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62 マーレット様のお見合いとミーナの親戚3
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「サバス様が!? もちろん、是非連れてきてほしいですわぁ~!」
私の予想が見事に的中した。
マーレット様は場を乱すほど声が荒れている。
それだけ喜んでいるようだ。
喜ぶのはいいけれど、私の婚約者ですからね……?
マーレット様なら奪ったりすることはないと思うけれど。
「しかも、私のために婚約者を連れてきてくださるので!?」
「マーレット様! 興奮しすぎですよ。発言がおかしなことになっています!」
「落ち着いていられるわけありませんわー! だって、あのサバス様が私にお会いしたいなんて……、もちろんライアンさんの婚約者だということはわかっていますわよ」
マーレット様が暴走している。
サバス様と会えることがよほど嬉しいらしい。
それには少々複雑な気分だが、そこはマーレット様のことだから、今は推しのような存在なのだろう。
もしも私が逆の立場だったら、マーレット様と同じ感情になることは間違いないだろうし、責めるつもりはない。
「で、で、聞いてください! 実は、明日お会いする理由というのが、結婚のことでして」
「まぁ!! サバス様が私を第二夫人にしようとお考えで!? でも一夫多妻は認められていませんわよ?」
マーレット様も興奮状態だとまぁまぁ扱うのが大変だ。
私は冷静に彼女を落ち着かせながら説明を続ける。
「違いますよ……。サバス様の友人が婚約者を探しているそうで、マーレット様はどうでしょうかと提案したのです」
当たり前だが、友人や公の場ではサバスではなく、サバス様としっかりと敬意を称した呼び名で喋る。
あくまでサバスと呼ぶのは二人だけのときのみだ。
「まぁ! ライアンさんが!?」
「はい……。申し訳ありません」
「え、どうして謝るの? むしろ、私も早く婚約者見つけたいって言ったこと覚えててくださって嬉しいですわ!」
いや、正確には忘れてました、ごめんなさい。
候補を考えているときにマーレット様が思い浮かんだだけである。
面倒なので、そこのところは笑ってごまかした。
「で、相手は誰ですの?」
「えーと……、そこは会ってからということでいかがでしょう? 私が名前を名乗っていいのかもわかりませんから……」
「それもそうですわね。それにサバス様のご友人となれば、是非とも会ってみたいですわ」
「それに関しては私も同感ですね」
「そうでしょう!? きっとサバス様に劣らずのイケメンに違いありませんわ」
それはどうだろう。
サバスの外見戦闘力は測定不能レベルだからな……。
見ただけでそこらへんにいる女性はバッタバッタと倒れてしまうくらいだし。
もしも戦争がおきて、サバス様が前衛で素顔を公開しただけで兵士たちの戦力が一気に崩れそうな気がする。
もちろん、そんな危険な場所には行かないでほしいが。
「まぁ、婚約候補であれば外見も気にはなりますけど、人間性がしっかりしていればそれでいいんですわ。良い人だと嬉しいのですが」
「サバス様が仲良くする相手なら、人間性は大丈夫だとは思いますけどね。私はおっちょこちょいなので別ですけれど」
「あら、ライアンさんのそういうところも結構好きなのですよ?」
「好きって……」
顔が赤くなってしまった。
マーレット様の外見もそうとう可愛いレベルだ。
そんな親友に好きと言われたら恥ずかしくなって当然のことだろう。
「それに感謝していますわよ?」
「え、何がですか?」
「ライアンさんがいてくれたから、サバス様とお話しすることもできるわけです。それに、今回はもしかしたら婚約者まで決まってしまうかもしれませんよ。そうなったら、私は一生あなたのことを恩人として敬愛します」
「大袈裟ですよ……」
ひとまずサバス様も同伴することは許可されたので、再び報告した。
一日に二度もサバス様とお会いできたのだから、マーレット様に感謝している。
私の予想が見事に的中した。
マーレット様は場を乱すほど声が荒れている。
それだけ喜んでいるようだ。
喜ぶのはいいけれど、私の婚約者ですからね……?
マーレット様なら奪ったりすることはないと思うけれど。
「しかも、私のために婚約者を連れてきてくださるので!?」
「マーレット様! 興奮しすぎですよ。発言がおかしなことになっています!」
「落ち着いていられるわけありませんわー! だって、あのサバス様が私にお会いしたいなんて……、もちろんライアンさんの婚約者だということはわかっていますわよ」
マーレット様が暴走している。
サバス様と会えることがよほど嬉しいらしい。
それには少々複雑な気分だが、そこはマーレット様のことだから、今は推しのような存在なのだろう。
もしも私が逆の立場だったら、マーレット様と同じ感情になることは間違いないだろうし、責めるつもりはない。
「で、で、聞いてください! 実は、明日お会いする理由というのが、結婚のことでして」
「まぁ!! サバス様が私を第二夫人にしようとお考えで!? でも一夫多妻は認められていませんわよ?」
マーレット様も興奮状態だとまぁまぁ扱うのが大変だ。
私は冷静に彼女を落ち着かせながら説明を続ける。
「違いますよ……。サバス様の友人が婚約者を探しているそうで、マーレット様はどうでしょうかと提案したのです」
当たり前だが、友人や公の場ではサバスではなく、サバス様としっかりと敬意を称した呼び名で喋る。
あくまでサバスと呼ぶのは二人だけのときのみだ。
「まぁ! ライアンさんが!?」
「はい……。申し訳ありません」
「え、どうして謝るの? むしろ、私も早く婚約者見つけたいって言ったこと覚えててくださって嬉しいですわ!」
いや、正確には忘れてました、ごめんなさい。
候補を考えているときにマーレット様が思い浮かんだだけである。
面倒なので、そこのところは笑ってごまかした。
「で、相手は誰ですの?」
「えーと……、そこは会ってからということでいかがでしょう? 私が名前を名乗っていいのかもわかりませんから……」
「それもそうですわね。それにサバス様のご友人となれば、是非とも会ってみたいですわ」
「それに関しては私も同感ですね」
「そうでしょう!? きっとサバス様に劣らずのイケメンに違いありませんわ」
それはどうだろう。
サバスの外見戦闘力は測定不能レベルだからな……。
見ただけでそこらへんにいる女性はバッタバッタと倒れてしまうくらいだし。
もしも戦争がおきて、サバス様が前衛で素顔を公開しただけで兵士たちの戦力が一気に崩れそうな気がする。
もちろん、そんな危険な場所には行かないでほしいが。
「まぁ、婚約候補であれば外見も気にはなりますけど、人間性がしっかりしていればそれでいいんですわ。良い人だと嬉しいのですが」
「サバス様が仲良くする相手なら、人間性は大丈夫だとは思いますけどね。私はおっちょこちょいなので別ですけれど」
「あら、ライアンさんのそういうところも結構好きなのですよ?」
「好きって……」
顔が赤くなってしまった。
マーレット様の外見もそうとう可愛いレベルだ。
そんな親友に好きと言われたら恥ずかしくなって当然のことだろう。
「それに感謝していますわよ?」
「え、何がですか?」
「ライアンさんがいてくれたから、サバス様とお話しすることもできるわけです。それに、今回はもしかしたら婚約者まで決まってしまうかもしれませんよ。そうなったら、私は一生あなたのことを恩人として敬愛します」
「大袈裟ですよ……」
ひとまずサバス様も同伴することは許可されたので、再び報告した。
一日に二度もサバス様とお会いできたのだから、マーレット様に感謝している。
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