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ソフィアは魔女だと報告する
【前書き】
更新お待たせしました。
完結まで書き終えましたので、更新再開します。
ーーーーーーーーーー
「ソフィア殿よ、報告は受けている。弟の怪我と呪いまでも治してくれたこと。そして辺境地へ向かう道中、伝説とも言われているオロチを討伐し、壊滅状態になってしまった村を救ってくれたこと、心より感謝する。また、騎士団一行もソフィア殿を無事護衛してくれたことにも感謝したい」
王都へようやく帰還し、すぐ騎士団と一緒に陛下に報告へ行った。
アーヴァイン様からは、魔女だったということは報告してもしなくてもどちらでも良いと言われている。
「えぇと……、実は陛下に言わなければいけないことがありまして……」
「ほう、ソフィア殿から報告か。なにかね?」
「公爵様から教えてもらいました。実は、私魔女なんです」
「…………」
「な!?」
陛下は無言で聞いていた。
むしろ、陛下の近くで立っている魔導師と呼ばれている女性が嫌そうな顔をしながら驚いていた。
一瞬だけど、ものすごい嫌悪な顔で睨まれた気がする。
「それで……、なにか困るようなことでもあったのかね?」
「私のお母様が国の敵だということも知ってしまいまして……」
陛下は、そうかと頷くだけだったのだが、魔導師はやたらと私に話しかけてくる。
「ま……まさか、あなたは伝説の魔女の子だとでも!?」
「魔導師よ、下がりたまえ。今は私とソフィア殿で話しておる」
「く……失礼いたしました……」
今度は勘違いではない。
魔導師は私のことを一瞬だったがものすごい表情で睨んできた。
陛下の位置からだと気がつくことは難しいだろう。
「弟や騎士団の知っている情報ではまだ国の敵であるという情報のままだったな……」
「へ? なにか違うのですか?」
「ソフィア殿が王都へ来る少し前の出来事だったのだが、正式に国と魔女が同盟を結ぶことを決めていたのだよ。だが、あいにく私が病の限界を迎えていてなかなか言える状況ではなかったのだ……」
私はそれを聞いてホッとした。
だが、この中でただ一人だけ納得のいっていなさそうな人物が一人だけいた。
「そんな……。魔女と同盟だなんてありえません! 魔導師ならここにいるではありませんか。陛下! どうか今一度考え直してください」
「魔導師よ……。魔女が悪だという時代は終わったのだ。私の病も、例の魔女が入手困難な薬草を届けてくれたのだ。そのおかげで私は寿命が延び、さらにソフィア殿の魔法で完全に治してもらえた。どちらの魔女も助けがなければ私は今頃死んでいたのだよ」
「チッ……」
あの魔導師、絶対に魔女のこと嫌っているよ……。
陛下にすら聞こえないような音だったけれど、舌打ちをしていた。
「ソフィア殿には誤解を与えてしまったようで謝罪する。魔女が人々を暗殺するようなことがあったとの報告をいくつも受けていたが、独自に調査を出して調べたところ、魔女ではないことが判明したのだよ。むしろ民からは、魔女のおかげで生活や環境が変わって感謝するような報告のほうが多い」
「陛下、惑わされてはいけません! そもそもモンスターの血が混じった異種――」
「魔導師よ! 少しは黙るのだ。ソフィア殿のいる前だぞ!」
「…………」
魔導師は悔しそうな顔をしながら黙った。
アーヴァイン様の表情も苛立ちを隠せていないように見えてきた。
「とはいえ、現状魔女の評判は全体的には悪いのも事実だ。私は今後、全力をもって変えていこうと思っている。いずれは伝説の魔女含め共存できる国を創りたい」
陛下はそう言いながらじろりと魔導師を見た。
すると魔導師は、作り笑い丸出しのような表情をする。
「す……素晴らしい政策だと、お、お、お……お……思います」
この人……絶対に私や魔女のことが嫌いなんだろうな……。
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「ソフィア殿よ、報告は受けている。弟の怪我と呪いまでも治してくれたこと。そして辺境地へ向かう道中、伝説とも言われているオロチを討伐し、壊滅状態になってしまった村を救ってくれたこと、心より感謝する。また、騎士団一行もソフィア殿を無事護衛してくれたことにも感謝したい」
王都へようやく帰還し、すぐ騎士団と一緒に陛下に報告へ行った。
アーヴァイン様からは、魔女だったということは報告してもしなくてもどちらでも良いと言われている。
「えぇと……、実は陛下に言わなければいけないことがありまして……」
「ほう、ソフィア殿から報告か。なにかね?」
「公爵様から教えてもらいました。実は、私魔女なんです」
「…………」
「な!?」
陛下は無言で聞いていた。
むしろ、陛下の近くで立っている魔導師と呼ばれている女性が嫌そうな顔をしながら驚いていた。
一瞬だけど、ものすごい嫌悪な顔で睨まれた気がする。
「それで……、なにか困るようなことでもあったのかね?」
「私のお母様が国の敵だということも知ってしまいまして……」
陛下は、そうかと頷くだけだったのだが、魔導師はやたらと私に話しかけてくる。
「ま……まさか、あなたは伝説の魔女の子だとでも!?」
「魔導師よ、下がりたまえ。今は私とソフィア殿で話しておる」
「く……失礼いたしました……」
今度は勘違いではない。
魔導師は私のことを一瞬だったがものすごい表情で睨んできた。
陛下の位置からだと気がつくことは難しいだろう。
「弟や騎士団の知っている情報ではまだ国の敵であるという情報のままだったな……」
「へ? なにか違うのですか?」
「ソフィア殿が王都へ来る少し前の出来事だったのだが、正式に国と魔女が同盟を結ぶことを決めていたのだよ。だが、あいにく私が病の限界を迎えていてなかなか言える状況ではなかったのだ……」
私はそれを聞いてホッとした。
だが、この中でただ一人だけ納得のいっていなさそうな人物が一人だけいた。
「そんな……。魔女と同盟だなんてありえません! 魔導師ならここにいるではありませんか。陛下! どうか今一度考え直してください」
「魔導師よ……。魔女が悪だという時代は終わったのだ。私の病も、例の魔女が入手困難な薬草を届けてくれたのだ。そのおかげで私は寿命が延び、さらにソフィア殿の魔法で完全に治してもらえた。どちらの魔女も助けがなければ私は今頃死んでいたのだよ」
「チッ……」
あの魔導師、絶対に魔女のこと嫌っているよ……。
陛下にすら聞こえないような音だったけれど、舌打ちをしていた。
「ソフィア殿には誤解を与えてしまったようで謝罪する。魔女が人々を暗殺するようなことがあったとの報告をいくつも受けていたが、独自に調査を出して調べたところ、魔女ではないことが判明したのだよ。むしろ民からは、魔女のおかげで生活や環境が変わって感謝するような報告のほうが多い」
「陛下、惑わされてはいけません! そもそもモンスターの血が混じった異種――」
「魔導師よ! 少しは黙るのだ。ソフィア殿のいる前だぞ!」
「…………」
魔導師は悔しそうな顔をしながら黙った。
アーヴァイン様の表情も苛立ちを隠せていないように見えてきた。
「とはいえ、現状魔女の評判は全体的には悪いのも事実だ。私は今後、全力をもって変えていこうと思っている。いずれは伝説の魔女含め共存できる国を創りたい」
陛下はそう言いながらじろりと魔導師を見た。
すると魔導師は、作り笑い丸出しのような表情をする。
「す……素晴らしい政策だと、お、お、お……お……思います」
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