レディブラスト 〜The Young Justice〜

橘樹太郎

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第17話:Are you ready for the countdown?

17-3:恋する少女

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 あの後、会話をしてから最初のデートを始める。最初は散歩に近い感じで一緒に歩いていた。

 そして休み明け───私は橙子にデートする事は秘密で化粧の仕方とかを訊いたが・・・・・・嘘が下手過ぎてすぐバレた。

「えーっ!? ミカ、デートし───」

「シーッ・・・・・・声が大きいよ」

「───ご、ごめん。
でも、まさかミカが現彦くんとデートとはね・・・・・・やるじゃん」

「う、うん・・・・・・」

「なーに恥ずかしがってるのよ。
次のデートはいつ?」

「今週の土曜日の昼かな」

「じゃあ、その日の午前ぐらいに化粧ね」

「えっ!?」

「何驚いてるのよ。ささ、女になるのよ」


 そこから土曜日になり、私は橙子に化粧をしてもらう。髪のパーマは校則で禁止されている為に無理だが、それを他の所で補った。

 服は私の方だと限定されている為、橙子から服を貸してもらった。
 幸い、サイズは私と橙子に差異は無いので難なくコーデが進んだ。


 そしてデートの待ち合わせ場所に着いた私の前には同時に着いた現彦くんがおり、彼は藍色のスタジャンに、ボタン付きのシャツ、そしてジーンズなど、予想に反した格好だった。

「ミカちゃん、ナイスタイミング。しかも、綺麗だね」

「えっ? あ、ありがとう・・・・・・」

 今着ている私の服は、青のショートコートに、黒いシャツ、そして膝まで隠れる純白のスカートと・・・・・・ちょっと恥ずかしいな。


 私は現彦くんとデートを始める。話をし、食事をしながら楽しんでいた。

 見ている世界が華やかになっていくのが判る───この時の私は甘酸っぱい青春を楽しんでいた。


 そしてデートが終わった後、私は家に帰っていく。現彦くんはどうやら駅前のマンションで一人暮らしをしているようだった。

 多分、橙子は「もっとグイグイ行け」と言うだろうが、私にはそんな自信がない。


 その後、デートは雨が降らない限り毎週の土曜日にしているのだが、ある時I.S.M.A.から連絡が入った。

「───はい、立花です」

『───立花、すまんが今時間あるか?』

「あっ、すみません。
今日、用事がありまして・・・・・・」

『そうか・・・・・・また今度話す』

 藤堂さんは何か言いたげに通話を切る。私は普通にデートを楽しみに向かったが・・・・・・今思うと、私にとってこの選択は間違えだったのだろうか?
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