了した。
自然に話せたことに大きく安堵しながら、香澄は席に戻った。
***
月次の締めを過ぎれば、フロアの緊張感は一気に緩んでいく。
午後早々に急ぎの案件を捌いた香澄は、夕方ごろには比較的ゆるりと過ごせるほどに落ち着きを取り戻していた。
つい数分前に定時を迎えたが、まだ永瀬は来ていない。
仕事が長引いているのか、もしくは交通事情で遅れているのだろう。
彼を待っている間に仕事をこなすべく、香澄は修正中のマニュアルファイルを開いた。
急ぎの仕事はないが、だからといってやるべき仕事がないわけではない。
目下、香澄が力を入れて取り組んでいるのは業務の平準化だ。
その一環として、今年度中に現行のマニュアルを大幅に改定することとなっている。
ひたすら知識をインプットしていく地道な作業なので、こういう隙間時間の作業としてはぴったりだった。
「――あ、よかった、まだいた!久遠さーん」
香澄がマニュアル作成に没頭していると、背後から馴染みのある声が聞こえてきた。
振り返ると、安達とその同僚の林だった。早足でこちらへ向かってくる二人を、香澄は笑顔で出迎えた。
「安達さん。林さんも、お疲れ様です」
「おつかれさま。よかった、まだ帰ってなくて。昨日話した件、実はこれから営業のメンバー数人で飲みに行くことになったんだけど、一緒にどう?ついでにこの前の契約書修正のお礼もさせてほしいなと思って。俺、奢るからさ」
「え」
突然の誘いに、香澄は目を見張った。
まさか昨日の今日でメンバーが集まるとは思っていなかったし、先日の契約書修正だって、ただの社交辞令だと思っていた。
「まあ果たして本当にお礼が目的かはわからないけどね~?」
安達の肩に肘を載せ、にやりと林が覗き込む。その視線を受けて安達はじろりと林を睨みつけた。
「お前マジで黙れ、営業会議の資料作成手伝ってやらねーからな」
「ええっ!それは勘弁して!」
よっぽど手伝ってほしいのだろう、「ごめんごめん冗談だって!」と林は掌を返したように謝り倒している。
安達は「だめだ、勘弁ならん」と言いながらもどこか愉し気に笑っているので、実のところは怒ってなどいないのだろう。
仲睦まじい二人の様子に思わず香澄が笑うと、その笑顔に背中を押された安達が嬉しそうに続けた。
「みんないい奴ばかりだしきっと楽しいと思う。他の総務の皆さんも、もし都合合う方がいれば是非」
安達が周囲にも声をかけると、その屈託のない笑顔に総務の女性陣が一斉に色めき立った。
顔立ちも良く性格も朗らかな安達は、実は総務の女性達の間で人気がある。
内心、近づきたいと思っている女性社員は少なくないはずだ。
「で、久遠さんどうする?もしOKなら、久遠さんの連絡先教えてもらってもいいかな。店の情報送るから」
言いながらスマホを取り出した安達は、香澄が断らないとどこか確信しているようだ。
しかし今夜は永瀬との約束がある。
もちろん行くわけにはいかないので、「せっかくですが…」と香澄が断ろうとした、その時。
「――悪いけど、今日は俺が先約済み」
再び背後から声がしたかと思ったら、いつの間に帰社したのだろう、永瀬が憮然とした表情でこちらへ歩み寄って来るところだった。
長い脚であっという間に香澄の席まで辿り着いた彼は、何の前触れもなく香澄の腕を掴んで引き上げた。
よろめくようにして立ち上がる香澄、そんな少し乱暴とも言える上司の突然すぎる行動に安達も林も驚きを隠せない。
だが永瀬はそれには構わず、香澄の肩を支えるようにぐっと抱き寄せると、部下二人の…いや、安達の目を見据えてはっきりと告げた。
「あと、プライベートで久遠さんにあんま馴れ馴れしくしないでくれる?俺の彼女だから」
とどめと言わんばかりに不機嫌に放たれた一言。
それは、間違いなくその場にいた全ての人の時間を止めた。
突然の暴露に周囲が一瞬にして静まり返り、香澄はもちろん、安達も林も、隣の席に座る町谷も、誰もが唖然としている。
だが永瀬は気にも留めず、むしろ見せつけるように、香澄に視線を移して微笑んだ。
いつものあの、優しい瞳で。
「お待たせ、帰ろう。――町谷、あとは頼む」
後半は町谷に投げられた言葉だったが、口をあんぐり開けて固まったままの同期に伝わったかは甚だ疑問だ。
しかし永瀬は一瞬ちらりと町谷を見遣っただけで、その後すぐに香澄の通勤バッグを引っ掴むと、半ば強引に香澄の手を取って足早に執務スペースを後にした。
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